ワインを飲むと眠くなる
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Cotes du Rhone Rouge Les Deux Albion 2020/Ch.de Saint Cosme・価格=2,000-2,500・個人的評価=88+/100・リピート=あり先月最後に飲んだワインに続き、同じ造り手の自社ぶどう物。『神の雫』案件ですが、当時2千円以下のワインとして紹介していましたが、穏当な値上がりで、変わらず価格以上の味わい。バスケットプレスは、開けたてからソレラの恩恵で開いた、ややジャミーな味わいでしたが、こちらは高ポリフェノールチョコのような修練性。しかしながら極上のスパイシーさで、堅い味わいながら美味しく飲めました。いまグルナッシュ気分なのもあるかもしれませんが。。。Cremant de Bourgogone NV/Dom.Bicheron・価格=6,000-6,500(ホテル価格)・個人的評価=87+/100・リピート=あり浜名湖の星野リゾートの温泉施設で。料理はいたって普通ですが、インテリアや器のセンスが良いので、旧来の温泉旅館で同じものが出されるよりも、心理的にベターに思えます。アルコールの価格も穏当。マコンの造り手のシャルドネ100%のクレマン。やや青いですが、料理を邪魔しない味わい。家で飲むことはなくても、外でこの価格帯で供されるのならリピートはありそう。Cremant d'Alsace Extra Brut NV/Dom.Meyer-Fonne・価格=2,500-3,000・個人的評価=88/100・リピート=あり浜名湖から帰ってきた日もクレマン。リピートし続けているクレマン。からだが疲れていたせいか、いつもよりタイトな味わいに感じました。ノンドゼですが、いつもはぶどうの甘みを感じるのですが……。でも、価格以上の味わいだと思います。Pinot Noir Physalis sans sulfite ajoute 2022/Pierre Frick・価格=5,500-6,000・個人的評価=89/100・リピート=あり長年、秀逸なピノ・ブランを買い続けているピエール・フリック。出回るとすぐ売り切れるピノを運よく入手。お店に持ち込んで飲んでみました。軽い発酵系の香りを伴った赤じそ系の陰性赤系果実は、ビオが嫌いではないブル専科の人も嫌いな味わいではないのでは。フランスの血を感じるピノです。ただ家飲みだと感じませんでしたが、レイヤーは少なく、要素はシンプルなことに改めて気づきました。Cotes du Rhone Mon Coeur Rouge 2020/J.L.Chave Selection・価格=2,500-3,000・個人的評価=88+/100・リピート=ありいつも思うのですが、質が価格を大きく上回っているように感じる銘柄。シャーヴ・セレクションのコレ、クローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフ、エルミタージュを順に飲んで行ったことがあるのですが、格上のAOCになるにつれ、どんどん解像度が増していくのですが、この銘柄だけグルナッシュが半分入っているので、シラーの白こしょうのニュアンスがかなり少なく感じました。しかしながら他のコート・デュ・ローヌより、明らかに北ローヌらしいテンションを感じます。Secco Perlwein NV/Weingut Weinreich・価格=2,000-2,500・個人的評価=87/100・リピート=ありドイツのガスを後入れした泡。リースリング、ミュラー・トゥルガウ、バフース。外房の居酒屋に持ち込み。レモンの皮のコンフィ、白い花系で、泡は粗めですが控えめ、アフターに軽い残糖。リーデルの大吟醸グラスも持参しましたが、地魚の刺盛り、くじらの竜田揚げ、菜の花の天ぷらなどと抜群の相性。たぶんシャンパーニュより合っていたのでは。Iさん行きつけ?の無国籍料理店で定例会。1さん持参が2本、お店のワインが2本。料理のレベルが高く、ワインの値付けも良心的でした。Pinot Noir Millesime 2019/Julien Prelat・価格=Iさん持参・個人的評価=90/100・リピート=あり最近の初飲みのワインは、インポーターがほぼヴィヴィッドかインディゴ。こちらは後者。ノンドゼの今どきの味わい。赤い果実がしっかり感じられます。一昔前、ブラインドでシャンパーニュの銘柄を当てるのを得意としていましたが、もはや……。自分で買うのも、値段が……。Gewurztramine BildstoeckleI 2022/Gerard Schueller・価格=8,000?(店価格)・個人的評価=89+/100・リピート=ありひさびさのシュレールでしたが、見事な辛口のゲビュルツ。よい意味でライチ香りも控えめで、実に旨かったです。シュレール、ピノブランとリースリングばかり買っていましたが、この品種でこの味はリピートしたい!Le Gamay de l'Allie/BiNaume・価格=Iさん持参・個人的評価=88/100・リピート=無しビゾとノーダンフェランのコラボワインだそうです。MCではないクリュボージョレかと思ったら、ロワールの買いぶどうのようです。ピノ好きにも嫌われないガメイ味。調べたら、ちょっとコスパは……。そりゃこのご夫婦の本拠地よりは、ですが。Patapon rouge 2022 Domaine le Briseau・価格=7,000?(店価格)・個人的評価=88+/100・リピート=ありこれまたひさびさのパタポン。月の満ち欠けで味わいが変わるそうですが、この日は味わい、開いていました。ピノドニス100%。