全4件 (4件中 1-4件目)
1
人類は自分たちが一番頭がいいと思っているかもしれないが、実はそうではない、という説もある。『鳥!驚異の知能、心を読み、確率を理解する』(ブルーバックス)という新刊では鳥の頭のよさを書いているが、実はまだまだいろいろな地球上の動物、魚類が、その知能で人間を驚かしている。その種類を並べてみると、第25位のイカから始まり、クモ、アリ、ヒヒ、アシカ、オランウータン、ハト、カラス、ヒツジ、アライグマ、ウマ、アカゲザル、ハヤブサ、ネズミ、フクロウ、ネコ、リス、ゾウ、タコ、イヌ、クジラ、オウム、バンドウイルカ、ブタ、そして栄えある第1位はチンパンジーとなる。このチンパンジーに至っては、人間のように考えることができ、人間のように道具を作り、使うことができるという。第2位のブタについては驚いた人もいるのではなかろうか? 中年のブタは3歳児と同じ知能をもっていることが、近年の研究でわかったという。痛い、悲しい、退屈だという感情の動きをもつというからすごい。バンドウイルカは、鏡に映った顔が自分であり、自分が自分であると認識しているという。また音声で仲間と意思疎通をはかっているというから、その辺の人間より頭がいいのかもしれない。ゾウは他の動物に比べて大きな脳をもっており、人間の言葉も理解するそうだ。仲間が死ぬと葬式めいたことをすることがわかっており、人間に近い。フクロウの頭脳も優れている。集めたナッツを冬の生活用に、数千個所にバラバラに置くというから、人間の記憶力を上回るのでは? それも罠を仕掛けて、他の動物に取られないようにするなど、犬や猫より利口そうだ。ここでは25種類挙げたが、その行動力を深く知るだけでも、人間が一番頭がいいと、威張っていられないかもしれない。地球は広く深い。オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/04/27
今年は横山大観の生誕150年に当たる。大観といえば富士山、富士山といえば大観といわれるほど有名だが、なんと1500点も描いている。1枚1枚それぞれ違うモチーフで描いているのだが、それだけでも天才といっていいだろう。大観の絵は朦朧体(もうろうたい)といわれるが、日本画に多く使われる線描(せんびょう)を廃して、輪郭線の内側にぼかしを入れている。もう少しわかりやすくいうと、最初に水刷毛で空気や光線の雰囲気を出すのだという。絵によっては最初に水刷毛で下塗りし、そこに色絵具を落とすというから、まさに朦朧とした雰囲気が出るのだろう。この描法を使ったのは大観だけではないが、当初は正しい日本画と見られず、相当悪い批評を受けたという。それはともかく、大観の評価を高めたのはタテ55.3センチ、ヨコ40メートルという巨大な「生々流転」だろう。恐らく世界一の長さではあるまいか? ピカソの有名な「ゲルニカ」でもタテ3.47メートル、ヨコ7.77メートルなのだ。大観は一時、太平洋戦争を鼓吹(こすい)したというので、戦後には評価が下がり、その絵も庶民が買えるほどに下がったことがある。その頃私は大観の絵を間近に見た記憶があるが、いま思えば惜しいチャンスを逸したものだ。それにしても大観はやはり日本画を代表する巨人であり、一度はその画風に触れてみる価値がある。墨絵だけでなく、琳派を思わせるけんらんたる絵画も遺している。「柿紅葉」「夜桜」「紅葉」などみごとなものだ。4月13日~5月27日まで東京国立近代美術館の「横山大観展」には、1度は足を運ぶ価値がある。櫻井秀勲オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/04/19
米国ミシガン州のデトロイト郊外の警察署が子猫を「警察猫」として採用すると発表したという。引き取り手がなければ処分される、保護施設にいる野良猫を救済するためのキャンペーンの一環だという。警察のツイッターで発表したところ、それまで4000人だったフォロワーが、たった8日間で1万人を突破したという。この結果、選ばれた5匹の子猫から1匹が選ばれたという。とはいっても、警察犬のように捜査に連れて行くわけではない。警察署にいて、マスコットのような役割を果たすことになるようだが、この警察署は市民から親しまれることだろう。日本でも和歌山市紀の川市を走る和歌山電鉄の貴志川駅は、猫のたま駅長がいたことで有名だが、たまは3年前の平成27年に死んでしまった。このたまは全国の猫好きから可愛がられたが、これによって飼い猫の数が30万匹以上ふえて、いまや犬より猫のほうが上回るところまできている。たまはその後永久駅長に昇格している。現在はたまに似たニタマが「たまⅡ世駅長」に就任しているが、こういった例は、いまや全国的にふえて猫ブームを盛り上げた。米国は採用されたこの子猫が、警察猫としてブームを盛り上げるだろうが、日本にいてもいいかもしれない。「市民の警察」と名乗っていても、市民の足はそちらに向かわないだけに、警察猫を正式に採用すれば、親しまれる警察署になりそうだ。オンラインサロン「櫻井のすべてーいくつでも輝ける人生のつくり方ー」櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/04/13
有名私立大学の新卒が大勢タクシードライバーになった、というニュースに驚いた人も多いでしょう。Kmタクシー、大手の国際自動車です。入社を決意するまで、家族や知人の猛反対に遭ったといいますが、たしかにそうかもしれません。なにしろ早稲田も慶応大学もいるのですから、親としては「なぜ?」と信じられない思いでしょう。では、これらの学卒者は、なぜタクシー運転手になったのでしょうか? いまの学生には、どうしてもこの会社に入りたい、あの仕事に就きたい、というタイプは少ないといいます。それにいまの時代は人工知能の大きな転換期に当たっているので、大企業といえども時代遅れの職種では、潰れないともかぎりません。ここ2、3年は様子を見るのも、1つの選択です。それならタクシードライバーになり、お客さんからさまざまな情報を教えてもらってから転職してもいい、と考えたようです。そしてそれをKmの経営者は了承というか、新しい採用の考え方として、決断したのでしょう。そうなると、条件さえよくすれば、若いドライバーは数年は働いてくれそうです。この点が経営側と学生の思惑が一致したのでしょう。たとえ数年でも働いてくれたら、社内の空気も違ってきますし、中にはそのまま中堅社員として居ついてくれるかもしれません。転職する場合も、こういう理由であれば何の問題もありません。お坊ちゃん新卒より、数年現場で働き、会社の動向を見てきた既卒のほうが、よほど力になるのではないでしょうか? 親が心配することはありません。この息子、娘さんは将来、すばらしい職業人になるのではないでしょうか?オンラインサロン「櫻井のすべてーいくつでも輝ける人生のつくり方ー」櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》早稲田運命学研究会櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲 著 『寝たら死ぬ! 頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲Facebook
2018/04/06
全4件 (4件中 1-4件目)
1
![]()
![]()