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少し以前の話題になりますが、8月最後の週末に、飯田線の旅に出かけてきました。JR東海の飯田線は、愛知県の豊橋市と長野県の辰野町を結ぶ全長200km近くに及ぶ長大ローカル線で、その駅の数はなんと94もあり、これは2kmにひとつ駅がある計算になります。都会の私鉄でもない田舎の路線に、何故これだけ駅がたくさんあるのでしょう?それは、ここが4つの私鉄を統合して出来たからなんですね。その飯田線の沿線の風景は変化に富んでいて、長野県側の南信州では田園風景と南・中央アルプスの雄大な景観を楽しむことが出来ます。中央アルプスと飯田線 posted by (C)Naoそして飯田をから南では、天竜川に沿って山間や渓谷を走り、138のトンネルと400以上の橋梁を超えると言う、まさに鉄道唱歌の 「今は鉄橋渡るぞと、思う間もなくトンネルの・・・」と言う雰囲気がぴったりの路線なのです。そんな長大ローカル線だけに、長野県側の始発駅となる岡谷駅から乗ると、終点の豊橋までは実に5時間以上かかります。今回の私の目的地は、途中の中部天竜駅でしたが、時間節約のため飯田の先にある天竜峡駅から乗ることにしました。この日はまだ、夏の強い日差しが照りつけていました。天竜峡は、船下りなどもある天竜川きっての景勝地です。この日は、まだ夏休み中で、また鉄道イベントも企画されているためか、車内は結構混み合っていました。飯田線・車内 posted by (C)Nao天竜峡を出発すると、間もなく最初のトンネルに。そして次の千代、金野、唐笠の各駅は過ぎる頃には、すぐ真横には天竜川が迫ってきました。飯田線の車窓1 posted by (C)Nao途中の泰阜ダムによってせき止められた天竜川は、湖のようにも見えますね。トンネルの闇と綺麗な川の風景が、入れ替わり立ち代わり連続してやってきて、車窓から眼が離せません。飯田線の車窓3 posted by (C)Naoやがて全国秘境駅ランキング第4位の田本駅に到着。ここは両側をトンネルで阻まれたホームが、絶壁にへばりつくように作られ、もう一方は天竜川と言う絶景。川を渡る唯一の道であるつり橋が見えました。飯田線の車窓2 posted by (C)Nao平岡ダムのある平岡駅を過ぎると、列車は秘境駅ランキング第3位の小和田駅へ。ここは、駅まで車で乗り入れることができず、最も近い集落まで山道を1時間以上歩かなければならないと言う、秘境駅中の秘境駅です。飯田線・小和田駅1 posted by (C)Naoホームには、静岡・愛知・長野の3県の県境であることを示すプレートがありました。恋成就駅の碑は、駅名と同じ皇太子妃小和田雅子様のご成婚にちなんだものですね。飯田線・小和田駅2 posted by (C)Naoさて、飯田線最長の大嵐(おおぞれ)トンネル(5063m)を過ぎると、秋葉街道の宿場町として栄えた水窪(みさくぼ)に到着です。山に囲まれた狭い土地に民家が密集している様子が、ホームからも良く見えました。単線のため、ここで対向列車とすれ違いです。飯田線・水窪駅 posted by (C)Nao静岡県に入ると、目立つのがお茶畑。さすがに茶処だけあって、駅のホームからもお茶畑が見えましたね。飯田線・お茶畑 posted by (C)Nao天竜川と別れた飯田線、今度は水窪川に沿って進みます。向市場を過ぎ城西に近づくと、飯田線の名所「第6水窪橋梁」に差しかかりました。別名「渡らずの鉄橋」と呼ばれるこの橋梁は、水窪川を対岸へ向かいますが、曲がってまた元の岸へ戻ってしまうと言う、とてもユニークな鉄橋なんですね。飯田線・渡らずの鉄橋 posted by (C)Naoでも何故、このようなユニークな橋梁が出来たのでしょう?もともとここは、川に山が迫っていて、最初トンネルで通過する工事をしていたのですが、中央構造線上で地盤がもろく、トンネルが崩落してしまったため、トンネルを断念し橋梁で河原を迂回するように変更したんだそうです。第六水窪橋梁(渡らずの鉄橋) posted by (C)Nao峰トンネルを超え、巨大な佐久間ダムのある佐久間駅を過ぎると、ほどなくして目的地の中部天竜駅に到着です。