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歴史において、あるいは事実認識を行うとき、「たら、れば」は意味が無いとされる。「世界最強」という言葉には「もし戦ったら」とか「戦うことあれば」がセット。「世界最強の制空戦闘機」と呼ばれた、F-15イーグル。さまざまなデータはあるが、もちろん根拠はない。今は実戦経験がないと思われるF-22ラプターが、「世界最強」と呼ばれる。 もっとも、下記の条件によれば話が変わる。ほぼ同じ空戦機動能力と武装をもち、F-15の半分程度、F-22の8分1程度の価格と思われるF-16が米空軍では「強い戦闘機」ということになる。 ミグ(mig-29、35)やスホーイ(Su-35、37)まで入れて比較しだすと、軍用機の価格比較が不可能なこともあり、話は尽きない。 「世界最強」は面白い。 『F-15イーグル』原書房P224 強い戦闘機の諸条件 ジョン・ボイドやダブル・アタック法の考案者であるエヴェレスト・リッチョーニ、ピア・スプレイといった人々は、複雑さ、コストその他と無関係に空対空戦闘で有効な戦闘機を求め続けている。彼らが追求しているのは、コストがあまり高くなく、たいして複雑ではなく、稼働率が高く、そして大量に購入できる航空機の研究である。 スプレイによれば、戦闘から導き出された戦闘機の有効性の基準は、次のような順序になる。(1)敵に奇襲されずに奇襲攻撃をかけられること(第一次大戦からベトナムまで、撃墜された機体の65~86パーセントは気づかないうちにやられている)(2)敵を空中で数的に圧倒できること(70機のはるかに性能の勝るメッサーシュミットMe262は、2000機の性能の劣るP-47サンダーボルトとP-51マスタングにより押さえ込まれてしまった)(3)敵より優れた機動で射撃位置につくことは、パイロットの能力と訓練、エネルギー機動性、加えて瞬間的性能によっている。(4)一瞬の機会を捉えて確実に撃墜すること(空中戦では常に目視の識別が求められる。交戦する機数が多いほど、射撃の機会は短くなる) 『世界の名戦闘機TOP10』 (Discovery CHANNEL) ところで全機退役が決まったF-117は「戦闘機」だったのだろうか? F-117、ナイトホーク。 1981年初飛行。1982年部隊配備開始。 配備機数59機。 価格は約4,500万ドル。議会資料では1億2,200万ドル。 1991年、湾岸戦争のピンポイント爆撃シーンで一般に有名になった。 2008年4月22日、全機退役処分。 目視による発見を避けるため、人目を忍んで夜間こそこそと一人で敵地に出掛け、いきなり爆弾を落として帰ってくる「戦闘機」だった。 空中戦には最後まで遭遇しなかったはず。 本体はF-22(1億3,750万ドル)よりは安いようだが、レーダー波吸収素材のメンテナンスコストが高かった故の引退とか。 退役に至るまでナゾだらけ。 米空軍のF-117ステルス戦闘機が完全引退、27年の歴史に幕 (Technobahn 2008年3月12日) F-117が全機引退、米空軍にとって重荷だった理由とは? (Technobahn 2008年3月14日) 『ステルス戦闘機-スカンク・ワークスの秘密』 1/48 フランクリン・ミント
2008年03月14日
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アメリカ空軍の次期空中給油機の指名先は、議会と空軍の力比べにより、ボーイングではなくエアバスとなった。 軍用機について大きく2社寡占体制になった驕りが、ボーイングありきの空軍提案となり、議会の怒りを招いたようだ。 予算編成権の強さは分かるが15億ドルもの「空中給油システム」の根幹を海外(ヨーロッパ)に委ねた決定は、異彩を放つ。 大統領が戦車や戦闘機のセールスにまわっているフランスとは対照的。 軍産複合体にも横槍は入るということ。 さすが民主主義の国、アメリカ!? 「和」を重んじる日本は軍産官学(政)共同体? 『軍産複合体のアメリカ』 米空軍の次期空中給油機、エアバスのKC-45/A330に決定 (Technobahn 2008年3月5日) 航空自衛隊(とイタリア空軍)が大枚をつぎ込んだKC-767は孤立してしまう。 KC-767Jはフライング・ブームのみ採用。 FXの選定如何によってはプローグ&ドローグの追加も考えなければならない。 難儀なこと(コストがかかること)である。 早期警戒機E-767 納入遅れはA380やB787ばかりではない。 3月になったがKC-767Jは領収されたのだろうか? 猶予承認期限の3月7日を待とう。 自衛隊:KC767空中給油・輸送機の納入遅延について (防衛省 2007年7月30日) ・平成20年3月7日までの納期猶予の承認。 ・3度目の納入遅延。 ・納入担当社は伊藤忠商事。 KC-767岐阜基地納入 (ぎふチャン 2008年2月20日) ・引渡見込みは2月29日ごろ。 第62回防衛調達審議会議事要旨 (2007年7月18日) (2)平成18年度防衛装備品等の契約に係るサンプリング調査 防衛省側からサンプリング対象とした、航空自衛隊の随意契約による『空中給油・輸送機「KC-767」維持管理のための会社技術利用(18国)』の役務請負契約に関して、次の項目についての説明が行われた後、以下のような主な質疑応答があった。 (1) 調達の概要 (2) 調達要求から契約成立に至るまでの経緯 3月7日追記 意外な横槍 米空軍の次期空中給油機選定、国内大手労働組合が米空軍の決定に不服表明 (Technobahn 2008年3月7日) 大手労働組合(IAMAW)がロビー活動を通じて(ヒトも金もかけて)、空軍の決定を覆そうと働きかけるというから、アメリカという国は面白い。 日本で航空自衛隊の機種選定に機械関係の労働者が加盟する基幹労連が反対を表明するだけでも想像できない。 ロシアや中国の機種を選定したとしても、労働組合の反対活動はありえないと思う。
2008年03月06日
