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古い自転車や、屋根瓦の輝きや、割烹着(かっぽうぎ)の白さにブリキの玩具の懐かしさ・・・そうした全ての物たちの佇まいとおなじくらい、そこに生きてきた人々のつよい気持ちと、貧しいけれど力に溢れた目の色を、写真から読み取ろうと思った。たぶん私たちは、昭和のあのころに、何か大きな忘れ物をしてきたような気がしてならない。もしかしたら、それは途方もなく大きな忘れ物だったのかもしれない。<文化>なのか、<教育>なのか、あるいは<精神>とか<魂>というものなのか・・・それはよくわからない。けれど、いまはない、<何か>が、この写真の中には確かに写っているのだ。それは、ほんの取るに足らないものかもしれない。たとえば・・・私たちは、あの日のように雨や風の音を聴くことが、いまあるのだろうか。このごろみたいに、夜は明るくていいのだろうか。春を待つという、懸命で可憐な気持ちを、今どれほどの人が知っているのだろうか。・・・あの頃を想うと心が和むが、いまに還ると胸が痛む。「昭和恋々」前書きより:久世光彦・・・・・・・・・・・・・・・・先日、図書館に行ったら、久世光彦の本、「マイ.ラスト・ソング」が目の前にあった。久世光彦は、多くのテレビ番組を残したが、私の好きだったのは、古きよき時代を描いたもの。その時代には、戦争があって、おもわず、目をそむけたくなるようなこともあった。戦争は嫌だと思う。でも、それがなければ、久世光彦のえがく、戦前、戦中の庶民の暮らしは、慎ましく、私たちがとっくに無くしたものばかりだ。その久世光彦も今年、亡くなった。昭和がどんどん遠くなっていく。昭和のあのころに、何か大きな忘れ物をしてきたような気がしてならない。もしかしたら、それは途方もなく大きな忘れ物だったのかもしれない。+++たとえば・・・私たちは、あの日のように雨や風の音を聴くことが、いまあるのだろうか。このごろみたいに、夜は明るくていいのだろうか。春を待つという、懸命で可憐な気持ちを、今どれほどの人が知っているのだろうか。そんな思いから、「昭和恋々(れんれん)」というカテゴリーを作ることにした。タイトルは<恋々>でも単なる懐古に流されないように心したつもりである。来年もどうよろしくお願いしますm(_ _)m ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月31日*民具:もろぶた1.2/松迎え* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.31
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アンチウイルスソフトの期限切れをうっかりと忘れて、今日、慌てて購入。せっかく、書こうと思っていたことが、あったのに・・・。仕方がないので取り急ぎ、今年のメモ。■2006年のおしゃれ手紙■1月■「肩たたき」その後 ■2月■このごろ巷に流行るもの ■3月■不安:頭痛、ふらつき ■4月■去年の桜、今年の桜2006今年も沢山の桜を見た。■5月■現代の鎮守の森:梅田スカイビルの庭 ぷち骨折した(ノД`)■6月■「佐賀のがばいばあちゃん」★がばい語録■7月■滋賀県知事選「もったいない」が勝利 ■8月■さよなら、餘部(あまるべ)大鉄橋 ■9月■9月のおしゃれ手紙:mixi(ミクシィ) ■10月■知らない町を歩いてみたい。 ■11月■みんなで食べると美味しいね!■12月■ルミナリエ:光と闇と・・・◆◇◆2006.11月のおしゃれ手紙◆◇◆■今月も書き残したことがあったとです。*カレンダー*まつご*ターシャ・テューダーの庭・・・・・・・・・・・・・*「芋たこなんきん」*「東京タワー」*「氷点」*夕張市*千葉県・佐原市*佐原市のフレンチレストラン*京都・白川*京都のカフェ、六花(ろっか)*絵本*「芋たこなんきん」*かわいそうな木*手作り*飛騨高山*地名*打ち水*校庭映画会*環境首都*映画「嫌われ松子の一生」■□■2006.12月に見た映画■□■■□■麦の穂を揺らす風■□■アイルランドの悲劇・・・12.6■□■エコール■□■イノセントな少女の季節・・・12.6■□■敬愛なるベートーベン■□■・・・12.29■□■硫黄島からの手紙■□■・・・12.29 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月28日*民具:もろぶた1.2/松迎え* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.29
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2001年にスタートし、すっかり年末恒例の“お笑いの祭典”として定着した漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」。優勝賞金1000万円。プロ・アマ、所属事務所を問わず、コンビ結成10年以内なら誰でも出場できる。 その*「M-1グランプリ2006」*が24日、行われ、チュートリアルが初優勝。ヽ(゜∀゜)ノ過去最多となる出場3922組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した。オワライ大好きな私は、最初からずっと見ていたけれど、ぶっちぎりでチュートリアルが面白かった。第1ラウンドで、チュートリアルのネタ、■冷蔵庫■(音が出ます。)は文句なしに面白くて、最高得点になった。 高得点の3組で競う2つ目のネタ、■ちりんちりんが盗まれた■(音が出ます)も、爆笑。_(*_ _)ノ彡☆!バンバン!! ふたつのネタは、冷蔵庫と自転車の「ちりんちりん」(この響きがマヌケな感じで笑ってしまう)という日常のものをあそこまで、ネタにするとは、彼ら(というより徳井)のキャッチフレーズ「暴走するイケメン漫才」、優勝した 2006年は「華麗なる妄想族」を裏切らない。