全2件 (2件中 1-2件目)
1

コートダジュール、アンティーブの海岸 posted by (C)solar08やれやれ、前の日には思いもしなかったところに翌日はいることになった、という体験をしました。先週の月曜日、いつも書いているBFのフランスの田舎家に出かけました。彼の姪が一週間前に着の身着のまま、二匹の猫だけを連れてやってきて、一人でここに泊りこんでいるので、どんなことになっているかと様子をさぐりに、、、。彼女は南仏、地中海に面したコートダジュールのアンティーブ(カンヌとニースの中間にあるリゾートとヨットハーバーの観光都市)で生まれ育ち、母親は今もそこに住んでいます。着いた翌日、あれやこれやと話している内に、話が展開して、彼女が母親のところにおいてきた荷物や書類を取りに行こうということになったのです。この田舎家があるのは、フランスの真ん中よりも東より、北よりの村。アンティーブまでは800キロメートル余りあります。出発したのは午後の四時、6時間ぐらい走って、この日は途中のグルノーブルに泊りました。昔、冬季オリンピックが開かれた、ジュラ山脈に抱かれた学園都市です。翌日はさらに南下し、プロヴァンズ地方を抜けて、夕方にやっとアンティーブにたどりつきました。つまり二日がかりでドライブしたわけです。コートダジュールに並ぶ、カンヌ、アンティーブ、ニース、モナコには前に一度、来たことがあります。コートダジュール、アンティーブのヨットハーバー posted by (C)solar08コートダジュールは紺碧海岸と訳されて、なんだかとても風光明媚のように聞こえますが、実際に見れば、なんてことはない、人とヨットばかりで混み合っているリゾート海岸です。沖縄の方がわたしにはきれいに思えるわ。ヨットハーバーには大金持ちの豪華船(写真撮らず)もたくさん停泊しています。数年前はロシアの億万長者がうじゃうじゃいたそうですが、今はいなくなったとBFの妹(つまりは姪の母親)は言っています。彼女の肌は毎日の日光浴で、全身が革のように茶色に光っています。泊まったのは、アンティーブの中心の広場に面したレストランが経営している階上のプチホテル(なんでも高いこの観光町にしては安い)。朝食は下のレストランでとりました。ふつうのカフェの朝食セットと同様、ジュース、プチパンやバゲット、クロワッサン、ジャム・バターと飲み物。このレストランは自分でパンや焼いてないようだから、パン類はどこかのパン屋から卸しているのでしょう。で、このクロワッサンなんですが、あら驚いた。なんと、クラムが、まるでわたしが焼いたかのような、例の「生八つ橋」のようだったんです。クラムの層が開かず、そのままくっつきあって、生焼けのようになった状態です。コートダジュール、アンティーブのホテルのクロワッサン posted by (C)solar08うれしくなってしまいましたよ。パン屋でもこういうクロワッサンを焼いてしまうことがあるんですね。次の朝のクロワッサンも、多少とも似たようなものでした。ま、食べられないことはないんです。自分が焼いたのを食べていると思えばいいんだから。アンティーブ、ヴィクトール・ユーゴー広場のレストラン、朝8時半 posted by (C)solar08店を開けたばかりの時間、常連が毎日コーヒーを飲みに時間です、この二階がホテルの部屋。このホテル(というかレストラン)の名誉のために言うと、レストランはリーズナブルな値段で結構おいしい食事を提供していて、昼も夜も、広場に出された何十ものテーブルは満席でした(屋内で食べる人ほとんどゼロ)。髪がシルバーになったおじさんウエーターは、朝八時前にプラタナスの落ち葉の掃除をし、朝食やコーヒーのサービス、昼食、そして11時ぐらいまで続く夕食のサービスまでこなして、12時間以上も働きづめです。「シーズン中は、いいお金がもらえるから、がんばっているだけよ」とBF妹は言ってましたが、そう簡単にできることじゃあなさそう。体をつかって働く人を見ると、本当に尊敬してしまいます。三泊して最後の朝は、朝食を食べたテーブルからも観察していた、真向かいのブランジェリーで、クロワッサンとアップルデニッシュとコーヒーで朝食にしました。こちらのクロワッサンはさすがにちゃんとクラムが層をなしていて、焼け方も完璧で、おいしかったです。その写真はないのですが、パンやコーヒーを買ったり飲んでいる間に、パティシエらしき男性がケーキをショーケースに並べているところを撮りました。アンティーブのパン屋(なのに菓子が目立つ) posted by (C)solar08おいしそう、とは思ったのですが、まあ暑さで食欲がわかないのと、町中どこのブーランジェリーでもパティシェリーでもこういうケーキを売っているのを見ると、途端に欲がわかなくなって、買わずじまい、食べずじまいでした、やっぱり食べれば良かったかな。この近くのもっとシックな店でもクロワッサンを買った(ここもおいしかった)のですが、その店はマカロンに重点を置いているらしくて、さまざまなマカロンが積み上げられていました。アンティーブの菓子屋 posted by (C)solar08でも、一つ大きさが並でないの。それも買わないで終わりました。南仏、アンティーブの町中 posted by (C)solar08三泊後、田舎家へと荷物と姪を乗せて、ふたたび800kmを走らなければならなかったのですが、わたしは車の長期移動はもうたくさんなので、卑怯だけど、逃げ出しました。精神的にいささかしんどい姪のお相手はBF一人にまかせて、わたしは一人でバスでニース空港に行き、ニースからバーゼル・ミュルーズ空港までたった一時間で飛び、空港から一時間、バスにゆられてフライブルクに戻ってきました。あー、ほっとした。南仏もたまには良いけれど、家でご飯もいいもんだ。クロワッサンはしばらくはいただかなくてもよさそう。朝は定番のドイツパンを焼かなくては。
