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「というわけで、全員集合していただいた」「ホントに俺らまで呼ぶとはな」「悪いな、急に」「別にいいわよ、文句つける理由も無いし」「皆さん会うの久々ですねえ」「そうだな。色々忙しかったからな」「みんな久しぶりー!」「テンション上がりすぎだぞ、PK」「まあ何もないが、楽しくやってくれ」「楽しくって……ホントに何もねえじゃねえか」「せいぜいみかんと餅くらいしかないじゃないですか」「なんだと!? 餅最高じゃないか!」「そういうことを言っているのではない!」「ま、酒もあるし、一応は酒盛りでもやってくれ」「みかんと餅でねえ……」「ずいぶん侘しい酒盛りだ」というわけで最後の更新。次は2009で~
2008.12.31
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「……は様々な雑用というか使い走りが俺の宿命よ~」「昨日も似たようなこと言ってましたね」「いやさ、「なんでこんな狭い家にこんなゴミが?」ってぐらいのゴミを車でゴミ処理場に運んだ側からすると愚痴なんていくらでも言いたくなるがな。しかも二回」「今年最後の収集で持っていった物を入れると実質三回分だがね」「しかもそれでまだ済んでないのが恐ろしいよな。うちのすす払いは来年まですすを引き継ぐものなんだ。で、そうやってグチグチ抜かしているやつが」「やつが?」「本捨てられないって別宅に引き取って貰ってるんだから何も言えないよな。あれ絶対仙台まで本輸送するぜ」「するわけないだろ……」さて、やっとのことで大晦日。これでゴミ捨てから解放される……
2008.12.30
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「ただでさえ昨日喰らった足腰へのダメージが残っているのに、荷物運びとか鬼かと……」「筋肉痛になるまで雪かきやってたのが馬鹿なんでしょ、まったく」「だから止めとけと言ったのに……」「というわけで大掃除に回されて、更新どころか休まる暇もありません。だからこの時期帰るの嫌なんだ」「てか、そのために呼び戻されるんだろお前は」「でも、今年は正月休み三日しかないから、愚痴りたくなるのもわかるけど……」更新したいんだが、この現状では何もできん……正月明けを待ってくださいなorz 必死に書いてるから
2008.12.29
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「おや、どうしたんですか? 念願の雪かきができたんでしょう?」「……あれは雪かきじゃなくて、氷かきってんだよ」「一旦雪溶けたのが冷えて固まって、ピキーっと氷になってたからね」「もう雪じゃなくて氷よ氷。それも溶けてて重いから、プラスチックか何かの雪かきじゃバキバキいってどうしようもない。必然スコップよ、鉄製の」「そ、そんなものでアスファルトの道路削って大丈夫なのか?」「ガリガリ言うけどさ、それでも他に方法ないからさ。一応削らないように気使ってたけど」「で、腰は大丈夫?」「……大丈夫に見えるか?」「そんなになるんだったらやんなきゃいいのに……」「雪をさ、積もってる雪に雪かき差し込んでこう、ぐいっと持ち上げて、そおいって振り投げるのが好きなんだよ。しかし今日はそれができなかった。実に腹立たしい!」「アホか……」また雪降らないかなあ……氷にならないタイミングでかくからw
2008.12.28
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「困るよね」「なんかこの前まで「雪降らないと寂しい」とか言ってませんでした?」「実際あそこまで大降りだとねえ。どこにも行けないし」「わがままな奴……」「でもこんな大雪久々だね。静馬が困惑してるのもわかるよ。……ところでさ」「うん?」「ヘレナの故郷って、雪降るの?」「降るぞ。基本的には暖かいんだがな、たまにものすごく寒くなって大雪が降る。さらに北のほうに万年雪の山脈があってそこはものすごく寒い」「ちょっと待て、そこら辺はあんま語るな」「そんなこと言う前に書きなさいよ……」そろそろサジタリ復活させるかなあ……似たような台詞前にも言ったような
2008.12.27
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「……クリスマス関係なくない? これ」「いやだって、この二人じゃねえ。本編とズレ生じるから、あんまり色々やれなかったのよ」「では、他のキャラを使えばよかったではないか」「新しく作り直すのもなあ。今更ってか。と言ってあいつらは他に使う予定がある」「さっさと書けよ」「うう……」「ま、私としては久々の出番で満足ですがね♪」「…………」「か、書く! 書くから!」サジタリかあ……一度再構成してみたい気もするなあ
2008.12.26
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クリスマスなのでちょっとした短編を。――一日ずれちゃったけどまあ、短編というので軽めにしましたが……これクリスマス関係ないな(汗ま、季節感ないうちは短編も季節感ゼロということで(おいこら
2008.12.25
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申し訳ありませんが、執筆に集中しているあまり本日の更新を疎かにしてしまいましたので、今日は更新不可能です。二、三日中に必ず新作を発表いたしますので今日はご勘弁をOTZ
2008.12.24