中部天竜駅は、かつての機関支区なので、駅の構内はとても広く、その施設を活かして、平成3年に完成したのが、佐久間レールパークです。かつての飯田線は、旧型国電の宝庫ともいわれ、鉄道ファンには人気の路線でした。飯田線・中部天竜駅 posted by (C)Naoそうした古き良き時代の車両達を集めて展示している佐久間レールパークですが、今年の11月1日を持って、残念ながらクローズすることになってしまったのです。ただJR東海は、2年後を目処に名古屋市金城埠頭に、新しい鉄道博物館を移転オープンする予定とのことなので、また新たな楽しみができました。佐久間レールパーク1 posted by (C)Naoそんな訳で、もうすぐ見られなくなってしまうこの佐久間レールパークを、今のうちに一目見ておきたいと思ってやって来たのでした。その佐久間レールパークも、クローズまであと1週間を切ってしまいましたね。レールパークでは、さまざまなイベントも行われていましたが、その時の様子はまたご報告したいとお思います。まずは17年間、ほんとうにご苦労様でした。にほんブログ村
Oct 25, 2009
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今日は、先日香港に行ったときに食事をしたお店をご紹介します。食在広州と言う言葉がありますが、今回行ったレストランは香港でも珍しい順徳料理のお店です。順徳はその広州のすぐ南にあり、あのブルース・リー(李小龍)の郷里(本人はアメリカ生まれ)であることでも有名ですね。現在は、仏山市の一部になっていて、その仏山市には私も一度だけ出かけたことがありました。「順徳料理」と聞いても、あまり馴染みのない方もいると思いますが、実は4種類に大別される広東料理の中のひとつ(他は広州、潮州、客家)で、特に順徳は 「中国餐飲之郷」 「中国厨師之郷」 とも言われているくらいで、お料理の里であり、また名シェフの里なんですね。あの有名な「周富徳」さんも、ご実家はこの順徳だそうで、海産物や野山の食材が豊富なので、そうした食材を使って美味しい料理がはぐくまれてきたんですね。IFC posted by (C)Naoこの日は、夕方アモイから香港に到着して、中環(セントラル)での会議が終わったのは、もう夜の8時を回っていました。それでも夜の長い香港ですから、それから仲間とタクシーで上環へ向かいました。IFC posted by (C)Nao着いた場所は、トラムの走るレトロなウェスタン・マーケットのすぐお隣。二階に、結婚式なども出来る寶湖金宴のある建物の1階に、今回行った順徳料理の名店「鳳城酒家(フォッセンザウガー)」の本店があります。私もここへ入るのは初めてでしたが、この鳳城酒家は、香港内にもいくつか支店があるようで、北角(ノースポイント)のお店には、あのレスリー・チャンがよく行っていたんだとか、、鳳城酒家1 posted by (C)Naoさて、一般に中華料理と言うと、骨付肉を豪快にぶつ切りにして、鳥もお頭がついているなど、見た目や食べやすさではイマイチと感じる日本人も多いでしょう。その点この順徳料理は、素材を生かす巧みな調理法で、しかも見た目も綺麗。骨などは取り除いてあるので、何より食べやすいのが嬉しいですね。鳳城酒家5 posted by (C)Nao広い店内は気取らない感じ、まずは着席してオーダーをローカルメンバーに任せます。お隣にある小部屋の中からは、マージャンの音がジャラジャラ聞こえて、いかにも香港らしい雰囲気です(笑)。最初に大きな瓶のようなものに入ってきたのが、この湯(スープ)です。色からして、かなり濃厚な感じで、普通のスープとはちょっと違いそうです。鳳城酒家2 posted by (C)Nao何でもこのスープには、さまざまな具を入れて煮込んでいるらしく、フルーツも入っていると言うことでしたが、実際飲んでみるとすこし甘みがありましたね。スープを絞った残りの具の方も、すごい豪華ですよね。鳳城酒家3 posted by (C)Nao次に出て来たのが、このちょっと珍しいお料理。「窩貼大明蝦(車海老のトースト揚げ)」と言いますが、トーストの上に海老を乗せて、剥がれないようにさっくりと焼き上げたものです。