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F-15が耐用年数を過ぎているのでは?という疑問は下記の事故から始まった。 米空軍、F-15戦闘機の運用を全面禁止 飛行訓練中の機体が空中崩壊 【Technobahn 2007/11/7】 ただならぬ事態に、航空自衛隊もF-15の運用停止を決定した。 米空軍の運用再開の動きの後、事故原因が判明した。 米空軍は再度運用禁止措置をとった。 米空軍、F-15の飛行を再停止 構造部分に亀裂が見つかる 【Technobahn 2007/11/29】 世界最強と呼ばれた主力戦闘機の構造部分の問題のため、議会による予算面の制約から配備数が削減された次代を担うF-22の増産の検討が始まった。 F-22の価格は、高いといわれたF-15の4倍程度らしい。 戦(いくさ)をする(させないため)には数も必要。 米国防総省、F-15の老朽問題を受けてF-22の増産を検討 【Technobahn 2007/12/5】 ワシントンの政策担当者の悩みの種 【Technobahn 2007/12/5】 事故原因が縦通材の金属疲労による破談と判明。 根幹となる部分だけに、修理の可能性から検討開始。 米空軍のF-15墜落事故調査委員会、事故原因は金属疲労による縦通材の破断 【Technobahn 2008/1/11】 検査中の米空軍のF-15戦闘機、構造上の問題から最大180機が退役の見通し 【Technobahn 2008/1/10】 そして墜落事故は止まらなかった。 米国でF-15戦闘機がまた墜落、過去1年で5機目 【Technobahn 2008/2/4】 敵機からの攻撃による撃墜は1件もないF-15。 まさしく獅子身中の虫、機体のなかから崩壊を始めた。 9Gもの負荷をかける機体の耐用年数が問題だとすると、F-16も気になるところ。 米議会はF-22の海外禁輸を念頭においている。 F-15、F-16をベースに開発したF-2を主力に据える航空自衛隊は、大幅なFXの導入要件の再検討を迫られるはず。 F-15J 1/32 F-15DJ ダイキャストモデル 1/200 航空自衛隊観閲式&航空祭 DVD
2008年02月09日
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つい先日まで海上での給油が国会では話題になっていた。 空中給油機の導入については随分前、導入決定時に話題になっていたが、いまだ導入されていないとは知らなかった。 フライトシステムに生じたソフトウェアの不具合による遅れということらしい。 コンピュータの新システム導入に伴う不具合は世界共通なのか。 運動性が抜群でことのほか足の短い、C-1輸送機に空中給油すると良いのかもしれない。 まもなく引渡し、航空自衛隊向けKC-767空中給油機 【Technobahn 2008/2/5】 Air Do B767-200 空中給油機 KA-6D
2008年02月07日
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平和主義である。 戦争反対である。 でも戦車や戦闘機は好きだったりする。 自動車や航空機全般の枠内でだが。 2007-2008正月、気になる福袋が少なかった。 ちょっと気になるミリタリーファッションの福袋。 引っかかってしまった。 勇んで購入。現在着用にいたる。 ロスコミリタリー福袋 グッディーズパラダイス N2-Bフライトジャケット 上半身がすごくあったかい。 ポケットの多さもミリタリーチック。 クルーネック コマンドセーター 着やすい、あったかい、(多分)丈夫。 色違いでもう1着買おうかなと思った。 パラトゥルーパー カーゴパンツ 素材のみ「本物」と変更とのことだが肌触りが良いです。 福袋の中身は購入時に記載の通り、ラシャブラウン。 ベルトに合わせるならオリーブかウッドランドカモが欲しいところ。 U.S.ARMYトレーニングジップパーカー 裏起毛であったかい。 トレーニング時はたっぷり汗がかけそうだ。 他にU.S.ARMY Tシャツ Dリングベルト、2ポケットベルトポーチ、ランドリーバッグ。 別口でエンジニアフィールドバッグも買ってしまった。 M51エンジニアフィールドバッグ オリーブを購入。 収納力たっぷり。 現物はヘビーデューティームードたっぷり。 ちょっと大き目、ちょっと重め。 一切合財をまとめて身に着けると、どうみても自然(ナチュラル)志向のファッションには見えない。 「危ないオッサン」の出来上がり。
2008年02月01日
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超音速巡航が可能でステルス性が高い爆撃機を開発するとのこと。 しかも航空機製造業界が合併に合併を重ねたため、2社共同開発でコンペなし。 一体、いくらの飛行機を作るつもりなのだろうか? B-2は一機約20億ドル。世界一値段が高い飛行機としてギネスにも記載されたとWikipediaにある。 同じくWikipedia記載のユニットコストは7億2,700万ドル。 F-22のユニットコストは1億2,000万ドル(2005年)。 統合打撃戦闘機(JSF)F-35もB-2やF-22と同様、開発費の高騰に悩まされていると聞く。 次世代爆撃機は何十億ドルになるのだろう。 F-22以上に他国に販売することは難しいはず。 爆撃機の生存能力は高まるのかもしれないが、公的医療保険さえ持たないアメリカ国民の生存能力はさらに危機的になるのかもしれない。 時期機種の開発をやめられない、アメリカの航空産業の構造が最大の課題。 B-2スピリット ボーイングとロッキードマーチン、米空軍の次世代爆撃機を共同開発へ 【Technobahn 2008/1/26】 米航空大手のボーイングとロッキードマーチンの2社は25日、米空軍が計画している次世代超音速爆撃機を共同開発することを発表した。 米空軍が計画している次世代超音速爆撃機は2018年の実戦配備を予定していることから通称「2018爆撃機」と呼ばれているもの。 米空軍では現在、古い順からB-52、B-1、B-2の3種類の爆撃機の運用を行っているが、B-52は半世紀も前の機体、B-1は超音速飛行は可能なものの、ステルス性能がB-2に比べると脆弱、最新型のB-2の場合はステルス能力を持つためレーダーには映らないが、目視で撃墜される可能性があるため、運用は夜間に限られるなどの制約があるなど、いずれも生存能力が低いことが欠点として挙げられてきた。 そのため、米空軍ではB-52並の核攻撃能力を持ち、B-1のように超音速で巡航可能で、B-2のようにステルス性能を持ち、更に、最新の電子戦の装備を備え、日中でも運用可能な機体の開発を計画し、航空各社に対して開発計画案の提案を求めていた。 今回、航空最大手のボーイングと2位のロッキードマーチンが共同提案することが決まったことを受けて、米空軍の次世代爆撃機計画はコンペが行われることなしにボーイングとロッキードマーチンの共同事業体が開発することで事実上、決定してしまうこととなる。 B-1Bランサー Units in Combat 洋書
