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アルファポリス「恋愛小説大賞」にエントリーしてます。 此処からどうぞ 「映画のようなラブストーリー」 < 悲痛な報せ > まつさんと、「ユキ」の散歩作戦は順調に続いていたが、きくさんの家では、作治さんの願い、それは きくさんとの想いが実を結ぶことなのだけれど。きくさんのご両親、特に母親の意向によって、作治さんたちの夢は消し去られようとしていた。きくさんの嫁ぎ先が、ほぼ決められてしまったのである。それは少し前まで作治さんの中で予想出来ていたことではあったが・・・現在とは違い、明治の頃の結婚とは、ほとんど親同士の話し合いで決められていた。この一大事を報せる、きくさんからの手紙を読んだ時、作治さんの手は、小刻みに震えていた。
2009.01.31
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此処からどうぞ 「映画のようなラブストーリー」 < あれからの二人 > あれから二人は、毎日のように手紙をやりとりしている。素朴な文章の中に、お互いの、相手を想う気持ちを確かめ合いながら。その一方で、マツさんは多忙を極めていた。きくさんの父である大地主の御当主ご一家の、毎日の生活に遺漏のないよう、女中頭として奉公人たちに指示を与え、自らも率先して立ち働く。それだけでも大変な仕事であろう。自分の自由になる時間は限られている。それは、一日2度の食事の時間くらいのもの・・・(昼は時間の空いた時、焼き芋などを食べ、お茶を飲んで済ます)そういったわずかな時間を削って、マツさんは、我が子のように想っている、きくさんの為、「ユキ」をお供に散歩作戦を遂行するのである。
2009.01.22
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アルファポリスの「第2回恋愛小説大賞」にエントリーしました。また応援宜しくお願いします。 此処からどうぞ 「映画のようなラブストーリー」 <作治さんの返事> 「 きくちゃん、マツさんときくちゃんの作戦を書いた手紙読みました。それにしても『ユキ』のこと、よくあれだけ覚えさせたな。感心しました。燻製肉を食べている間に、首輪に下げた袋から手紙を取り出したけれど、一度も吼えたりせずにおとなしくしていたよ。きくちゃんは女学校へ上がってから、漢字をたくさん習ったのだな。俺は学校へ行けなくて読める漢字は少ないけども、きくちゃんのお父さんから、うちの親父様が昔いただいた本を読んで、同じ字を見つけるから心配いらねえ。 ふりがながふってあるからな。かえって勉強になる。だから、きくちゃんが気ぃ使うことなんかいらん。 おれも同じ気持ちだ、もっと近くで きくちゃんの顔が見てぇもんだの。 きくちゃんへ 作治 」
2009.01.15
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みなさん、今晩は。今日はMixiのお友達から受けた質問について、お話します。ちょっと面白い、と感じたので・・・先ず、お友達から寄せられた、「映画のようなラブストーリー」のサブタイトル<予想外の成果>に対する質問。「予想外の成果というのは・・・ 心の中に秘めていた思いを外に出すことが出来たという事でしょうか? 」〇ぼくの返事は・・・ 「そういうことのようです。あと、『手紙のやりとりだけなのに受けた感動の深さが予想以上だった』 きくさんはそう言っておられたようです」 〇付け加えられたぼくの感想・・・「『恋する人が書いた字に、込められたその想い』は携帯やメールとは異種な波形で脳に伝わり、胸の奥深くにある庭で開花する・・・ぼくは今、そんなふうに感じています」 みなさんは、どう感じられたでしょうか?
2009.01.11
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皆さんの声援のおかげで、物語の続きを、パッと思い出しました。ありがとうございます!久しぶりの更新です。読んでくださいね。 「映画のようなラブストーリー」 <予想以上の成果>「ユキの散歩作戦」は、予想以上の成果をもたらした。これまで、きくさんと作治さんは直に会い、お互いの顔を見ながら話をすることは出来ていたけれど。きくさんのうしろには必ずマツさんが居た。目の前に恋しい人がいる、それなのに熱き想いの半分も伝えることができず心の中に押し込めていた。けれど、今度は違う!今までしまい込んでいた想いを言葉にして、白い紙に書き写す。こうして届けられた手紙を読む前に、二人は、あらかじめ決めていた訳でもないのに同じことをした。まぶたを閉じるのだ。恋しい人の面影が鮮やかに写し出される。それからやっと、きくさんお手製の小さな手紙の封を切る。ときめく心を抑えながら・・・「作ちゃん、お返事ありがとう。あなたが書いた字を見ていたら、目の前が ぼうっとなって、少しだけ字が滲んでしまいました、ごめんね。『泣き虫だな』って笑わないでください、本当は会いたくて堪らないのに我慢しているのですから。 今はただ「マツさん」と「ユキ」に感謝しています。それから・・・恥ずかしいけれど思い切って打ち明けます。私、作ちゃんからもらった返事の手紙、襟元から入れて眠りに就きます。そうすると何だか、夢の中で作ちゃんに会える気がするから・・・笑っては嫌ですよ、私はそうすることでとても幸せな気持ちになって眠ることができるのですから。暑い中、お仕事大変でしょう、御身体大切にしてね。お返事・・・毎日でなくてもかまわないから・・・でも、待っています。 作治さんへ きく 」
2009.01.08
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皆さん、明けましておめでとうございます。新年早々・・・落ち込んでいます。今年、最初の更新なのに、こんな事書いてすみません・・・でも、ぼくという人間は・・とても不器用に出来ているようでして・・・去年、モモが居なくなり、ムクが逝ってしまって・・・今度は、母が、例の極端に物忘れがひどくなる症状で・・・入院しまして・・・なんとか、元気を出さなければ、と思っています。
2009.01.04
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