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「予備自衛官?」「普段は普通に生活しているが、有事の際は自衛隊として働く非常勤の自衛官だ。捕まったNBC隊員はその予備自衛官だったんだ」「は? だって警察官なんだろ? 予備自衛官がどうして警察官なぞになれる?」「だから、多分スパイなんだろ」 「知ってたんですね小菅の奴。最初からあのウイルスが偽物だって。だからこんな行動を起こした」「ああやってウイルスを拡散すれば、盗み出したことが露呈されないように自衛隊が動き出す。そのために偽りのウイルス強奪事件を作ったんだ。レベル4の施設動かしていただけでも大問題なのに、それが自衛隊に盗まれたなんて騒いでも黙殺されるのがせいぜいだからな。後藤を殺したのも、殺人事件を起こして警察を介入させるため。盗んだだけじゃ隠し通されるかもしれないしな」「ところで、ウイルスはどうなるかな?」「警察が自衛隊に介入したからな。恐らく廃棄処分だろ。これでウイルスは小菅の頭の中にしかいなくなったが、また作られる前にこいつは二人殺した罪を償ってもらわないと。後藤は自業自得としても、何の関係もない警察官はこいつのくだらんゲームによって死んだんだ」「まったく、自衛官といい学者馬鹿といい、自分のことしか考えないやつばかりだな今回は」「……駐屯地行ったばかりでこんなこというのはやはり抵抗あるがね」 「三ヶ月前の渡航から亀山さんの様子は変でした。なにか決意したことがあったんでしょう」「渡航って、殺されたNGOの友人がいたとこ? それがどうしたの?」「あっちで日本語を教えることを約束したそうだ。先生ではあるが、あっちの言葉を習う生徒でもある。でもそれだけじゃない。不正がはこびるあの国の子供に亀山は『正義』を教えたいんだそうだ。だから警察を辞めてNGOとして行く事を決意した」「…………」「これは……文句つけられんわ。行ってこいとしか言えん」「もう予想以上の、最高の卒業の仕方じゃないですか。文句もへったくれもないですよ」「お世話になりました、か。杉下さん始めて言われたんだってね。最高で一週間、最低で一日じゃねえ。辞めるの早過ぎな気がするけど」 「美和子さん着いて行くのか。この人までいなくなるとはねえ。警察の方々は亀山の辞職に大騒ぎだ」「亀山……これでお別れだな。たまに復活してもいいけど、こんな辞め方したんじゃ復帰は却下だろ」「確かに。しかしこれから相棒はどうなる? 新しい相棒が生まれるのか、杉下さん一人でやるのか」「杉下さん一人でやるのは私は反対ですね。あの人の個性は強すぎて、誰かがそばで見ている必要があると思います。彼の独立独歩がとんでもないことを起こしてしまうのは既に証明されてますし」「でも、新しい相棒たって……陣川さん?」「映画じゃいい活躍してたが、あいつはなあ。杉下だって迷惑がる厄介者だぞ?」「正月スペシャルで新相棒が出るかと思ったらそうでもないようだし、まるで予測できんな。ファンとしては期待と不安が入り混じるぜ」
2008.12.23
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「いよいよ最後だね」「ああ、最後だ」「なんとまあ……」 「爆発したアンプル、近くにいた米沢さん含む警察官が感染したかもしれません。しかし彼らは逃げずに汚染された部屋を密閉封鎖します」「本当は逃げたくて辛いだろうに、さすがは警察官だ……」「なんにせよ、感染した可能性がある彼らは隔離病棟送り。これ以上の感染を防がねば……」 「漏れても被害は少ない? どういうこと?」「あのウイルスは毒性が強すぎて、すぐに死んでしまうそうだ。だから感染者もウイルスを広範囲にばら撒くことなく死ぬ。だから大丈夫だって小菅が」「一人死ぬのだけで大問題なんだ馬鹿! いい加減にしろこのイカれ学者!」「とにかく感染してるかどうかは調べるしかありません。レベル4の確定診断ができるのはあの研究所だけ……ん? 千沙子さんに誰かから電話が来ましたよ」「……検査結果をポジティブ(陽性)にしろ!? なにそれ!?」 「隔離病棟からすこぶる快調な米沢さんから電話が来た。なんでも、防護服に包まれた男に何か注入された男の様子がおかしいようだ」「注入された? 他のやつらは快調だし、小菅に聞いたら一時間で発症、ウイルス散布するそうじゃないか。もう一時間経ってるだろ」「……まさか」「ど、どうしたんだ?」「これ、ものすごくやばいんじゃない?」 「杉下さんから病院にいる亀山へ依頼。防護服を奪って隔離病棟に入ること。発祥しているらしい患者を隔離するためだ」「病室内で隔離て……いや何か手はあるんだろう。しかし、病室に入ったら亀山も感染する危険性があるぞ。とんでもないリスクだ」「しかし亀山は臆せず突入。そこらにいた奴から防護服を奪い隔離病棟へ」「どうしてそこまで信じられるんだ? 米沢さんたちが助かる可能性もあるが、杉下さんが間違っていたら自分も……」「「何年あの人の相棒やってると思ってんですか」だって。くうぅ……」「みんなで発症した人に防護服着せて……ああ、こうやって隔離するのか。って吐血した!」「ところで……病室行く前に言った「これが杉下さんとの最後の事件になる」って、なんだ?」 「あのウイルスは偽物だった? 確かに未だ一人しか発症していないが、どういうことなんだ?」「とりあえず何か注入した男捕まえるべきですが、なんとそいつはさっき亀山が防護服奪った男でした。しかしまだ感染の危険性があるので動けない……あ、伊丹さん、病院にいるついでにトイレで気絶してる男捕まえてください」「一方研究所では千沙子さんが全員ポジティブとの診断結果を……バレバレなんだけどねー」「偽物であることはほぼ証明された。ならば本物はどこだ? そう考えさせないために、本物を持つ何者かが病棟に侵入してウイルスを注入、その場で感染させる気だったんだ」「何者だ、そんなことをする奴は?」「……自衛隊、だよ」「ええっ!?」「小菅に殺された後藤さん、自衛隊の人間だったでしょ? 千沙子さんを懐柔してウイルスをすり替えたそうです。どうせこんなとこで寝かせてても意味がない、それに比べて自衛隊ならきっと役立てられる、ですって。どう役立てるんですか殺人ウイルスを。最低ですね」「フィールドワーク(海外への微生物調査)の資金をくれるってんで乗ったそうだ。こいつホント誘惑に弱すぎるだろ。おかげで死人でたんだぞ。しかも未感染者見殺しにしようとしたし」
2008.12.22