ぷりぷりとした海老に、マヨネーズをつけて頂いたら、これがすごく美味しくて、新たな発見でした(笑)。鳳城酒家4 posted by (C)Naoこれは、「大良炒鮮{女乃}」と言って、炒めた蟹肉を卵白と片栗粉と水牛の乳で煮たもの。水牛の乳は牛乳よりコクがあり、まるでチーズのような食感なんですね。大良は、順徳にある鎮(村)のひとつだそうで、そこで飼育された水牛や乳牛のミルクを使っているんだとか。こうしたミルクを食材に使っているのも、順徳料理の特徴のようです。鳳城酒家6 posted by (C)Nao次は、香港でもよく使われる食材である臘腸(豚肉の腸詰めの燻製)と野菜の炒めものです。ちょっとこってりしていましたが、他に野菜系がなかったので、おいしくいただきました。鳳城酒家7 posted by (C)Nao これは「脆皮〔火乍〕子鶏」。子鶏を丸ごとこんがりと焼いたローストチキンですが、皮がパリパリッとしていて、とっても美味しかったです。私は鶏肉が大好きなので、これは最高でした!(笑)。鳳城酒家8 posted by (C)Naoそして極め付けが、このお魚料理。(名前を忘れました=汗)一見すると、普通の蒸し魚のお料理に見えますが、実はこのお魚の中身は、すり身なんです。でも魚の形をしているの何故?って思いますよね。鳳城酒家9 posted by (C)Naoそう、賢明な読者の皆様は、もうお気づきですよね。その調理方法は、一旦魚の皮を綺麗に剥がして、再度その中にすり身のお魚をサンドしてから蒸し、もとどおりのお魚の形に見せていると言う、とても手の込んだ料理なんです。ここまでくると、お料理の芸術品とも思えますが、まさに順徳料理の真髄ここにあり!ですね(笑)。ちょっとわかりにくいですが、中身を見てみると、ほらこの通り。もちろん骨はないですから、すごく食べやすいですよ(笑)。鳳城酒家10 posted by (C)Nao締めくくりは、デザートに西米〔木局〕布甸(焼カスタードプリン)をオーダー。ほっかほかに焼きあがった、見るからに美味しそうなプリンがやってきました。でも見ての通り、これがすごくビッグサイズなんです。鳳城酒家11 posted by (C)Naoミルクプリンの発祥の地は、この順徳という説もあるくらいで、ここの定番の品になっているようです。中には、つぶつぶのタピオカがいっぱい入っていて、なんともいえない食感。大勢で取り分けて食べるのですが、5人で分けてもこのサイズの半分あれば十分な量でした。結局、残ったプリンは、翌日のオフィスでのデザートにと、お持ち帰りすることになりました(笑)。 鳳城酒家12 posted by (C)Naoさて、珍しい順徳料理を頂いた後は、店を出て上環の街へ。ちょうど二階で結婚披露宴を終えたばかりの、派手なドレスに着飾ったグループが一緒になりました。香港で一番歴史のある街は、やっぱりトラムがよく似合いますね。上環 posted by (C)Nao 鳳城酒家 香港徳輔道中安泰街7號康威花園地下 TEL2815 8689
Oct 23, 2009
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香港・アモイ方面の出張から戻りました。今回の出張、実は出発早々ハプニングがありました。いつも利用している空港行き乗合いタクシーが、何故か手違いで予約されていなくて、おいていかれると言う前代未聞の大ピンチ!でも電話をしたら、先のインターから引き返して来てくれて、何とか間に合い、無事飛行機に乗ることが出来ました。(汗)何度も海外出張していると、いろんなことがあるものですね。(笑)そんないやな予感のするスタートを取り返すような、ラッキーな出来事もありました。今回、香港からアモイへの移動に使ったのは、ドラゴン航空。こちらの航空会社は、香港在住時代によくお世話になりました。ドラゴン航空・エアバスA300 posted by (C)Nao香港空港の搭乗ゲートでチケットを渡すと、「ピピー」と言う音と共に、赤いランプが点灯。そうなんですね、ビジネスにアップグレードしていただきました。ラッキー!