全16件 (16件中 1-16件目)
1

シャトー・クリュ・ゴダール[2010]/フラン・コート・ド・ボルドーとある理由で、ひさびさボルドー。エコセール認証のビオワイン。カベソーとメルローが半々のようです。右岸のマイナーアペラシオンですが、なかなかによかったです。自然派だからか、酸が伸びやかできれい。若いですが、タンニンはこなれていて、柔らかい酒質。濃すぎないカシス、プルーン、B.ベリー。ほのかにスパイシーで、シンプルですが、2,000円ちょっとのボルドーには思えない味わいでした。年末、ワインを飲みながらのランチの機会があったのですが、その時一緒だった、ワインは興味があって、いろいろ飲んでみたいと思っている20代の若者に、うきうきワインさんの福袋の話をしました。今年、私は泡ばかり、3本セットと5本セット(3本のほうは、嬉しい驚きがありました)を買ったのですが、彼は赤ワイン、3本3万円を入手したそうです。何でもブルゴーニュ3万円を買い物かごに入れたのに、決済途中で売り切れてしまい、あきらめきれずに代わりにボルドーを買ったとのこと。つい最近届いたという中身を聞いたら、コスの2004年、ラスカーズの2012年、レヴァンジルの2012年だったそう。自分がボルドーに夢中だった時代、いずれもいい思いをした3銘柄。すぐに飲めそうなのは、コス・デステゥネルかな、という話や、昨年、コスの醸造チームが造っているデフュージョンラインのグレの2007年が美味しかったという話をしたら、コスを飲んでいないうちに、「グレとセカンドのレ・パゴド・ド・コスを買っちゃいました。いろいろ調べていたら、楽しくなって」とメールが。何から飲むの?と聞いたら「コスからです」という頼もしい答えが。やっぱり上から攻めるよなあと、すっかり嬉しくなってしまい、アップデートされていない情報なのですが、お節介にもサンテステフで美味しかったワインなどなど、楽しくメールのやり取りを重ねてしましました。一つ基点を決めて、そこから好みのワインを見つけていくのも、アタマや知識も動員してワインを飲もうとしているのも、何だか好ましく、今度ボルドー会をやろうということにまでなりました。当然、ボルドーが飲みたくなったのですが、家に帰ってみると、手持ちで飲めそうなのは、このクリュ・ゴダールだけだったので、飲んだ次第です。ここ2、3日、まったくスルーしていたボルドーを、ネットで見始めたのですが、いやあ高いですね。でも、何かを買ってしまう予感も^^ちなみにゴダール、充分にリピートしたい味わいでした。
2016年01月29日
コメント(0)

ヴーヴレイ・ペティアン[2001]/ドメーヌ・ユエ半ダース以上飲みましたが、ついに最後。これを飲むと、泡というものが、酸や糖と同じように、過度な熟成から液体を守ってくれるものだということがわかります。15年前のペティアンですが、泡もそこそこ元気ですが、むしろシュナンのよき熟成をした白ワイン的で、非常に美味しいのです。シュナン・ブランが熟成向きの品種だとしても、スティルだったら、たとえユエでももっと、熟成が進んでいるような気がします。ペティアンに回すくらいなので、ユエの中では劣ったぶどうかもしれませんが、それでも並みの造り手よりはしっかり熟していたのでしょう。ロワール、2001年の評価は高くはないのですが……。ちなみに1本だけ飲んだ、同年のセミ・セックのほうもすこぶる美味しく、それらがたまさか2,000円そこそこで出回っていたのは、何ともラッキーなことでした。最近、白ワイン、特にシャルドネの熟成と飲み頃がよくわからず、手持ちのバックヴィンテージを開けるタイミングに悩むところですが、泡系のほうが寝かせていても、まだしも安心かもしれませんね。
2016年01月27日
コメント(0)

