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2024.09.22
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カテゴリ: 神社仏閣・御朱印
貝津神社。

江戸時代は三河国加茂郡殿貝津村で、明治11年西加茂郡に属し、同22年伊保村の大字殿貝津となる。
その後も保見村大字殿貝津、猿投町大字殿貝津、豊田市大字殿貝津など編入を繰り返し現在の住所となる。
周辺一帯には当地の盟主を埋葬したと思われる6世紀頃の根川古墳群があり、猿投山南部のこの平野には古くから人が居住する地域で、その後も飯田街道(下街道)が作られるなど、物資移動の要衝地となり古城も点在する地域です。

社頭は県道58号線の貝津町鉄砲迫信号を左折し一筋目を右折した左にあり、貝津町区民会館と敷地を共有しています。
社頭は石造の明神鳥居と右側に村社貝津神社の社号標が立っています。

上は明治24年と現在の鎮座地の比較で、当時の地図にも鳥居の記が見られます。
集落周辺は水田の広がる一帯で、当時の殿貝津集落の中心に鎮座します。

社頭右から境内の眺め、左の寄棟の建物は栄岳寺。


鳥居前を守護する狛犬。

鳥居扁額は貝津神社。

鳥居から境内の全景。
左に手水舎、右に社記があり、正面の社殿と本殿左右に境内社が祀られています。

手水舎と龍口。
三本指で凛々しい姿の龍ですが、口元は苦しそうでもある。

境内右の由緒。
「貝津神社社記。
鎮座地
 豊田市貝津町柚ノ木83番地
祭神
 正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命 、天之菩卑能命、天津日子根命、活津日子根命、熊野久須毘命、多紀理毘売命、市寸島毘売命、多岐都毘売命。
 社殿には、天照大御神と建速須佐之男命との誓約の際になした、五男三女神が祀られている。
社格 旧村社、十二等級
由緒
 社伝によれば、今から871年前、75代崇徳天皇の御代、平安時代後期の天治元年(1124)に八王子が勧請されたとある。
 又、仁孝天皇の御代江戸時代後期、天保13年(1842)に神祇官により八王子大明神が奉幣、八王子様として住民から親しく呼ばれ、殿貝津の氏神として崇拝されている。
 明治5年、郷社定則令により村社に列するとともに貝津神社へ改名された。
社殿
 昭和3年に改築、翌年に神門、玉垣、社務所を改築。
 現社殿は昭和43年神明造へ、社務所は平成3年に改築。
境内神社
 白山神社・御鍬神社・津島神社・天山祇神社・神明社。
神事 10月12日(または第二日曜日)」

猿投周辺には八王子を祀る神社が多く、この神社もその一つのようです。
「隣村が祀ったからうちも」なんて動機ではなく、数々ある神の中から、八王子を祀った背景は自分自身未だ分かっていません。

拝殿正面全景。
一対の狛犬と入母屋瓦葺の鉄筋コンクリートの拝殿。

拝殿前を担当する狛犬。
寄進年は見忘れましたが、社頭のものに比べ新しいように見えます。

拝殿右側から社殿全景。


貝津神社拝殿額。

拝殿内の眺め。
拝殿内には五三桐と丸に十字紋が見られ、中央の蟇股にも丸に十字紋が入れられており神紋は十字紋だろうか。

拝殿鬼や軒丸瓦にも丸に十字紋が入る。

本殿側面。


本殿は鰹木4本、外削ぎの置き千木が載り、鬼板には五三桐の紋が入れられています。

本殿の裏は一部公園で本殿後方に境内社の覆屋あります。

覆屋右側の社。
他の社には木札が掛けられていたが、こちらにはなく社名は定かではない。

右が吉野の行者、左が稲荷と書かれた木札が掛けられています。

右から「ちゅうき」、「金毘羅」、「愛宕神社」、「秋葉神社」、「稲荷大明神」。

これらの神社は平成26年、秋葉神社一本化に伴い愛宕山より移設されたものといいます。
京都の愛宕山とも思えず、周辺地図から愛宕山を探して見たが、御船町の愛宕神社を指すのだろうか特定できなかった。

覆屋から本殿後方の眺め。

本殿右側に神明造の社が祀られています。
本殿後方から行くことができず、拝殿左に向かう。

拝殿左から先程の社に通じる参道。

右手の神明造の社は津島神社、左手の社の常夜灯に社名が刻まれている。
貝(具かも?)渓(?)神社とも読め、調べて見たが詳細すら分からなかった。

二社の左から覆屋方向の眺め。
すぐ後方には愛知環状鉄道の線路が続く、電車で訪れるなら貝津駅が最寄り駅になります。

境内西側の道路から北の眺め。
そろそろ彼岸花を見かけるようになる時期、この土手沿いにも彼岸花が彩りを添えるのかもしれません。
こう暑いと彼岸花は花の成長を止めると聞きます。
未だ熱風が吹き抜け、秋風とは程遠く、彼岸花の花期はいつもより遅れるのかもしれません。

貝津神社
創建 / 天治元年(1124)
祭神 / 五男三女神
境内社 / 白山神社・御鍬神社・津島神社・天山祇神社・神明社
所在地 / ​豊田市貝津町柚木34 
参拝日 / 2024/09/06
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Last updated  2024.09.22 00:00:22
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