多少造りを変えているそうですが、昔と味筋は同じ方向性。クランベリーにドライローズ、野良のピノノワールのような味わい。ややタンニンが多めですが、スルスル飲めます。お店のワインの品揃えが、料理にきちんと合っていました。四日市で。ライブで行ったのですが、同行予定者が前日に腰痛で立てなくなってドタキャン。ひとりで。でもライブも最高、予定していた建築物もあれこれ行けて、けっこう充実した1泊2日。明るいうちに散歩をして、アタリを付けていたイタリアンで遅めの夕食。レベルの高い店でした。ワインはリストがなく、お任せ。ビオだけでした。グラスでプロセッコの後に、白と赤を1杯ずつ。Zero Infinito NV/Pojer e Samdri・価格=?(グラスで)・個人的評価=88/100・リピート=ありChinati 2022/Podero Ortica・価格=?(グラスで)・個人的評価=88/100・リピート=ありどちらの知らない造り手でしたが、家でリピートしたい味。白は北イタリアの微発砲。グレープフルーツ系の苦みが、妙に温かい夜にぴったり。並キャンティは、シンプルな酸味基調でしたが、バルベーラにも似た味わいのサンジョヴェーぜ。Mix 36 2015/Castello di Fonterutoli<Mazzei>・価格=6,000-7,000・個人的評価=89+/100・リピート=無し有効期限ポイントがあって、特に欲しいものがなかったので、某ネットショップのワインくじを。この銘柄は竹と梅の間くらい? フォンテルートリはよくキャンティ・クラシコを飲みますが、これは36区画に分けて栽培しているサンジョヴェーゼをすべてブレンドしたもの。よく躾けられた完熟した果実味、シルキーで塩味も感じる濃いめの酒質。少し上位のキュヴェで評点も高そうで美味しいのですが、普通のキャンティ・クラシコの酸味が強い味のほうが好みかもしれません。ボトルの形やスーパータスカンもあるので、サンジョヴェーゼをボルドー的、対してネッビオーロをブルゴーニュ的と評されることもありますが、ノーマルなキャンティ・クラシコを飲む限り、個人的には逆かなと思います。自然な造りのキャンティやブルネロは、偉大なソルデーラがそうであるようにその酸と果実味がピノノワールに近しく、カベルネと同じようにポリフェノールが多いネッビオーロから造られるバローロとバルバレスコのほうが、ボルドー(右岸?)に近いような気がしています。もちろん値付けの高いトスカーナがボルドー的で、熟成したネッビオーロがピノ化するのは間違いありませんが……。ひさびさにワインレポートの山本明彦さんを囲んで。みな、山本先生を意識した持ち寄り。Avize GC 2017/Les Frere Mignon・個人的評価=92/100フレール・ミニョンは何度目かですか、柔らかい印象の造り手ですが、これは温度が低めだったからか、ややタイト。Clandestin Les Grand Lignes Brut Nature 2020・個人的評価=93+/100クランデスタンは2度目ですが、きわめて好印象の造り手。今回に関しては、アヴィーズよりオーヴのブラン・ド・ブランのほうが好ましかったです。いまどきの同じ方向の味わいですが、上級キュヴェらしい余韻に膨らみのある液体。Chassgne Montrachet 2021/Benoit Moreau・個人的評価=92+/100山本先生曰く、日本でも世界でもこの先はもう飲めなくなるライジングスター。持参したYさんは、現地で頗る美味しかったそうですが、これはそれに比べると…、だそう。ですが、シャサーニュ村名にしてコルシャルやムルソーぺリエーみたいなミネラル感と長い余韻。これもまさにいまどきのブル白です。確かに凄いレベル。Newton Unfiltered Chardonnay 2022/Newton Vineyard・価格=5,000-5,500・個人的評価=88+/100・リピート=ありBarbera d'Asti Rosso del Noce Castagno Ⅲ/Trinchero・価格=5,000-5,500・個人的評価=90/100・リピート=終売そんななか私は、リーズナブルなカリシャルとバルベーラ。いつもの価格帯と評点も入れておきます。ニュートンは家で飲むつもりでしたが、山火事で閉園というニュースがあったので、もう飲めなくなるということで持参。パーカーの昔の本で、コシュ・デュリがキスラー、マーカッサンとコレを愛飲しているという記事を読み、買うようになりました。これだけデイリーの飲める価格帯。ひさびさの印象は、いい意味でカリシャルらしくなくタイトめ。酸が綺麗で、バター&ヘーゼル感じ無し。バルベーラの第一人者、トリンケーロの最高峰の畑のヴィーニャ・デル・ノーチェの、これは07、08、10、11をブレンドしたもの。強い酸と赤い果実に、ちょっとカカオ。そこに強めのタンニンが同居している、独特の魅力。まだ熟成させたいところでした。呼び声高い07も買いましたが、まだ飲み頃ではなさそうです。Ornellaia 2022・個人的評価=93/100山本先生からは、コレが。若いボルドーブレンドだということがわかるのですが、右岸的でも左岸的でもある味わいだと思ったら、ボルゲリでした。2022年は、市場にはまだセカンドしか出ていないようです。個人的評価はこんなもんですが、評論家的には軒並み95点以上な気がする、同じ国のハイファッションやスーパーカーのような、欠点が見つけにくい、実に行き届いている液体。ごちそうさまでした!
2025年03月31日
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