2008年01月30日
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グルメは戦闘食? 「ミリメシ」ブーム (1月27日12時38分配信 産経新聞) うまくてリーズナブルな食事を目指して「ミリ飯」の国際共同開発なんていうのは無理なのだろうな。 評判の良いフランスとJSDFの『ミリ飯国際共同開発』!。 開発費の負担、ユニットコスト軽減のため一般向けに限定販売! 世界初の試み! 次シリーズはイタリアとJSDFの共同開発! なんてことができると楽しいのだが。 おいしく作れば国民の防衛意識も高まるだろう。 軍事機密(防衛機密)ということでもないと思うが。 ギャリソン・レーション:駐屯地や基地での通常の食事。 海上自衛隊レシピ 海軍カレーというのがあるが、海の男にとって、カレーはやはり特別な料理。 レシピのカテゴリーが「和食」、「洋食」、「中華」、「カレー」 「ひびきカレー」 、「たかなみ特製カレー」の各々に隠し味が記載されている。 読むとカレーが食べたくなる。 食べる防衛貢献 「海自カレー ひびき味」、「海自カレーたかなみ風味」 別添隠し味付 長期保存可能なレトルトパック。 ミリ飯シリーズ、基地飯シリーズ、艦内飯シリーズもよろしく。 独立行政法人ミリ飯カンパニーより発売。 というようなのが発売されれば、間違いなく売れるであろう。 憲法9条を改正しなくてもいけるかな? 現状を観測するに、おいしければ「贅沢」、おいしくなければ「人権軽視」と、揉め事の種になるのは必至。 民意を含め無理があるの承知。 さすがに集団的自衛権の行使とまではいうまいが、国際共同開発はとんでもない、となる。 『世界のミリメシを実食する』 『戦闘糧食の三ツ星を探せ!』 新装改訂版 THE戦闘糧食 自衛隊の戦闘糧食を食べてみた ブログ 世界の戦闘糧食 ブログ ドイツ軍個人用包装携帯糧食 自衛隊トレーニングレーション サバイバルフーズ MRE Cレーション 販売 サバイバルフーズ主要納入先リスト 『戦闘糧食の三ツ星を探せ!』 新装版
2008年01月29日
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金属疲労による強度不足の可能性があるF-15。 思わぬトラブル続きの支援戦闘機F-2。 F-4ファントム2は丈夫だなあ。 F-4改修計画を考えたくなるのだろう。 ・1983年スーパー・ファントム・プロジェクト(ボーイング社) ・F-4Eクルナス2000(イスラエル空軍) 無事これ名馬(名機)? FXが導入されればF-4は退役の計画だが、防衛省がF-22にこだわれば、決定時期は延びるだろう(決まらない)。 ライセンス生産ということになればF-35もF-22と同様の環境にあると見ている。 米軍を補完する役割の航空自衛隊の落ち着きどころはF/A18-E/Fあたりか。 アメリカ以外の機を導入することによる整備の不安より、パイロットの訓練の方に不安があると思う。 私の好みは国産機材への置換えがたくさんできそうな、ユーロファイター・タイフーン。 タイフーン F2戦闘機が緊急着陸 操縦かん外れる (2008年1月21日 47NEWS) ★F2戦闘機が緊急着陸 操縦かん外れ、青森・三沢・21日午前9時20分ごろ、青森県三沢市沖の海上を訓練飛行中の航空自衛隊 F2支援戦闘機で、操縦かんのグリップ部分が外れるトラブルがあった。 F2は約30分後に三沢飛行場に緊急着陸し、パイロットにけがはなかった。 空自は同型機の飛行を見合わせ、詳しい原因を調べている。 防衛省航空幕僚監部によると、配線などに異常はなく、パイロットはグリップ部分を 付け直して操縦かんにつながる根本付近を持ちながら着陸した。地上で 調べたところ、操縦かんとグリップ部分とをつなぐ金属部品が破断していた。 F2は米国製のF16を母体に日米共同で開発され、空自は75機を保有している。 昨年10月31日、愛知県豊山町の県営名古屋空港の滑走路で離陸中に炎上、 乗員2人が重軽傷を負う事故があった。機体を点検する三菱重工業の配線ミスが 原因と判明した。 共同通信社 名古屋空港でF2戦闘機が炎上 (2007年10月31日 nikkansports.com) F-2 F-22「ラプター」は名馬(名機)になる前に博物館入り。 お蔵入り?それとも殿堂入り? 配属が完了したばかりの現用機を博物館でみせるとは、USAFも粋な計らい。 それとも調達費用の高騰で困っているのかな。 実戦での実績がなければ、名機の判定は下せない。 もちろん、判定が下せないほうが世のためだ。 実物のF-22「ラプター」が博物館入り (2008年1月21日 Technobahn) 展示されるのは模型ではなく実験機の内の1機。 場所はオハイオ州デイトンにある米国立米空軍博物館。 年中無休で入場無料とのことだが、オハイオ州が遠い(交通費が高い)。 F-22 『世界の名戦闘機TOP10』 (ディスカバリーチャンネルDVD)
2008年01月22日