(かなり単純です、笑)ドラゴン航空機内 posted by (C)Nao香港からアモイまでは、一時間半の短いフライトですが、それでもゆったりくつろいでの空の旅はありがたいですよね。でも、さすがにビジネスのお客さんには、写真撮っている人はいませんでしたね~私だけ、かなりKYな状態だったかも(汗)。ドラゴン航空機内食 posted by (C)Naoところで、香港ではブログでお世話になっているskytrainさん とろみいさんに、無理をお願いして、一瞬だけお目にかかることが出来ました。Skytrainさんとは、私が駐在時代からなので、もうかれこれ3年近くになりますが、いつもお忙しく世界を飛び回っている、まさにグローバルなビジネスエグゼクティブと言った方です。ろみいさんは、もう香港在住も長く、素敵なご主人とかわいいお子さん達に囲まれながら、仕事もバリバリとこなしておられる方で、初めてお目にかかりましたが、想像通りの素敵な方でした。お二人ともお忙しい方々ですが、お忙しい時間を割いていただき、少しだけお話させていただきました。また、いつか機会があれば、ゆっくりお話など聞かせていただきたいなあと思っています。本当にありがとうございました!さて、本題に戻ってアモイでの朝です。今回、昼夜仕事の予定がびっちりで、出歩く時間もほとんど無かったのですが、せっかくアモイに来たので、ホテルからあまり遠くない「白鷺洲公園」を、早朝に散策することにしました。ここへは、以前旧正月に旅行した際にも行っているので、だいたい様子がわかります。白鷺州公園3 posted by (C)Nao白鷺洲公園は、アモイ市の中心部、外海とつながった員当湖(実際は二文字とも竹かんむりがつきます)にあります。このときは、まだ朝でしたので、散歩している人や、つりを楽しむ人たちの姿も見られましたが、水辺の公園の散策は、とても気持ちいいですね。白鷺洲公園1 posted by (C)Nao公園の名前にもなっているように、ここでは白鷺が近くに見られます。白鷺はアモイの象徴なのでしょうか、そういえば空港で見たアモイ航空の飛行機のデザインにも白鷺が描かれていましたね。白鷺州公園2 posted by (C)Nao湖にかかる橋を渡って中洲にある公園へ向かいます。橋の上から見たアモイの中心街、高層ビルが並んでいます。白鷺州公園6 posted by (C)Nao公園には、南国らしい花々が咲き乱れていました。その一角にある緑に囲まれたカフェ、反対側は水辺にも面していて、とてもいい雰囲気です。白鷺州公園4 posted by (C)Nao再び橋を戻って、水辺に沿って歩いていくと、前回泊まったアモイ・マルコポーロホテルのオレンジ色の屋根が見えてきて、なんだかとても懐かしかったです。ここでは、ひとりで5本も釣竿並べている人もいましたが、一度にアタリが来たら、いったいどうするんでしょうね(笑)白鷺州公園7 posted by (C)Naoホテルの前の通りを歩いていくと、昨晩Mettyさんが案内してくれたカフェストリートがあるはずです。まわりの木々が、いかにも南国風ですね。白鷺州公園8 posted by (C)Naoその先の通りには、歩道に張り出したテラス席がおしゃれなカフェが並んでいました。昨夜は忙しくて、カフェストリートのお店の写真を撮り忘れたので、リベンジです。(笑)カフェストリート2 posted by (C)Nao確か白い建物だったから、多分このお店かな?カフェストリート1 posted by (C)Naoこうして明るいときに見ると、すごくおしゃれだったんですね。(汗)Mettyさん、こんな素敵なところに連れて来てくださっていたとは、、多謝!カフェストリート3 posted by (C)Nao30分ほどの短い散策を終え、またホテルに戻ります。アモイの街は、機会があれば、また来たいですね。そのときは、にぎやかな中山路の歩行街や、コロンス島を歩けたらいいなあと思います。P.S.アモイってどんなとこ?って思った方は、「Naoのアモイ・泉州の旅」をご覧になってくださいね~。
Oct 18, 2009
