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リアルな経営戦略を考える場合,「シュートの場面から始める」ことが大切だと思う.(またまた)水球の試合の場合,試合に勝つ為には相手より多くの得点を取る(シュートを決める)ことが必要だから,練習も戦略もまずシュート場面でどのようなシュートを打つかを想定して練習をする.その次に,そのシュート場面に持っていくにはどう展開すれば良いかを一手前に遡って練習を行う(例えばアシスト⇒シュートの練習).その次は,また一手前(たとえば中継⇒アシスト⇒シュート),さらに一手前(たとえば敵ボールからマイボールになった場面⇒中継⇒アシスト⇒シュート) と,繰り返し遡って戦術を立て練習を行う.なぜシュートの場面から想定して逆算して練習を行っていくのかと言うと,そうしないとその前の段階を構成する一つ一つのプレーが「温くて使えないもの」になってしまうからだ.シュートの場面を想定しないでパスの練習なんかしても意味がない.シュートの場面はディフェンスにもマークされて厳しいことが多いから,その厳しいマークをかいくぐる様なパスの練習をしないと使えないからだ.その意味で,「プールサイドでの準備体操」がいくらうまくなっても,シュートはおろか泳げさえもしないのだから,試合に勝てるはずもないってことだ.そう言えば最近凝っているマラソンの練習だって,42キロという距離を想定しながら5キロ走るのと,ダイエットのためとか言って同じ距離をジョギングするのとでは全然効果が違う.どっかの広告に出ていたんだけど,「痩せるために走っても痩せない.マラソンにエントリーしてから走れば痩せる」ってのがあった.まさしくその通り,最後の厳しい場面を想定するのとしないのとでは全然効果が違うのだ. さて,もちろんこれは会社経営も全く同じこと.最終的に顧客が当社を選択して商品を発注するという場面を想定し,そのインセンティブは何か,顧客は何を求めているのか,求めているものを提供すれば購買してくれるのか,そのメッセージを伝えるにはどういう営業手段が良いのか,そのためにはどういう人材が必要なのか,ということをいちいち「遡って考える」べきで,「製品開発⇒営業活動⇒販売」という「順に考える」のではないのだと思う. まあプールサイドでの準備運動も,「試合に勝てる準備運動」を意識してやれってことですね.
Oct 29, 2008
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今日は株式市場も一瞬7000円台を割って,いよいよ日本の経済状況も予断を許さないものになっている.まあ端的に言って,(認めたくはないのだが)これから不況期に突入すると思って間違いないと思う.では経済停滞期には何をすべきかというと,まず一番危険なのは,何もしなくて単に「価格競争やむなし」の雰囲気になることだと思う.価格で競争するには,例えば「他社より10%安いですよ」ということが最低ラインだと思うが,売値から10%割引と言えば,粗利20%の商売なら粗利額半減,30%なら3分の1,粗利50%の商売でも粗利額が2割も減ってしまうインパクトである.経常利益10%以上出している優良企業だけが赤字転落を免れ,通常の数%の経常利益の会社なら,10%割引イコール赤字転落ということである.普段100円のものを90円で売るだけでこういうことだから,数割引きの破格セールなんてやってたら全然経営が持たないのは当たり前である.更に蛇足ながら言うならば,顧客にすれば不況期に価格提案をしてくるのはどこでもで,「そんなの当然」ってことで大した差別化にならない. ではすべきことは何かと言うと,不況期にこそ「全員提案,全員営業」の体制をとることだと思う.不況期には需要が減るから,社内的に色々な人が余ってくる.事務方も手があくし,研究スタッフだって経費削減となれば出来ることも限られてくる.会社としてそれらの人員を外向けの企画や営業に振り向ける良いチャンスだと思う.不況期には実は顧客は新しい提案を求めていて,不況期に本当に顧客の立場に立って提案し,営業活動を通じて情報提供をしてくれる会社に顧客は流れるものなのだ.もちろん不況期は,好況期に格好悪くて出来なかったコストカットの良い機会だけれど,これは不況対策と言うより,来るべき好況期により高い水準の利益を上げるための事前の策といった性格のものだと思う.だから,「不況期に全員で営業をし,同時に好況により強い体質になるために余分な贅肉も落としていく」というのが正しい経営戦略ミックスか. 提案,営業活動は経費がかかるとは限らない.「知恵の勝負」だから,どの会社にもチャンスはある.単純に値引き競争に流れることなく,当社も改めて「顧客が当社に求めるものは何か」を考えながら日々の業務に当たりたいと思います.
