全8件 (8件中 1-8件目)
1

桂林への旅日記、前回の桂林・龍勝編に続き、今度は桂林・陽朔編をご紹介していきますので、よろしかったらお付き合い下さいね(笑)。でも「陽朔っていったいどんなところ?」って言う方も多いと思いますので、まずはその時のハイライトをご覧いただきましょう。陽朔は、桂林から南に1時間半ほど行ったところにある、とても風光明媚な街です。璃江(本当はさんずいがつく)の川下りの終点になっていて、その山水画のような景観は、旅行者特に外国人に人気があります。そんな陽朔のメインストリート、大勢の外国人客でにぎわう西街のカフェ。冷たいアイスコーヒーがおいしい!陽朔西街1 posted by (C)Nao璃江沿いの、のどかで風情のある小村、「興坪」。璃江の眺めがとても素晴らしいです!興坪1 posted by (C)Nao時間が止まってしまったかのような、ゆったりした遇龍河(ぐうりゅうが)のいかだ舟の旅。あんまり気持ちよくて、そのまま昼寝してしまいそう(笑)。遇龍河1 posted by (C)Naoまるで桃源郷のような「世外桃源」。少数民族の暮らしなども知ることが出来て、なかなか興味深いです。世外桃源 posted by (C)Naoここでは、独特の形の山々に囲まれた、のどかな田園風景に、心がとても癒されます。そんな陽朔には、他にも数多くの素晴らしい場所がありますが、それらも併せてこれから数回に分けてご紹介していけたらと思います。さて、前置きが長くなってしまいましたが、桂林・陽朔の旅のご紹介を始めましょう。ところで、桂林へ行くには、香港からもフライトがあるのですが、時間と費用の節約のため、今回は深セン空港から行くことにしました。深セン空港は、普段あまり利用することはないのですが、まだ比較的新しく、近代的で綺麗な空港です。一応国際空港なので、日本などへも直通フライトが飛んでいます。深セン空港 posted by (C)Nao国土が広大な中国では、必然的に飛行機の移動が多くなります。そんな中国には、いくつか航空会社がありますが、今回のフライトは、その中のひとつ「中国南方航空」を利用しました。あいにくエコノミーが取れなかったので、ファースト・クラスだったのですが、それでも料金は、香港から行くよりはるかに安いんです。まあファースト・クラスと言っても、たった1時間の国内線ですから、おつまみのピーナッツが出たくらいでしたね、、(笑)中国南方航空 posted by (C)Naoでも国内線の良いところは、国際線に比べて低空を飛行するため、地上の様子が眺められることです。この時も、もうすぐ桂林に到着するという頃には、こんなパッチワークのような水田が見られました。機内より posted by (C)Nao1時間弱のフライトはあっという間に終わり、桂林の郊外にある両江空港に到着です。以前桂林に来たときは夜だったのですが、今回は昼間だったので、あたりの様子が良くわかりました。桂林両江空港 posted by (C)Nao桂林の市内から陽朔へは、バスがたくさん走っていてとても便利なのですが、今回は空港から直接行ったので、拾ったタクシーと交渉し、桂林を経由せずにそのまま陽朔へ向かうことに。道中、あの独特の山々の景観を眺めながら、目的地の陽朔に到着したのは、もう午後になっていました。陽朔への道 posted by (C)Naoまずは、今夜宿泊するホテルへチェックイン。あらかじめ予約しておいたホテルは、陽朔の市街から少しはずれた、璃江のほとりに立つ「君豪酒店」。このホテルの部屋からは、眺めがとても素晴らしく、眼下に璃江が流れ、周辺を取り巻く山々は、まさに桂林と言った風景でした。陽朔の璃江1 posted by (C)Nao璃江は、この時期水量も少なく、流れも緩やかで、川原では牛が草を食べていました。こんな絶景が、ホテルの部屋から見られるなんて、ちょっぴり贅沢な気分(笑)。陽朔の璃江2 posted by (C)Nao荷物をおいて、一休みしてから、早速、陽朔の街を歩いてみることにしました。にほんブログ村
Jun 28, 2009
コメント(17)

