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「ガッテン!」で、最初に出てきた物が、
「キャベツ、じゃがいも、梅干し」で、
司会者が「この3つの共通点は?」という問いかけから始まった。
ゲストが「ざっくりしているなぁ‥」と言いながらも、
色々な答えを探していく。
「食べ物だけど‥食べる以外の使い方」というのがヒントだった。
その答えが‥キャベツがロシアで、じゃがいもがドイツ、そして梅干しは日本だった。
VTRでロシアの人が、キャベツを一枚剥がして頭に被せた。
なんと!被せたキャベツの1枚の葉で、頭痛を取るというのである。
熱を下げる‥湿布のように使うというのだ。
次にドイツ人‥蒸かした数個のじゃがいもを、
細長く伸ばしたタオルの上に均等に置いて包んでいく。その包んだタオルを上から手で潰していき、首に巻きつける。
すると、首や喉の痛みが取れるというのだ。
日本ではコメカミに梅干しを貼って、その周りの痛みを取っている。
昔のお婆ちゃんたちが、貼っていたのを、
今の人たちは知らないだろうなぁ‥。
これらはそれぞれの国で痛みを取るために行われているものである。テーマは「痛み」だった。
去年、痛みの治療法に関するガイドラインが、発行されたという。
その本のタイトルが「慢性疼痛治療ガイドライン」だった。
そこには信憑性の高い治療法が掲載されている。
その中でも、ある革新的な対策法に注目が集まっている。
それが‥何と!クリップボードだというのである。
うそぉ~どういうことなの??
しかもクリップボードを使うことを、
ダントツで推奨しているというではないか?
しかもしかも‥世界でも推奨していると言うんだけどさぁ~。
なんだか世界で有名な人が番組内で喋っているんだけど、それによると‥
「数多くの臨床試験でこの方法が痛みの改善に有効だと報告されています。
そのメカニズムについても明らかになりつつあります」
と言っていたのだが‥。
このクリップボードは、医者と患者でのやり取りで使われていた。
どうやらこのクリップボードを「痛み」と見立て、それを患者が押し続ける‥逆サイドから医者が押し返すという動作を、
繰り返していた。
慢性的に痛みが有る人には、
1.傷が治っても痛みが続く 2.傷が見当たらないのに痛みが続く
3.傷が治らずに痛みが続く、という人たちになる。
3の人はともかくとして、1と2の人たちは通常の痛みではない。治っているのに痛いのだから、それは痛みの指令を出す脳の問題なのだ。
なので、もうそこには無いだろう痛みと、どう付き合っていくかを、医者とのやり取りで、探し当てていくというものだった。
結局痛みに集中していると、痛いということにフォーカスしてしまい、それ以外のことが考えられなくなってしまう。
痛みへの集中を緩和させたり、少し横にずらしたりすることが、日常生活に有る、楽しさや面白さを発見できるというものだった。
これは「名古屋市立大学病院いたみセンター」で行なっているもので、まだまだ日本では馴染みのないものだった。
では、そこに行けない人たちは、どうすれば良いのか?
それに有効なのが、日記と瞑想だという。
結局脳の問題なので、脳に訴えかけることが良いということだ。
日記に「出来事、気持ち、行動、痛み」を書き込み、自分を毎日客観的に見るということを訓練する。
そうすることで、どの出来事の時にどんな気持ちになり、
その時とった行動からどんな痛みを引き起こしたのかを知ることができ、
それぞれの痛みに違いが有ることを、理解するのである。
心理学の世界ではこれを「認知行動療法」と言い、私もNLPで勉強してきたが、これは色々なところで活用できるものだ。
瞑想は、ただ静かに呼吸をする。
息を吸う自分‥息を吐く自分‥というように、
呼吸の様子をありのまま確認する。
そうやって呼吸に集中することが、脳の痛みを指令する前頭前野を、リラックスさせるのである。
勿論、人間そう簡単に「無」には、なれない。
無になれなくても、集中して無になろうとすること自体が重要なのである。
結果、無になれなくても問題はないのである。
日記や瞑想で、慢性的な痛みから解放されることを望んでいる。なにせ慢性痛には、およそ2300万人関わっているというのだから‥。
慢性痛に悩む人たちが一人でも多く早い段階で、楽しくて生き生きとした自分を、取り戻していって欲しいと願う。
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