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SR-71 下記のエンジンを搭載した飛行機が実用化されれば、東京-ロサンゼルス間が約5時間となる。 メカのポイントは「予冷ターボジェット方式」であること。 高速域でしか作動しない「スクラムジェット」や加速が急激な「ロケットエンジン」ではない。 実用機の開発に数千億、エンジン関係が巨大なため定員20名程度とは実現の困難さを想像させる数値。 米軍が使用していた超音速戦略偵察機A-12/SR-71は機体温度が300℃以上(部分的には700℃以上)に達するため、チタン合金を多用していた。 燃料搭載量の多さもさることながら、タンクも含む熱による膨張、収縮対策は難しかったようだ。 巡航速度マッハ3.2(フルアフターバーナー)。 乗員はさながら宇宙服のような装備で搭乗する。 エンジンは製造できるのかもしれないが、マッハ5の旅客機の実用化の困難さは、想像するにあまりある。 極超音速機:マッハ5へ挑戦 エンジン燃焼実験成功 ◇夢の極超音速機 (毎日新聞 2008年1月13日 14時36分) マッハ5の極超音速旅客機につながる小型エンジンの燃焼実験に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が成功した。石油の代替燃料として研究が進む液体水素を燃料にしたエンジンで、燃焼実験成功は世界初の快挙。東京-ロサンゼルス間を約2時間で飛行する夢の極超音速機を目指す開発の経緯を紹介する。【関東晋慈】 ◇東京-ロス2時間 ◆実現には数千億円 A-12/YF-12/SR71 (Weapos Free) http://ja.wikipedia.org/wiki/SR-71_(%E5%81%B5%E5%AF%9F%E6%A9%9F) SR-71(偵察機) (Wikipedia) マッハ3で飛べる戦闘機Mig-25。 実用化された最速戦闘機とされる。 マッハ3.4の記録があるそうだ。 制限速度はマッハ2.83! Mig-25 (Wikipedia) ミグ25はチタン合金ではなくニッケル鋼を多用。 冷却にアルコールを多用したことから、ストックも多かったのだろう。 下記の小話も記載されている。 なお、冷戦終結後、各基地に貯蔵してあった航空機エンジン等の冷却用のアルコールは関係者らがみな飲んでしまったという話があるが、中でもMiG-25用のアルコールは極めて純度が高く、とりわけおいしかったそうである。 余談だが、ロシア語で『アルコール運搬機』と意味する『スピオトフォズ』という愛称が実際にあった。 のところで、機体造りのハードルの高さ、が面白く読めます。 冷却用のエタノールのことも記載されています。 Mig-25フォックスバット ~鋼のボディその奥に…?~ (Broom Handle) Mig-25 (株)クレセント トラベル・コンシェルジュ こだわりの旅 Space 宇宙体験 Sky 空 Pole 北極・南極 Car 車 Mig-25試乗 25,000メートルからの地球とマッハ2.4 一口メモ 2007年1月現在、MiG25戦闘機試乗などは試乗を中断しております。コンコルドも現在運行していないなどその時しかできない事もあります。 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 トップページ 予算規模1,800億円でNASAの1/10程度。 比べてはいけないのだろうが、夕張市で行われた成人式(成人祭)の費用は20万円。 市の予算使用は0。 成人祭実行委員会に寄せられた寄付、約300万円の中から拠出。 新成人84人出席。 財政破綻の夕張、今年も自主開催 北海道 (2008年1月13日 毎日新聞)
2008年01月15日
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検査終了後、OKのものについて運用再開。 180機退役の可能性。 後継予定のF-22のコストは「価格が高い」といわれたF-15の4倍。 USAFも、航空自衛隊も大丈夫かな。 F15戦闘機、運用再開へ=米嘉手納基地、14日から-沖縄 (2008年1月10日 時事通信) 検査中の米空軍のF-15戦闘機、構造上の問題から最大180機が退役の見通し (2008年1月10日 Technobahn) 『知っておきたい!! 自衛隊100科』 セキュリタリアンMOOK 防衛弘済会 2007/12/14発行 従来のホームレスとの若年層が多いことなどの違いを認めて支援策実施決定。 「ネットカフェ難民」支援 東京都が無利子で最大60万円貸付 (2008年1月10日 J-CAST) ついでにこちらも。 「あゆ」だけではありません。 突発性難聴 (Wikipedia) 特定疾患情報 突発性難聴 (難病情報センター) 特定疾患とは? 特定疾患について我が国の難病対策では、いわゆる難病のうち、原因不明で、治療方法が確立していないなど治療が極めて困難で、病状も慢性に経過し後遺症を残して社会復帰が極度に困難もしくは不可能であり、医療費も高額で経済的な問題や介護等家庭的にも精神的にも負担の大きい疾病で、その上症例が少ないことから全国的規模での研究が必要な疾患を「特定疾患」と定義しています。 現在、特定疾患は123疾患あり、うち45疾患の医療費は公費負担助成の対象です。 (難病情報センターHPより) 突発性難聴は公費負担助成の対象外です。 ついでで並べると怒りをかいそうですが…事件のその後ということで。 〈横浜転落〉事故相手に突き落とされたは、ウソ…同乗女性 (2008年1月10日 毎日新聞)
2008年01月12日
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敵機なのにもかかわらず、小学生のころの私たちにB-29は魅力的だった。 白銀色の、いかにも空気抵抗が少なさそうな機体。 「超空の要塞」という呼び名と見て分かる砲台の多さから、無敵ムードを醸し出していた。 「エノラゲイ」や「ボックスカー」の前に「ビーにじゅうく」だった。 飛行機の旅が身近ではなかった時代、ボーイングの名に親しむのは爆撃機が先だった。 ヨーロッパで活躍したのはB-17が中心。 映画の主役はB-17が多い気がする。 「頭上の敵機」 B-29に畏敬の念に近い憧れを持ったのは、アメリカ人や日本人ばかりではないことが良く分かる。 それにしてもここまで大きなラジコンを作るとは…。 オートジャイロでも作るほうが簡単で早いのではなかろうか。 下記で動画を確認して欲しい。 4発のラジコン機を作ろうとする行動だけでも、なみなみならぬものを感じる。 特に離着陸シーンは感動を覚えた。 巨大すぎるラジコン飛行機 (Gizmodo Japan) 『空の要塞は、いまも飛ぶ』 『B-29操縦マニュアル』 DVD BOX 空の戦い ソ連のB-29コピー機 Tu-4 について 『Nobさんの飛行機グラフィティ』 『世界の名爆撃機 トップ10』DVD 『プロペラパワー』 もはや本物といってもいいラジコン戦闘機 (Gizmodo Japan)