Oct 28, 2008
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先週はアメリカ出張で,ニューヨークとワシントンDCを訪問した.ニューヨークでは,地元でビルなどの害虫駆除サービスをやっている会社に訪問し,近頃流行りの「環境に配慮した害虫防除サービス」なるものを見学してきた.手間もかかるし大変なんだけど,なんでもグリーンなものが求められているので,殺虫剤を殆ど使わない「グリーン・ペスト・マネジメント」なるものもこれから求められるんだろうなと思う.ニューヨークでは,朝の6時30分頃から二日に渡ってセントラルパークを走った.12月の那覇マラソンに参加する二人の社員も伴って,ニューヨーカーたちに混じりながら,綺麗な景色を横目に清々しい朝を過ごした.二日間のNY滞在の中で,SOHO探索,5番街,メトロポリタン美術館(写真)に行ってきた.セントラルパークも二回走った(散歩の犬が高級そうだった)ので,結構濃い二日間だったと思う.あ,メトロポリタンにはこんなのもあったなあ. ワシントンDCでは,例年の様に,年一回のイベントである全米害虫駆除協会年次会議(National Pest Management Association Annual Convention)に参加した.今年は同協会の75周年に当たり,盛大な大会やパーティーやらで4日間のお祭りイベントを楽しんできました.特にスミソニアン自然史博物館を閉館後借り切って行われたパーティーは面白くて,ワイン片手に自由に観賞できる趣向は日本には見られない.一緒に行った二人の社員も楽しんでくれたんじゃないかなと思う. さて今週も当社セミナー,そして来週はいよいよ僕が会長を務めているFAOPMA東京大会(アジア・オセアニア害虫防除者連盟)である.イベント続きだけど,がんばっていこうと思います.
Oct 27, 2008
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麻生首相が毎晩高級ホテルのバーなどで会合,会食を繰り返していることについてメディアや野党がバッシングしているらしい.いわく,庶民の感覚とかけ離れているのでは?,「首相が夜飲み歩くのはひどい.人柄が出てるよ.首相っていうのは,国民が苦しい時は一緒に苦しい顔をするもんだ.それが全く分かっていない」,などなど.これに対して首相は,「自費で,しかも安全で比較的安いホテルのバーで飲んで何が悪い」 などと答えている.そしてまたこれが「ホテルのバーは安いというのは庶民感覚から離れている」と反発を買っている.まあ批判する方も飲み歩く方もどっちもどっちだとは思うけれど,そもそも吉田首相から続く政治家で,麻生財閥の御曹司である首相に「庶民感覚」を求める方が間違っているし,そもそもそういう「血筋の良さ」みたいなものを世論は評価して,首相は首相になったんじゃなかったのかなと思う.ホテルのバーが高いか安いかなんて,人によって感じ方が違う.当り前のことで,「僕は高いと思うのに,首相は高いとは思わないのはおかしいのではないか」って,まともな言論人が聞く質問ではないと思うんだけど(大体,聞いている新聞社の社員だってもっと高いところに経費で行ってるはずだ).僕がこういうバッシングが嫌いなのは,いつも「庶民感覚」という言ってみれば嫉妬や劣等感の裏返しのような感覚で,全くの他人を批判することだ.やっている仕事も違うし育ちも違うし,経済的環境も置かれた立場も違う人を,自分の照らし合わせて嫉妬混じりに,なのに「公平な第三者の立場」という大義名分を掲げて批判する根性である.人間の置かれた環境は誰でも全然違う.自分より恵まれている人を見て嫉妬や劣等感を感じ,自分より「下」の人を見て優越感を感じるのでは,まともな世の中になっていかないと思う.大事なのは「違い」を受け入れて,嫉妬や劣等感を感じずに素直に「そういう考え方や人間も当然いるな」と思えることだ.劣等感や嫉妬の感情で仕事をしない.僕はこれまでたとえそう思ってもしまっても恥ずかしくて口にはしないし,当社の社員にもそうあって欲しいと思います.