先日、ヒマラヤに咲くと言う、「幻の青いケシの花」を見に出かけてきました。とは言っても、もちろんヒマラヤへ行ったわけではなく、信州は南アルプスの麓、山深い大鹿村と言う場所まで行ってきたんですが、、(笑)大鹿へは、中央道で松川ICまで行って、そこから約30分の道のりです。行く途中には、小渋ダムと言う大きなダム湖がありました。小渋ダム posted by (C)Nao大鹿に到着し、そこからさらに細い山道を車で登ること約40分、標高1500メートル付近に、そのケシの花が咲いている大池高原があります。これだけ標高の高いところまで来ると、さすがに周りの眺めも雄大ですね。その途中、山肌にはりつくように、数軒の民家がありました。南アルプス posted by (C)Nao山道を進むと、急に視界が広がって、目的地である大池高原に到着です。私たちが行った日は、休日と言うこともあって、まだ早い時間だと言うのに、この幻の花を一目見ようと、大勢のお客さんが来ていました。その青いケシの花ですが、野生で咲いているわけではなく、ここの中村農園さんが、大切に育てているものです。メコノプシス1(青いケシ) posted by (C)Nao品種名はメコノプシスと言う多年草。原産地は、標高5000mのヒマラヤ山脈やチベット・ミャンマーで、高山植物です。この青いケシの種子や苗は、日本でも一般の種苗業者から購入できるようですが、その栽培の難しさから、「幻の花」と言われているそうです。夏の気温は25度を超えず、また適度な雨が降るなどの気象条件求められるので、日本での栽培は至難の技と言われています。メコノプシス2 posted by (C)Naoこの花は、自生するヒマラヤでさも、雨季の間しか見ることが出来ないようです。ここの中村農園さんでは、平成6年春に初めてこの種苗を撒いて、翌年6月に初めて花が咲いたそうです。メコノプシス3 posted by (C)Nao最初は200株程度しかなかったものが、少しづつ増やして来て、今では1000株以上になっています。大池高原でこの青いケシが育つのは、ここの気候が花に合っていたからなんでしょうね。開花は例年5月末頃で、6月下旬までその花を楽しむことが出来るそうです。メコノプシス5 posted by (C)Nao独特の神秘的な雰囲気を持つ花で、細長い茎がすっと伸び、その先に大きな花をつけます。花の色は、ご覧のようなさわやかなブルー。このような色合いの花は、私もこれまで見たことがありませんでした。メコノプシス4 posted by (C)Nao花びらがとても大きく、またその数は株によってまちまち。日差しの加減で、花の色あいも違って見えるので、とても不思議でした。この日は梅雨の合間の好天に恵まれ、1500mの山の上でも、ちょうど気持ちよいくらい。その真っ青な空の色に、負けないぐらいのヒマラヤン・ブルーのケシの花が、今でも強く心に残っています。メコノプシス6 posted by (C)Naoにほんブログ村
Jun 24, 2009
コメント(10)

仕事やプライベートで都内へ行くときに、いつも利用するのがJR東日本の中央東線です。先日も、いつものようにE351系「スーパーあずさ」に乗り込んで行ったのですが、ちょうど創刊されたばかりの鉄道雑誌「鉄道絶景の旅」を購入したところ、その特集がこの中央東線でした。その本の中でも、まさにそうした絶景や沿線の見所などが紹介されていましたが、今日の日記ではその逆パターン、信州を起点に新宿へ向かうスーパーあずさ4号に乗って、中央東線の旅の車窓をご覧頂きましょう(笑)。スーパーあずさ posted by (C)Naoところで、以前の日記の中でご紹介しましたが、この中央東線からの車窓は素晴らしいの一言に尽きます。信州・松本から、東京・新宿までの約2時間半の間には、北アルプスを皮切りに、八ヶ岳、南アルプス、富士山と言った日本を代表する山々が、次々と車窓に現れて来るので、とても楽しみですね。鉄道絶景の旅 posted by (C)Naoさて、まずは北アルプスの玄関口松本駅をスタート。まもなく塩尻駅で名古屋方面へ向かう中央西線と別れた後、塩嶺トンネルをくぐります。その先の岡谷駅で飯田線とお別れし、列車は諏訪湖を見ながら一路東を目指して進みます。茅野駅を過ぎた頃から、あたりは高原の雰囲気になり、進行方向左手には八ヶ岳、そして右手には南アルプスのパノラマが広がります。ちょうど田植えが終わったばかりの水田の向こう、残雪の南アルプスがとても綺麗でした。中央東線の車窓1 posted by (C)Nao小渕沢駅のホームでは、小海線の汽動車キハ110系が停まっていました。小海線は、日本で一番標高が高いところを走る路線ですが、日本で唯一ハイブリッド車両が走っている路線としても有名ですね。小海線気動車 posted by (C)Nao高原の林や野原の中を、右に左にカーブしながら猛スピードで走り抜けて行くのは、どことなく快感でもあります。