2008年01月08日
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「防衛省金喰い虫」論がでても良いのではないだろうか。 あのアメリカでもB-2スピリット(21億ドル!)を大量生産するようなムダ遣いは戒めている。 F-22も同様。 航空自衛隊が買える見込みの少ないF-22ラプターを欲しがっているのは、本当は必要ないからではと勘ぐりたくなる。 これだけ情報流出が続けば、「まず、売ってもらえない」と考えるのが正しいと思う。 ミッドナイトイーグル 塗装済み完成品 防衛施設庁がなくなっても、談合にもならないような恣意的購入体制に変わりは無い。 本邦JSDFは高価格装備を入れたが故、更新がままならない状況が続いている。 空の主力F-15も古い。戦車だって油圧機構の塊りである74式が頑張っている。 闘う気(働く気)があるなら兵器、銃弾類は数が必要なはず。 定足数を満たすことがない現実(使い手不足)もあるが。 昔から古いものだらけだったが、主力となる兵器の稼働率、故障率でも出して、正しいメインテナンスコストを算出して欲しいものだ。 CICから出火するような船で戦(いくさ)ができるとは思えない。 昔は「張子のトラ」でも抑止力になったのだろうが、国際貢献、災害出動が求められている、現代は主力兵器もそれ以外も、きっちり稼動してもらわないと困る。 地雷に強いトラックだって欲しい。 特注チョロQ 陸上自衛隊高機動車 式典迷彩 兵器商社(ブローカー)と癒着している時ではない。 庁から省になって管理部門を増強しているときではない。 もっと現場に効果、効率を考えて、お金をかけるべきなのだ。 国務省で災害対応、国際貢献、機密保持、防衛をになってもよい。 国土交通省、外務省、経済産業省等の業務と定数を削って統合したらよい。 役所の組織も機能にあわせスクラッチビルドされるものと思えば、官僚の動き方(働き方)も必ず変わるはず。 もちろん組織を変える事が目的ではない。 <防衛省>火災の「しらね」除籍 修理なら2年200億円 防衛省は、昨年12月に火災を起こしたヘリ搭載護衛艦「しらね」(5200トン)の修理を断念し、一線を退かせる「除籍」とする方向で調整を始めた。しらねの耐用年数が残り約5年しかないのに、修理に2年程度、200億円以上かかるとの暫定的な見積もりが出たためだ。ほかに除籍予定のヘリ搭載護衛艦が2隻あり、配備計画(2隻)を上回る除籍で、防衛整備計画の見直しを迫られる事態にも発展しそうだ。 しらねは昨年12月14日深夜、横須賀基地(神奈川県)に停泊中に出火。艦船の中枢部分である戦闘指揮所(CIC)が火元とみられており、事実上コンピューターを含む指揮通信系統をすべて交換する必要が生じた。修理費は300億円程度に膨らむ可能性もあるという。 全国に四つある護衛隊群の旗艦には、4隻のヘリ搭載護衛艦があてられている。このうち、しらねは第1護衛隊群(横須賀)の旗艦で80年の就役。第3護衛隊群(舞鶴)の「はるな」(73年就役)と第4護衛隊群(呉)の「ひえい」(74年就役)は老朽化が激しく、「しらね」より先に除籍する予定だった。 現行の防衛計画では、新型のヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」が09年3月に就役。その2年後に同型護衛艦がもう1隻就役する予定だった。これら2隻は、はるな、ひえいと交代することになっていたが、しらねが先に除籍すれば、後継艦が足りなくなる。はるな、ひえいの耐用年数を引き延ばすには改修が必要で、運用に支障が出るのは避けられない見通しだ。【古本陽荘】 [毎日新聞1月4日] 海上自衛隊護衛艦しらね <防衛省>通信網の情報流出 委託先から派遣社員がHD盗む (毎日新聞) 防衛省が秘匿情報通信に使うネットワーク情報が記録された外付けハードディスク(HD)が昨年6月、NTTコミュニケーションズの事務所で盗まれたことが分かった。警視庁は事務所に勤務していた派遣社員の男(32)を逮捕。盗まれたのは、NTTコム社が顧客に貸し出している専用線ネットワーク情報が記録されたHD。 [ 2008年1月4日2時54分 ] 【防衛省・自衛隊サイト】 陸海空各自衛隊の現在の装備へはリンク集から 海上自衛隊における特別防衛秘密流出事件について 石破大臣から国民の皆様へのお詫び ~防衛省の不祥事について~ 第二次世界大戦の戦史に残る16の戦場を再現したFPS。 「バトルフィールド EA BEST HITS」 小学生のとき、カブスカウトで自衛隊富士学校を見学したときは、M4シャーマンが現役で驚いた。 中学生で鹿屋の航空隊に行ったときはP2Vが現役で驚いた。 動態保存の戦争博物館ではないと思う。 60式自走106mm無反動砲は退役中-現役です。 『戦後日本の戦車開発史』
2008年01月05日