Oct 23, 2008
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「モノの価値」を評価する時に,機能や能力の他に,どれ位頻繁に使用するか,ということも重要な要素だと思う.よく家電とかデジカメとかにあるけれど,滅多に使わなければいくら機能が優れていても,「コストパフォーマンスが悪い」ということになるだろう.そしてあまり使わないうちに技術が古くなったりして,「今更使えない」ということにもなる. 逆に毎日使うものであれば,多少高くったって,こういうものが一番コストパフォーマンスが良い. 毎日使うパソコンなんていくら高くても能力の高いものを買った方がいいし,逆に滅多に使わないビデオだと,基本的な機能だけの廉価版が良いように思う.家庭でも洗濯機や掃除機,その他毎日使うものは高くても使い勝手と性能が良いものがいいし,滅多に使わないものは普及版で良いし借りられればその時だけ借りるのがいいように思う.実は同じことは人材にも言えて,「ここぞの時に活躍する人」よりも,「常にコンスタントにパフォーマンスを発揮する人」の方が使いやすい.「ここぞ型」だと,その場面をセッティングするのが大変だし,貢献は目立つかもしれないが年間を通してみたりするとどうもトータルではあまり役に立っていないことも多い.逆にコンスタントに活躍する人は,日々の積み重ねが結果に表れることが多いし,結局企業活動はチームプレーだから,地味な組織的な対応が会社としての結果にも反映されるのだと思う.「パフォーマンスは瞬発的なものよりも,毎日貢献するコンスタントなものの方が良い」,これはモノでも人でも同じことと言うことではないかなと思います.
Oct 22, 2008
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経営者としていつも心がけているのは,常に「複数のシナリオ」を頭に描くことだ.経済環境は刻々と変わっていくし,どんなビジネスでも買ってくれる人や企業があって成り立つのだから自分だけでは完結しないし,常に連立方程式の変数が非常に多い状況で企業経営をせざるを得ない.分かっていると思っていてもおそらく,分かっているのはほんのわずかで,大部分は「エイヤ!!」って感じて決めていることは,それを自覚してようがしていまいが,事実であるのだろう. とすると,様々な条件を仮定において,「まあこんな風に進めたらいいな」,「でも同時にこっちに行く可能性もあるな」,または,「今はいいんだけど,成功している前提条件が崩れる場合もあるな」,「予想もしなかったけど,こんな良い偶然があった」とか,逆に「降って湧いた災難」に当たることもある.要するに絶対なものなんてなくて,すべてが相対的でお互いに影響をしあっていて,しかも偶然とか雰囲気とか,そこにいる人々の感受性でどうにでも変わっていくものだと思う.こういう不安定さを十分わかって,でも「確信犯」の様に堂々としている人が,企業経営に向いているのだろうなと思う.経営者なら,まあ懲りないというか,成功すれば成功の「必然的な道のり」を語り,失敗すれば「これだけ不安定要素があるんだから失敗するのが当たり前で,次頑張ればいい」と懲りずに思えることが大事ですね.
Oct 21, 2008
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世の中は複雑であることは間違いなくて,各主体がゆらゆらと色んなことを考えたり実行したりして,世の中の流れを作っている.自分は変わらないと思っていても,相互作用で人間は存在しているから,実は「関係性」というのは変わっていて, つまり分かりにくいけど,相手(または状況)が変わればすなわち自分も変わっていると同じことだと思う.つまり何事も,相対的だということだ.とすると,ある動かない視点を持つということは実際上出来ないし,危険なことだと思う.単一の視点,つまり「他の条件が変わらないとして」という大きな仮定に乗っかって,ある考え方にしがみつくと実はとんでもないことになる.「銀行は潰れないものだ」という仮定が当然で,誰も彼もが金融業に就職した時代もあったし(僕もそう),バブルの時は「それが当たり前」だったし,いいやつだと思っていた奴がそうでなかったり,悪者だと思っていたら意外に良かったり,長氏良かった会社がそうでなくなったり,単に浮き沈みというより,正確には,「物事は複雑で一筋縄ではいかない」と言うことだと思う.だから物事の相互関係や,意外な因果関係,または偶然がもたらす縁のようなものを無視せず,複数の視点で物事を判断するのが良いと思う.気をつけないといけないのは,「煩雑」と「複雑」とは違うということだ.「煩雑」とは,ややこしいんだけど考え方はあくまで一つである.一つの価値観で物事が単にややこしいだけなのが「煩雑」である.これに対して「複雑」とは,まさしく価値観や理屈がいくつもある状態である.「いろんな考え方がある」というのが「複雑」で,「ある考え方で出来たものがたくさんごちゃごちゃある」のが「煩雑」である.「煩雑な問題」は単一の価値観で力任せに解けるけれど,「複雑な問題」は多様な価値観を持っていないと均衡点を見出すことは出来ない.まあ言いたいのは,経営者は「複雑な価値観」を理解すべきであるということ.だって,世の中は,実際,「複雑なもの」だから....ちょっと哲学的な話になってしまいましたね.