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Nao@香港です。今週は、三連休で旅行を削って、約3ヶ月ぶりに香港・深セン方面へ出張で来ています。今回は、アモイでのミッションもあったので、深センでの予定が終わった後、香港とアモイを往復すると言う、かなりハードスケジュールとなりました。そのためこちらでの様子をアップすることもままならず、ようやく今日アップしているようなしだいです。(汗)皆様のところへも、帰国したらまたお邪魔させていただきますので、よろしくおねがいします。今回深セン市内では、これまで行ったことのない場所を通りましたが、現在も次々と高層ビルや高層マンションが建築中で、まだまだ勢いは衰えていない感じですね。それにしても、中国と言うところは、本当にユニークな建物をつくりますよね!(笑)深セン(市民中心) posted by (C)Naoアモイへは、3年ほど前の駐在時代に、一度だけ旅行したことがあるのですが、とても綺麗な街で治安も良いので、安心して旅行ができます。ところでアモイでは、到着後、短い時間でしたが、いつもこのブログでお世話になっているMettyさん にお願いして、お会いすることが出来ました。アモイ posted by (C)Nao高崎空港まで来てくださり、さすが現地の方ならではという、とてもおしゃれなカフェーストリートへ連れて行っていただきました。Mettyさんは、ブログもそうですが、すごく楽しい方で、時間が過ぎるのもあっという間でした。Mettyさん、お忙しいところ、本当にありがとうございました!なんだか、すごく元気をもらった気がします(笑)。さて香港へ戻ってからは、夕方から香港島での会議後に会食。ローカルメンバーが選んでくれたディナーの場所は、これまで私も行ったことのなかったレストランで、料理ではつとに有名な広東省の順徳料理のお店でした。気取らないお店ですが、出てくる料理は一風変わったものばかり。でも、とてもおいしかったので、折をみてまたご紹介できればと思っています。さて、帰りはスターフェリーでカオルーンサイドへ戻ります。今回は、いつも泊まるホテルがいっぱいで、チムのカオルーンホテルを取ったので、フェリーが便利なんですね。香港(セントラル) posted by (C)Naoフェリーピアから見たセントラルの高層ビル街の夜景は、いつも見ても壮観です!久し振りにこの夜景を見て、すこしノスタルジーに浸りながら、海風の気持ちよいフェリーに揺られてホテルへと戻りました。こちらで、もうひと頑張りして帰国しますが、ご返事は戻りましたらゆっくりさせていただきますので、ご容赦くださいね。それでは、今週もあと2日。頑張りましょう!
Oct 15, 2009
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このところ毎週のように上京しているので、なんだか遠距離通勤しているみたいです。(笑)これって、結構体力もいるので大変なのですが、中にはいいこともあります。それは鉄道に乗れること、そして旅の気分を味わえることですね。(笑)ところで、山手線では現在、12月4日までの期間限定で、ラッピング車両が走っているのはご存知の方もいらっしゃるでしょう。山手線の命名100周年記念と称して、E231系500番台の1車両を、ブドウ色にラッピングして走っています。山手線命名100周年記念車両1 posted by (C)Nao山手線はカナリア色(黄緑色)のイメージがありますが、101系が登場する前、ゲタ電と呼ばれていた頃は、このような色だったんですね。(阪急列車にも似ている?)乗ってみると、車両の外も中も明治製菓のコマーシャルだらけです。山手線命名100周年記念車両2 posted by (C)Nao鉄道ファンにとっては、この車両たしかに復刻調に見えますが、そんなこと関係ない一般の方々(笑)にとっては、単なるチョコレートの広告列車としか見えませんよね。と言うことは、これはブドウ色とは言わずに、チョコレート色と言うべきかもですね(笑)。山手線命名100周年記念車両3 posted by (C)Naoさて、列車での帰りには、いつもの新宿駅南口にある駅弁SHOPへ立ち寄るのですが、10月だけの期間限定で、「山手線命名100周年記念弁当」なるものを売っていました。