山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


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■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


■(16-2)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(2)


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■(18)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(1)


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Jul 10, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 さきほどまで午前10時5分から30分間、きのうのつづきNHK・TV「知の楽選 グールド4」を見ていた。きょうは初めから見ることができた。昨日、私が言及したバッハの『ゴールドベルク変奏曲』についてである。私はどうやら早手回しだったようだ。

 「再録音はたしかに珍しく、2,3曲しかしたことがない。コンサートをやらなくなって長い年月になる。その間、この曲を一度も演奏したことがなかった。若いときの録音を聴き直してみると、当時も満足していたわけではなかったが、とくにバスの扱いはバランスがばらばらであると気が付いた。」
 テレビは、グールドが再録音のために『ゴールドベルク変奏曲』を一音一音解きほぐして詳細に分析した自筆のメモを映し出す。普通私たちは曲の解釈というと「曲想」を考える。音楽番組等における演奏家の解説も、たいていは、作曲家がどのような「想い」で音符を書いたかというようなことを言う。それはそれで聞くべき価値があるものだ。しかし、グールドのメモを見るかぎり、どうもそのような分析をしているのではなさそうだった。
 グレーン・グールドはJ.S.バッハを最高の音楽家と崇敬していたらしい。それは、バッハが、厳密な形式(それは当時にあってさえすでに時代遅れだったのだが)に則り、形式の可能性について追究の意志をゆるめなかったことへのピアニスト・グールドの共感であり、「芸術とは、癒しなおしである」と言う彼の確信を保証するものをバッハのなかに発見していたからであった。
 グールドの分析ノートは、まさにそのことを物語っている。どういうことか。つまり、作曲家の「想い」など想像するまでもなく、形式を形式たらしめている一音一音の音の長さ、すなはちどのようにリズムがつくられ、音の展開のなかで維持され、変形してゆくかを、演奏技巧に写し取ってしまえば、おのずからバッハの曲は成立し、かつ最高度の癒しなおしの芸術となる・・・そういう確信を証している。そのノートには言葉がひとつも書かれていない。まるで数学のノートのようだ。

 ところで、「なぜ27年後に、この曲を再録音したのか?」について、吉田秀和氏はこう言っていた。
 「憧れてさがしもとめた高みだったが、いくらさがしても見つからなかった。それで出発点にもどってみようとしたのでしょう。」
 グールドの出発点。それが『ゴールドベルク変奏曲』である。

 「1955年、ひとりの若いピアニストがコロンビア・レコードの巨匠シリーズとして初めてレコーディングしたとき、彼は演奏会の音楽ファンに良く知られていたわけではなく、ましてレコード市場ではまったく未知であった。」
 そして27年後の再録音についてこう書く。
 「Gould has offered only the explanation that new technology plus his own desire to re-examine the work in terms of its "arithmetical correspondence between theme and variation" led him back into the studio for this recording.」
 「主題と変奏との間の数学的調和について再試行したいという願いが新しい録音技術(ディジタル録音)と結びついた」というのである。まさに分析ノートから得た私の印象がここに語られている。

 J.S.バッハが形式美に魅了されていたのみならず、その形式によって整合された世界を一望したいという欲求の持主であったことは、ひとつのアリアの主題を30のヴァリエーションに展開してみせた『ゴールドベルク変奏曲』や、『平均律クラビア曲集』、あるいは、王が提示したつまらない主題を見事に16曲(4楽章から成る3声のトリオ・ソナタを4曲と数えて)のヴァリエーションとして音楽的に展開したいわゆる『音楽の捧げもの』をみれば理解できよう。しかもそれらは何と数学的であることか!

 グレン・グールドの憧れた高みとは、宗教的なそれではなく、水晶の結晶のように透明な純粋数学の世界であったかもしれない。彼の座右の書が夏目漱石の『草枕』(英訳:Three Cornered World)だったという。それをグールド自身が朗読した録音があるそうで、テレビではその一部が流された。雲雀(ひばり)が空の高みをめざして登り、やがて雲のなかに姿が消え、声だけが聞こえている・・・という部分である。グールドはその雲雀に自分のピアニストとしての人生を重ねていたのであろうか。





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Last updated  Jul 10, 2008 05:29:38 PM
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Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
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