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世界最強の制空戦闘機と呼ばれているF-15だが、寄る年波には勝てないということらしい。 アメリカはF-22の配備が完了したから良いが、F-15より古いF-4頼みの日本はどうなのだろう。 売ってもらえそうに無いF-22より、新しいF-15の獲得を狙った方が「空の守り」は堅い気がする。 スホーイやミグって訳にもいかないだろうし。 ところで今度は航空自衛隊(JASDF)はどうするのだろうか? 今のところ報道発表資料は掲載されいない。 F-2が飛んでいるからいいのかな。 飛行停止中の米空軍のF-15戦闘機、機体の検査は長期化の見通し 【Technobahn 2007/12/25】 飛行が停止されて機体に構造上の問題が発生していないが検査が続けられている米空軍のF-15戦闘機に関して、機体の検査は最大半年前後まで長期化する見通しであることが、22日までに米空軍の発表により明らかとなった。 米空軍では今のところ、検査には長時間の日数を要することとなるが、検査が終われば、F-15の再運用は可能と見ている模様だ。 10月2日、ミズーリ州で飛行訓練中のF-15C型機が飛行中に空中崩壊する事故が発生。ミズーリ州で墜落した機体を調べていた米空軍は、事故を起こした機体の墜落原因は事故機固有のもので、他の同系機には影響はないとの判断を下していたが、その後の調査で機体の構造を維持するために張り巡らされている縦通(Longeron)に金属疲労によって生じたと見られる亀裂を発見。金属疲労によって墜落したということになると、それは墜落を起こした機体固有の問題ではなくなるため、米空軍では、11月28日付けで最新型のF-15E型以外の全機種の飛行を停止し、検査を行うことを発表していた。 現在、飛行が停止させられて検査を受けているF-15の平均年齢は25年にも及んでいる。 JASDF報道発表資料 平成19年11月20 F-15の飛行実施について 航空自衛隊は、11月2日(現地時間)、米国ミズーリ州において、同州空軍所属F-15Cが訓練飛行中に墜落したことに鑑み、各部隊長の判断により11月4日午後から保有するF-15すべての飛行を見合わせておりました。 米軍からの情報によると、本事故は、訓練飛行中、操縦席後方付近の胴体が損傷したため、飛行不能となり墜落したものであったということです。 そのため、航空自衛隊は、米空軍が実施する点検要領等の情報に基づき、飛行安全の確保のための所要の点検を実施し、機体に異常がないことを確認したうえで飛行を実施する予定であります。 JASDF 報道発表資料 一覧 ピンバッジ A320シリーズ導入の理由の一つは日本が共同企業体を設立して、エンジン開発にかかわったことがあったはず。 ところが、「エンジンがちがう」ことを理由に追い出されるようにして退役することになってしまった。 購入したことが間違いだったのだろうか? L1011トライスターの退役を連想してしまう。 旅客機のバラエティが減ることは飛行機好きには寂しいことだ。 ちなみにANAのA321のエンジンは、 形式名 IAE V2530-A5 推 力 13,610kg×2基 IAE:インターナショナル・エアロ・エンジンズ(Wikipedia) エアバスA321型機、10年の歴史に幕=2月29日、ANA・函館~羽田便で 【PJニュース 2007年12月28日】 27日、全日空は1998年から国内線に就航していたエアバスA321-100型機(195席)が、来年2月29日(金)のANA864便(19:00函館発→20:25羽田着)を最後に退役すると発表した。 エアバスA321型機は、1998年4月に羽田-鳥取線に初就航。エアバスA320-200型機(166席)とボーイング767-300型機(279席)の中間の座席数の機体として、7機を導入。しかし、エンジンが他機種と異なるなど、保守コストが多くかかるため、早くに退役が決まった。 ラストフライトは、今月29日9時30分より、全日空予約センター(0120-029-222)などで発売する。【了】
2007年12月30日
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2006年より配備が進んでいたF-22は、作戦行動可能な配備状態となったようだ。 F-35は2012年。 B-2とあわせ、曲線を多用した軍用機が、レーダーを気にせず飛び回る時代が来るのだろう。 自衛隊は輸出解禁にならないF-22を待っているようだが、2012年配備開始予定のF-35の方が「分相応」ではなかろうか。 もちろん、最高性能兵器を輸入したいなら、情報漏えい体質を徹底的に改革することが先決だ。 垂直離着陸可能なステルス戦闘機「F-35」の組立写真とムービー (GIGAZINE) 航空機用エンジンの驚異、ロールスロイス「リフトシステム」 【Technobahn 2007/12/13】 イギリスのホーカー・シドレー社が開発した世界初の実用垂直離着陸機「ハリアー」の後継機として現在開発が進められているものとなる。 F-35Bに装備されているリフトシステムは大きく分けて前方の搭載されているリフトファンとジェットエンジンに装備されているベクター・ノズルの2つの機能を使うことによって実現されている。 前方の搭載されているリフトファンはプラット&ホイットニー社製ターボファンジェットエンジンの回転シャフトに連結できるようになっており、垂直着陸時にはジェットエンジンの軸の回転を利用してファンを回すことによって下向きに推力を得る。 ただし、これだけでは機体の平衡状態を維持することができないため、画像下のようにベクター・クルーズ・ノズルを使ってジェットエンジンの推力を90度下向きに偏向させることで機体の後方でも同等の推力を得る。 実際には機体の中央部分にもエンジンの推力を下向きに吹き出すための小径のノズル(姿勢制御用スラスター)が左右の2箇所に搭載されており、合計4箇所から下向きの推力を噴出し、それらの推力をコンピューターで電子制御することによって垂直着陸を実現しようとしている。 ただし、これは「言うは易し」だ。まず、前方に搭載されているリフトファンはジェットエンジンの回転軸と直結させる特殊なクラッチを介する必要があり、構造に非常に複雑になる。更に、後方のベクター・ノズルに関してもジェットエンジンの高圧高音の推力を90度(最大角度は95度)、直角に押し曲げる必要があり、技術的難易度が高い。 また、飛行状態の航空機は主翼を使って浮力を得ているわけであり、エンジンの推力だけで浮力を得ようとした場合、通常の飛行時よりも高出力でエンジンを動かす必要も生じる。 そのためには高出力のために高温状態となるエンジンを冷却するための通常のジェットエンジンでは必要とならない特殊な冷却装置を搭載する必要などもあり、ロールスロイス「リフトシステム」はこれまでの航空機エンジンとは比べようもない程の高度な技術が投入されている。 ロッキード・マーチン社では既に、F-35Bの試験機(Concept Demonstration)X-35Bを用いて実証機開発に必要となる基礎データの収集を完了。現在は大量生産用実証機となるF-35 BF-1の開発作業に移行している。F-35 BF-1の開発は2008年5月までに完了して、飛行テストに移行する予定だ。 実証機は2010年頃の完成を見込んでいる。順調に進めば、その後、大量生産のフェーズに移行し、2012年頃の配備を予定している。 米空軍、F-22「ラプター」のFOCを宣言 【Technobahn 2007/12/13】 『最強戦闘機 F-22 ラプター』 『世界のジェット戦闘機』 『電撃スケールモデラー2月号』 1/144F-22Aラプターのキットが付属 12月25日発売 1,890円 [CHECK] 「電撃スケールモデラー」月刊化第1号には「ラプター 1/144」キットが付属! (2007年12月29日 livedoorニュース)