ポマール 1er Cru レ・ソシーユ[2006]/ルー・デュモン2016年になってキリがよいので、最近06のブルゴーニュを続けて開けています。このソシーユという畑、知りませんでしたが、ボーヌに接している一級畑のようです。そう思って飲んでいるからかもしれませんが、どこかポマールっぽい味わい。ルジューヌなんかと共通する?堅めの赤系果実に、きれいな土やきのこ、そして鉄っぽさも。ただし、あくまで軽い酒質。ルジューヌと言いましたが、ルイ・ラトゥールの赤などと共通する、あっさりさがあります。たぶん、意図的だと思いますが、エキス分は弱め。かつおと昆布ではなく、精進だしのような風情。たとえば最近のパンジャマンやクロワなどよりは、ある意味「薄い」味わいですが、それでもルー・デュモンのレジョナルや村名よりは要素が多く、一級らしさは感じられます。バーンスタインがいい例ですが、ネゴシアンでも素材に糸目をつけず、いいものを仕入れて神経質なくらい緻密に仕上げていくタイプとは違って、カリテプリなぶどうから、無理せずにほどよき抽出で造っている感じがします。ある意味、上級者向けのワインかもしれません。とはいっても、私はまだ仲田さんのGCを飲んだことがないので、あくまでレジョナル、村名、一級を飲んだ印象です。ルー・デュモン、1本だけニュイのGCを買ってあるので、しばらくして飲んでみたいと思います。
2016年01月26日
コメント(0)

ペルナン・ヴェルジュレス・ブラン 1er Cru レ・カラドゥー[2006]/ドメーヌ・シャンソンリリース直後に1本開けて、非常に印象がよかった白。ミニ・コルトン・シャルルマーニュといった趣だった記憶があります。ただ、まだまだ堅かったので、寝かせてみようと思いました。しかしながら数年後の、この週末に開けたコレは、軽くシュリー香がして、想定以上に酸化熟成が進んでいました。酒質にはきちんとコアがあったのですが、相対的に酸が引っ込んでいて、味わいにメリハリがあまりありませんでした。素性がよさそうだったので、やや残念。しかし現在の出回っているものの半額以下で入手しましたし、充分に飲める味わいだったので、まあよしとします^^ブル白の熟成と飲むタイミング、難しいですね。
2016年01月25日
コメント(0)

ジヴリー 1er Cru クロ・ソロモン[2006]/ドメーヌ・デュ・クロ・ソロモンモノポールの畑名とドメーヌ名は、一緒であってはならないという法律があるそうです。ヴォルネイの1級畑のプスドールが、ドメーヌ名と同じだという理由でブスドールに改名したのは、一部では有名な話ですが、このクロ・ソロモンは、ロマネ・コンティと同じく、それを例外的に許されているそう。理由は???この赤ワイン、数年前にワインジャーナリストの葉山孝太郎さんが一緒だった何かの機会で、葉山さんがフランスであれこれ試飲して回った直後で、知らなかったワインの中で美味しくて印象に残った銘柄として挙げていたもの。すぐさま2本購入して、1本は直後に飲んだのですが、酸味基調でまだまだという味わいだったので、もう1本を昨夜まで置いておいた次第です。改めてネットで見てみると、土壌の関係で赤にして、柑橘系の酸味を纏うのが特徴とのこと。しかしながら瓶熟で、相対的に酸はやや引っ込み、こなれたタンニンとサクロやクランベリー系の赤系の果実味が、穏やかな甘みを伴って広がっていました。ジョブロもそうですが、タンニンがジブリーにしては綺麗で、よく躾けられている印象。もう少し熟成させたら、また一段と美味しくなりそうな味わいでした。
2016年01月22日
コメント(0)

クロ・ド・ラ・ロッシュ[2004]/ドメーヌ・アルマン・ルソー改めて考えてみて、このGCがこの蔵では、上から5番目ということはスゴイことですね。いわゆるビルの上のレストラン街にあるフレンチというのは、ワイン目当てのお客さんが極端に少ないかもしれません。特に老舗のお店では、長年&年配が多く、ワインを奢る方もボルドー好きが多い?たまに行くそんなお店で、ワインリストのブルゴーニュの項の最後の2本が、04のルソーのシャルムとラ・ロッシュでした。それより前のリーズナブルなものはコロコロ変わるのですが、その2つは不動。レストラン価格としては、とっても良心的ですが、まあそうなもんなんだろうなあ、と横目で眺めていました。しかし先月伺ったら、ソムリエさんがすでにワインをオーダー&飲んでいる段階で、「シャルムが売り切れて、クロ・ド・ラ・ロッシュがあと1本になってしまいました」と話すものだから、思わず取り置きを依頼。今週、それを飲みに再訪した次第です。現行のルソーは、個人的には守備範囲外のお値段という認識です。ちなみにこの04のラ・ロッシュは、最新ヴィンテージの村名の、ネット実勢価格の約2割増し。ワインバーだったら、もちろんこんなに長く残ってなかったでしょう。この手の高騰してしまったブルゴーニュは、ワイン目当てのお客さんが少ない老舗のフレンチで、滞留在庫を探すしかないのかなあ、と思ったりします。ちなみに04のルソー、2年前に村名を飲んだら、ジャストに飲み頃でした。「いま、いいと思います」というソムリエさんのご託宣通り、開けたてから芳香。石やシナモン、鉄、皮、ごく軽くトリュフ。赤優勢ですが、黒も混じった果実味は、多めのミネラルに支えれていい感じです。1時間もすると香ばしさと甘みが増してきて、04のネガティヴさを感じさせない、大きい酒質のピノを味わうことができました。もちろん、私にはどこが瑕疵かはわからないのですが、球体というにはややいびつで、「最高」「最上」といった味わいには一歩及ばない感じもするのですが、それでもある意味「最良」のワインを、ゆっくり味わう時間はいいものです。いやむしろ、そのどこか足りないところがあることが、よいのかもしれませんが^^
2016年01月21日
コメント(0)

