おしゃれ手紙

2024.06.15
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カテゴリ: 国内旅行


この日の午後は、偕楽園をガイドさんと廻った。

偕楽園は、茨城県水戸市にある日本庭園である。
伝統的に、後楽園(岡山県岡山市)や兼六園(石川県金沢市)と並んで日本三名園の一つに数えられている。

現在は隣接する千波湖周辺の拡張部を含めた広域公園の一部となっている。
梅2
江戸時代、ウメは全国の城郭庭園(大名庭園)に好んで植えられました。
斉昭は水戸にウメを植えた理由を「種梅記(しゅばいき)」に残しています。
①花は雪の中でも先駆けて咲き、詩歌のよき題材となる。
②果実には酸が含まれ、食すと人々の喉の渇きを取り、疲れを癒やす。
③梅干しは保存が利き、防腐・殺菌効果もあるので、軍事の際の非常食として役立つので蓄えておくべきである。


偕楽園には、拡張部を含めない本園部分だけで100種3000本の梅が植えられており、早春には観梅客でにぎわう。

■仙奕台(せんえきだい)■

現在も石に碁盤の目を刻んだ将棋盤、碁盤が残されている。
「奕」とは囲碁を打つことを意味する。

平時は憩いの場として利用していたが、南を中心に広い展望を有していたため、有事の際には砲台として水戸城を守る要害の一部として利用することも考慮されていた。

■吐玉泉■
偕楽園の表門から大杉森、孟宗竹林を抜けた南西の崖下にある。
約50㎡の空間に常陸太田市真弓産の寒水石(大理石)で作られた湧水施設である。

この場所は、造園以前から杉の巨木の下に湧水があり、大田敬恵が寒水石の井筒を設計したと言われている。
作り直されており現在の施設は4代目である。

*東日本大震災の時で水が不自由になった時は、この水を飲料水に使っている人がいたとガイドさん。

▲子規の句碑。
崖急に梅ことごとく斜めなり   子規

梅


表門から園内に入り、一の木戸と呼ばれる門を潜ると、

偕楽園の西半分を構成するモウソウチク(孟宗竹)やスギ(杉)の鬱蒼した林の中を進む道が続いている。


偕楽園の「偕楽」とは中国古典である『孟子』の 「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり 」という一節から援用したもので、斉昭の揮毫『偕楽園記』では「是れ余が衆と楽しみを同じくするの意なり」と述べられている。
水戸学へ帰着する斉昭の愛民精神によりこの庭園は、江戸時代当初から毎月「三」と「八」が付く日には領民にも開放されていた。



藩主の居所としてではなく庶民とともに利用することを目的とした広い濡縁の間、

▲広縁。


飲食の類を三階まで運搬するために木製滑車を利用した昇降機の設置(人でなく物の運搬用としては日本現存最古)物見引き手と称する建具連動式障子、色紙・短冊・懐紙を用いた板戸、漢詩作詞用に辞書としての韻字を書いた板戸など工夫をこらした建物である。
玄関がないことなどを含め徳川斉昭の進取の気質が見てとれる。

▲藩主の間


襖絵は、竹林。

▲欄間に竹を使う!!!

▲広々とした景色▼


▲屋根まで美しい▼


▲結婚式の前撮りを見た!!

そうだ関東いこう!(千葉県)
■5/13(月)■関空に泊まる。
■5/14(火) 千葉県・成田市
5/14(火)-2■ 印旛郡 房総のむら
5/15(水)■ 佐倉市・佐倉武家/順天堂他
5/15(水-2)■ 香取市佐原

5/16■ 牛久大仏/予科練平和記念館/筑波宇宙センター
5/17-1■ 水戸弘道館/水戸城/東照宮
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Last updated  2024.06.15 00:01:29
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