2007年12月18日
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アメリカの大統領専用機にならって、日本はB-747-400を政府専用機として導入した。 「対日貿易赤字削減」の錦の御旗もないので、無いとは思うが、 議会専用機は財政に余裕があっても決してマネして欲しくない。 たとえB787の日本企業の担当比率が35%であろうとも。 エアフォースワン ナショナル ジオグラフィック エアフォースワン(DVD) ◆20%OFF! 今から警戒しても仕方が無いのだが、三菱製の旅客機、MRJが完成した暁には「あり得ること」かも知れない。 海外訪問を考慮すべき政府専用機にするには航続距離不足だろう。 航続距離不足の輸送機を作った事例もあるので、断言はできないが。 『翔べ!YS-11 世界を飛んだ日本の翼』 米議会専用機「C-40C」が初お目見え 【Technobahn 2007/11/22】 写真は米国政府がボーイング社に発注した新しい政府専用機「C-40C」。 C-40Cは、ボーイング社のB737-700型機をベースに最新型の対ミサイル防衛システムや、政府高官向けに豪華な内装が施された機体となる。 今月20日、機体が完成して米予備空軍(Air Force Reserve Command)に納品するために米ワシントン州シアトルにあるボーイング社の専用飛行場を飛び立つ際に撮影された画像となる(空が曇りなのはシアトル名物)。 今回、米国政府は上下両院議員の移動用として合計3機のC-40Cを発注。大統領と並ぶ三権に属す議会専用機ということもあり、機体には大統領専用機「VC-25」と同じ、20世紀を代表する天才的グラフィック・デザイナーとなるレイモンド・ローウィによる機体デザインを取り入れたものとなった(ただし、細部はローウィによるオリジナルのデザインとはかなり異なっている)。 B737-700型機は一般旅客機として用いられる場合には座席数は130前後となるが、このC-40Cの座席数はたったの40席。つまり、座席あたりの面積は普通の旅客機の5倍近くゆとりをもって配置されていることとなる。 内装を担当したのは富裕層や企業のエグゼクティブ向けのプライベートジェットの内装事業を手掛ける米グリーンポイント・テクノロジーズ(Greenpoint Technologies)社。 あまりにも豪華な仕様(内部はまだ公開されていないが、グリーンポイント社のホームページに掲載されている内装例を見るとどれだけ豪華なのかがわかるかもしれない)となっているため、米国内では早くも贅沢過ぎるのではないか、といった批判もでてきている。
2007年11月27日
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タカラホビーの「ミッドナイト イーグル」シリーズは、11月23日公開の映画『ミッドナイト イーグル』にタイアップした企画。 タカラは精度アップでF-15Jに対する1/144ファンの期待に応えてくれるようだ。 さらにソフト・スキンの充実も見逃せない。 自衛隊に限らず、同時期の軍隊のトラックが4種類一度に出ることは144の世界でまれな事だ。 こうなると「ミッドナイト イーグル」(1/288)も1/144で欲しくなる。 タカラホビー.COM こちら開発室 1/280 B-2 スピリット
2007年11月17日
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空気の流れに沿った、きれいな形のX-48B。 「タイム」誌は、今年のもっともすばらしい発明に選んだ きらでいはないが、もっと他に「素晴らしい発明」はなかったのだろうか? ステルス性は「素晴らしそう」だ。 使途みたいな飛行物体 貨物機ならOKだが、このスタイルで商用旅客機は勘弁して欲しい。 商用機タイプのX-47Bは無理やり窓をつけるのだろうか。 環境のためには窓無で「ガマン」するのだろうか。 可能性と実現性とはかなりのギャップがあると想像する。 タイム誌が選んだ今年、もっとも素晴らしい発明 【Technobahn 2007/11/9】 画像は11月12日発売の米タイム誌によって今年、もっとも素晴らしい発明に選ばれた NASAが開発したブレンデッド・ウィングの無人実験機「X-48B」。 ブレンデッド・ウィングは機体の先頭から流れてくる気流に乱れが従来型機に比べて少ないのが大きな特徴となる。エアロダイナミクスが優れているため、燃費効率が高い他、従来型機に比べて騒音が大幅に削減できるという利点を持っている。商用旅客機は、原油価格の上昇による輸送コストの増大に加えて、2001年の同時多発テロ以降、特に大型旅客機を中心にして採算性が大きく悪化。航空旅客会社が大型機からB787などのような中型機への移行を進めているのもこれが理由となる。 こうしたブレンデッド・ウィングを商用旅客機に応用した場合、小型自動車並みの燃費効率を持つ商用旅客機を開発することも可能といった研究報告もでてきている。 また、ブレンデッド・ウィングによるもう一つの効果が騒音の大幅な削減となる。ブレンデッド・ウィングを用いた商用旅客機の研究を進めているケンブリッジ大学とMITの共同研究グループによると、商用旅客機が離着陸時に大きな騒音を出す原因は、フラップによって主翼の気流が強制的に下向きに変えられることによることだと述べている。 