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「と言ってほぼ無視するのはうちの常識なんだけど」「まあ、確かにうちは季節ネタ完全無視が定説だけど」「しかし、今回は何かやるかもしれん」「ほう?」「久々にあいつらを出すか」「ん、かもしれん」まあ予定ですけどね。何か一本書くかも 「ねえ、静馬」「ん?」「なんで今日のM-1見なかったの?」「なんだかなあ、最近質が落ちてる気がしてな」「そうか?」「なんか昔ほど面白くなくなった気がしてな。どうせ実家で撮ってるだろうと思って寝ちゃったよ」「貴方、一日の半分くらい寝てませんかいつも」M-1、最近面白くなくなってきたような……さすがにお笑いブームも終息か?しかし寝すぎだ俺は。やろうと思えば人間が必要な睡眠時間の倍以上寝れる。もしかしたら丸一日……ないか
2008.12.21
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「……俺さ、落語研究会、通称落研にいるんだよ」「あれ、言っていいの? 秘密だったんじゃないの?」「いや、これ言わないと話せる内容じゃないし。で、そこではボランティアで依頼されたら落語をやりに行くことがあるんだよ。昨日もそれだったわけ。ただ、今回はいつもと毛色が違って……」「どこだよ?」「――陸上自衛隊仙台駐屯地」 「はあ!?」「おお、デカ文字使うの久々だな」「いや、そんなこと言ってる場合ではなくて……ええ!?」「陸自って……え、自衛隊!?」「そう、なんと自衛隊基地で落語を演じることになってしまったのだ!」「よく受けたなあそんなの……」「恥ずかしい話、前日までスッカリ失念していたんだがね」「これで何度目ですかそれ」「でも、落語も演じ慣れたものだし大丈夫かなーと思ってそのまま行った。駐屯地内に案内されて生で対艦誘導弾とか戦車とか見てもうメチャクチャ喜んでたぜ。誰が見てもわかるくらいニヤニヤして突発的に笑い出した。捕まるかなと思って写真は撮らなかったが」「いや、大丈夫だったと思うけど……」「しかし、笑っていられたのはそこまでだった……普通の寄席って何人入れるか知ってるか?」「そうですね、三束(三百人)で大入りって聞きましたけど」「学生寄席じゃ二、三十人が当たり前。五十人くらいいて「多っ!」て叫ぶくらすだ。素人だからそれが当然。しかし今回は違った」「百人くらいか?」「二千人」「……お前今なんつった?」「だから二千人。約がつくけど」「うええええっ!?」「どうも忘年会のようなものだったらしく、駐屯地のほとんどの人間が聞く事態だったのよね。しかもそれ教えてくれたの、幕僚長さんですよ」「それって……どれくらい偉い人だ?」「駐屯地だったら二番目くらいじゃないですか?」「なんでそんな偉い方と会食してんだろうね俺は。粗相しちゃ悪いといつもは絶対やらない『左手で汁が零れないように』を食べてる間ずーっとやってたよ」「そりゃ緊張ぐらいするよな」「困ったよ。二千人相手になんて聞いてないって言ったら、会長も知らなかったてさ。千人以上、とは聞いていたが「どうせ希望者だけだろうなー」とか判断してたんだって。みんな笑ったよ。笑うしかなかったよそんな状況じゃ」「いや……できたのそれ?」「できたのって、やるしかないだろ。とりあえず高座に立つとさ、二千人がほぼ全員何故か迷彩服よ。森か! と叫びたくなったね。迷彩服ってホントに迷彩効果あるんだと感心したよ。ま、なんとか落語自体はトチらずに上手くいったけどね……どっちかてと先輩の暴走娘の方がメチャクチャやって怖かった」「まあ、なんとか収まってよかったとするか」「その後は、総監という一番偉い方と写真とって帰りました。それと、おみやげに駐屯地五十周年記念の座布団貰った。多分今回のための特注だよ。家宝だろうねこりゃ」「しかし……色んな意味で得難い体験だったなあ」「ああ、一生に一度あるかないかという体験だよ。多分もうないと思うけど」 「ねえ、静馬」「ん?」「これさ、見る人が見たら静馬誰だがわかっちゃうんじゃないの?」「見る人って誰だよ。うちに人何人訪れてると思う?」「最近増えてますから、平均すると百人ですか。F5の可能性もありますので、実際は五十人がせいぜいかもしれませんが」「仮に二千人全員パソコンやってても、ここまで来る確立って何%だ? もう天文学的だろ。大丈夫だって。ただでさえ俺は栃木在住ってままなんだし」「直せよ、それは」まあ、わかった人がいたら……ごめんなさいとOTZ
2008.12.20
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「……どこ?」「……言えん」「どこなんだ……」「フォルト知らないんですか?」「いや、俺も全然聞いてない」「もうすごいとこだぞ。下手すりゃドーン」「ドーン!?」「ど、どこなのホントに……」帰ったら言います。しかし今日は忙しいのでできないかもしれませんがそこはご了承ください
2008.12.19
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「また出兵ですか」「好き好んで行くわけではないわ」「好き好んでって……酒盛りだろ、ただの」「う……!」「静馬大丈夫? この前も飲みすぎであわや死に掛けたじゃない」「二日酔いくらいで死ぬか。しかし、自重しろよ」「……うん」というわけで、今日はここまで。明日は何かしましょう。
2008.12.18