ちなみに2001年の時のキャッチフレーズは「お笑い陰陽師」(京都出身であるため)。( ̄m ̄*)+++徳井(ボケの方)は、身長178cmで吉本興業一のオトコマエ。外国に遊びに行った時、ある有名な外国女優に逆ナンパされたほどの、容姿の持ち主。ブサイクな漫才師、「ブラックマヨネーズ」に「オワライは、ブサイクな男に残された最後の道。オトコマエの徳井は、オワライに来るな」と言われ、「じゃあ、ガリガリは、相撲取りになってはいけないんですか?琴欧州も入門した時は、ガリガリだったじゃないですか」と切り返していた。+++徳井(ボケの方)は、先日、藤原紀香と婚約した、陣内智則と同じマンションの同じ階に住んでいるとか。このマンション、縁起がいいのかも!!♪(* ̄ー ̄)vチュートリアル・徳井の今後の暴走&妄想に期待する。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月27日* 正月準備:年の箸 * UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.27
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♪山人(やまど)は戻るし、赤子は泣くし、かまどは煮えて、しゃくしも見えず、やれ、尻、かいや。・・・・・・・山からとうちゃんは、戻って来るというのに、背中にしょった赤子は泣くし、竈は、吹いてるのにしゃもじのある場所が・・・。おまけに、お尻がかい~。このユーモラスな歌、忙しい時に、父がよく歌ってました。私が子どもの頃の、この時期、父も母も大忙しです。私たち子どもに正月用に、なにかひとつ新しいものを身につけさせなければいけないと母はいつも言っていました。けれども、その前に、*節季払い*のため母はお金を工面しなければならないのでした。正月休みの間にしなくてもいいように、繕い物、洗濯、薪を作ること。現金収入を得るために縄ないもしなければならないし、餅つきの用意をしなければならないのでした。家の照明は、たったひとつで、土間や畳の間をぼんやりと照らすだけ。だから、仕事は昼のうちになるべくしなければならないのでした。それは、懸命に働いたものが、正月というつかの間の休息を得るための準備。父も母も忙しさをどこか楽しんでいるかのように笑いながら、手伝う私たち子どもに言うのでした。「今のうちに、よう働かんと、ええ正月が来(こ)んからな。」■父の麦わら帽子:目次■ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月26日*はじめてクリスマスケーキを食べた日/父の麦わら帽子* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.26
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朝になって、みんな、はほとんど一緒に目をさましました。すぐに靴下に目をやると、たしかに何かはいっています。サンタクロースが来てくれたのです。アリスとエラとローラは、赤いフランネルのナイトがウンのまま、ピーターは赤いフランネルのナイトシャツのまま、サンタクロースがもってきてきてくれたものを見ようと、大声をあげてかけだしました。どの靴下にも、あかるい赤のミトンと長くてひらたい、紅白のしまになった、ハッカいりキャンディがはいっていました。ふちの両がわに、きれいにギザビザがつけてあるのです。みんな、あまりうれしくて、しばらくは口もきけませんでした。目をかがやかせて、このすてきはクリスマス・プレゼントをじっと見つめています。でも、ローラはだれよりもいちばんうれしいのです。ローラには、布人形のプレゼントがはいっていたのですから。それはそれはきれいな人形でした。白い布の顔に、黒いボタンの目がついています。黒いえんぴつでまゆがかいてあり、ほっぺたと口は、ヤマゴボウの実からとった赤インクでぬってあるのです。髪の毛は、黒い毛糸で、ほぐし毛糸なのできれいなまき毛になっていました。足には、ちっちゃな赤いフランネルの靴下をはき、靴は、黒い布をぐるぐるまいて、ゲートルのようにできています。洋服は、きれいなピンクとブルーのキャラコです。(略)ローラはベッドのはしにすわって、人形をだいていました。赤いミトンも大好き、キャンディも大好きですが、何よりもこのお人形がうれしかったのです。さっそく、シャロッテという名前をつけてやりました。「大きな森の小さな家」より byローラ・インガルス・ワイルダー この物語は、西部開拓の時代の「大きな森」で暮らす少女とその一家の物語。ローラ・インダルス・ワイルダーの自伝です。厳しい自給自足の生活の当時の人々の一番の楽しみは中でクリスマス。母親の手編みのミトンとたまにしか食べられないキャンディに、ローラや遊びに来ていた、いとこたちの喜ぶ様子が目に浮かびます。トウモロコシの芯に布を巻き付けて人形ごっこをしていたローラは、母親の手作りの質素な人形を見て大喜び。私は今のクリスマスのあり方には、疑問を持っています。でも、ローラたちの、過ごした質素で心のこもったクリスマスは多いに憧れるです。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月24日*ヤドリギの下でキスを・・・。* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.24