空中戦機AIRBOTS BLAUSTORM (エアボッツ ブラウストーム) (11/下 発売予定) 【COM-SHOT】世界最小!通販ネットで話題騒然!赤外線ラジコンミニチュアヘリコプター HX270 【予約】ヘリQ ミリタリー H-04(グリーン)【2008年3月20日発売】 【予約】ヘリQ ミリタリー H-05(ブルー)【2008年3月20日発売】 もっとも素晴らしいとは思わないが、とっても大胆だと思う。 充電台の大きさが魅力と感じるガンダムファンの方々にとって、10万円は高いのか、安いのかが気になる。 『電脳超合金タチコマ』の1万円に悩んでいる私には、見当が付かない。 【御予約特典送料399円!!】(離島除く)攻殻機動隊 1/24 電脳超合金タチコマ (バンダイ超合金シリーズ)2月下旬発売御予約品 “シャア専用”ケータイ、予約受付開始──価格は新規10万円、限定5000人 【2007年11月12日 ITメディア】 ソフトバンクモバイルの直販サイト「ソフトバンクオンラインショップ」で11月12日、“シャア専用ケータイ”「913SH G TYPE-CHAR」の先行予約受け付けが始まった。 予約期間は2007年11月12日10時から26日15時までで限定5000人。予約人数に達し次第終了となる。価格は新規契約一括購入時で10万2720円(税込み)。新スーパーボーナスを利用した割賦販売価格は支払い期間26カ月/支払い回数24回で月々割賦金は4280円。商品は12月上旬に発送する予定。 913SH G TYPE-CHARは「FULLFACE 913SH」をベースに、シャアのパーソナルカラーやジオン公国章や特別ロゴなどのシャア専用オリジナルコンテンツをプリインストールするとともに、12分の1スケールのシャアザクヘッド型充電台が付属する特別パッケージ。オンラインショップ先行予約特典として、新たに書き下ろされたというオリジナルデザインの500円クオカード2枚セットがオリジナル箔押ボックスに同梱される。
2007年11月13日
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テスト飛行中のX-48B 【Technobahn 2007/9/14】 「ブレンデッド・ウィングは機体の先頭から流れてくる気流に乱れが従来型機に比べて少ないのが大きな特徴となる。 エアロダイナミクスが優れているため、燃費効率が高い他、従来型機に比べて騒音が大幅に削減できるという利点を持っている。 商用旅客機は、原油価格の上昇による輸送コストの増大に加えて、2001年の同時多発テロ以降、特に大型旅客機を中心にして採算性が大きく悪化。 航空旅客会社が大型機からB787などのような中型機への移行を進めているのもこれが理由となる。」 翼幅が7.3m、重量が226kgの大きさの技術検証用の小型模型を飛ばしたそうだ。 見慣れない形であることもあり、大きさがさっぱりつかめない。 エイに形が似ているので、流体の中で異動するのに自然な形(合理性をもった形)の一つなのだろう。 海の中と空中の違いはあるが。
2007年09月26日
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リアルすぎるラジコン飛行機たち(動画) (8/24 Gizmodo Japan) →人が隣に立ってないと、間違いなく本物だと... 動画の最初に出てくる飛行機がグレイのF-20。 自分が好きな機種なので他の機以上に気になりました。 日本では飛行機マニアとエリア88好きぐらいしか、選ばない機種のような気がします。 自作なのでしょうか。 エリア88劇場版
2007年09月04日
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空母型?新護衛艦が進水=1万トン超、ヘリ3機同時発着 (2007/08/23時事通信) 防衛省が導入する新型ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」(基準排水量13,500トン)の命名・進水式が23日、横浜市のIHIマリンユナイテッド横浜工場で行われた。 日本で初めての1万トンを超える護衛艦で、艦首から艦尾まで甲板がつながる「全通甲板」スタイル。戦闘機の発着はできないが、空母に似た形状に「将来、保有するのではないか」との声も聞こえてきそうだ。 ひゅうがは全長197メートル、最大幅33メートルで、建造費は約1000億円。海上自衛隊が現在保有するヘリ搭載護衛艦「はるな」の後継として、2009年3月に就役予定だ。 哨戒ヘリ3機が同時に発着艦でき、陸上、航空自衛隊や海上保安庁などのヘリ受け入れのため、ほかに1機の発着スポットを持つ。 少数精鋭の9課にはオーバースペック? チルトローターやF-35Bを載せて大活躍…海自も現実的な夢をみていることだろう。 日本の自衛隊では「空母」や「爆撃機」は禁句のようだが。 海洋国家である日本が空母を持つことは普通のことと思う。 空母1隻で侵略戦争はできない。 武器だけで戦争が継続できると考えていた帝国陸軍と同レベルの発想はやめて欲しいものだ。 あくまで自衛隊が合憲か違憲かとは別次元の話。
2007年08月28日
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初飛行に成功したブレンデッド・ウィングの無人実験機「X-48B」 【Technobahn 2007/7/27 15:45】 B2のときにも感じたことがだが、最新の航空テクノロジーがドイツ第三帝国時代のものと似ているのは気のせいではないと思う。 「当時の技術基盤を超越した理論、発想を形にした」と解釈すべきなのか。 全翼機を電脳無しで制御しやすいものにするのは、特に低速時に難しいらしい。 ホルテン 全翼機の世界 ラジコンならこのあたり 初級者向けラジコン飛行機【フライトマスター・スピリッツ】 特別価格3,420円(送料別)
2007年08月10日
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