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「また小菅からだ。駅のホームに来い? なんだこの注文……と、捕まった!」「ゲームをしたいんだっら相手の顔を知らないのは大きな不利。だから顔を確認しようとホームで待たせて自分は発進する電車で悠々自適に……と思ったんでしょうが甘い甘い。そんなやり方通用する方じゃありません」「こんなやり方読まれたら逃げようないだろ。顔確認するくらいならもっと安全な――待て、こいつアンプル持ってやがる!」「ぶ、ブラフだって!」「そんな危険な賭けができるか。電車に何人乗ってると思う。ここは逃がすしかないな……」 「ちょっと待て、何故小菅からの電話に出ない?」「夜中まで待ったんですよ。その時刻になるとかける場所は恐らく隠れ家、ウイルスを置いてある場所です。その交換局を調べれば、なんとかなるかもしれません。案の定かけてきましたよ」「日本人はのん気?」「さっきも言ったろ。レベル4の施設は稼動していない。もし仮にエボラや天然痘と思われる患者が出ても日本じゃ確定診断ができなくて、外国に委託するしかない。遅れれば遅れるほど被害は増えるのに。まあ、実際レベル4ウイルスが自然に日本へ来るのはないだろう。誰かが持ち込む、つまりバイオテロじゃない限りね」「言いたいことはわかるが、だからと言って危機感を煽るため自らバイオテロを起こそうとするとはね、馬鹿か」 「場所は大方特定できたけど、まだずいぶん広いからねえ」「手がかりはありますよ。押収された小菅のバックにあったコンクリートの粉末、あれは多分解体途中の、それも何らかの事情で中断されているビルのものです。それともう一つ、携帯から流れてきたヘリコプターの音、あれはタンデムローターと言って軍隊使用のものです。あの夜中にそんなヘリが飛んでいるのは珍しい。ということは、それを見つけて飛行ルートを特定すればあるいは……」「ビンゴ、自衛隊だ。今回の件に備えて必要物資を運んでいたらしい。これでだいぶ特定できたな。あとは、さっきの条件に該当する物件を探すのみ……」 「とうとう見つけた隠れ家。ああここで六回目に繋がるのか……」「この人本当に人質にされるの好きですね」「別に好きでなっているわけではない。しかし、さすがに学習している。足の甲を踏んでなんとか捕まえたぞ」「よかった。これで万事解決……」「……そう、甘くなかった」「え?」 「ウイルスのアンプルが爆発したぞ!」「やばい、汚染された!」「あの野郎、最初からそのつもりで……」 「これから何が起きる?」「まったく予想できん。いや、予想したくない」「亀山さん……」
2008.12.17
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「あーやっちゃくねー」「ぼやいていないで、さっさと始めますよ」「あれ、亀山さん何かおかしくない?」「確かに、ジョギングしているのに死人が出ない」「いやそういうことではなくてだな。どことなく、変だな確かに」 「レベル4、ですか……」「なんだそれは? 微生物研究所の小菅という男が持ち出したらしいが」「バイオセーフティーレベル4……ヒト或いは動物に通常重篤な病気を起こし、容易にヒトからヒトへ直接或いは間接の感染を起こす。有効な治療、予防法はなし。要するに殺人ウイルスだ」「そ、そんなやばいものが!?」「お前ロボットだから関係ないだろ。誘拐報道レベルの報道規制がかけられたこの事件、最大規模にやばい話だぞ」 「それで、そのウイルスに対処法はないのか?」「ないですね。今まで人類が出会ったことのないウイルスで、感染力も発症力も高く発症すれば100%助かりません。勿論ワクチンも存在せず、空気感染で凄まじいスピードで広がります。つまり、ばら撒かれたら終わりです。そんな怪物をばら撒きたいとは……狂ってますね」「……ちょっと待て、小菅が電話してきたぞ。杉下さんに代わった」「何する気……ゲーム?」 「持ち出されたウイルスは、小菅がDNA操作で作ったものらしいです。だから小菅は“わが子”と呼んでいたそうな」「昔、ペンタゴンの依頼で自然界のものと同一のポリオウイルスを作ったことがあるらしい。これは実際の話だがな。これによって実験室で殺人微生物が作れることが証明された。その時、今回殺人ウイルスの元になったものを持ち出したんだ」「ちょっと待って、それじゃ今回のような事態予測できたんじゃないの?」「誘惑に勝てなかったそうだ。研究者としては高レベルのウイルスも研究したい、でも日本じゃレベル4の実験施設はあっても周辺住民がうるさくて起動出来ない。受け売りだけど、学者ってのは人には無欲を求めるけど自身の研究にはホント貪欲だよな」
2008.12.17
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「今度は何さ?」「今までなかったギガント関連の設定、色々追加してみました」「今までなかったのが不思議なんですよ、ただでさえキャラ多いし設定特殊で厄介なのに……」「うるさいな、一からロボット物の設定作るとこうなるの」「いや、これはお前の無駄な凝り性だと思うぞ」「こういうのは細かく作るんだからな、こいつは……」てか、まだ作ってるんですけどwとりあえず書いた分だけ、残りはすぐ更新しますんで
2008.12.16
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「あれ、戦姫増えてない?」「昨日ドタバタしてたから加筆した。いやあ、生みの苦しみって奴を味わったよ」「静馬いっつもそれ言ってる気がしますけど」「まあ何にせよ、更新したのは認める。二日ほど執筆にかまけて日記をフイにしたがな……」「どうせ誰も読んでないんだから、主役の小説書いたほうがいいさ」……女ってこんなに書くのが難しいとは。あと人外(何次は戦姫……と見せかけて、アレやるか
2008.12.15
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戦姫更新しました。詳しい解説は明日
2008.12.14
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*この日本当は休日でした
2008.12.13
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*この日本当は休日でした
2008.12.12
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「おい、静馬」「……ん?」「なんだその黒スーツと数珠は」「いや……一応用意しておこうかなと」「最後の事件……死ぬ雰囲気バリバリ出てるんだけど。キレる杉下さん久しぶり」「でも、バイオテロですよバイオテロ」「こんな幕切れか……」これほどレビューが躊躇われるのは初めてだorz死ぬのだけは勘弁って言ったのに……