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昨日、*「スルット関西3daysチケット」*を使って京都に行ってきました。師も走る季節に一緒に行ってくれる人もなく、一人旅です。( ̄▽ ̄) 京都って、◎えこ◎な街だなってつくづく思います。そのひとつの例が、市内を流れる多くの川。京都市内を流れる川をあなたは、いくつご存知ですか?昨日見たのが、鴨川、高瀬川、桂川、加茂川、高野川、紙屋川(天神川)、堀川。この他にも、昨日は見なかったけど下賀茂神社の中を流れる泉川、上賀茂神社の中を流れる、明神川・・・。祇園の白川(写真)は、大好き。明神川は、まだ見たことがないのですが、春には絶対に行こう!白川、高瀬川、鴨川は人が楽しめるような工夫がしてあります。カフェなども、この川沿いという風景を生かしたものがいっぱいあって、鴨川をインテリアにする贅沢を楽しめます。もちろん、私も川沿いのカフェでランチを楽しみました♪これらの川は、街に風情を与えると共に、街の温度を下げる働きをします。川って人の暮らしに大切なもの。車が通る道のために、*埋められた川を復元した韓国*のように日本のどの町にも村にも、誇れる川が欲しいと思うのです。身近なところに、たくさんの川が流れる街、京都はいつも観光客で賑わっています。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月23日*月待ち・「二十三夜講」* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.23
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地球が病気にかかっています。海面上昇により沈み行く島、ツバル。その原因をつくっているのは、私たち・・・。夜だというのにこんなに明るい地球。命のつながりの大切さ、資源の大切さに気づき、一人ひとりが「無駄」を減らす生活に変えていくことが必要です■環境共育オフィスの広場■で見た宇宙から見た明るい地球の写真。今日は冬至。*「1000000人のキャンドルナイト」、私は、イルミネーションより好きです。電気を消してスローな夜を・・・。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月22日*トリビアの井戸:カボチャの語源 * UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.22
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大掃除をしていたら、古い雑誌が出てきた。今から約30年前の1976年のもの。そこには「2002年」というSF小説が載っていた。手を止めて読んだ。内容はこうだ。・・・・・2002年になると、会社員は、小さなボタンのようなベルを持たされる。その、ボタンが合図すると、どこにいても、すぐ、会社に連絡して、駆けつけねばならない。・・・・・しかし、事実は小説より進んでいる。ベルの代わりにケイタイ、メール・・・。+++今から50年後には人口は、8993万人まで減少すると発表された。今の人口が多すぎるからで、これは嬉しい予測。発展途上国などのことを考えると、地球人口は減らないと思うのだけれど・・・。それより、心配なのは50年後の地球の気候はどうなっているのだろうか・・・。今から、50年前、いや30年前でさえ、今の異常気象は、予測できなかったのではないだろうか。50年後の地球が危ないと分かった今でさえ、人は見てみぬふりをしている。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月21日*大阪しぐれ:医者の車引き /火の用心!* UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.21
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クリスマスにはサンタクロースがやってくる。小さい子たちの夢は、ほほえましい。(^-^)サンタクロースといえば、赤い服を着た陽気でちょっと太目の白いひげをはやしたお爺さんというのが相場。ところが、このサンタクロースのイメージが定着したのは、コカコーラの力が大きかったとか。。それまでの、サンタクロースは、「クレメント・ムアーが1822年に書いたクリスマス前夜という詩からサンタクロース=のいたずら好きな妖精というイメージの時代がしばらく続くことになる。」妖精のサイズだったサンタクロースを等身大のサイズに拡大したのは、コカコーラ社の宣伝部でした。コカコーラ社は同社のイメージカラーである「赤」をサンタクロースの衣服に重ね、サンタクロースがコカコーラを飲んでいるイメージのポスターや広告を大量に作成して、ブランドイメージの浸透を図りました。この頃から、サンタクロースは「赤いパーカーを着て、豊かな白いヒゲの奥で愉快そうに微笑んでいる人の良いおじいさん」というイメージで定着していったのです。そしてこの等身大のサンタが登場すると同時に、妖精だった時代のサンタが使っていた魔法は、いつの間にか使えなくなっていったようです。へえ~!!へえ~!!ちなみに、「ケンタッキー・フライド・チキン」の店頭に立っている「カーネル・サンダー」というおじさんとサンタクロースとの関連を熱心に調べた雑誌記事を見たことがありますが、かなり詳しい調査の結果この両者は関連性はないとのことでした。念のため。 それにしても、サンタクロースを宣伝マンにするなんて、「越後屋」じゃなかった、*「コカコーラ」*そちも悪よのう( ̄ー ̄) ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月19日*「ALWAYS 三丁目の夕日」の◎えこ◎な暮らし *UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.19
