かえりみち

かえりみち

2010/01/11
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前編は 「ねんまつ伊豆行(前編)」 をご覧になってください。

★2010年1月4日(月)
スーパドライのウマさがちょっとだけ分かった8日間。
でもやっぱ私はサッポロ黒ラベルだねっ。
伊東線、東海道線経由で東京駅へ。
東京駅から中央線で御茶ノ水へ。そっから総武線に乗り換えて、飯田橋!!

早稲田通りを歩いて靖国神社へ。

01・大村益次郎.jpg


大村益次郎(村田蔵六)・・・周防国鋳銭司村(山口県山口市)に村医者の子供として生まれる。広瀬淡窓、緒形洪庵に学ぶ。その後故郷で医者となるが、蘭学を見込まれ伊予宇和島藩に召還される。

その後、明治政府での主要人物となり上野戦争では九段の丘から上野の幕府残党めがけて大砲をぶっ放し、勝利を決定づけた。

02・靖国神社.jpg
↑2010年、靖国神社(東京都千代田区九段北)

おみくじは大吉であったが、新年は大吉しか引いたことがないので、嬉しい感じはあまりしない。今年も何もなきゃいいけどね。

03・ゼロ戦.jpg
↑遊就館のゼロ戦

ついでに靖国付随の博物館「遊就館」に行ってきたが、巨大な展示であった。

04・夜のトーキョー.jpg
↑千鳥ヶ淵から見た首都高速

さらにこの後、神保町まで歩く。あー神保町はいい町だよ。マニアックな店がいっぱいあるしねぇ その後、変わったサテンがあったのでちょっと入ってみた。

05・コーヒー.jpg
↑コーヒー(420円)

何でもコーヒープレスで入れるコーヒーとか。実はプレスで入れるコーヒーを飲んだんは初めてかもしれん。(゜o゜)

★珈琲 音叉 (コーヒー オンサ)

住所:東京都千代田区神田神保町2-46-9 第2十勝ビル 1F

さて、腹も減ってきたなぁ。都営新宿線で小川町へ。歩いて秋葉原へ。さらに国道4号を北上して上野御徒町へ。

06・てんや.jpg
↑てんや御徒町店の「野菜天丼」(500円)

もはや東京での定番ですね。ただのファーストフードだけど。しっかりワンコインでウマいしね。 春日通りのスタバで暇つぶし。久々に先輩と再会。松山で会ったのが最後だから、一年半だろうか。ほんで、御徒町の飲み屋に入る。

07・ラーメンサラダ.jpg
↑らーめんサラダ


ま、おいしかったからいいけど。色々話して解散。次回はもっと計画的にしますぜ!!

08・御徒町.jpg
↑山手線御徒町駅(東京都台東区)

山手ラインで東京駅へ。この時間の東京駅にいるということは。もうあれしかない。あれですよ。

「ムーンライトながら」

510円で乗れる現存する東海道線最後の夜行快速である。

09・10番ホーム.jpg
↑数多くの名列車が旅立った東京駅10番線

10・ムーンライトながら.jpg
↑入線したムーンライトながら

ムーンライトながらは臨時列車化されてから相当早くなった。今までは豊橋駅から先はすべての駅に停車してたから格段に効率はよくなったような気がする。サッポロ黒ラベルを買ったが開けることなく爆睡。

★2010年1月5日(火)
岐阜県垂井。竹中半兵衛のふるさと。早朝六時、垂井駅に降り立つと、雪に覆われていてみぞれ交じりであった。ここで一呼吸入れて、関ヶ原を越えて西日本へ。久々の西国でございます。(^^♪

11・米原.jpg
↑東海道線米原駅(滋賀県米原市)

米原は寒い。というかこの季節の近江は半端なく寒い。いつもだったらこっから新快速で姫路、網干まで一本だが、ちょいと今日は趣向を変えてみようかね。

米原から北陸線に乗って、長浜へ。
近江長浜。戦国時代、羽柴秀吉が初めて一国一城の主になった地である。

12・長浜城.jpg
↑月明かりと、長浜城

14・太閤井戸.jpg
↑太閤井戸跡

寒い、寒すぎる。琵琶湖から吹き付ける風が半端ない。これが比良の風か・・・・(さすがに遠いか)

実際は伊吹山の方から吹いてきたような気がするがね。

15・琵琶湖.jpg
↑琵琶湖を見てると天下がみえるようじゃ!!!

13・是より長浜城.jpg
↑従是南長浜領の碑

秀吉は長浜の領民に年貢の免除という特権を与えたそうである。この慣習は江戸時代も続いたという。秀吉はそういう理由もあってか、長浜の人々に愛されていることが街中から感じられる。

16・石田三成銅像.jpg
↑石田佐吉と秀吉出会いの銅像

浅井長政を滅ぼした織田信長は秀吉に北近江を、明智光秀に南近江を与えた。浅井の居城であった小谷城は山城で不便であったため秀吉は琵琶湖のほとりに長浜という城下町を築くことになった。

秀吉が長浜城主となって付近の里に鷹狩りに出た際、のどが渇いたので近くの寺に寄った。寺の小坊主は一杯目はぬるめの茶を持ってきたので秀吉はイッキに飲み干し、さらに茶を所望した。
二杯目は小さめのお茶碗の中で、熱めのお茶が淹れてあった。三杯目は高級な茶碗にわずかな熱湯のお茶が入れられていた。

この寺の小坊主の茶の気配りに関心した秀吉はこの小坊主を長浜城に連れ帰った。この小坊主こそ石田佐吉、後に秀吉の官吏として活躍する石田治部少輔三成である

17・北国街道.jpg
↑長浜城下の北国街道

さらに旅を北へ続けよう。

18・余呉.jpg
↑余呉の湖

余呉は柴田勝家と羽柴秀吉が織田信長の後継を争った「賤ヶ岳の戦い」の舞台である。

雪深くなってきた。いよいよ木の芽川を越えて福井県敦賀市に入った。敦賀(つるが)は、北陸の玄関口であり畿内への入り口でもある。

19・気比神宮.jpg
↑越前国一宮、気比神宮(福井県敦賀市)

気比神宮は北陸道の総鎮守である。歴史の舞台、敦賀で数多くの歴史を見てきた。大和朝廷の躍進、渤海使節の来航、新田義貞の挙兵、織田信長への抵抗、そして江戸時代になって結城秀康によって、再建される。

ここの宮司に「神社」と「神宮」の違いを聞かれ、答えれなかった。神宮というのは皇族を御祀りしている社なのだそう。

さて、さすがに疲れてきた。新快速で姫路へ。敦賀まで新快速が来るようになってから便利になったよね。えきそばの大盛がタイムサービスだった。姫路で駅弁を買って赤穂線へ。

20・伊部駅.jpg
↑赤穂線伊部駅(岡山県備前市)

伊部で備前焼でも買おうかと思ったのだが、新年早々空いているわけがない。岡山へ向かいマリンライナーで坂出へ。

坂出ではとんでもない、うどん店に行ってしまうが、まぁここであえて触れることもないだろう。
ってなわけで無事に松山に到着。

終わり








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Last updated  2010/01/11 05:12:46 PM
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