2008.12.11
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「連続スクーター通り魔事件、被疑者である辻正巳は野村警部補の取調べを受けていた、しかし」「お、おい、暴行で死んでしまったぞ、一大事だ!」「こういうのは隠し通されるのが常ですが、さて……」 「取り調べ監督官?」「取調べを監視して問題がないか判断する仕事だ。昨今取りだたされる取調べの不透明性なんて声に対抗するために作られた。しかし、この事件を担当した下柳巡査部長は異常なしだとさ」「明らかに情報改ざんだな。死体にも明らかな傷があった。しかし監察官が大河内さんかよ……厄介だけど悪い人じゃないからな」「結構厳しく取り調べてますね。規定の八時間以上を越える十四時間もの取り調べとか。その後色々調べてみますが、どうも辻さんが容疑者という根拠が薄弱です。スクーターも黒というだけの共通点、被害者の目撃証言も数人の顔写真見せて「似てるのはどれ?」といったものでした。だいたいフルフェイスマスクで顔見えるわけないじゃないですか。せいぜい目」「どうも捜査もずいぶん雑なものだったらしいからな。任意だというのに無理矢理押し込んで。スクーターのタイヤ痕はどうしたんだ?」 「ありゃ、下柳さん余計なこと言うなって釘刺されてるよ」「取り調べ監督官たって、結局は同じところの刑事だからな。仲間意識排除しろってのが無理。ちょっと穴があるシステムだな。おっと、記者発表しちまった。何も解ってないってのに」「大河内さんと捜一の捜査も完全無視。ま、こうなるとは思ってましたが」「おっと、事件現場にタイヤ痕があったらしいぞ。なかったと言ってたのに」「焦って消そうとしたら伊丹に見つかった。あれ、大河内さんが持ってっちまったぞ」「やっぱり不正捜査はあったんだ……ってああ!?」「下柳さんが自殺したぞ!」 「ずっと良心の呵責に苦しんでたんだろ。自分の仲間を売るようなこと、難しいよなあ」「でも、だからって自殺すること……」「皆さん職務を全うしようとした、だから悪いことはありません。……でも、目の前で人に死なれて平気な人間なんてロクなもんじゃありませんよ」「まあいい。それでタイヤ痕だけど、やっぱり押収されたものとは一致しなかった。怪しいのは事件後失ったもう一つのバイクだが……あれ、野村さん来たぞ。捜査を止めてくれ?」 「焦っていたんだな。事件はもう二件目、警察の威信にかけてスクーター通り魔事件は三件目が起きる前に解決せねばならない。上からそう圧力がかけられている日々の中、ようやく怪しい人物を見つけた。それが過剰な取調べを起こさせてしまったんだ」「警察には市民を拘束したり取り調べたりする権利があるのは、市民を守る責任があるからなんだがなあ。大きな権限には大きな責任が伴う、当たり前の台詞だがきついな」「警察のプライドを守るために道を間違えたんですよ。そんなこよりもっと重要なことがあるはずなのに。上も野村さんも、下柳さんも余計なもの守ろうとしてしまった。本来何かを守るための組織でも、肥大化するとそれを守ること自体が重要視され他がないがしろになってしまう、てのはどこの台詞でしたっけ」 「あれ、この人最初に出てきた草壁さん……え、接触事故起こしてたの? それも辻さんと。頭ぶつけたってまさか……」「ああ、あの日スクーター処分しようとしてたんだ。通り魔こいつだったんだな。しかし二人がいたからできなかった。しかし、通り魔の犯人とぶつかったせいで被疑者が死ぬとはなんたる皮肉……」 「結局違法捜査は打ち消しか、嫌なもんだな組織ってのは」「言い出せなかった気持ちもわかりますがね、人二人殺しておいてそれでも維持しなきゃならない組織ってなんなんでしょう」 「あれ、この事件は前に見たような……」「六回目の人質じゃねえか。こりゃ面白い」
2008.12.10
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「溜めちゃったね」「日本史サスペンス劇場と被ってたからな。で、録画しようと思ったら……うちのデッキ録画できないんだった」「え?」「録画ボタン押してもウンともスンとも言わない」「それ貴方が使い方理解してないんじゃないですか? んなこといいから始めますよ」 「右京さんは将棋も好きなのか。龍馬戦……とやらは将棋のタイトル戦か。最終日ということで観戦しているのか」「ちょっと待って、その挑戦者の西片さんが死んじゃったよ! 転落死らしいけど……自殺かな? 最終日なのに」「いや、遺書の類も無いし飛び降りた屋上には二つの足跡が。それに部屋が荒らされている」「となると殺人か? 動機は龍馬戦? いくらなんでもそこまでするとは思えないが……」「関係者の話によると、今回の西方さんは変だったそうです。初日でいきなり二歩という凡ミスをしての三連敗、あとで三連勝したから良かったものの、どうにも変らしかったです。何か動揺するようなことがあったんでしょうか?」「おっと新情報だ、防犯カメラによると、どうも真剣師の大野木さんがその日来ていたらしい」「真剣師?」「要するに賭け将棋やる人だな。しかし訪れていた時間は死亡推定時刻とずれている。とはいえ、そんな将棋界の鼻つまみ者がわざわざ最終日前日に訪れたというのはきな臭い。調べた方が賢明だな」 「今回死んだ西方さんと大野木さん、そして観戦記者の畑さんは元奨励会の同期だったそうじゃないですか。で、唯一プロになれたのが西方さん、畑さんは観戦記者として将棋の世界に残りましたが、大野木さんは諦め切れなかったんですね」「話を聞いてみたが、初日に少し電話をして、事件のあった日は本当に会っただけ、何も言わなかったらしい。ひょっとして、初日の動揺とやらはこのせいか?」「奨励会に話を聞いてみると、西方さんはあと一人勝てばプロになれるという戦いで、最後の相手がなんと大野木さんだった。しかも大野木さんは二歩で負けている」「……ねえ、二歩ってなに?」「同じ縦列に歩を二つ並べてしまうことですよ。確かにプロ、またはプロを目指す人がやるミスじゃないですね。