山手線の電車の形をした、箱入りのおにぎりセットもあるようです。「期間限定」と言う言葉にめちゃくちゃ弱い私は、いつのまにかそれを手に取り、気がつくと晩飯用に買い込んでしまっていたのでした。(笑)山手線命名100周年記念弁当1 posted by (C)Naoさてさて、「あずさ」に乗り込み、お腹もすいたので、早速お弁当タイムです。「ま~るい緑の山手線♪・・・」なんて、某店のCMもありましたが、そんな環状路線の山手線にちなんで、お弁当の容器が「まんまる」です。山手線命名100周年記念弁当2 posted by (C)Naoそしてまた、中身が実に凝っています。お品書きによると、ハンバーグ、とんかつ、男爵いもコロッケ、海老とブロッコリーのコンソメ煮、マカロニのパセリ和え、茄子揚げ、チェリーなどなど、全部ま~るいおかずばかり。グリーンピース、アスパラ、ブロッコリーは、山手線カラーの黄緑をイメージしているんだそうで、ここまでお弁当の中身にこだわるこの企画に、これはもう脱帽ですね。(笑)山手線命名100周年記念弁当3 posted by (C)Naoところで、後で気がついたのですが、実はアスパラとゆで卵を並べて、「100」の文字を作ってあったんですね。これもすごい懲りようなんですが、運んでいるうちに形が崩れてしまったらしく、そんなこと全然気がつかずに、写真撮る前にアスパラ食べてしまったのでした。(泣)本来の様子が知りたい人は、上のチラシの写真で見てくださいね。お弁当そのものは、特別美味しいと言うわけではないものの、チキンライスはめずらしいかな。2種類の記念ステッカーのオマケ付きと、鉄ちゃんへの配慮も欠かしません。(笑)この駅弁、東京、新宿、上野、品川の各駅弁SHOPで販売しているようですので、ご興味があれば購入されてみては?そうそう、この包装カバーは各駅ごとに異なり全部で4種類、なので「駅弁鉄」の方は4つの駅でそれぞれ買ってくださいね。「山手線うんちく」も載っているので、友達や家族への山手線自慢話ができますよ。(笑)明治チョコレート宣伝広告 posted by (C)NaoP.S.広末涼子さん、実は結構ファンだったりします。あっ、関係ないですね。(笑)にほんブログ村
Oct 10, 2009
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先日、南信州の箕輪町にある「赤そばの里」と言うところへ行ってきました。ご存知の方もいると思いますが、普通そばの花と言うと白いですよね。この時期の信州は、あちこちのそば畑で、真っ白い綺麗な花が見られます。そばの花 posted by (C)Naoそんな信州でも、ここ近年注目のスポットが、今日ご紹介する「赤そばの里」です。ここでしかお目にかかれないと言う希少な花、その魅力に引かれて訪れる人も年々増えているようです。中央道伊北インターから15分も走ると、「赤そばの里」の入り口へ到着。駐車場に車を置いて、そこから10分ほど森の中の道を歩いていくと、突然目の前にこんな景色が飛び込んできました。赤そばの里1 posted by (C)Naoとにかく、すごいの一言!そこには、ピンク色のじゅうたんを一面に敷き詰めたような、赤そばの花畑が広がっています。4.2hもある広大なそば畑の周りは、ぐるりと森に囲まれているため、周りから遮断されてまるで別世界のようです。赤そばの里7 posted by (C)Naoそしてバックには、中央アルプスの緑深い山々が広がり、秋のさわやかな青空が、より一層清清しく感じられます。赤そばの里5 posted by (C)Naoこの素晴らしい景色を一目見ようと、あちこちから観光客が来ているようで、中には大型バスで乗り付ける団体旅行の人たちの姿もありました。まさに「花に埋もれる、、」と言った心地でしょうか。赤そばの里8 posted by (C)Naoお花畑の中を歩いていくと、その場所ごと見る方角ごとに、まるで違った趣になります。一眼レフを構えて撮影に耽る人や、携帯電話に収めているカップルなどさまざまでした。