青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2020.12.22
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テーマ: 在宅介護(1605)
カテゴリ:
いろいろな事をしていたせいか
ここ2か月ほどぐったり疲れて
ちょっとした用事をするのも何日もかかっていました。

体調も優れず
睡眠障害もぶりかえしました。

母が亡くなる前の数日間、
眠ってはいけないと思いながら
泊まり込みで付き添っていて
その気持ちがまだ残っているのだと思います。


未だにぐるぐる考えているので
疲れ切っているのだと思います。

いくら考えても答えはなく
それでも3年半も考え続けています。

本当は、傍から見たら、
幸せじゃないのと言われるような
ありがたい状況だったのだろうとは思います。

母が要介護状態になるまでは
つまらない事で主張して、母と口喧嘩する
だめな娘でしたが、
母を思う気持ちや

いつもあり、
口喧嘩しながらもあれこれ気配りはしていて、
母もそれはわかっていて
私を思いやってくれていました。

今となっては私が悪かったのか

なぜ喧嘩になったのか思い出せない事が多いのですが、
ぷんぷん怒る母に
無理やり暖かいコートを着せたり、
デザートを食べてもらったり
実家を片付けたり
荷物を持ったりしてました。

母が要介護状態になってからは
大事に大事に介護できたし
母もかんばってくれ、
そんな毎日をとてもありがたく感じながら
いつも笑いあって暮らしていました。

脳梗塞で医師も匙を投げていたのに
少し話せたり手足を動かせるほど回復できて
私も幸せでしたが
本人も幸せだったと思います。

要介護5なりに元気に過ごせ、
介護食も美味しく食べられ、
最後の水分も、母の為に補水ジェルを持ち歩いていたので
入院直前に美味しそうに飲んでもらえました。

入院してから意識不明になったので
苦しい思いもそんなにしなかったようだし、
ずっとそばにいて、抱きながら呼びかけができ、
お礼を伝える事もできました。
亡くなった顔は母らしくにっこり微笑んで
父との思い出の花に囲まれお姫様のようだったので
本当にありがたい事だったのだと思います。

万が一脳梗塞が再発したら、
万が一、再度転んで怪我をしたら、事故に遭ったら、
家で急変したら、地震に遭ったら、と
いろんな事を心配し続け、
母を守るための対策を模索し続けていましたが
ありがたいことに、杞憂ですみました。

それでも母を守る事が出来なかったんですが
私につらい思いをさせないように
母がすべて間に合わせてくれたのかもしれません。

それをもっと認めなくてはいけない、
今はまだできないけど
母は長生きしてくれたし、幸せに過ごしていたと
感謝する方向を向いていこうと
思い始めています。

供養、実家の手入れ、
母と親しかった高齢の親戚達への配慮、
先祖代々の供養、父関係の供養と
母の為にやれるだけの事はがんばってやっているから
もっと自分も認めてあげて
前に進まなくてはいけませんね。

供養も実家の手入れも
口で言うほど簡単じゃなくて
時間もお金もすごくかかるし、肉体労働や汚れ仕事も多く
精神的にもつらい作業で
泣きたい気持ちで一杯の時もあります。

そこも、母の為に頑張ってる自分を
もっと認めて、褒めてあげて、
気持ちを楽にしなくちゃいけないと思います。

張りつめている気持ちを
もう少し楽にして
母の為にも、自分の事がもっとできるように
していきたいと思っているこの頃です。

簡単じゃないから、きっとまた進んではさがり、
また少し進んではさがりしながらでしょうけど
母と一緒に前に進んでいきたいと思います。



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Last updated  2020.12.23 08:07:59
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