畑さんに聞いてみますか。その日居合わせたらしいですし」 「な……八百長?」「畑さんが語ってくれた。あの時大野木は負け越してもうプロになれる道は閉ざされていた。だから西片に勝ちを譲ってやったんじゃないか、と」「うわあ……そりゃタイトル戦前日にそんな人来たら動揺するよ」「だとすると、大野木さんがそれをネタに西方さんを脅していた可能性もありますね」「しかし……「西片は自分の希望だ」なんて言っていた男が脅迫などするか? どうにも納得いかん……」 「十円玉?」「遺体のそばにあったそうだ、十円玉二枚」「なんのためにそんなものが?」「確か十円玉って消臭効果があるそうですよ。クツの中とかに入れて使うそうです。かなり神経質な方だった西方さんが愛用していたとしてもおかしくはありません」「でも靴履いてたじゃない、どうして十円玉落ちるの?」「……靴は履いていなかったんだ、しかし落ちたその後でまた履きなおした。その時落ちたんだ。つまり……」「自殺、か」「どういうことだ?」「西片さんは自殺だったんです。しかし、畑さんが偽装工作をしたんです。遺書を隠し、部屋を荒らして、靴を履かせた。他殺に見せかけるためにね」「じ、自殺ってどうして。畑さんもなんのためにそんなことを」「遺書にはこうあった。あの日、八百長で勝ちを譲られて以来自分は偽りのプロだという思いがあった。だからこそ真剣に取り組んで勝ち上がってきた。しかし、タイトル戦初日に大野木から電話がかかってきた。内容なんか頭に入らないがわかった。お前は偽りのプロ、偽者なんだと宣告されたんだ。そして最終日、会いに来た大野木は何も言わなかったが、言いたいことなどわかる。やはり自分は将棋をやっていてはいけなかったんだ。自殺現場に呼ばれた畑さんは、これを公表して欲しいと頼まれたんだ。だけど、西片の名誉のために隠そうとしたわけだ」「偽装して捜査混乱させただけでも犯罪だな。そりゃ八百長された相手がタイトル戦当日に来たら動揺するだろうが……」「……八百長してない? どういうことです?」「大野木さん、確かにプロにはなれなくなっていたがそれはそれ、相手が西片で大事な戦いだからと気持ちを切り替えて真剣に挑んだらしい。しかし、気負いすぎてついあんなミスをしてしまった。つまり八百長は西片さんの完全な妄想だったのだ」「なんというか……ものすごく気弱な人だったのかな? あんまり考え込んじゃって、自分を追い込みすぎたのかも」「先を読むのが棋士の生業。しかし先を読み間違えたな。自分で自分の首を絞めてしまったんだから」
2008.12.09
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申し訳ありませんが、管理人は本日LE運営不能な状態に陥っているので緊急的に営業を休止いたします。誠に申し訳ありません
2008.12.08
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「俺さー、銀英伝とかスペースオペラ見てるといっつも疑問に思ってたんだよね」「何だよ」「こいつら光の速度どうやって越えてるんだろうって。移動とか通信とか。よくもまああんな長距離間で行き来できるもんだとか」「そんなのワープとか超光速通信とか色々あるんでしょ。てかそれ言ったらスペースオペラなんか見れないよ」「ところがだ。この『奏光のストレイン』は同じスペースオペラ系ロボットアニメであるにも関わらずそれに解答してくれた」「なんです解答って」「一言、「できません」」「……は?」「この話の世界は未来の宇宙。人類は広大な宇宙に生活範囲を広げたものの亜光速に至る方法しか掴めず、光の速度を越えられなかった。つまり二十光年のところへは二十年かかるってこと」「生活範囲に反して、情報伝達スピードが比べ物にならないほど遅いのか」「その通り。しかしそれで勢力を二分にして戦争してるってんだから凄い。作戦行動とか何もかも年単位で決まってやがる。ま、亜光速飛行するから彼らにとってウラシマ効果で数年なんて数ヶ月か数日なのかもしれんが。そういえば数時間の亜光速訓練してる間実際の時間は数ヶ月経ったなんてのもあったなあ」「凄い世界だなあ……で、軍人以外はみんな置いてけぼりか」「んだ。みんな家族とは離れ離れよ。でストーリーだけど、このウラシマ効果を凄くうまく使っている内容には脱帽よ。よく思いつくなこんなのと」「SF素人なお前には思いつくまい」「うぐ……しかしてストーリーは不幸そのもの。順風満帆な主人公が突如陥った絶望という深い穴。しかも落とした原因が……である。その後なんとか這い上がろうとするも穴の中にゴミとか水とか落とされる始末」「いや、ゴミとか水って……」「……あながち間違ってませんね」「……ええー」「まあそれ故に最後は盛り上がったもんだが……ところで」「…………」「なんで黙ってるんだへレナ」「……すまん、何一つわからない」「気にするな。みんな完全に理解しているわけじゃない」面白かったです。ラストバトルも王道だがしかしそれが良く、上手く纏まってたと思います。あとギャグも……全裸艦内w
2008.12.07
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「~♪」「何作ってるの、静馬」「ハンバーグ」「ハンバーグ!?」「出ました、たまにやたら凝った料理を作りたくなる静馬の悪癖」「悪癖ではなかろう。料理は悪い趣味ではない。しかし……これは何の肉だ、焼いた肉が真っ白だぞ」「こりゃ鶏肉だな。どこだ?」「ささみ」「ささみ!? どうしてそこなんだ!?」「本にささみハンバーグの作り方が載ってたんだよ」「そうかい。ってちょっと待て、買ってきたささみ自分で叩いているのはいい」「やっぱミキサーかフードプロセッサー欲しいな。すり鉢だけでよくやれたよ」「玉ねぎとかはないのか?」「ないよ。鶏肉卵に調味料のみ」「極端にも程がありますよそれ」「だって本にそう書いてあったんだもん」「見せてよその本……あ、確かにそう書いてある」「ってこれつくねの作り方じゃないの!?」「別に問題なかったけどなあ。ただ纏まり辛くて、薄力粉随分入れたけど」船の料理人は料理上手じゃないといけないそうな。どんな豪華客船でも海の上とは退屈なもの、飯がまずいとろくな事がないというのは良く聞く話です。一人暮らしもそう。寂しい部屋で一人まずいもの食ってると死にたくなります。なので食べ物には必要以上にこだわるのが静馬クオリティ。……外食高くて面倒だからってのが最大の理由だけど(お