カーブが多い中央本線用に開発されたこのE351系車両は、その振り子列車の性能を存分に発揮し、左右にわずかながら傾きながら走って行きます。12両編成と言う長大編成で運行されているので、こうしたカーブでは前の車両が良く見えるのも面白いですね(笑)。中央東線の車窓2 posted by (C)Naoだんだん近くに迫ってくる南アルプスの甲斐駒ケ岳を眺めているうちに、韮崎駅を通過しました。ここは小高い丘の上にある韮崎観音が有名で、その姿は駅のホームからも眺めることが出来ます。(以前の写真より抜粋)韮崎観音 posted by (C)Naoところで、新府駅を過ぎるあたりから甲府駅までの間は、運が良ければ、あの富士山の秀麗な姿を望むことが出来ます。私もこの列車に乗ると、「今日は富士山が見えるかな~?」と何となくソワソワしてしまいます(笑)。ただし夏場の時期には、富士山は雲の中に隠れてしまうことが多く、めったにお目にかかれません。チャンスとしては、やはり綺麗に晴れあがった冬の朝でしょうね。(以前の写真より抜粋)富士山 posted by (C)Naoやがてまもなく、列車は武田信玄の城下町、甲府駅へと滑り込んでいきます。ここでは大勢のビジネスマンや旅行客が乗り込んできて、ほとんど満席となりました。お隣のホームに停まっているワインレッドの総二階建て車両は、小淵沢へ向かうホリデー快速「ビューやまなし」。まだ乗ったことはないのですが、二階席から見える風景は、きっと一味違ったものなんでしょうね。駅の柱などのカラーも、ワインレッドで統一されていました。中央東線の車窓3 posted by (C)Naoさて甲府駅を出発すると、列車は甲府盆地をひた走ります。このあたりは、春になるといたるところに桃の花が咲き乱れ、列車の車窓もとても華やかなものになります。そして、ぶどう畑の広がる勝沼を過ぎるあたりからは、トンネルが多くなってきます。この辺りには、今は使われなくなった旧線の廃線跡が数多く残っていて、遊歩道として開放されているようですので、いつか途中下車して歩いてみたいものですね(笑)。やがて列車は、大月駅を通過。ホームの向こうに見えるのは、富士急行線のフジサン特急。先頭が展望列車となっているので、旅の楽しみが一気に増えそうですね。富士急行フジサン号 posted by (C)Naoこの辺りは丹沢山系の山あいを走るルートで、雄大な河岸段丘や渓谷を越えて行きます。特に桂川の河岸段丘を渡る新桂川橋梁は、雄大な景観が楽しめますね。ただし、その後はトンネル区間が連続するため、車窓の方はしばしお預けとなってしまいますが、、中央東線の車窓4 posted by (C)Naoやがて最後の小仏トンネルを抜け、高尾山で知られる高尾駅を通過すると、ほどなく八王子駅に到着です。駅のホームでは、中央線快速列車を待つビジネスマンやOLの姿が目に付きます。横浜線と別れて、豊田車両区の列車群を眺めているうちに、多摩川を渡り立川駅へ。中央本線特急列車は、都内を500円のワンコインで気軽に乗れるサービスができてから、ビジネスの通勤の足としても活用されているようで、八王子や立川では大勢の人たちが乗り込んで来ました。中央東線の車窓5 posted by (C)Naoその先、国立からは三鷹にかけては、ちょうど今は高架複々線化工事が進んでいるようです。ご存知のように、中央本線では、過密ダイヤの中央線快速が走っているため、特急列車は八王子・三鷹間での追越しが出来ず、各駅停車とあまり変わらない鈍行列車(笑)に甘んじて来ました。中央東線の車窓6 posted by (C)Naoでも、もしこの工事が完成した暁には、きっと特急列車のスピードアップが図られ、サービスも向上することでしょう。とは言え、こうした工事には時間がかかるもの、完成にはまだもう少し時間が必要なようですね。さて、そうしているうちに、列車は中野駅を過ぎ、新宿の超高層ビル街が見えてきました。中央東線の車窓7 posted by (C)Nao中央東線の旅も、いよいよ終わりが近づいています。列車は、総武線各駅停車の黄色い車両と併走しながら、混雑する新宿駅の特急専用ホームへと滑り込んで行きました。中央東線の車窓8 posted by (C)Naoさて、今回は長々と中央本線の旅にお付き合いいただき、ありがとうござました。こんな車窓が見てみたいなと思われた方が、もしいらっしゃったら、是非ビールとおつまみでも買い込んで、中央本線に乗りこんでみてくださいね(笑)。にほんブログ村
