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いつも応援いただき、ありがとうございます! 新人の育成等のため、(おそらく4月中) 勝手ながら、しばらく更新を休ませて頂きます。
2014.03.24
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佑には、以前から誘われていた仕事があった。京王線のある駅で降りて、徒歩で10分ほど南へ行き、左手に見えてくる郵便ポストを右に曲がる。50メートルほど先に懐かしい明かりが見えてくる。その懐かしさは何度訪れても変わらない。 入り口のドアの上を小さなスポットライトが照らしていて看板を浮かび上がらせている。「Charley」 チャーリークリスチャンを知ってる人なら一目で JAZZを聴かせてくれる店だとわかる。小さな店だけど、オーナーのチャーリーは初老で日米のハーフ。気さくな人だ。店の奥のカウンター越しの壁には渋いブルースからジャズまで、チャーリーと常連たちの好きなレコードが揃っている。 キャパは少ないが、有名なミュージシャンが時々訪れるし、海外からも日本で公演があると必ず訪れるミュージシャンもいる。彼らが「Charley」にやってくる理由は、チャーリーとの旧交を温めることと日本では極わずかな人しか知らない日本人ギタリストの演奏を聴くためだった。 その無名な日本人ギタリストの腕前は、世界でもトップクラスのミュージシャンから「一緒にやらないか」と誘いを受けるほどだが、彼は応じない。もったいないと言う人もいるが、佑は普段目立たない彼が、いざギターを弾き始めると、痺れるように熱い音を奏で、彼と聴衆と共に彼の創り出す音の世界に酔いしれてしまう。 その贅沢な時間は「Charley」でしか味わえない。なぜなら、彼が夢中でコピーしていたギタリストが、若くしてこの世を去った時、嘆く彼を癒してくれたのはチャーリーと「Charley」の常連たちだったから、佑は勝手にそう信じていて・・・だから彼をそっとしていて欲しいのだ、独断は承知のうえで。 そうそう、この店の常連たちは、好きな音を聴きながら、好きな酒を飲み、チャーリーとの会話を心ゆくまで楽しんだあと、煙草のパッケージの中にチップを入れてカウンターに置き「また、来るよ」 チャーリーにそう言ってから勘定を済ませ帰ってゆく。 きっと彼らのチップは、キャパの少ない「Charley」の存続を願ってのこと。佑はそう思い有難いと感じていた。 去年のこと、チャーリーが言った。「俺も歳だな、酒、煙草、食料の買出しや片付けが身体に応えるようになってきた。お前が仕切ってくれればありがたい」 と・・・ 「久しぶりだなぁ・・・」 最近、随分来てないけど・・・と指を折って数えていた佑が顔を上げた。Tシャツ、ジーンズそれにそろそろ草臥れたバッシュで歩く佑の目に懐かしい「Charley」の看板が見えてきた。 彼は今夜、チャーリーが喜んでくれそうな返事を持ってきている。 チャーリークリスチャンの貴重なLive映像です。 SWING TO BOP (1941) by Charlie Christian ブログの応援宜しくお願いいたします♪
2014.03.05
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