SAC.COM

2018年05月09日
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カテゴリ: 航空&ミリタリー
​​​​
 水陸両用戦の重要性が問われるようになったのは
第二次世界大戦中。
 ノルマンディー上陸作戦であり、太平洋諸島の米軍
による上陸作戦。
 空挺部隊による敵地突入は犠牲が大き過ぎ注目度が
下がったが、水陸両用戦は犠牲は多かったが、第二次
世界大戦後も充実の度を高めた。
 現代の日本の軍隊は国境の島嶼防衛に必要かも知れ
ないぐらいは考えていた。
     ​
 自衛隊が尖閣防衛には不適任な
 田岡俊次:軍事ジャーナリスト
 2018.4.12 ダイヤモンドオンライン
「水陸機動団」が創設されたが
重要なのは制空、制海権
 こちらが島の周辺海域で制海、制空権を握っていれ
ば、相手が島に上陸作戦を行おうとしても、海上で敵
の輸送艦は撃沈され、輸送機も撃墜されるから相手に
とっては自殺行為だ。
 仮にこちらの隙を突いて上陸に成功しても、補給さ
え断てば敵は遅かれ早かれ降伏するか玉砕するしかな
い。

     ​

 尖閣諸島など南西諸島の防衛を考える際の要点は一
にも二にも制空権で、それに制海権も付随する。
 だが航空自衛隊が東シナ海で優勢を確保できる公算
は低い。
 中国軍にとっては、北方でのソ連の脅威が去った
今日、東シナ海は台湾との軍事衝突を想定した場合の
最重要の「台湾正面」であり、その正面を担当する
東部戦区には新鋭機が優先的に配備されている。
 …(略)…

     ​
 ソ連の脅威がなくなり予算確保のため「南西諸島防衛」
をお題目に予算取りをはじめたため、水陸機動団を充実
させることになったという。
 周辺諸国の脅威を煽って軍事予算を要求するのは大日
本帝国以来の日本の軍隊の伝統。
 自衛隊は伝統に忠実らしい。

     ​

 海洋資源開発も順調に進まない中、日本国の「明日」
を守るのは、軍事だけではない。
 生活、将来への投資、外交、軍事の順に物事は考えた
い。

     ​

 戦車の有効性が問われている現代において、航空母艦
保有は論外。
​​​​
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最終更新日  2018年05月09日 16時00分06秒
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