おしゃれ手紙

2010.12.30
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カテゴリ: 映画
信さん 炭坑町のセレナーデ:あらすじ ■♪音が出ます!

あの頃、誰もが一生懸命でまっすぐだった。

昭和38年、美智代(小雪)は、離婚して故郷である九州の炭坑町に小学4年生の息子・守(池松壮亮)を連れて帰ってきた。
美智代は、炭坑で働く若者たちに興味の目で見られ、守も転校してきた小学校で、まわりの子供たちから奇異な目で見られる。
そんなある日、守は悪ガキたちに囲まれ、お金を巻き上げられそうになる。
そのとき、町で知らないものはいない札付きの少年・信一(石田卓也)が悪ガキたちをぶっ飛ばして追い払う。
叔父夫婦に疎まれながら育てられていた信一。
この出来事をきっかけに、母親のように優しい心をもつ美智代に淡い恋心にも似た感情を抱くようになる…。
辻内智貴の同名小説を原作に、年の差を越えた純愛を描いた物語。

昭和38年、地方では、三角ベースをする子どもの暮らしがあった。
しかも、先のとれたスコップのを柄をバットにして・・・。

また、ゴム飛びやめんこなど、私には懐かしい遊びがあちこちで見られた。
遊び場は、公園ではなく、道路だ。

その頃の道路は、子どもの遊び場であり、年寄の将棋をする場所であり、女たちの社交場だった。

死んでから数カ月もたってから見つけられる、孤独死が言われて久しいが、この映画の中ではそういうことはない。

特に、舞台が炭坑の町。
命を共にするという連帯感があるからだ。

そういうといいことばかりと思われがちだが、そうではない。


また、朝鮮人差別も描かれていた。
いくら馬鹿にされても、暴力を振るわれても、決して抵抗しない朝鮮人の少年。
彼は、父親から、
「日本人に手をあげるな」と固く言われていたのだ。
また、その家族の貧しい家の中の様子などを通して、当時、在日朝鮮人差別がいかに厳しかったかを描いている。

そんな中で、小雪演じる信さんの憧れの人が輝いていた。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2010年12月27日 *父の麦わら帽子:目次/正月準備:年の箸*
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Last updated  2010.12.31 13:46:04
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天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
ミリオン@ Re:ごちそうさん歌・サラダ記念日(07/06) こんばんは。 サラダは美味しいですね。食…
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