Jun 20, 2009
コメント(14)

最近、ブログタイトルにある「香港・・」とは名ばかりの内容になっていましたので、今日はちょっと香港の好きな食べ物のお話をしようと思います(笑)。ところで香港での食事と言えば、広東料理や海鮮料理、飲茶などが思い浮かびますね。でも、在住中はいつもそうしたものばかり食べているわけではなく、むしろ普段はローカルなお店などへよく行っていました。そんな私がよく行ったお店が、今日ご紹介する台湾菜(台湾料理)のお店「仙桃源」です。このお店は、香港に数店舗展開している台湾系のお店で、店舗は割とこじんまりしていてかわいい感じです(笑)。ランチタイムには、セットメニューもあったりして、結構お得になっています。ここで、私がいつも食べていたのが、この肉繰麺(上海湯麺=上海麺でスープ入りのもの)です。香港で上海麺と呼ばれているこの麺は、白色のやや太めの麺で、やわらかい食感がたまらないです。仙桃源 posted by (C)Naoトッピングには、台湾料理ではおなじみのとろっとした肉繰りがたっぷり。季節の野菜として、蒸しキャベツや揚げ茄子などが添えられていて、ボリューム感もあります。日本にいる時、なす焼さえあれば他におかずはいらないと言うほどなす好きだった私は、香港でこの麺にすっかり惚れ込んでしまったのでした。(笑)肉繰と野菜の上海麺 posted by (C)Naoスープは薄味のあっさり系ですが、しつこくなくてあとを引くおいしさです。トッピングと麺は、いくつか種類があって、それらを好みで組み合わせることができます。たとえばある時は、こんな風に気分を変えて、甘く煮込んだシイタケと茄子のトッピングに、公仔麺(出前一丁)を組み合わせたりしていました。シイタケと野菜の公仔麺 posted by (C)Nao香港で「出前一丁」の麺は有名で、香港人の同僚などはよくこの麺をオーダーしていましたが、私などは、「わざわざお店に入ってまではなあ~」と言う思いがありました。だって自分のアパートでも、結構インスタントラーメン食べていましたからね(笑)。それから、好みで麺をご飯に変えること(肉繰飯)などもできます。そう言えば、昨年台湾へ旅行に出かけた時にも、本場の肉繰飯を食べてきたのですが、今思えば肉繰麺(飯)のファンになったのは、このお店のせいだったんですよね(笑)。この「仙桃源」は、以前チムや中環にもお店があったのですが、残念なことに今では北角などに数店舗か残るだけとなってしまいました。でも私が、もしまた香港に行ったら、きっとこの肉繰麺の味が懐かしくて、つい確かめに行ってしまうんだろうな~と思います(笑)。仙桃源の肉繰麺、もし飲茶も飽きたな~と言うときに、一度試してみてはいかがでしょう?にほんブログ村
Jun 15, 2009
コメント(10)

南信州にある「しんわの丘ローズガーデン」、昨年知人が行ってとても綺麗だったと聞いていたのですが、ちょうどバラ祭りをしているとの情報が入り、週末に家内と見に行ってきました。パンフレットによれば、ここには126種2600本のバラが植えられているそうで、残雪の中央アルプスをバックに、咲き誇る色とりどりのバラがとても見事でした。ローズガーデン1 posted by (C)Naoここはバラの種類がとても多いので、既に咲いているものもあれば、まだこれからのものもあって、かなり長い期間楽しめるようです。それでも時期的には、ちょうど今が見頃のようでした。ローズガーデン3 posted by (C)Naoバラ祭りは、6月1日~14日の間で行われているらしく、おみやげなどを売るお店が出ていて、さまざまなバラの苗木も売っていました。この日はお天気が良く、かなり日差しが強かったので、売店で買ったソフトクリームがとてもおいしいかったですね(笑)。ローズガーデン2 posted by (C)Naoところで、ここのバラ園には「アンネのバラ」と言う名のバラがありました。このバラ、正式には「スヴ二ール・ド・アンネ・フランク」と言う名前で、あの「アンネの日記」のアンネ・フランクにちなんだもので、「アンネの形見」と言うような意味合いがあるようです。バラには非常に多くの種類があるのは知っていましたが、このアンネのバラの存在は、つい最近まで知りませんでした。アンネのバラ1 posted by (C)Naoそのアンネ・フランクですが、彼女は第二次世界大戦中に、オランダでナチスドイツによるユダヤ人迫害により収容所に入れられ、不衛生な環境の中で病気を患い、わずか15歳で短い生涯を閉じました。