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関西に転勤になる人が「大阪のイチビリに負けるなよ」とはげまされたそうだ。はげまされた本人は、「大阪一のビリに負けるわけがないだろう」と憤慨したそうです。「いちびり」とは一番ビリににあらず。「いちびり」とは、ふざけまわる人、お調子者、出しゃばりといった意味の大阪弁。動詞は「いちびる」。 元来は、お調子もんを揶揄する時などに使う、ネガティブな意味合いの言葉だが、逆に、味がある、面白い人間をさして、「あの人は、なかなかのいちびりや」といった一種の称賛として使うこともある。 「目先のお金儲けではなく、世間の常識と違う新しいこころみをする人だ」というニュアンスもあります。関西は、そういった「いちびり」な人たちで新しい面白いアイデアを生みだす活力がありました。「蟹」の看板、くいだおれ人形、関西のお笑いなどに「いちびり」の痕跡を感じます。大阪の人はわりと、そういうオモロイことをしている人を、「ごっつオモロイやん」と素直に称える感性を持っている。だから大阪人はみんな、多かれ少なかれ、いちびり系のDNAを保有している、といえるのかもしれない。参照大阪弁完全マスター講座より。・・・・・・・・・・・ふざけるの大好きでお調子者の私は、「いちびり」です( ̄▽ ̄) ●大阪しぐれは私が大阪で知ったり見たり聞いたりした「へえ~」や「( ̄▽ ̄) 」なことを書いています。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月18日*新歳時記:師走に「第九」を聞く*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.18
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山茶花(さざんか)ちらし厳冬、白や淡紅色に咲く山茶花の花に降りかかり、散らしてしまう無情の雨。「雨の名前」高橋順子・・・・・・・・・・日本の古来からある植物は、生活に必要なものだったのではないか。というのが私の推測。例えば、春の花のレンゲ。これは、田んぼの肥料として種を蒔かれたもの。菜の花は、菜種油を採るために種を蒔かれたもの。里の暮らしに必要だったから作られていたのだ。レンゲの花や菜の花は、肥料や菜種油を採った、おまけとして、目を楽しませてくれた。椿も椿油を採ったのだろうか・・・。秋に田んぼの畦を彩る毒々しい色の彼岸花でさえ、モグラ防止とか飢饉の時に、食べたということを聞いたことがある。その流れでいけば、山茶花は、なんの役に立ったのだろう?もっとも、私の子どもの頃には、山茶花は見かけなかったけれど・・・。山茶花の花言葉は「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月17日*魂呼びと二人使い*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.17
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「*『スルッとKANSAI 3Dayチケット』*を使ってルミナリエを見に行こう」と友人が誘ってくれた。*「神戸ルミナリエ」*は“光の彫刻作品”。「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年12月に初めて開催され、震災で打ちひしがれた神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。閉幕直後から、市民や各界から継続開催を求める強い声が寄せられ、都市と市民の希望を象徴する神戸の冬の風物詩としての定着を目指すことになりました。 「神戸ルミナリエHP」より 神戸は大阪から30分で行けるのに、私は、はじめて。「はるなさん、ルミナリエ、初めてなんや?」「もう10年以上もたつのにはじめて。いつ終わりになるか分からないから、1回くらいは見とこうと思ってたの」と私。友「(゚∇゚ ;)エッ!?ルミナリエは、いつまでも続くやろ。」私「でも、これ、けっこうお金がかかっているやん。必要でない神戸空港なんか作ったし、神戸も兵庫県も余裕はないんとちゃう?」友「でも、ルミナリエは、残して欲しいわ。そのために、私、募金もしてるもん」。私「ルミナリエに対して、疑問を持つ人も多いと思うよ。たとえば、生活が苦しくて、病気でも働かないといけない人とか、生活に困っている人は、ルミナリエに回すお金を福祉にまわしてと思ってると思うわ。それに、こんなに地球温暖化が叫ばれているのに、こんなことをしていていいのだろうかって人もね。」友「ルミナリエの照明くらいでは、気温は上がらないよ。」私「そう。でも、見に来る人が車を使ったら?ルミナリエに限らす、イベントがあれば、人が動く。それが、地球温暖化に結びつくねん、悲しいけど・・・。」「車では来ないようにしてもらわな、アカンわ」と友人は本気で言う。「それに、近くのビルの照明は、期間中は今の半分以下にするとかね」と私は言う。私は周りのビルの照明が気になっていた。周りが明るいとルミナリエが引き立たないと思って・・・。ルミナリエは、きれいだと皆、口々に言う。しかし、地震でなにも無くなった1995年の闇の中で輝いた時、人々は今の何倍も感動しただろう。ルミナリエ、それは、光の芸術ではない。光と闇の芸術なのだ。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月16日*死んだら地獄の一の客/父の麦わら帽子:遠い故郷*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.16
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11月の終わりに行った広島県の帝釈峡。紅葉が終わって、静かな帝釈峡を散歩した。山道の途中で石垣を積んで作った坂道が・・・。石に生えた苔が、石垣の古さを物語っている。いいな・・・こんな坂道。今は使われなくなった坂道をカメラにおさめた。 川にかかった小さな橋もいい感じ。同じ人間が作ったものでも、コンクリートの階段や巨大な橋には、イヤーな感じがするのに、この小さな石垣や橋は心地いい・・・。この違いはなんだろう・・・。と考えて、思ったのは、写真の坂道や橋は、人の手がつくったもの。機械が作ったものではなく、多くの人の手が協力して作った人間サイズ。だからこんなに自然に溶け込んでいるんだ。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月14日*昭和30年代の灯り:「若いおまわりさん」*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.14