Oct 17, 2008
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皆さんの献身的な協力もあって,無事というか大変成功裡に大会長を務めるペストロジー学会を終えることができた.関係者の皆さん,大変ありがとうございました.学会では基調講演で世界保健機関で,「顧みられない感染症」(Neglected Tropical Disease)を専門に政策提言を行っている一盛さんに話をして貰い,アカデミックかつ波瀾万丈の国際畑人生最前線を語ってもらった.本当に感染症の最前線で,身体を張って人々の健康を守る(というか命を守る)仕事を長年やってきた彼女の話は迫力もあったし,太平洋の島々からアフリカ,それに政策本部であるジュネーブに渡る話で大変刺激になった.一盛さん,わざわざジュネーブから来ていただいてありがとうございました.シンポジウムも各分野の親しい先生方をお招きして,いつもに増して興味深い話を聞けたし(時間が足らなかった位),一般口演もポスター発表も,みな企画成功だったと思う.まあ僕はあんまり大したことはしなかったけれど,結果的には500人弱の方々が集まった学会が盛況のうちに終わって良かったと思います.秋はイベント続きで,これからも自社のセミナーは続くし,11月には今度は会長を務めるFAOPMA東京大会ってのがある.国際大会で,アジアを中心に海外勢が5,60人,日本人が4,500人来るので,これもこれから準備の詰めが大変だなあ.期せずして学会や国際大会の責任者(?)を務めることになり,これもまあ巡り合わせかなと思って,精一杯頑張ります.合間を縫って,マラソンの練習はしないと(今晩も10キロ走りました)...
Oct 17, 2008
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祝日の月曜日と火曜日は,韓国からお客さんが来られ,当社のアレンジでし白蟻防除研修を行った.岡山では日頃親しくしていただいている方にお願いし,重要文化財での白蟻防除の現場研修,それに700年も前に建立されたお寺,さらに倉敷の美観地区など,丸一日ご案内と研修をしていただいた.本当に感謝である.翌日は朝から当社で機材研修(これも近くのお客様に協力いただいた),午後からは薬剤メーカーにお願いして,白蟻概論・薬剤概論の研修である.たった二日でしかなかったが,韓国の文化財保護をこれからやろうとされている会社のお手伝いが出来て(他人に助けてもらってばかりだけど),当社としても何かの縁かなと思っている.倉敷では大原美術館近くを視察して回ったのだけど,夕方の空を見上げると秋の空であった.もう今年も2,3カ月で終わると思うと早いなあ.明日朝から,地元大阪で大会長を務めるペストロジー学会である.これも当社をあげて頑張る所存です.よろしくお願いします.
Oct 15, 2008
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苦しい時は誰でも言い訳を考える.今日もマラソンのトレーニングで,坂を越えて5キロほど離れたお寺に行こうとした.家から2キロほど離れた行きの坂道で,あまりにしんどかったので今日は止めようといろいろな言い訳を考えた.「こんな交通量の多い坂道で走ると喉に悪い」,「昨日もしっかり走ったし,今日はもういいか」,「ちょっと体調も悪いし」,「こんな坂走るより,もっと平地で練習した方がいいかな」,「坂を登り切ると次は下りで,また帰ってこないといけないしな」,「この坂を越えても神社まではまだまだだし」,...まあ自分に対する言い訳はたくさん出てくるものである.なんとか坂を越えると,お寺までは快適な道のりであった.帰りも田舎風景を走れて,思ったよりは距離があったけど結果的には良かった.条件の悪い,そして苦しい時には誰でも止める言い訳を考える.でもそれをなんとか越えてみると,意外にいい景色に変わって,途中で止めなくて良かったと思うもの.これは人生でもそうだし,会社経営でも同じことだと思います.