そのアンネの書いた日記が後に公開され、世界中の多くの人に共感を呼んだのは、皆さんもご存知かと思います。アンネのバラ4 posted by (C)Naoこのバラは、アンネの没後15年経った1960年に、ベルギーの園芸家によって作出され、アンネ・フランクの父親オットー・フランクに送られたもので、その後昭和47年に、彼が当時交流のあった日本人に送ったものが、日本での最初だと言われています。アンネのバラ2 posted by (C)Naoこのバラの特徴は、その色合いが徐々に変化していくことです。最初は黄色からオレンジへと変化し、それがピンク色に変わっていくんだそうで、確かに私が見たものも、あるものはまだ咲き始めでオレンジでしたが、あるものはすっかりピンク色になっていました。アンネのバラ5 posted by (C)Naoアンネの平和への願いを受け継いだこのバラですが、ここではその苗木も売っていました。1500円とちょっと値は張りますが、貴重なものですから、一本買って家の庭に植えてみるのもいいかもしれませんね。あの花びらの色変化を、四季を通じて楽しめるようですよ。アンネのバラ6 posted by (C)Naoさて、日本列島もいよいよ梅雨入りしたんだそうです。これからまた、あのうっとうしい雨の日がづづくと思うと、少し気分も暗くなりますよね。それでも今週も折り返し、あと2日ですので頑張りましょう!バラに関連した日記:「日比谷公園/薔薇の花園」 2008年5月23日 にほんブログ村
Jun 10, 2009
コメント(8)

久し振りに、昨年行った北海道旅行の続きとなります。旅行も3日目、宿泊した富良野のペンションを出ると、花人街道(富良野国道)を日高目指して、一路南下しました。途中、北の国からでおなじみの麓郷の近くを通り、南富良野を過ぎる辺りからは、すっかり周りは山の中です。でも道路がよく整備されているので、とても快適なドライブでした。並行して走る根室本線は帯広方面へと向かうため、このあたりでお別れです。この近くには、高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」でおなじみの幾寅駅(映画の中では幌舞駅)があります。今回は時間の関係もあって、立ち寄れませんでしたが、いつか行ってみたいですね。やがて「道の駅占冠(しむかっぷ)」に到着。このあたりは、本当にまわりが山ばかりで街もなく、この道の駅は休憩を取るのに助かりました。占冠を出て、またひたすら山の中を走り、日高峠を越えるとそこは日高町です。R237も日高国道と名を変えて、沙流川の美しい渓谷に沿って下っていきます。日高の渓谷 posted by (C)Naoさらに先に進むと、振内(ふれない)と言うところに、鉄道記念館があるのを発見。やっぱり鉄の血が騒ぎ(笑)、ちょっと寄ってみることしました。そこは1986年に廃線となった「富内線」と言うローカル線の駅を利用した記念館で、他にも線路や当時の駅ホーム、機関車(D51 23)や客車などが静態保存されていました。富内線鉄道記念館(旧振内駅構内) posted by (C)Naoその富内線とは、いったいどんな鉄道路線だったのでしょうか?富内線は1922年に、沿線から産出されるクロムや石炭の鉱物資源の運搬、森林開発を目的として開設された鉄道路線で、日高本線の鵡川から振内までの58.4kmで営業していました。戦後はその路線をさらに延伸し1964年に振内・日高町間が開通して、最終的には82.5kmとなりました。(全線非電化)しかし、その後の国鉄分割民営化に伴い、北海道内の他の多くの路線と同様に、1984年に廃止が決定がされ、1986年11月1日をもって廃線となってしまったのです。廃止直前の運行状況は、一日6往復の運転(約2時間に一本)で、ほとんどが苫小牧まで乗り入れていたようです。(約3時間の旅程)富内線1 posted by (C)Naoところで、北海道の鉄道の廃止路線と言うと、あの幸福駅で有名な広尾線などは知っていたのですが、この富内線の存在は正直のところ全く知りませんでした。ホームに停まったまま、動くことのない客車の中を見ていると、そこはまるで時間も止まってしまったようでした。富内線3 posted by (C)Nao忘れ去られたように草生していた蒸気機関車は、もっと走りたい、どこかで活躍したいと言っているようで、ちょっとつらいですね。また、赤く錆びついた鉄路は、途中からぷっつりと途切れたままで、その先には対照的に新しく出来たばかりの綺麗な舗装道路が続いていました。