ノベルの森
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ある夏の日に 忘れられないのならヨーコは、父親が骨になった日「一人にしないで」煙突から立ち昇ってゆく煙を見た時、勇一の腕にすがって言った。それはきっと彼女の叔父の願いでもあったはず。勇一にしてもヨーコを一人きりにして眠れる夜など想像出来なかった。そしてヨーコの部屋で暮らし始めた。「ただいま」ヨーコが帰ってきた。ジーパンの後ろポケットに両手を差し入れソファから腰を上げて「おかえり」できるだけ優しい声で言ったつもりだ。ヨーコは瞳の奥に強い光を湛えたまま勇一に歩み寄る息がかかるほどのところで立ち止まり、俯いたが胸の前で腕を組むと、顔を上げて勇一の目を見つめた。下唇をかみ締めている。『あたし、引かないよ』 そういうときの顔だ。勇一は、やや長めな息を吐き、ソファに腰を落とした。隣に座ったヨーコの目は勇一を捉えて離さない。勇一はヨーコに向き直って言った「いいよ、聞くから」 今日の好きな曲は、山下達郎 Ride On Time (アコースティックLive)です。 yamainu2010 さまUpしていただき有難うございました。 よろしかったらポチっとしていただくと嬉しいです。
2016.01.20
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