赤そばの里2 posted by (C)Naoこの赤そばの花は、今から20年ほど前に、ヒマラヤの標高3800mのところから、日本に持ち帰られたもので、信州大学の氏原名誉教授と地元の企業が、長い年月をかけて品種改良を行いながら、作り上げて来たものなんだそうです。赤そばの里6 posted by (C)Nao「高嶺ルビー」と名づけられたその花は、近くで見ると鮮やかな赤色をしていて、普通のそばよりも背丈が低く、収量は普通のそばの3分の1ほどしか収穫できないのだそうです。赤そばの里4 posted by (C)Nao霜に弱いことから鑑賞期間も短いのですが、赤ともピンクともいえるその花は、清楚な白いそばの花のイメージを、大きく変えてくれました。遠くに見える南アルプスと、ピンクのお花畑のコラボもいいですね。赤そばの里3 posted by (C)Naoさて、この日赤そばの里では、ちょうど「赤そば花まつり」というイベントが開催されていて、お花畑に近い古田の里では、手打ちそばの体験や試食、農産物や特産品の販売などでにぎやかでした。赤そば花まつり1 posted by (C)Naoせっかくなので、そば打ちの様子を見学してみましょう。そば打ち名人の方々が、見事な腕裁きで、そばを打っていきます。そば打ちは、「鉢3年・のし3月・切り3日」と言われるほど、奥の深いものなんだそうです。鉢の中で、材料(そば粉・卵・水など)を混ぜ、捏ねて丸い塊にしていきます。赤そば花まつり2 posted by (C)Nao板の上に打ち粉をしいて、丸いそばを麺棒で四角く伸ばしていきます。赤そば花まつり3 posted by (C)Nao伸ばしたそばを交互に折り返して重ねていき、包丁で丁寧に切りそろえていきます。赤そば花まつり4 posted by (C)Nao出来立ての手打ちそば、見るからにおいしそう~。もちろん、その場で茹でて食べさせてくれます。赤そば花まつり5 posted by (C)Nao今打ったばかりのおそばは、さすがに美味しい!!地元産のそば粉100%なので、おいしいのもうなづけます。赤そば花まつり6 posted by (C)Nao素晴らしい赤そばの風景と、おいしい手打ちそばを頂いて、すっかり満足のひとときでした。個人的には、あの富良野の富田ファームを初めて訪れたとき以来の感動でしたね!赤そばの見頃は、9月中旬から10月上旬とのことですが、まだもうしばらく楽しめそうなので、もし興味のある方は、一度訪れてみるのも良いかも。これから新そばの季節、美味しい信州そばをご賞味されてはいかがですか?にほんブログ村
Oct 7, 2009
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先日東京へ行った際、夕方からの待ち合わせのため、久しぶりに上野方面へ行きました。普段、仕事ではまず行くことがない上野界隈ですが、いろいろと面白いスポットがあって、歩くと楽しいエリアですよね。所用を済ませた後に、地下鉄大江戸線で御徒町駅へと向かい、夕暮れのアメ横のお店を見て歩きながら、上野駅へと向かいました。御徒町駅 posted by (C)Naoこのアメ横は、戦後の闇市が始まりとのことで、JR線のガード沿いの狭い路地には、今でもさまざまなジャンルのお店が軒を連ね、威勢のいい掛け声の響く通りは、歩くだけでも楽しいですよね。ときおり真上を駆け抜けていく京浜東北線が、ここがガード下だと言うことを思い出させてくれました。アメ横2 posted by (C)Nao歩いていくと、まず目に付くのがスポーツ用品店。こちらはご存知二木ゴルフですが、勤め帰りのサラリーマンらが、店頭でクラブを片手にゴルフ談義も華やかでした。そう言えば、もうゴルフも何年やっていないんだろう~(笑)。アメ横1 posted by (C)Nao通りから脇に入ったところにあるのが、この麻利支天。昔、江戸の人たちは、ここでいろんな願い事をしたのでしょうか?そんな昔に思いを馳せながら、その脇にあるお菓子の二木を覗いてみます。アメ横3 posted by (C)Naoお菓子の二木は、まさにお菓子のデパートと言うのがぴったりで、いろいろな安いお菓子が、山積みになって売っています。面白かったのが、この「おっぱいゼリー」というもの。