Oct 12, 2008
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今週は,木曜日は名古屋で,金曜日は福岡で当社のレベルアップセミナーを行った.どちらも多くの人に集まっていただき,だんだんと認知されてきた様である.なるべく最新の役立つ情報を,一日かけて5,6題の内容でプレゼンテーションするこのセミナーで,参加者の皆さんは勿論,それに実施することで否応なしで勉強しなければならない当社のスタッフのレベルも上がっていくことを願いたい.さて,先週は出張先の仙台で走ったけれど,今週は福岡市内を走った.ホテルのあるキャナルシティーから大濠公園まで走り,池の周り(2.1キロ)を一周半したところで時間切れであった(計7キロ).時間がなかったので帰りはタクシーだったけど,今まで何回も来ていて,全然地理が分からなかったのに,少し街中を走ってみると位置関係が良く分かる.中洲と天神はすぐ隣だったんだとか,博多駅からキャナルシティーもとても近い.先週の仙台もそうだが,大抵の都市は1,2時間,つまり10キロとか15キロ走れば主要なところはカバーできそうである.さて,来週は韓国からのお客さんを連れて岡山へ,そして再来週はいよいよ僕が大会長を務めるペストロジー学会が大阪である.準備万端とは言えないかも知れないけど,皆さんの力を借りて,なんとかいい大会にしたいと思っています.
Oct 11, 2008
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家の周りを走っていると誰でもいろいろなことに気付くと思うけれど,僕がいつも思うのは日本の治安の良さだ.夜になっても少しライトアップされた川沿いを歩いている老夫婦がいるし,住宅街を走っている学生風の女の子もいる.道路は舗装されているし,赤信号になればもちろん停まっても自動車強盗に会うことはない. 物乞いの子供も寄って来なければ,ゴミもほとんど落ちていない.道路際の植栽も手入れされているし,まあ平和な風景が広がっている.途上国ではもちろん,他の先進国と比較してもとても安全な街だと思う.他の国では見られる豪邸はあまりないし,都市計画も立派とは言えないのだけど,(比較的)「安全である」ということは何事にも代えがたい社会的価値である.日本は実効税率が大変高くて,所得税も法人税も企業の競争力を失わせるほどに高い.でも他国がいいかというと,日本ではやはりこういう「安全」という見えないところに大変なコストがかかっているのだ.税金が安い国で可処分所得を増やして豪邸に住んで,でもガードマンを雇って夜一人で走れないことを考えると,どっちが良いか考えものだ.単純に金銭的に比較できないことが難しい.まあ何にしてもコストがかかっているし,金銭に換算できないメリットもある.いつも走りながらこんなことを考えています.
Oct 8, 2008
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東京株式市場は1万円を割りそうだし,円もとうとう102円台である.新聞報道によると景況観はこのところ急速に悪化し,どうも世の中は不況に突入しそうである.もちろん景気が悪いより良い方がいいに決まっているが,それでも不況期にも出来ることはたくさんある.いや,中小企業にとって大きな経済の流れはどっちに転んだって,チャンスになりうることがある.「待ちの経営」をしていて,世の中の(この場合悪い方への)変化を最初はやり過ごし,気づかない振りををして無視する.そのうち実際に売上が下がってくると,厭々ながら反応せざるを得なくなる.こういう対応の仕方が一番まずいと思う.逆に中小企業だからこそ,マスマーケットでなくニッチ市場を狙っていて,その中でも独自の地位を築いている企業なら,世の中の(悪い方でも良い方でも)変化に先駆けて反応し,むしろ自分たちが変化のリーダーとなってそのニッチ業界を引っ張っていくだろう.もともと小さいのだから,別に世の中のすべての人を相手にする必要もなく,ひたすら利益率が高くて独自の地位を築けるニッチを構築する戦略を採っている企業なら,環境の変化はチャンスになり得る.どんな時代だって,伸びる企業は伸びているのだ.実は経済の停滞期の方が新しい試みは注目される.調子の良い時は,誰だって別に今のやり方を変えようとは思わないし,調子が悪くなりそうだからこそ,外に目をやって新しい情報を得ようとしたり,試してみたりするものなのだ.だから当社は不況期に入りそうなこれからも新しいことにチャレンジしていきたいと思う.考えてみればチャンスかも知れない.過去のしがらみも何も断ち切って,当社が顧客としている市場が生まれ変わる時かもしれないから.
Oct 6, 2008
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今日の当社の恒例セミナー開催のため,仙台に来ている.昨日到着して早速,予定の合間に仙台市内を走った.仙台の街は走るのにちょうど良い大きさで,駅前のホテルから青葉城跡まで,それから東北大学構内,宮城県立美術館前を通り過ぎながら,一時間ちょっとで仙台一周って感じである.街の大きさをリアルに感じるのにジョギングは向いているし,これは結構便利な趣味だなと思う. 下は青葉城跡からみた仙台市内.これから名古屋や福岡,それに東京,NY,ワシントンなんかも行く予定なので,訪問の都度,走って街めぐりをしようかなと思っている.あれ,いつからこんなに健康オタクになってしまったんだろう??
Oct 3, 2008
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