2013年05月の記事
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「夢幻花」 東野圭吾
東野圭吾さんのミステリですよ～やっぱり面白いし、なんかもうワクワクしますね。『黄色いアサガオだけは追いかけるな。』って帯にしびれました、読み終わってからね。そもそも、黄色い朝顔がかつて存在したのに今はない、そんな謎を知らないトコから話に入っていくんですが、毎度のことながらページをめくる手が止まりませんねぇ。東野圭吾さんの”理系”っぽい答えもすんごくエェ感じです。まぁちょっとできすぎの部分もなきにもしあらずですが、些細なツッコミは自粛して楽しい時間が過ごせました！二つのプロローグからつながっていく主人公の謎解き、若いふたりの、いや三人かな、これからの行く末が気になってしまいます。すっかりワシもおっちゃんやねぇ。【送料無料】夢幻花 ［ 東野圭吾 ］
2013.05.28
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「ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3」 本多孝好
ACT-1～3までの三冊をかけるほどの内容ですか・・・と書くのは簡単すぎるかな。人類の進化に話が広がったのは結構楽しかった。超能力モノにした意味もすっきりとしました。しかし、亘くんの扱いがぞんざいすぎませんか～～～【送料無料】ストレイヤーズ・クロニクル（ACT-3） ［ 本多孝好 ］
2013.05.25
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「落 英」 黒川博行
大阪府警の刑事が主人公ということで馴染みの地名がわんさか出てきて、なんかうれしいですよね。幸い(?)自分ちの辺りは出てきませんでしたがね。で、黒川博行さんの警察小説ですが、やりたい放題ですね。警官不審に陥りそうです。最後のラストは題名から予想できるなぁ～と読了後思いました（いつもながら鈍いぞ→ワシ）単行本の帯（ウチの図書館では帯が表紙の次のページに切り取って貼ってあるのです、ウレシイ）にはハードボイルドの金字塔とありますが、おっちゃんの思っていたハードボイルドとは趣きがまるっきり違ってました。ハードボイルドってもっと禁欲的といいますか、やせ我慢するのが主人公だと思ってたんですが、正反対でしたね。ま、これはこれで面白いからいいけどね。【送料無料】落英 ［ 黒川博行 ］
2013.05.18
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「NOVA8」 大森望・編
多くを語ることはありません。高水準のSF短編が楽しめますね。う～ん、それにしても連休からコッチ、新しい本に出会えてないなぁ・・・【送料無料】NOVA（8） ［ 大森望 ］
2013.05.12
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「アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子2」 深町秋生
昨日に続いての２巻です。さらにアクション度がパワーアップしてます。なんか相手役も含めて「新宿鮫 毒猿」に近い感じを覚えました。殺し屋はメキシコ人だけどね。そして主題の復讐の方は着々と核心に迫る情報を得ています。次巻でケリをつければかなりかっこいい作品に仕上がりそうですが、できれば無駄に先延ばしにするようなことはせず、一気に突っ走って欲しいです。アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子 2 幻冬舎文庫 / 深町秋生 【文庫】
2013.05.05
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「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」 深町秋生
何かどこかで確実に似たような話を読んだよなぁ。誰の作品だっけ？う～ん・・・ちょっと禿鷹(逢坂剛さんの)が入ってるよね、きっと。という訳で、復讐のために生きる女刑事の物語の始まりです。どんなオチが付くのか楽しみでなりませんね。とりあえず二冊目は出ているようですが、未完のようなので、書いてくださいよね！ アウトバーン 組織犯罪対策課八神瑛子 (幻冬舎文庫) (文庫) / 深町秋生/〔著〕
2013.05.04
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「死んでも負けない」 古処誠二
古処誠二さんの作品では異色と言いますか、初めて読みましたヨ、コミカルな作品です。まぁそれでも戦争の話なんですがおじいさんの自慢話に付き合わされる孫の高校性男子がいい味出してます。でもこれを面白いと感じるには古処誠二さんの他のがっつりとした戦記じみた小説を読んでないとわからんかもしれないなぁ。おっちゃんとしてはあっさりと楽しめたんですがね。【送料無料】死んでも負けない ［ 古処誠二 ］
2013.05.03
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「パブリック・ブラザース」 新野剛志
昨日に続いて青春小説です。主題はないが、巻き込まれ型・・・じゃないけど他人を応援するのがスキな主人公、男子大学生のひと夏の体験を爽やかに時に暑苦しく描いています。キーワードは”おな中”だとすると、少しというかかなり時代遅れな感がつきまといますねぇ。文芸とはやはり若者のものではない、なんか年寄りじみたものということなんでしょうか。おっちゃんは大好きです、ハイ。【送料無料】パブリック・ブラザース ［ 新野剛志 ］
2013.05.02
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「ガッツン!」 伊集院静
表紙から分かるとおり、青春麻雀小説です、たぶん。主人公は大学に入りたての若い男女だから青春小説のつもりなんでしょうが、台詞回しは大時代的だしねぇ。ちっとも若さが感じられません。携帯電話を取り出すシーンなんぞ違和感ありまくりですね。おじいさんがワカモノを演じているかのような感覚につきまとわれます。うーん、麻雀小説としてはこれからが楽しみだと、言っておきますかね。続巻も出すつもりの様ですが、ついてけるのはおっちゃんより歳上の人ばっかりではないでしょうか。それを青春小説として売り出す出版社はどうかしてるんでは？と過激な事を…あれ？青春小説ってワシが勝手に思っただけですか？？？【送料無料】ガッツン！ ［ 伊集院静 ］
2013.05.01
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