旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2016年11月07日
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カテゴリ: 勝手に温泉案内
岩手県の花巻市には「花巻温泉」と、その隣の「台温泉」、さらに両温泉の南には「花巻南温泉峡」と、有名な温泉がありますが、今回は「 岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 」に宿泊しました

藤三旅館 の名物と言ったらなんといっても「 日本一深い自噴岩風呂
その 深さ約1.25m ゆえ、 大人でも立って入る のがやっとという強烈なインパクトの浴場があります。また、 昭和16年築・総けやき造り3階建 という、木造の本館がみどころ泊りどころ
一度は泊まってみたい、入浴してみたいと思ってみたところ、盛岡近辺で宿を探すことになり(前回まで参照)、花巻まで足を延ばしました。
2か月前に予約!
希望通りのお部屋を確保できました

東北自動車道 花巻 インターチェンジ から、山へ向かう1本道を走ること15分程度…目指す 「鉛温泉藤三旅館」に到着 です。


鉛温泉 藤三旅館 01
鉛温泉 藤三旅館 01 posted by (C)Traveler Kazu

到着はとっぷりと日も暮れた午後6時頃。
あたりは闇に包まれていました。
「花巻南温泉峡」は、北上川の支流「豊沢川」沿いに1軒宿が点在する、温泉の総称です。
その一つが「鉛温泉」というわけです。
なので、周囲は闇とともに静寂にも包まれていました。

ちなみに花巻南温泉峡の最奥の旅館は「新鉛温泉」と言って、ビル型の大型旅館が建っています。
(2012年に婚礼出席で宿泊しました→ こちら(新鉛温泉 愛燐館)


鉛温泉 藤三旅館 02
鉛温泉 藤三旅館 02 posted by (C)Traveler Kazu


今回は、「 映画「海街diary」特別プラン 」でして、映画の撮影やキャスト、スタッフの滞在に使われた部屋に宿泊できる、そしてお料理の品数も多いというサービス満点のプランにしました。そしてお部屋は、藤三旅館の代表格ともいえる「 本館の縁側付き角部屋 」でございました
実際に、 映画の撮影で使われたお部屋




鉛温泉 藤三旅館 03
鉛温泉 藤三旅館 03 posted by (C)Traveler Kazu

純和風、古家具もアクセントのお部屋に通されまして、 ここで宿帳記入 と各種の説明。
今では「日本旅館」であってもフロントで受付するのが普通ですが、藤三旅館では、昔ながらのシステムも守っておられるようです。併設の湯治部もまた、一風変わったチェックインのようです(隣にオープンした全室スイートの「別邸十三月」にはフロントデスクがあるようです)。


鉛温泉 藤三旅館 04
鉛温泉 藤三旅館 04 posted by (C)Traveler Kazu
(テレビの画面を加工)

このお部屋の床の間。
歴史を感じる純和風。
唯一、デジタルテレビだけが21世紀のテクノロジー。しかも丁度ぴったり収まって!
念のため申し上げますが、床の間は 荷物置き場ではございません ので…
これやっちゃっている人、結構多いようですよ。


鉛温泉 藤三旅館 07
鉛温泉 藤三旅館 07 posted by (C)Traveler Kazu

年季の入った小箪笥。
コップなどはこの中に収められていて、アクセサリーだけではない実用になっています。


鉛温泉 藤三旅館 05
鉛温泉 藤三旅館 05 posted by (C)Traveler Kazu

今回泊まった角部屋は、次の間がある 2室構造 でした
特に飾りのない1間ですが、荷物など雑多なものはこちらに置いて、座敷はすっきり過ごせます。ちなみに、お布団もこちらにひいてくださいます。


鉛温泉 藤三旅館 08
鉛温泉 藤三旅館 08 posted by (C)Traveler Kazu

欄間 もまた手の込んだ作品で、完成当時(のものかどうかは分かりませんが)の意気込みを感じます。この建物は昭和16年完成ですから、「ぜいたくは敵」になる寸でのところで間に合った格好ですね。



ここ、 注意点
本館の客室は、 トイレ、洗面も共用 です(客室内にはありません)
また、古い構造ゆえ、隣の部屋の音が結構聞こえますので、それらが気になる方には宿のほうでも「別館」(それでも昭和42年築)をおすすめしています
なお、エアコンは家庭用の機種が次の間についていました


さて、当初にも書いた通り、この旅館の最大の特徴が「温泉浴場」です。
一息ついた後、お食事の前に早速入りに行きました。
お風呂は許可なく撮影禁止ということなので、許可を取るのも面倒だったので(笑・一応、どうしても…という方はフロントへ、との告知あります)、イラストとサイトへのリンクでご紹介します。そして、品数豊富なお食事も!

以下、 次回!




今回宿泊した 旅館部(本館・別館) のほか、 「湯治部」のご予約もこちら から




敷地内、隣にオープンした 全室スイート 全室温泉つき の高級旅館

「旅館部」「湯治部」「別邸 十三月」は 廊下 でつながっており、いずれに泊まっても
名物の「自噴岩風呂」など旅館部の浴場4か所と湯治部売店を利用できます!
※湯治部宿泊者は、浴場以外の施設利用に制限あり





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最終更新日  2016年11月20日 14時21分57秒
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