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2020年09月12日
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カテゴリ: 自動車メカ、部品
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 自動車​部品の部品単価の上昇を抑制するため、共用することで量産効果で原価低減をはかっている。
 コストだけが選定の焦点になるような技術的に熟成された部品、「枯れた部品」に起因するリコールはメーカーの枠、系列を超えて広がる。

 トヨタで発生した​340万台超、2200億円とされるデンソーの欠陥燃料ポンプ問題は、国内各メーカーに波及した。
 不具合を確認した後もデンソーが各メーカーに部品供給を続けたため、リコール台数が増加した。
 ホンダが5月下旬に届け出た「シビック」や「CR-V」「HR-V」「NSX」など世界で137万台を数えるメガリコールの原因も、デンソー製欠陥燃料ポンプにあることが8月に報じられた。
 中国市場で77.5万台の、アジア市場(中国市場を除く)で35.9万台の、米国市場では16.4万台のリコール、ユーザーに対策品への交換を強いる 。​​

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デンソーが479万台リコール ​、
「タカタに続く日本自動車部品メーカーの不祥事に?」
と中国メディア
2020年 08月25日 Record China
 2020年8月25日、中国経済網は、デンソーの欠陥燃料ポンプ問題が深刻化しており、タカタ製エアバッグ問題に続く日本の自動車部品メーカーの不祥事になりつつあると報じた。
 記事は、デンソーの欠陥燃料ポンプ問題によりトヨタ、マツダ、三菱、ホンダ、スバルなど多くの日本ブランド車を巻き込んだ世界的な大規模リコールが発生しており、現在までにすでに 479万台がリコールの対象 になっていると伝えた。
 また、中国では昨年9月から現在までに128万台以上が「燃料ポンプの欠陥により走行中にエンストする」理由でリコールされており、マツダ、トヨタ、ホンダ、三菱などのメーカーが対象になっているとした。
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 さらに、デンソーによれば欠陥燃料ポンプは日系ブランド車以外にフォードなどの海外ブランドにも供給されているほか、 2016年時点ですでに潜在的な欠陥を見つけていたにもかかわらず対応が遅れたため、いまだに相当数の車がリコール対象になっていないという大きな問題点を抱えている との報道を伝えている。
  ― 引用終り ―
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 自動車部品のメガサプライヤーであるボッシュ、コンチネンタル、デンソーが製造した共用の部品がリコールの原因である場合、メガリコールになる可能性がある。





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最終更新日  2020年09月12日 06時00分09秒
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