アルボワ・シャルドネ・レ・グラヴィエール[2007]/ステファン・ティソコアとエネルギーを感じるシャルドネですが、シェリー系の酸化香は、好みが分かれるところ。ジュラのビオとして、有名どころですが、飲むのはひさびさです。おそらくたぶん、現地で飲むのとはだいぶ違った味わいなのでは?とある集まりに持参したのですが、その理由はその日の前段で、ティソのクレマンが出されることが分かっていたこと。ですがブラインドで、誰も同じ造り手と思わなかったようです。というのも泡のほうは、ドサージュにヴァン・ド・パイユを使っていて、らしいフロール香が特徴的で、また酸化のニュアンスも、白より健全であったからだと思います。やはり泡があるぶん、酒質がしっかり守られていたのに対して、白はやや熟成が促成されていたのかもしれません。ティソ、スティルを飲むなら、若いヴィンテージのほうがいいのかもしれません。
2016年01月19日
コメント(0)

あれこれワインブログを回遊しているうちに知ったビストロ、ル・セット。持ち込みでワイン会もできる模様ですが、初で、ワインな人々ではなく、高校の同級生3人だったので、フツーに来店。よきお店でした。店主の方と話をしたら、今はなき名店、銀座のオストラルで仕事のスタートをきったそうで、そしてワインはブルゴーニュとシャンパーニュが特に好きとのこと。ワインリストはなく、何本か持ってきてもらった中から選ぶスタイル。ワインの集まりではなかったので、ほどほどのお値段の中から3択。ロワールのクレマンの後は、安心して飲めそうなカミーユ・ジルーの白と赤。2010年のブルゴーニュ・ブランは、リリース直後、2回ほど飲んだことがありましたが、瓶熟が進んで、明らかに肉付きを増した印象。熟れた黄柑橘、ヘーゼル系ナッツの香り。ミネラルと余韻はほどほどですが、いい意味でややファットな果実感。赤の2011年のボーヌ 1er レ・ザヴォーは、この畑の世評通り、チャーミングな味わい。最初は、やや酸が立ち気味でしたが、熟したラズベリー&クランベリーの香りの赤系果実はだんだんと開いて甘やかになっていき、ボーヌらしい温かみのあるピノになっていきました。同級生たちからはワインの感想は特にありませんでしたが^^、杯が進んだところを見ると、悪い印象ではなかった模様です。そのうちの一人が開業している医院からほど近く、私ともう一人もわりわい近くに自宅があるので、今後も大いに利用しそうですが、またワイン仲間とも行ってみたいお店でした。トイレに立って戻る際、遠目で他のテーブルに立っているボトルを見て、店主に「ラモネとリショー(マルセル)ですか?」と聞いたら、(「好きですねえ、ワイン」)という顔をされました^^
2016年01月18日
コメント(0)