おみやげに良く売れているとのことでしたが、さすがに洒落だけでは、ちょっと買えませんでしたね~(笑)アメ横4 posted by (C)Naoアメ横に多いお店が、こうした衣料品のお店。とにかく値段が安いのが魅力で、こうして高い壁にかけて売っている様子は、香港のサムスイポーの露天街を連想させますね。アメ横5 posted by (C)Naoまたアメ横らしいお店のひとつに、このミリタリー・グッズの超有名店の「中田商店」があります。戦後の初期からこのアメ横では、こうした米軍の払い下げ品などが売られていたようですが、こちらでは今でもそうしたグッズが買えるんだそうです。アメ横6 posted by (C)Naoここでは、さまざまな特徴あるファースト・フードも売られていますが、このアメ横焼は、ここの一番の名物のようですね。見てみると、今川焼きの外観をしたお好み焼きのようなものでした。アメ横7 posted by (C)Nao一方こちらは、最近はやりの白い鯛焼きのお店、「たいやき本舗藤屋」。本当に白いたいやきでしたが、味と食感はどんな感じなんでしょうね。最近では、台湾の綿花冰やタピオカジュースも売っているようでした。アメ横8 posted by (C)Naoそしてアメ横と言えば、何といっても海産物がお安いですよね。築地から運んできた活きのいい魚介類を、掛け声も元気よく売っていました。アメ横9 posted by (C)Nao定価4500円の大トロ。お店のお兄さんの、「1000円!1000円でいいよ~」のお買い得なかけ声に、思わず買いたい気分が盛り上がります。(笑)これから帰って夕飯なら、間違いなく買って帰るのに。。。(トホホ)アメ横11 posted by (C)Naoこの辺りは、JRのガード下もお店になっていて、鞄などの皮製品や、アクセサリーなどのお店もたくさん並んでいました。アメ横10 posted by (C)Nao最近では、ファッショナブルなお店や、スニーカー、スポーツ用品などのお店も増えてきたアメ横界隈。お隣の上中(上野中通り商店街)とともに、お買い物を楽しむには良いスポットですね。アメ横12 posted by (C)Naoアメ横の混沌とした雰囲気を楽しみながら、上野駅の不忍口前の交差点に着く頃には、あたりは徐々に夕闇に包まれていました。上野駅不忍口 posted by (C)Naoにほんブログ村
Oct 4, 2009
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皆様、ご無沙汰しております。彼岸も過ぎて、もう10月に入り、あたりはすっかり秋らしくなってきましたね。そんな中をカメラを持って出かけてみたら、この時期ならではの花が咲いていました。この時期に目につく花と言えば、まずこの彼岸花(曼珠沙華)でしょうか。その鮮やかな真紅の色もさることながら、長く伸びたまつげのような形が、とても妖艶なイメージを醸し出しています。彼岸花(曼珠沙華) posted by (C)Naoでもこの花には、毒があるんだそうですね。だからあまり触ったりしないよう、気をつけたほうが良いようです。そしてまた、この時期の代表的な花と言えば、何とっても秋桜(コスモス)でしょう。田舎では、道端や野原などいたるところに咲いていますが、実はたくさんの種類があるんですね。秋桜1 posted by (C)Nao秋桜と言えば、ピンクや白がオーソドックスですが、今回見かけたのちょっと変わったものでした。黄色の秋桜(キバナコスモス)は、その色も独特で鮮やかですね。秋桜2 posted by (C)Naoこのオレンジ色の秋桜も、キバナコスモスの仲間なんだそうです。その花と同化したような羽をもつ蝶が、蜜を求めてやってきていました。秋桜3 posted by (C)Naoすらりとした秋桜の花は、秋の青空に向かって伸びていくようです。秋風に揺れる秋桜、まさに秋の風景ですね。秋桜4 posted by (C)Naoさて、もう今週も終わりですが、行楽シーズンと言うことで、皆様はどちらかお出かけでしょうか?それでは、良い週末をお過ごしください。にほんブログ村
Oct 2, 2009
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