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「運転免許、取ろうと思うんだけど・・・」と夫に言ったのは、今年の3月末。今の会社にいつまでいられるか分からないから、次の就職のために車の免許を取ろうと思った。「アカン」と夫。「なんで?」と私。「*自分*、運転に向いてないわ、性格が・・・。**(大阪では、相手のことを自分といい、自分のことも自分とういう)**」とあっさり言われた。そうかも知れない。優柔不断だから、狭い道で対向車が来たら、先に行こうか、後からにしようかと、迷いに迷ったあげく、相手から怒鳴られそう。(ノД`)+++職探しで、真っ先にひっかかるのが、年齢。やっと年齢不問のところを見つけたとしても、<要普通車運転免許>となっている。私って、結局、何にも出来ないんや・・・。人間失格を言い渡されたような気分だった。そんな時だった、ベロタクシーを見つけたのは・・・。*ベロタクシーとはなにか?*ベロタクシーとはドイツの首都ベルリンで1997年に『人と環境にやさしい交通手段』として開発された自転車タクシーで、現在ヨーロッパ各国で市民の新しい交通手段として活躍中です。 ベロタクシーは排気ガス「ゼロ」というだけでなく、車体を100%リサイクル可能なポリエチレンで成型していて、車体自体が環境にとても優しい乗り物になっています。日本には2002年に京都で初めて運行が開始され、現在全国16都市で運行しています。神戸では2005年10月より運行が開始され、全部で6台あります。ちなみにベロタクシーの“ベロ”とはラテン語で“自転車”という意味です。これよ、これ!!これからは、環境に優しく、細い道だってスイスイのベロタクシーの時代!環境に悪い車に合わせて免許を取るのではなく、環境に優しいベロタクシーのような乗り物が普及するのを待とう。京都で何回か見たことがあったが、神戸でもやっているのか・・・。明日は友人と神戸に行く。ベロタクシーに会えるだろうか。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月13日*「ジャンク・スタイル」*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.13
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■「トランス脂肪酸」という言葉を聞いたことがありますか?私もつい、先日、知りました。ためしに、*検索してみると*、(゜ロ゜*)こんなに・・・!!!「トランス脂肪酸」、別名「トランスファット」は、サラダ油のように常温では液体の植物油脂を、ラードのように固体化させるため、「水素添加」と呼ばれる化学処理によって分子構造が変化した油脂のこと。■何に含まれているのか。*マーガリン*ショートニング*天ぷらや豚カツを植物性油で揚げた時など、植物性油のような不飽和脂肪酸を多く含む油を加熱処理した時に生成されます。ケーキ、クッキー、レトルト食品・・・・。私が口にしていた、ほとんどの食品に、多かれ少なかれ含まれています。特にマーガリンやショートニングに多く(10%前後)含まれ、また原材料の一部として多くの加工食品に使用されています。■「トランス脂肪酸」をとり過ぎると、どうなるのか。心臓疾患、免疫機能のリスク、発ガンのリスク、アルツハイマーのリスク・・・など、さまざまな形で体に影響を及ぼします。そのため、「狂った油」とよばれています。アメリカでは、全ての加工食品にトランス脂肪酸の含有量表示が義務づけられました。ヨーロッパでも、同じように、規制されています。ところが、日本には、「トランス脂肪酸」の規制がありません。でも、知ってしまったら仕方がないので、まず、パンにマーガリンというのを止め、ジャムかバターに、コーヒーに入れるミルクパウダーは、牛乳にする・・・。など出きる所からやってみます。クリスマスケーキもショートニングが怖いから、小さめにします(ノД`)クリスチャンでもないのに、クリスマスのデコレーションは、欧米なみなのに、こんな大切なことをなぜ、欧米なみに規制しないんでしょうか。・゚(´□`)゚・。「命」が軽んじられています。今年の漢字は「命」に決定。これって、ギャグですか _| ̄|○ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月12日*時代の歌:「リンゴ村から」*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.12
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ふたつのパートを掛け持ちする30代の母親。わずかな年金を妻の医療費にあてて、公園の清掃をする70代の老人。年金をもらえないから、80歳を過ぎてなお、空き缶拾いをする老人。複数の派遣やパートの仕事を掛け持ちしても、生活ギリギリの給料しか得られない人が急増している。『働いても働いても豊かになれない…』。そんな人のことを*「ワーキングプアー」*という。そんな人たちのことをNHKテレビでやっていた。なぜ真面目にコツコツ生きてきた人たちが報われないのか。怒りを感じながら思った。私がいつ彼らの立場になってもおかしくないと・・・。そして思ったのは「100円ショップ」のこと。+++最近、どの町にでもある、100円ショップではたいがいのものが手に入る。「100円ショップなんて、私は買わない」と私が夫に言った(本当は時々買うけど)。「エラソウに言うな。