自然派ネゴシアン、シリル・アロンゾのワインを2本。PUR ラ・ブル・ガメィ[NV](2012)/シリル・アロンゾこれ、間違って買ってしまったワイン。いわゆるビオガメイの赤だと思い込んでいたのですが、ガメイはガメイでも、ロゼ泡の半甘口でした。泡があろうとなかろうと、ガメイと残糖は、合わない気がしています。昔、ラピエールのシャトー・カンボンのロゼをそれと知らずに買って、その甘さに持て余してしまいました。最近も懲りずに、サンソニエールのロゼで同じ思いをして、今回は「二度あることは…」か!と思ってしまいました。しかしながら、最初から甘いと予測して飲んだら、意外に美味しく感じました^^ 以前のキュヴェより、かなり甘さを抑えたようで、いわゆるビュジェ・セルドンがOKな人なら、1本通して楽しめるような気がします。しかしながら、ガメイで泡を造るなら、ランブルスコの辛口のようなスタイルにしたほうが汎用性が高い気がするのですが、きっと甘口に一定の需要があるのでしょうね。PUR No.0 オリジン[2014]/シリル・アロンゾさすがにその日、これで終わる気になれず、アロンゾの白も開けました。品種は、グルナッシュ・ブランのようです。これはビアンカーラ系の味わい。香りは、トロピカル系と白豆系、軽く吟醸香も。澱からの旨みもしっかりありますが、果実味は軽め。柔らかい酸もしっかりあり、食中酒として秀逸。「お鮨に合う」とされていましたが、確かにその日の刺身&干物にはよく合いました。その日は別宅、漁港のすぐそば。魚は実に美味しく、こちらでは、それに合わせたワインにフォーカスして行こうと思いました。
2016年01月14日
コメント(0)

ブランカイア・トレ[2013]千葉の外房のイタリアンで夕食の際、ワインリストにコレが載っていたのでオーダー。ブランカイア、ひさびさでした。場所柄、メニューの中核は魚介系なのですが、どうしても赤が飲みたくて。海とは縁のないトスカーナの赤ですが、コレがどうして、意外にだいたいの料理に合うから不思議です。トレはブランカイアのベーシックですが、そのぶん果実味が軽くて、酸が綺麗。サンジョヴェーゼ80、残りがカベルネ&メルロー。上のクラスより料理を選ばない気がします。イタリアのサンジョヴェーゼは、ボルドー系のぶどうと合わせても、いい感じに仕上がりますね。いわゆるキャンティとは、ちょっと違った魅力が生まれる気がします。
2016年01月13日
コメント(0)

コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ[2013]/ドメーヌ・ドニ・ベルトー旨い!このブログのインプレッションの通りの味わいでした。開けたてから甘く柔らかく、開いていました。ブルゴーニュ・ルージュに比べると、少し構造が大きく、タンニンもやや多め。青いニュアンスはまったくなく、その代わり、アフターにごく軽く苦みを感じました。綺麗な酸とほどよい旨みもあって、なるほど、ベテランのブルゴーニュ好きを納得させる、若いピノ・ノワールを飲む悦びがあるんだろうな、と思いました。まず間違いなく、この先のヴィンテージは値段も上がっていくんでしょうね^^この赤、最後のほうにやや味わいが締まってきたので、この先、いったん閉じるかもしれません。いま、飲み時かもです。
2016年01月08日
コメント(2)

ピエール・カロ・ノン・ドゼ 1er Cru [NV]シャルドネのみ、ドサージュなし、若めと、個人的には好まないはずのシャンパーニュですが、なぜか買っていました。1級の表記ですが、確かGCもあったような……。えびフライと合わせたのですが、アツアツとの相性はなかなかよかったです。冷えた状態では当然、キリキリとした酸とやや出しゃばりのミネラル。しかしながら、温度が上がってくると果実味もふくらんで、あっ旨いなと思いました。苦手意識があるのは、まあ価格くらいです^^ その前の日、街場の鮨屋で、唯一置いてあった、聞いたことがなかったネゴスものの並シャブリを飲んだのですが、満足度はそれほど遜色がなかったです。そんなわけでその夜、福袋に続くネットショッピング第二弾として、飲んだことがない並シャブリを2種類ほど探して買ってみました。シャブリの造り手のクレマンは、あまり見かけませんね。私が知る限りではルイ・ラトゥール系列のシモネ・フェーブルの泡を飲んだことがありますが、キンメリジャン系のミネラルは感じず、ごくフツーのクレマンの味わいでした。
2016年01月07日
コメント(0)

