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いやいや、ごぶさたしてます。その間にちょっと、9日間、東京に行ってきました。最初の二晩は仕事の関係でお茶の水近くのホテルに泊まり、あとはとってもやさしい親友のお家にまたもご厄介になりました。まるで実家に戻ったような気分にさせていただける(それは、出るものが出るという事実から証明されている)のは、本当にありがたいことです。仕事以外にしたことは、今回は盛りだくさん。まずは、16年前の母の死後、一度も会っていない、一才半下の弟をかつての実家に訪ねたこと。お互い、会って驚きましたね。老け方と顔の変化に。弟は、ますます両方の祖父に似てきました。祖父はどちらも鼻が高くて彫りが深かったので、弟の顔はますます日本人離れしていました。戻って写真を周囲のドイツ人に見せると、「この人ほんとに日本人?これはヨーロッパ人だよ」とマジで言われました。弟はわたしに向かって、「人間の顔って変わるものですねえ。あなたはウナちゃん(母方の祖母)そっくりですよ」とのたまいましたよ。ガーン、まあね、これまでは父方の祖母に似ていたのが、母方にシフトしたようですが、どちらもイケメンとはお世辞にも言えないお顔。赤ん坊から幼児までは弟とわたしは双子にまちがわれるほどだったのに、年月とともに弟はますます美しくなり、わたしはトホホとなり、よその人がわたしたち両方の顔を見比べてから、わたしに向かって「可哀相に」と同情の目で見たこともあります。今回の東京行きのお楽しみの一つは、プログでお知り合いになったAmeliaさんとお会いしたこと。詳しいことは、Ameliaさんがプログにアップしてくださったので、わたしはそれに便乗させていただきますね。ブログで知り合った方の「実物」にお会いするのって、とても刺激的ですね。ブログを読む時には、なんとなく、その書き手をいろいろイメージするでしょう?小説を読むときと同じように。それが、実際の姿となって目の前に現れると、今度は頭は、その実物とブログとを合致させようと働くみたい。でも、Ameliaさんはブログのイメージとかなり一致していて、最初から違和感がまったくなくて、前からずっと知っていたように自然な形で、色々なテーマのおしゃべりができて、とても愉しいひと時を過ごすことができました。わたしがまったく知らない分野でご活躍なさっているAmeliaさんを、まぶしく、うらやましく思いました。Ameliaさん、愉しい時間とすてきなプレゼントをありがとうございました。ある日には、息子と彼の妻と娘といっしょに昼間っからカラオケに行きましたよ。驚いたね、日本では、カラオケがファミリー娯楽センターみたいなものになったのですね。もう一つの大きな出来事は居候させていただいた、友だちといっしょに箱根の温泉で一泊旅行したこと。わたしとしては相当の豪華旅行、景色やすてきなごちそうは、次の機会に写真をまじえて書きます。そして、こちらに戻る前の最後の晩は、中学・高校・大学の先輩女性(現在はある私立学校の院長先生)に久しぶりにお会いするのをきっかけに、大学時代の先輩後輩(中には40年ぶりにお会いする男性もあり)や同じ大学の卒業生ではあっても未知だった方々とご一緒に、愉しい集いをもつことができました。これら10人ぐらいの女性・男性たちは、いろいろな分野で今もご活躍。興味深いお話が聞けました。40年ぶりに見る方々が、顔は昔と同じままなのには驚きました。お腹はまあね、ワタシ同様にそれなりにですけどね。こうして、刺激的でおいしい一週間余は瞬く間に過ぎました。とはいっても、自分の家にいて、何事も起こらない一週間はとても早く過ぎ去るのに、毎日いろいろ新しい事や人間に遭遇する旅の一週間はまるで一ヶ月分を生きたような気持ちにさせてくれます。それにしても、日本って、そして東京って、何でもありますねえ。デパートの地下階は行かず、ふつーのスーパーの食料品売り場をめぐっただけなのに、おいしそうなものがいっぱい。スーパーのお寿司だっておいしそう。野菜の種類も魚の種類も、ドイツとはくらべられないくらいたくさん。そして安いのにも驚きました。まあ、円安だからだけど。エノキダケはドイツでも売られてますが、とっても高いのに、大きな一袋が98円なんて!舞茸もシメジもああおいしそう。あ、なんでタイトルにノーパンと書いたかというと、今回の東京滞在中、パンは一度も口にしなかったからです。意識的にそうしたわけではないのに、パンは食べなかったことに今になって気がついたわけ。ホテルの朝食ビュッフェでは、もっぱらお粥とヒジキの煮物、切り干し大根な、温泉卵など和食をもりもりいただき、昼食はなしにしました(朝食をしっかり食べると、お腹が減らない)。その後の友人宅での朝食は、コーヒーとフルーツとお菓子だけ(といっても、ついたくさん食べてしまう)にして、昼食と夕食は外でも家でも、いつも和食。和食の食べだめです。