100円ショップでしか、買い物が出来へん人がいてるんや」と夫にたしなめられた。私は、偉そうにいったんじゃない。本当は私だって、時々は買う。でもなるべく買わないようにしようと思っているだけ。商品を見ていると、「これが100円で出来るの?人件費は出るの?」と心配になってくるから・・・。価格破壊が行き着く先は、私たち働くものに賃金として、しわ寄せが来る。そう思っているから、100円ショップで買い物をした時は、ちょっと悲しい。きちんとした、給料をもらわないと、きちんとした暮らしが出来なくなる・・・。それが、体に悪いとわかっていても、地球に優しくないとわかっていても、商品を選ぶ基準が値段だけになってしまう。そう思うから、100円ショップでの買い物はしないようにしている。でも、と「ワーキングプアー」の番組を見ながら思った。この人たちにとって、100円ショップはありがたい存在なのだと・・・。価格破壊が労働者の賃金を押さえる。低所得者たちは、生活を守ろうと、100円ショップに走る。それが、また価格破壊を生む・・・。100円ショップの繁盛とワーキングプアーは、無関係ではないと思う。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月11日*まわしこ/節季払い*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.11
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私は雑草が好きだ。これまでにも、*「雑草大好き」*というテーマで*何回*も書いた。そんな私の雑草好きに拍車をかけるようなテレビを見た。*12月7日、放送のNHK「プロフェッショナル」。*内容は、無農薬で育てるリンゴ農家、木村秋則氏。以下、NHK TVのドキュメンタリ番組「プロジェクト X 挑戦者たち」風に紹介します。(田口トモロヲ風に読んでください。)♪風の中のすばる 砂の中の銀河みんな何処(ドコ)へ行った見送られることもなく(NHK TVのドキュメンタリ番組「プロジェクト X 挑戦者たち」のテーマソング) インターネットで売り出すと、10分で完売する。そして、腐らない。そんな「奇跡のりんご」を作るのが、青森・弘前の農家・木村秋則(57)だ。そのりんご作りは、化学的に合成された農薬や肥料を一切使わない。りんごは病害虫に弱く、農薬なしでは収穫量は10分の1になるといわれる。そのなかで、農薬に頼らないリンゴ作りを日本で初めて本格的に成功させたのが木村だ。かつて、農薬を使っていた木村。しかし、その農薬で皮膚がかぶれた。なんとか農薬を使わずにりんごが作れないものか、そんな思いから、木村は無農薬のりんご作りに挑戦した。しかし、3年たっても4年たってもりんごは実らなかった。収入の無くなった木村は、キャバレーの呼び込みや、出稼ぎで生活費を稼いだ。妻は畑の雑草で食費を切りつめ、子供たちは小さな消しゴムを3つに分けて使う極貧生活。6年目の夏、絶望した木村は死を決意した。ロープを片手に死に場所を求めて岩木山をさまよった。そこでふと目にしたドングリの木を見ながら思った。「なぜ山の木に害虫も病気も少ないのだろう?」疑問に思い、根本の土を掘りかえすと、手で掘り返せるほど柔らかい。この土を再現すれば、りんごが実るのではないか?早速、山の環境を畑で再現した。8年目の春、木村の畑に奇跡が起こった。畑一面を覆い尽くすりんごの花が咲いた。それは豊かな実りを約束する、希望の花だった。その光景に木村は涙が止まらなかった。♪草原のペガサス 街角のヴィーナスみんな何処へ行った見守られることもなく地上にある星を 誰も覚えていない人は空ばかり見てるつばめよ高い空から 教えてよ地上の星をつばめよ地上の星は 今何処(ドコ)にあるのだろう りんご農家の木村さんを助けたのは、雑草だった。雑草が地下に根を張ることによって、土が耕されるという。耕されて柔らかくなった土は、りんごの根の成長を促す。雑草が生えることで、鳥や虫の住家が出来るようになる。その鳥や虫が、りんごの害虫を食べる・・・。木村のりんご作りの哲学は「育てない、手助けするだけ」。りんごの生命力を引き出すために、畑をできるかぎり自然の状態に近づける。そこには、人と自然の魂の対話がある。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月9日*「サランカのやろ」*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.09
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「この畑は無農薬で100%の収穫を目指すのではなく、50~60%の収穫を目指します。虫も生きています。少し、分けてあげましょう。」虫食いだらけのブロッコリーの畑には、上のような言葉が書かれてあった。ここは、大阪の梅田にある*梅田スカイビル*の庭。 雑草の生えた畑。 シイタケの原木が役目を果たし、カブトムシなどの昆虫を養い、最後に土になる過程の展示。 落ち葉を堆肥にするために腐らせる場所。大阪の街の中に小さな里山がある。大阪の梅田にある*梅田スカイビル*の庭は、ひとつは「鎮守の森」、そして、もうひとつは「里山」がテーマ。この小さな里山的空間を散歩していたら、水辺にセリが生えていた。小さな棚田には、レンゲの種を蒔いている。春が楽しみ。花いっぱいの庭よりも、里山の風景を模したこのような庭が出来たことが素直に嬉しい。小さいけれど「里山」が、この大阪という大都市の真ん中に出来たことが、嬉しい。そう思っていたら、ささっと何かが走った。猫だったのだろうか、それともウサギ・・・。公園の多いロンドンには、キツネが沢山住んでいるという。ニューヨークのセントラルパークには、リスが住んでいます。日本にも、街の中に昆虫や鳥、小さな動物が住めるようになったらいいのに・・・。それは、人にとっても住みやすい空間ということだから・・・。■ふるさとは近くにありてつくるもの:都心に里山が出来た! ■ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月8日*「コトの日」針供養 *UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.08