ピアン・デル・チャンポロ[2012]/モンテヴェルティネ 最近、ピノとシャルドネが続いたので、新年3日目はサンジョヴェーゼ。 モンテヴェルティネのベーシック。名前は違えど、いわゆるキャンティ。若いなりに旨いです。 たとえばサンジュスト・ア・レンティーナなどに比べると早熟な気もしますが、まあ初期的。ソリッド感を伴った赤系果実。酸もややツンツンしていました。 ちょっと前に、滅多に見かけない10年熟成のバックヴィンテージがネットで出ていて、慌てて買いましょうたが、それは残念ながら酸化過多でした。 まああと3年待ちたいところでしたが、そこはイタリアワイン、その夜のベタな焼肉と合わせると、グンと美味しくなりました。 まあですが、若いヴィンテージを飲むなら、レ・コルティやイル・ポッジョビアーノのほうが、より近づきやすく、かつ、よりリーズナブルでよいかも、と思いました。
2016年01月04日
コメント(0)

リシャール・シュルラン・キュヴェ・ジェンヌ[2008]新年二日目は、リシャール・シュルランの最新、キュヴェ・ジェンヌの08。とある有名ネットショップで絶賛されていて、そちらでは早々と売り切れていました。先日のロワイエと同じく、ピノ優勢、ドサージュ1ケタ後半という好みのスペック。カルト・ドール、ノワール、アッシュと比べると、酸が強めの印象。ですが、その酸が綺麗で伸びやかで、心地よい余韻をつくっています。香りはおとなしめですが、堅めの赤系果実のニュアンスがほのかにあって、いい感じです。味わいにもピノを感じるタンニンと旨みがあって、その夜に食べていた、うなぎの蒲焼きとよく合ってくれました。08は世評通り、シャンパーニュはよいヴィンテージなのでしょうね。従来のシュルランにはない(そちらも好きなのですが)、余韻の長さを感じました。メゾンのプレステージやヴィンテージのような高級感があるわけではないのですが、1本通しても飲み飽きしないシャンパーニュです。もう1本買ったので、そちらはしばし寝かせてみようと思います。
2016年01月03日
コメント(0)

元日の夜、いちおう新年らしいものを色で選んで。アンリ・ジロー・ロゼ[NV]いつからかエスプリのロゼがラインナップから消えましたが、これが後継キュヴェなのでしょうね。エチケットがサーモンピンクの液体とよく合っていて、ジャケ買いしたくなる外観です。ロゼに定評のあるアンリ・ジローですが、このベーシックなコレも、ミニ「コード・ノワール・ロゼ」といった味わい。軽く煮詰めたラズベリー、クランベリー、ピンクグレープフルーツの香り。味わいにスパイスのニュアンスがあって、酒質はアンリ・ジローらしくしっかり目ですが、上位よりはかなり軽やかで、おせち向きでした^_^リピートしたいロゼシャンでした。もう1本を白を。エドワード・ジェームス・エステート・シャルドネ[2012]/ポール・ホブス先日?の白が酸高だったので、果実味たっぷりであろうコレを。若いですが、15分くらいでグングン開き出しました。オーセンティックな新世界のワインの美点ですね。熟れた白桃、ヘーゼルナッツ。キーライムパイを思い出す柑橘と生クリームのニュアンス。要素が多いので、バニラは控えめ。ボリューミーですが塩味も含んだ果実味は構造が大きく、方向は違いますが、ブルゴーニュの上のクラスと同格なのでは? アフターにキスラーのような苦味を感じないのが、個人的には好ましいです。ピノ・ノワールは、まだその境地に達していませんが、シャルドネに関しては、ブルゴーニュとはまた違った美味しさの魅力を強く感じる近年です。
2016年01月02日
コメント(0)

ル・カノン・シャルドネ[2013]/ラ・グランド・コリーヌ みなさまにとって、よき年、よき日々、よきワインでありますように! 年越しはこのワインを飲みながら、0:00を待って、うきうきの福袋争奪に算入。泡ばかり8本、泡沫(ウタカタ)な始まりになってしまいました。 噂には聞いていましたが、私は昨年から参加、蒸発の早さ、スゴイものがありますね。 さて、このローヌのシャルドネ、以前飲んだ時は残糖と微発泡で、半甘口のペティアンのようでしたが(そういえば王冠留めでした)、これはシャブリもびっくりの鋭い酸、糖を喰い切った極辛口でした。 旨いは旨いのですが、かなり肩透かし。自然派は、こういうこと、時々ありますね。 予想外、予定外に慌てない、新しい年にしていきたいと思います^_^
2016年01月01日
コメント(0)
全16件 (16件中 1-16件目)
1