2008.12.06
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申し訳ありませんが、執筆に集中しているあまり本日の更新を疎かにしてしまいましたので、今日は更新不可能です。二、三日中に必ず新作を発表いたしますので今日はご勘弁をOTZ
2008.12.05
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「うん……うん……」(あれ、静馬電話してる。誰だろ)「まあねえ。俺だって実際のところあいつのこと詳しく知ってるわけじゃないさ。人に自分のことなかなか話すような男じゃないし」(あんまり親しげじゃないなあ……迦稜やクスト相手だともっと遠慮ないのに)「うん、でもさ、信じられないよ。あいつとお前が……」「……兄妹なんて」(ええええええええええ!!?) 「な、なんだ、何を騒いでるんだ?」「た、た、大変だよ!? い、い、妹がいるんだって!」「は? 静馬に妹いるのはみんな知ってますけど」「違うよ! フォルトにだよフォルトに!」「なにぃ!?」 「……それって」「フォルトかどうかわからないじゃないですか」「いやでも、うちで妹がいそうな人って……」「う……」「……ヘレナ?」「い、いない、妹などいないぞ!」「何騒いでるんだお前ら」「うわあう!?」「……騒ぎの原因はお前か」「別に騒いじゃいませんよ。貴方に兄妹がいるわけもなし」「……なんだそりゃ。アホらし」「へ……?」「ちょっと待て! なんだ今の間は!」「なんでもないわ! うるさいぞお前ら!」そろそろ風雲……起こしたいなあorz
2008.12.04
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「それで結局、ブリタニアは宣戦布告して日本は敗戦、例の「ブリタニアをぶっ壊す」発言が飛んでルルーシュとナナリーはスザクと離れ離れに」「まあその後二人は戦死扱いでランペルージ姓を与えられアッシュフォードのお世話に。スザクそんなこと知る由もないが、それでも二人の生存は疑っていなかった」「それは今も変わらず、ルルーシュの生存も確信していた。そして、奴が何かを企んでいることも……」 「一方ナナリー、ザ・リフレインによる思考ループによってもはやネモとの同化維持まで困難に。なるほど、契約が解除されて出てきたネモと無理矢理契約する気だったんですか」「そうして出てきた魔道器ネモ……て」「中からルルーシュ出てきちゃったよ?! なにこの状況!?」「そしてC.C.に……中に宿った意志か介して飛んできたか、どっちにしろ傍から見るとすごく怖い光景」「とにかくこの魔女、何をしたかマオの身体に異常が。どうも細胞を活性化させて侵食とやらを早めたらしい。抑制剤が必要だ。逃げる。すると」「アリスがいました。残り少ない抑制剤を手に。あーありゃブチ切れてますね。ナナリーを襲った報いです」「リフレインは人々を幸福の記憶の中に閉じ込め、そして死に至らしめる。それは幸福の死。それこそが救いとマオ」「勝手なことを言うな! 自分の身勝手な主観で人を廃人にすることが許されるわけが無い!」「無論アリスはそんなもの聞く耳持たず。ザ・リフレインをザ・スピードで回避し抑制剤を破壊、マオは破裂して死んでしまった」「……アリスも、最後はこうなっちゃうのかなあ」 「アリス、マオがナナリーを狙った理由を皇女だからと勘違い。ナナリーを守る決意を固めました」「しかし、誰だったんだマオを送った連中は?」「例のルルーシュ率いる奴ららしいがね。詳細不明よ」
2008.12.03
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「まあ、アニメも終わりましたし漫画も終わりそうなんで」「そろそろこっちも終わらせなきゃな」 「アリスたちイレギュラーズはエリアから選抜され、魔女C.C.の細胞を移植された人工ギアス・ユーザーだ」「体内でC.C.細胞はマイクロチューブを形成しエデンバイタルへのアクセスを可能にするインターフェイスとなる……すまん、わからん」「いいんだよわからなくて。ここで重要なのはその魔女の細胞によって身体が蝕まれること、それを防ぐために抑制剤が必要なことだから」「しかしそれはブリタニアに抑制剤で飼われていることを意味する。マオはそれを嫌って大量の抑制剤と共に姿を消した」「そのマオが今更戻ってきた……その理由は?」「ここでアリス、ナナリーとマオが接触していることを知り驚愕します」 「ナナリーたちに生まれた穏やかな日々――しかし、それは長くは続かなかった」「ナナリーと婚約したゲンブ。その頃から流れる不穏な空気……おのれゲンブ、ナナリーと婚約など許せん」「あの、静馬?」「そいつは放っておけ。ある日、地下室にルルーシュと共に連れ込まれたナナリーは、自分と婚約することでブリタニア皇族外戚として敗戦後の地位を得ることを密約していたことを知る。本編でも適当に負けてその後の地位を手に入れようとしていたから、これがこいつの本性なんだな」「しかし日本人の支持も必要。そのためにルルーシュを殺そうとしますが、それに気付いたナナリーが怯えて泣き出します」「ってなんかゲンブが苦しみだした! 何したのナナリー!?」「ナナリーにこんな力が……ってお前は!」「C.C.が現われて、ゲンブを殺した……」「そうなんだよねー。ナオナリーではゲンブ殺したのスザクじゃないから、スザクの性格を決定付けた『父親殺し』がない。だからウザク呼ばわりされないのである」続く
2008.12.02