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少女は美しい。我が家の娘達も少女の頃、寝顔を見ながら、見とれたことが何度もあった。+++エコールとは学校という意味。森の中にある少女達の神秘的な学校の物語。■あらすじ■深い深い森のなかに建つ、お城のような大きなお屋敷。そこは6歳から12歳までの少女たちが暮らしている、外界から遮断された謎めいたスクール。彼女たちは棺に入れられ、そこに運び込まれる。年齢ごとに7色のリボンでグループに分けられ、自然の生態を学び、ダンスの稽古をして6年の時を過ごすのだ…。・・・・・・・・・・・謎に満ちた映画。*なぜ、少女達は、この「学校」に来なければならなかったのか?*少女たちは、どこから来たのか、どこへ行くのか?*なぜ棺に入ってきたのか?棺桶に入ってくるところとか、少女というところ、森、人の目を避けるなど、これって、萩尾望都の漫画「ポーの一族」かと思った。でも、そんなことを知りたがってはいけない。この映画の中では、なんにも事件など起こらない。逃げ出そうとボートに乗った少女が水死したりする以外は・・・。これは、少女の美しさをスクラップしたような映画。なぜなら、少女の美しさは、もろく、はかないから。時計や時間が話題になったりするところは、時間が、少女を大人に変えるという暗示。美しい蝶を標本に貼り付けるところは女の美を残そうという暗示なのかも・・・。「森の奥深く秘めやかに息づくイノセント(純真、無垢)な少女の季節」を幻想的に描いていると私は思ったのだけれど、ロリコンの人たちが、騒いでいるのので、この映画は「チャイルド・ポルノだ」という意見もある。秘密めいていてどこか恐ろしい影のある、美しい楽園の物語。サンセバスチャン映画祭やストックホルム映画祭で作品賞、監督賞などを受賞した。映像が美しいので、私はスクリーンセーバーに使っています(^-^) ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月7日*守護聖女バルブの日の小麦*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.07
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私は昔からアイルランドに憧れていた。今から35年前に一度、行こうと思ったが諦めた。「麦の穂を揺らす風」は、大好きなアイルランドが舞台。それも、私の好きな1920年代!という事で出かけたのですが、悲しい映画でした。愛するものを奪われる悲劇を、なぜ人は繰り返すのだろう。■あらすじ■♪注意1920年、アイルランド南部の町、コーク。長きに渡るイギリスの支配の元でアイルランドの人々の暮らしは貧しいものだった。富と反映はイギリスの支配階級やイギリスに協力的な一部のアイルランドの富裕層に限られていた。飢饉、立ち退き、貧困が人々の宿命だった。彼らはアイルランド独自の言葉(ゲール語)を話ことを禁じられ、ハーリングなど独自のスポーツを楽しむことさえ禁じられていた。そんな中、アイルランド独立を求める人々の叫びは大きくなるが、その動きを封じようとイギリスから冷徹な武装警察隊が送り込まれた。医師を志す青年デミアンは、医師になる道を捨て、兄テディとともにアイルランド独立をめざす戦いに身を投じることを心に決める。戦いは日に日に激しくなり、多くの犠牲者が出た。しかし、独立をめざす激しいゲリラ戦は各地でイギリス軍を苦しめ、ついにイギリスは停戦を申し入れ、戦いは終結する。ようやく自由と平和を手にする時が来たと喜ぶデミアンたち。やがて和平交渉を迎えるが、今度は条約をめぐって、支持派と反支持派の内戦が起きる。・・・・・・・・・・・・無理やり英語を使わせるなど、イギリスのアイルランド人に対する弾圧は、悲惨だ。でも、これって、日本もやってたのだ、中国や台湾、朝鮮に対して。経済大国、イギリスが弱小国のアイルランドに手こずるところは、アメリカとベトナムの戦いでみせた、ベトナムの人々の強さを思わせた。アメリカのイランやイラクに対する不当な攻撃。この映画の時代は今から80年以上も前。けれども、今も戦いは続いている。そんなことを思いながら見た。そして、その見方は正しかったと思った。なぜなら、ケン・ローチ監督が次のように語っている。「私は、この映画が、英国がその帝国主義的な過去から歩み出す、小さな一歩になってくれることを願う。過去について真実を語れたならば、私たちは現実についても真実を語ることができる。英国が今、力づくで違法に、その占領軍をどこに派遣しているか、皆さんに説明するまでもないでしょう」。過去の過ちを語ることは易しいことではない。けれど、その一歩を踏み出さなければ、世界はどうなるのだろう。ローチのそのメッセージは、きっと日本にも届く。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月6日*哀しみの赤い羽根/父の麦わら帽子:不思議な贈り物 *UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.06