富内線2 posted by (C)Naoこの富内線は、全線開通からわずか22年で廃止されてしまったのですが、その沿線は山や渓谷が美しく、かなり風光明媚な車窓が楽しめたようです。廃線の時に実際に走っていたのは、オレンジカラーのキハ40で、もし今だったら、ローカル線人気にあやかって、もっと賑わっていたかもしれませんね。富内線4 posted by (C)Naoこうした廃線跡が数多くある北海道ですが、そうした列車に乗ることはもうできません。あの頃の私には、北海道はとても遠い地だったのですが、今思うと当時なぜ乗って見ておかなかったのかと悔やまれてなりません。そう言えば、あの映画「鉄道員(ぽっぽや)」も、まさに廃線となった鉄道駅を舞台にしたお話なんですね。ネットで探してみたら、こうした廃止路線の当時の様子などが紹介されているHPがありましたので、せめてそちらで当時の富内線の様子を偲んでみたいと思います。皆さんもよろしかったらご覧くださいね。北海道の廃止線のご紹介サイト富内線のご紹介サイトにほんブログ村
Jun 7, 2009
コメント(10)

今週はまた東京へ出張し、そして今日は車で小田原まで行って来ました。中央道で富士吉田へ抜け、東富士五湖道路を通って御殿場から東名というルート。途中、東名の足柄サービスエリアで、一休みすることにしました。足柄サービスエリア1 posted by (C)Nao今日はあいにくの曇り空で、富士山もあまりよく見えずとても残念。富士山 posted by (C)Nao箱根の山も雲に覆われていて、アウトレットも平日と言うことで、とても静かな様子でした。箱根 posted by (C)Nao足柄サービスエリアは、大型トラックなどの休憩場所になっているようで、とにかく駐車場が大きいんです。今年は、東名が開通して40周年だそうで、各種イベントなども企画されているようです。足柄サービスエリア2 posted by (C)Naoさて、その駐車場を歩いていると、今話題の新型プリウスが停まっていました。4月1日から予約受付開始し、たった2ヶ月で既に13万台の受注があり、今では納車までに4ヶ月待ちなんだとか。お値段が旧モデルよりも30万円も安くなり、燃費も向上した上に、エコカー減税のメリットもあって、5月の車種別販売台数では、ついにトップになったらしいです。その新型プリウスですが、まだ発売から2週間しか経っていないのに、もういち早く乗っている人がいるんですね。この時期に乗っていると、間違いなく注目されますよね。比較的丸い感じのスタイルだった旧モデルに比べ、今回はスタイルが格段に良くなりましたね。プリウス2 posted by (C)Naoそして今回のモデルチェンジでは、排気量が従来の1.5Lから1.8Lに増えたので、車体もひとまわり大きく感じられましたね。ところで、この新型プリウスのナンバープレート、よく見ると「富士山」ナンバーでした。ご当地ナンバーと言うのが認められるようになり、いろいろローカルなナンバーが出来てきているようですが、「富士山」ナンバーを見るのは実は初めてでした。プリウス1 posted by (C)Nao私もこの富士山ナンバーのプリウスほしいです(笑)。にほんブログ村
Jun 4, 2009
コメント(12)

今日はC-POPの話題です。以前にも書きましたが、実は台湾の女性ボーカルユニット「S.H.E」のファンなんです。好きな歌は数多いのですが、その中でも特に好きな歌のひとつが、今日ご紹介する「紫藤花」です。S.H.Eのアルバム「FOREVER」に収録されているこの歌は、彼女たちだからこそできる素敵なハーモニーの魅力を十分に引き出している歌です。メロディーが、一層引き立つと言う感じの歌なんですよね。ところで紫藤花(日本で言う藤の花)と言えば、4月から5月にかけて、その見事な花を咲かせます。あの独特の綺麗な花びらが藤棚から長く垂れ下がる姿、他の花にはない優雅なイメージがありませんか?その藤の花が咲いている時期って、意外と短いんですよね。また、どこにでも咲いていると言うわけではないので、つい見逃してしまいます。今年も、桜の季節が終わってしばらくして、ふと気がついたときには、もうほとんど花も終わりになっていました。紫藤花、来年こそはちゃんと見られると良いのですが、、、紫藤花 posted by (C)Naoにほんブログ村
Jun 1, 2009
コメント(10)
全8件 (8件中 1-8件目)
1