2014/07/21
コメント(2)

バゲットのグランプリを受賞したパリのパン屋 posted by (C)solar08Antonio TEIXERA (Aux Délices du Palais)60 bd Brune 75014 Paris15年以上ぶりにパリに行ってきました。5日間のプチ旅行。フライブルクから超特急?(TGV)で4時間半でパリに着いてしまうのですから、ベルリンに行くよりもずっと近いです。早朝に出発して、11時にはモンパルナスにある安ホテルに到着、昼にはサンジェルマン・デュ・プレ辺りを歩いていました。ちなみにパリ最初の昼ご飯は、寿司セット。おいしくなかったー。パリでもスシ・レストランがいたるところにあります。パリでのお目当ての一つは、2014年度のパリ、バゲットコンクールで最優秀賞を獲得したというバゲットを買うこと。偶然にも、このパン屋、Aux Délices du Palaisはモンパルナ(ただし南端)にあって、宿から地下鉄で数駅のところ。この辺りはそれほど店も並ばず、人も少ない地区で、こんなところにグランプリを獲得した有名パン屋があるのだろうかと、心配になったほどです。見つけたお店は、フランスの小さな町でも見かけるようなごく簡素なパン屋さんとカフェ。最優秀賞をとったのはバゲット・トラディション。一番ふつーのバゲットです。値段はなんと1ユーロ(か1ユーロ10セントだったか)、つまりは130円ぐらい。これも田舎のパン屋のバゲットと変わりません。買ったのはいいけれど、朝食を食べたばかりなので、食欲がなくて、味見をする気になれません。それに写真もとりたいし。ということで、写真を撮ったのは、晩になって、ホテルのベッドの上。グランプリを獲得したバゲット posted by (C)solar08一日中、バッグの中に押し込まれていたので、ひしゃげてしまいました。小さなアーミーナイフで、無理矢理もごもご切ってみると、グランプリを獲得したバゲットのクラム posted by (C)solar08さすが、ふつーのパン屋のバゲットとちがって、気泡がちゃんと開いていて、クラムはかなりもっちり。前に書いたような、麩のようなサクサクとは違いました。クラストはひきがあって、噛みちぎるのもたいへんなくらい。ま、これは買って何時間もたってしまったからで、焼き直しもできないので、かりっとしたクラムが湿気を帯びてしまったということもあります。塩気がかなり強いのも目立ちました。ふつーのパン屋のバゲットよりも、味が濃くて、食べ応えがある、とでも言えましょうか。買ってから4日後、フライブルクに戻ってから、残りを今回は包丁ですぱっと切ってみました。グランプリを獲得したバゲットのクラム(買って4日後) posted by (C)solar08トーストしたらカリカリになりましたが、それでもクラストはまだちょっとゴムのような歯ごたえがあります。やはり、塩気の強さがとても目立ちます。グランプリを獲得したバゲットのクラム(買って4日後) posted by (C)solar08箇所によっては、生地の芯の部分がちょっと詰まっているので、なんだかうれしくなりました。私のバゲットだけじゃないのね。ちなみに、パリのレストランで食事にそえられているバゲットやホテルの朝食のバゲットはどれも、クラムの目が細かくて、気泡が大きなバゲットに出会うことはなかったです.パリだからって、フランスの地方町とそう変わるわけじゃあないんだね。なんだ、なんだ!この店の周辺は住宅地で、大通りにカフェがちらほらあるだけ。行くところもないので、近くで開かれていた有名らしい蚤の市を歩いてみました。パリ、モンパルナスの蚤の市 posted by (C)solar08地下鉄の駅を降りるときから気がついていたのですが、日本人客がとても目立ちます。あちこちから日本語が聞こえてきます。あるスタンドでは、日本の古本を売っていましたよ。残念なのは、こういう蚤の市はアンティークや古道具を売る業者のスタンドばかりなこと。こういうスタンドからは、目玉品を見つけることはむずかしいです。私が好きな蚤の市は、ふつうの市民や家庭が出すガレージセールのようなマーケットです。家で代々ためこまれた物の中に、時には逸品や便利なものを安価で見つけることができるから。残念ながら、このモンパルナスの蚤の市は業者だけの市でした。可愛かったのは、パリ、モンパルナスの蚤の市 posted by (C)solar08紙袋の店昔の店で使われていたような、パンやお菓子の紙袋を売る店。これらの紙袋はいかにも古く見えます。本当に古い物なのか、古そうに見えるように新しく作ったものなのかは、わかりませんが、ちょっと食指が動きました。でも、買わなかったよ。使う目的がないし。
2014/07/02
コメント(5)
全2件 (2件中 1-2件目)
1