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11月の終わりに、夫と市の施設にクラッシックコンサートを聴きに行った。3時過ぎから始まって、終わると5時を過ぎていた。コンサートが終わって、雨の中を外に出ると、チカチカと輝く、大きなクリスマスツリーが立っていた。年々、派手に、早くなるクリスマスツリー。商店街がクリスマスセールの活気をつけるために大きなツリーを飾るのは分かる。がしかし、自治体がクリスマスツリーを飾る必要があるのだろうか?クリスマスツリーを飾れば、当然のことながら、電気を使う。その電気代は、市民の税金で賄っている。今、地球上で、起こる、竜巻、台風などの災害は、地球温暖化がもたらすものが、多い。温暖化防止のために私たちは何をしなければならないのかと、自治体は、先頭に立って私たちに示すべきではないのか・・・。そう、夫に言った。「分かってないんや、みんな、今、地球の尻に火が付いていることが・・・」と夫が言う。私たちの住めるところは、*地球しかない*のに・・・。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月4日*「小さな村の小さな家」・・・山への道 *UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.04
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広島県・帝釈峡(たいしゃくきょう)は、カルスト台地が帝釈川によって侵食されてできた峡谷。あちこちに、穴が空いていて、大昔、人が住んでいたのではないか・・・。とオッチャン(続柄・夫)と話ながら歩いた。すると、やっぱり、*最近8000~10000年前の古代住居跡と考えられる遺跡や人骨が発掘され考古学上でも貴重な地域*だそうな。 観光地になるまでは、地元の人たちが、薪を取りにきたり、キノコを採りに来たりしていたのかもしれない。そう思わせる古い野仏が、あちこちにあった。野仏、好き♪大好き♪旅先の里山で、これなに?と思わせるような、自称、「アートなモニュメント」を見ると「なんじゃ、こりゃ~ (ノ`Д´)ノ彡┻━┻」と言って思わず、ちゃぶ台を探す私(ノД`)。が、しかし、野仏はよい。里山とは、自然と人の交わるところ。人が自然に感謝する心が野仏になったのではないかと思う。そう思ってカメラを向ける私。私は、この11月から、デジカメデビューしたばかり(^▽^)/枯葉、枯れ枝、しんとした静かな峡谷、野仏・・・。みんなみんな素晴らしい・・・。 がしかし、野仏に手向けられた花入れは、「竹もどき」のプラスチック製・・・。 _| ̄|○なんで、竹で作らないの・・・。 。・゚(´□`)゚・。国定公園である帝釈峡で「竹のようなもの」で誤魔化す、プラスチックの花入れでよしとする自治体の美の意識に愕然とする。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月3日*昭和30年代のりんご*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.03
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11月28~29日、夫と広島県・帝釈峡(たいしゃくきょう)へ一泊旅行。全山真っ赤に紅葉する帝釈峡を思い描いていたのに、紅葉はとっくに終わっていた。春は、花を求めて、夏になれば、新緑が美しいと秋になれば、紅葉を愛でに、人が繰り出すだろう、この渓谷も、すっかり、葉を落とした、今は来る人もまばらで死んだように静か。「なんや、がっかりや・・・」と失望する夫。「こんな色合いをアースカラーっていうんやね。私は好きやわ」と私は言う。「なんか、私らのこれからの景色みたい」と私が言うと夫が笑った。花も緑も紅葉もないけれど、この景色は、ワビ、サビ。余分なものを全て捨て、厳しい冬に立ち向かう、自然の摂理がそこにあった。 *ものおもい*平岡淳子ふゆのあいだ木々は、ものおもいにふけるいろずいた頃はいそがしすぎてはなのさく頃はあわただしくて木の葉をちらしみつめている自分自身の姿と生き方を ◎環境人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月2日*「ALWAYS 三丁目の夕日」★昭和30年代グラフティ *UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.02
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オリーブの枝を眺めていると、葉の色の美しさに、はっとします。つやのある表の濃い緑、スウェードのようにうっすらと毛羽立った裏の鼠緑、その細い羽のような葉が枝から空に向かって行儀よく並んでいるのが愛らしい。私は枝の両端を弓なりにして持ってみました。枝は、しなやかで弧を描いたまま素直に曲がって、案外弾力がなく、もとには戻りません。そこで、もう一本の枝も同じように曲げてみました。面白いように曲がります。そして、その二本の枝を空にかざして丸い輪を作ったり、二重、三重に重ねてみたりして遊んでいると偶然にもハートになりました。(略)今年はオリーブのハートのリースを飾りましょう。クリスマスにリースというのは当たり前ですが、ハートの形をしたオリーブの枝には、なにか特別の願いを託したメッセージが込められているような気がします。「インテリアレッスン」津田晴美::::::::::::::::オリーブの枝のリース、いいな♪柳も柔らかそうだし、サンキライの赤い実をリースにピッタリ。ユーカリも柔らかくて、使えそう♪売ってるものを買うのではなく、身近なところにある枝で作るリースはステキ!剪定した時に「ごみ」として出る枝もこうやって使えば、命をまっとうできるのに・・・。私は、ブルーベリーの枝が伸び放題になっているのに、目をつけている。( ̄ー ̄)+++今月で「インテリアレッスン」は終わり。もう一ヶ月もすれば、お正月♪はやいわー、もう一年!■インテリアレッスン1月■ ◎環境人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月1日*大阪しぐれ:ごとび/おとごの朔日*UP・・・・・・・・・・・・・
2006.12.01
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