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静馬「……そろそろシメにしたい」麻紀「それは貴方の努力次第で決まることですよ、静馬」静馬「はい……」PK「どうもとてつもない作戦を思いついたジン。だいぶ無茶な手らしいけど、アメリカ軍をなんとか説得させて星条旗砲を使わせてもらうことに。ってどうするの?」フォルト「まあソビエト軍が大挙してくるこの状況じゃ撃てるのはせいぜい一、二発だからな。ここは賭けるしかない」ヘレナ「だから何を……と、物質転送の光だ。あれ、二本?」静馬「出たのは長門、山城……と、ヤマトが出てきたぞ。それともムサシか?」麻紀「変ですよ。光の柱は二本。それなのに三機出てきました」PK「確かに変だね……ってみんなで星条旗砲曳いて走り出したよ!?」ヘレナ「レニングラードにぶつけるつもりか? 無理だ。あの程度の質量であの巨体を止められるわけが……」フォルト「激突、したがダメだな。やはり質量に差が……ん!?」静馬「な、ムサシが!?」麻紀「星条旗砲の砲塔を駆け上がって行った!?」PK「レニングラードの中に飛び込んじゃったよ!?」ヘレナ「なんて奴だ……むっ、レニングラードの中はやはり大量のロケットエンジン。これを潰せば終わりだな」フォルト「しかし、そう簡単にいくわけがない」静馬「出たなゴン助。一緒に登ってきたのは見上げたやつだが、ここが決着だ」麻紀「しかし作りたてのムサシでは感熱運転も済んでいないはず。まともに戦えるんですか?」PK「あれ? 結構やれてるよ。どういうこと? やっぱりヤマト?」フォルト「いや、ムサシだ。試運転もしていないが、心臓部にヤマトから外した制御チップがある。つまりヤマトで使ったデータが使えるわけだ。そうすれば新しい機体もなめらかに動ける。これならいけるぞ」ヘレナ「――うむ。なんだこのジンの余裕は。なにかおかしいぞ」静馬「そういえば制限時間が……ま、まさか」麻紀「このムサシ、転移したものじゃなくてはるばる日本から運んできたようですよ。太平洋と大西洋、軽く地球半周以上しています。よく許可くれましたね」PK「でもこれで時間無制限で戦える。これでレニングラードはボコボコだ!」フォルト「損傷率25%突破。これでエンジンを起動させると推力に耐え切れず外れてしまう。計画達成不可能だ。終わったな」ヘレナ「レニングラードも止まった。これでこの戦役も……待て、なにか出てきたぞ!?」静馬「なんだあの馬鹿でかい大艦機は!?」麻紀「乗っているのはスターリンですが、名前は――不明」PK「不明?」フォルト「書いてないんだ。飯島だからソビユスキー・ソユーズかもしれんが……」ヘレナ「わからないからそのままでいいだろう。しかしこいつすごいパワーだな。それにスピードもある。ムサシでも持たんぞ」静馬「って香恋、いつの間にムサシに乗っていた! 何最初からいた? ムサシの動きを加速させるって、できるのかそんなこと」麻紀「基本的に香恋のチップとムサシのチップは同一です。両者を並列接続すればデュアル・プロセッサーとなり処理速度が上がるそうです」PK「おおそれはいい考え! さっそくやろう!」ヘレナ「……?(わかってない」フォルト「いいから、聞いていればいいんだ。とにかくこれでスピードアップ。一気にやっちまえ!」静馬「うおりゃあパァーンチ! そしてシャーイニング……って香恋の様子おかしい!」麻紀「今はスターリンを倒すのが先です! コクピット部分を抉り取りました!」PK「まさか握りつぶす気!?」フォルト「……やらないってさ」ヘレナ「どうしてだ。両親の仇だぞ」フォルト「……別に今ここでこいつ殺すのは、正義でも平和でもないさ」静馬「……あんまよくわからんな」PK「待って! か、香恋が!」麻紀「人類を襲った滅亡の危機、それは宇宙から飛来した未知の病原体でした」ヘレナ「当時の医学は発達していたが、未知の病原体に歯が立たず、また潜伏期間が三十年から四十年と遅いので気付いたころには手遅れだった。人類はどんどん減っていった」静馬「しかし、人類が耐えられなかったのは病気ではなく『孤独』だった。次々と消えていく隣人。滅亡が避けられないと絶望した人類は、死なない隣人、つまりアンドロイドを作ったんだ。香恋たちのことだな」PK「対等な良き隣人として作られた彼らにロボット三原則は組み込まれず、文明の終末期を迎えた人類の良き友として過ごしました」麻紀「そして人類が滅亡するか、というところに来て、奇跡が起こりました。突然変異によって病原体に抗体を持つ人間が生まれたのです。人類は滅亡を免れましたが、当時の文明を維持することは出来ず、人類は文明を最初からやり直すことになったのです」ヘレナ「病原菌に抗体……そんな都合よく生まれるのか?」フォルト「代を重ねるまでも無い、生命体はどんな過酷な環境でも常に生き延びようとする本能を持っている。あり得なくはないと思うがね。そして人類が文明をやり直す間、アンドロイドも次々と機能停止し、砂の中にチップを残すのみとなった。文明が振り出しに戻って数万年――文明は蘇った。良い所も悪い所も同様に――」静馬「香恋はどうしたんだ?」PK「どうもムサシ動かすのにバッテリー使いすぎて寿命縮んじゃったみたいだよ」麻紀「どれくらいですか?」PK「あと六十年位だって」ヘレナ「……十分だな」フォルト「あーあジンんなこと言ったら抱きつかれちまった。こりゃ逃げられないな一生」静馬「あら、ネボガトフ謝っちまった。命拾いしたなこいつ」ヘレナ「それで、どうだったんだ『轟拳ヤマト』は」静馬「ロボット物としては良かったね。しかし、やっぱ打ち切り感は否めないよ」フォルト「単行本でロボット物やるのが無理があったんだな。仕方がないさ」PK「それで、飯島さん次の仕事は?」麻紀「……艦隊シリーズだそうですよ」ヘレナ「は? あれもう終わったろ?」静馬「それは旭日。今度やるのは紺碧。漫画家が死んでしまって止まっていたシリーズを飯島が完結させるんだ」フォルト「旭日と紺碧ってだいぶストーリー違うらしいが、大丈夫なのか?」静馬「そもそもどっちも原作小説とは展開変えてるんだ。飯島ばかりでないのさ」とにかく、艦隊シリーズ最後を飾る漫画、楽しみにしています。轟拳ヤマトご苦労様でした
2008.12.01
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