それでも、一度もパンが恋しくならなかったから、不思議です。せっかく東京に行ったのだから、せめて有名パン屋でバゲットでも買ってみればよいものを、そんなことを思いもしなかったのです。食事は風土と合っていると、よく思います。実際、日本に行くと、和食の朝食がとてもおいしく感じられるのに、ドイツに戻った途端に、朝食にお米やみそ汁は食べることができず、やっぱり朝食だけはバゲットやドイツパンが食べたくなります。東京から戻って二日目の今、さっそくまたライ麦サワー種の全粒粉たっぷりドイツパンと自家製酵母ホップ種のバゲットを焼きました。ホップ種の元気がなくて、バゲットがイマイチだけど、やっぱりおいしいわ。でも、昼食はまたしても、自家製柴漬けとご飯ととろろ昆布汁の和食。ああ、おいし。
2014/09/19
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自家製、梅酢の柴漬け posted by (C)solar08前々回でプルーンで梅干しを作ったと書きましたけど、考えてみたら、というか考えなくても、自分は実は梅干しはそれほどは好きではないことに思い当たりました。だから、もらった梅干しが何年も冷蔵庫でひからびていたんだった。梅干しは酸っぱいから、そのショックに身をひいてしまうんだな。で、せっかくできあがった梅干しは冷蔵庫の奥に引っ込めて、梅酢につけたショウガばかりを食べています。焼きそばでもカレーでも、これをそえるとおいしくなるの。ネットで自家製柴漬けの作り方を見つけました。ただ、ドイツで手に入るナス(スペイン産)は米ナスだから、皮が厚いのが難。キュウリも太くて長いし。それでも、これを切って、塩で半日下漬けをしてから、梅酢(プルーンを紫紫蘇とクエン酸といっしょに塩漬けしてあがってきた水)とみりんを1対1ぐらいの割合で混ぜたところにショウガといっしょに漬けたら、あらあらおいしい、ほんとに柴漬けみたい。昼ご飯 posted by (C)solar08茶碗のような容器がかけているのが、いかにもむさくるしいけれど、この茶碗のようなボウルは一番便利な食器です。昨日の昼ご飯一食分にした冷凍ご飯を暖めたもの、前日つくった出汁巻き卵の半分(だし巻き卵って、むずかしくてちゃんとできたことはありません。一つを作るのに、卵が最低2つ使うけれど、卵は一日に一個しか食べないことにしているので、半分が残りました)と大根おろし、ナスの残り(柴漬けには米ナス一本の5分の4を使用)とマッシュルームを炒めてそばつゆの残りで煮た揚げ浸しもどき、とろろ昆布と花鰹に熱湯と醤油をかけただけの汁一五分以内に用意できて、一五分ぐらいで完食こういうご飯が一番おいしく感じるのは、歳のせいでしょうか。豪華なフランス料理よりもおいしく感じて、しかも気持ち悪くならない(満腹になると気分が悪くなる性格)のが不思議です。万能生地(ピッツァでもタルトフランベでも) posted by (C)solar08簡単と言えば、15分以内でできるピッツァやタルトフランベを追究して、一番わたしに合った簡単万能生地に達しましたよ。粉(小麦粉でもスペルト麦粉でも)100gに水50g、塩少々、オリーブ油大さじ1ぐらい、オレガノとかプロヴァンスハーブをこねて(100回ぐらい折り畳む)るだけです。どうせ薄くのばすので、焼くとふくらむから、ベーキングパウダーもイーストもいらないということがわかったのです。好み次第で、この分量の生地を二分割して、薄くのばして、オーヴントースターで空焼きしてから、ひっくり返してトッピングして、数分、トッピングに火が通るまで焼くだけ。ピッツァでも、タルトフランベ(フラムクーヘン)でも合います。なにしろ薄いのが好きなので。餃子の皮のピザでもできるなら、小麦粉と水をこねて薄く伸ばせばいいじゃん、と思ったわけです。残りの生地をトッピングなしでただ焼いただけで、パン代わりにしたら、インドのピタだかなんだかみたいで、これでもいいわ。それにしても、オーヴントースターって便利ですね。オーヴンのように時間をかけて予熱しなくてもよくて、使い方のコツを会得すれば、色々なものが即焼けるから。バゲット、ホップ種 posted by (C)solar08ビオのイエロー小麦を使っています今頃になって、誰もが知っていることを発見ていうか実感しました。朝食べるバゲットは、焼いたあとに、冷めたらすぐに一食分(上の写真の一本の4分の1)ごとにカットして、すぐに冷凍して、食べるときに冷凍庫から出して、トースター(ドイツパンをポップアップのトースターで焼くので、これもポップアップのトースターで)で焼くと、ほぼ焼きたてと同じようなカリッとしたクラストが楽しめるの。今まで、パンケースとかポリ袋に入れていた自分が情けない。こんな自明のことを実行しなかったなんて。
2014/09/01
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