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Dear昭和 的中以上の展開朝川雄一、つまりマキの父親の話の中身は佑が想像していたとおり・・・いや、それ以上だった。「失礼かもしれないが単刀直入に聞かせてもらいたい。君とマキは、結婚を前提とした交際をしている、そう私は認識しているのだが」朝川とは初対面ではあるが、性格的には気が合いそうだ。俺はそう感じた。「はい、日を改めて直接群馬のお宅へお伺いした時にお願い申し上げますが、お嬢さんのマキさんとの交際は結婚を前提にしたものであることに間違いありません」口元を引き締めて頷いた朝川の視線を受け止めたあと目をマキに移した。彼女は思わず腰を浮かしかけたが何とか思い留まり座りなおした。けれどその顔からは今にも佑に縋りつきたい!そんな想いを読み取ることが出来た。「それを聞いて安心しました・・・マキと日時を決めたら知らせてください。待っていますよ」 このとき朝川は初めて笑顔を浮かべたが、そのきっぱりとした物言いの中に大らかな性格の持ち主であることも感じられて、俺は少なからずも感動し、安心もした。「私の性格は母親ゆずりなの」そうマキは言っていたが、父親のDNAもしっかり受け継いでいる。俺はそう確信した。・・・そろそろラストかな、と思うのです。 吉田美奈子さんの「頬に夜の灯」 、曲も歌声も最高!朝川の父と別れたあと、マキと新宿ロフトへ・・・帰り道、新宿中央公園前に車をちょっとだけ停めた珍しく空が綺麗で、マキの頬に星の灯が・・・^^Up主のkana3353さま、素敵な曲をアップしてくださって本当にありがとうございます♪ ランキングに応援ポチよろしくお願いします♪
2014.06.25
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Dear昭和 話の中身は・・・「構いません、どうぞ」チャーリーは、初対面の人には滅多に見せることのない笑みを浮かべると そのまま佑に目を移し、マキと朝川氏に一番近いテーブルを指さして 「そこに座ってもらったらどうだい?」そう言った。「そ、そうだね・・・こちらのテーブルにどうぞ」俺はダスターで手早くテーブルを拭きながら言った。朝川は頷き、マキを促してイスを引いて「ありがとう」と言ったが、腰を下ろす前にチャーリーと佑を交互に見て 「娘と私の仕事の都合がつかず、勝手を承知ですが一目彼に会っておきたかったのです」そう言うと軽く頭を下げてからイスに腰かけた。今日は普段よりやや地味な格好したマキも父親にならい頭を下げ、ちらっと上目づかいに俺を見て腰を下ろした。朝川の話の中身は、分かっている。たぶん、外れることはないはずだ。 ランキングの応援、よろしくお願いします♪
2014.06.19
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Dear昭和 「準備中」 チャーリーは、店を佑に譲ると決めた翌日から、日頃から綺麗にしてある店内を、さらに念入りに拭きあげ始めた。特にグラスには神経質なほどに磨きをかけている。 もちろん、佑も手伝っている。「NOW ON」の上に掛けられたアルバムジャケットは佑が持ってきたジョージ・ベンソンのブリージンだ。チャーリーも気に入ってくれたらしく、一曲目の頭が始まるとすぐにグラスを拭いていた手を止めて、俺を見た。両の眉を上げて、小麦色の肌に良く似合う白い歯を見せた。彼は「音」に年代を求めないし、有名であるかどうかについても無関心だ。ただ、心に響く音には反応を示す。ある時は、カウンターにひじを乗せ、遠くを見るような顔をして、深く静かに、息を吐き、そして吸う。またある時は演奏と歌声に魅せられているのだろう、嬉しそうに白い歯を見せ、体中を小刻みに震わせて曲と一緒にスウィングしてる。佑はそんなチャーリーの反応を見るのが好きだ。気分良くカウンターを拭いていた時、突然ドアをたたく音がした。表のドアに掛けた看板は[CLOSED]のままのはず・・・ 気付かないのか誰かが入って来ようとしている。突然の客は二人のようで、一人目がマキ!(え!部屋で待ってるって・・・)続いて店内に姿を現したのは!マキのお父さんだった!!「マキ、お前突然すぎ・・・」 言い終える前に「すまない、私がちょうど東京に用があってね、それでマキに連れてきてもらいました。あなたが香川さんですか?」朝川雄一(あさかわゆういち))氏は佑の前に一歩進んで訊ねた。「はい、はじめまして香川 佑と申します・・・」「オープン前なのは表を見て分かっていますが、少しだけお邪魔してもよろしいでしょうか」朝川氏は、チャーリーのいる方へ向きを変えてから言った。 暑い夏でも氷を浮かべたシーバス・リーガルを飲みながら聴くと海の中にいるような気分になる。とにかく美しい曲です。 チャーリーも気に入ってくれました・・・ジョージ・ベンソンの「ブリージン」です。 応援ポチを宜しくお願いします♪
2014.06.01
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