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近来まれな名タイトルが「月刊Hanada」誌上に生まれた。「朝日新聞が一面に書いたら疑え!」というタイトルの記事だが、中身はともかく、このタイトルだけは、多くの知識人は頷くのではあるまいか?私もまったくこの口で、一面に大きく書かれた朝日の記事については、どうしても他の新聞の一面と照らし合わせてしまう。特に日本経済新聞がその一面記事を、どの程度の記事にしているかを調べるのだが、ときによると、まったく記事になっていないこともあるからだ。私たちは新聞の一面というと、世界的な最新問題、あるいは日本の最新ニュースが出るページと思ってきた。NEWSとは東西南北、つまり全世界の中から「一大事」と思われるものが記事になるべきなのだが、最近の朝日新聞は、まったく異なる道を歩いてきた。昨年の2月から始まった「モリカケ」記事は、すでに1年半たっているにもかかわらず、未だに一面を占領しているのだ。これでは朝日が好きだった読者も、さすがにおかしいと思うのではあるまいか? というより、この間朝日だけ読んでいた学生は、最新ニュースがわからなくなってしまうだろう。下手をすると就活にも差し支えるかもしれない。これでは部数がどんどん下がっても、仕方がないと思われる。ともかく裏で何があったのか知らないが「安倍憎し」にこり固まった朝日の紙面は、そろそろやめてもらわないと、新聞そのものを読む気にならなくなるのが恐ろしい。女性の中には「モリカケだけで商売している新聞ってうらやましい。私たち主婦が毎日モリカケしか出さなかったら、男たちは怒るくせに!」といっている人もいるだけに、そろそろお考えになったらどうか?オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/06/29
今回の大阪地震には、虚を突かれた思いの人が多かったのではあるまいか? 南海トラフ大地震は今後30年以内に、70~80%の確率で起こるといわれている。こちらは今回と比べようがないほどの被害が出るというから、恐ろしそうだ。しかし地震ほど当てにならないものはない。30年以内といえば、目と鼻の時間であり、かりに直撃を受けたら、助かる人は少ないだろう。とはいいながら、関西から逃げ出している人たちの話はあまり聞かない。それだけ本気にしている人は少ないのかもしれない。しかし無気味であることはだしかだ。関東も地震が頻発している。茨城県と千葉県の海中では、このところたびたび地震が起こっているし、群馬県でも起こっている。東京を囲む地域が怖くなってきたのは確かで、もう直下型なら、いつ起こっても不思議ではなさそうだ。またこちらもM7クラスの地震であれば、30年以内に70%の確率だ、ともいわれている。ここで気になるのは大阪も東京も「30年以内に70%」という同じ確率だ。これが庶民に疑いを抱かせてしまうようだ。「東京も大阪もほぼ同じ時期に大地震が起こる」といわれたら、信じるだろうか? だから地震学者の予測は疑われるのではなかろうか? 都民も「じゃ逃げ出さないと」と地方に移転している人など、いないだろう。関東と関西で学者の派閥が違うのかもしれないが、もう少し信用できるような形で発表したほうが、私たちも信じやすいのではあるまいか?オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』櫻井秀勲Facebook
2018/06/21
6月12日のトランプ大統領と金正恩委員長の世紀の会談は、久々のテレビ業界の出番だったのではあるまいか。逆にいえば、トランプ大統領の独り舞台を映しつづけたことになる。その結果として翌日以降の新聞は、多くの識者による「金正恩が信頼できるかどうか?」の記事ばかりが載ることになった。有名評論家全員が常識人になったようで「これまで北朝鮮は約束を守ったことがないので、今度も守らない」とか「トランプはノーベル平和賞ほしさにムリヤリ平和を演出した」と、これで出演料がもらえるなら、国民の誰でももらえるような当たり前の発言ばかりだった。こんなときはテレビの音を消して、2人の顔と体の動きだけを集中して見る、とい方法がある。警察がよくやる方法だが、犯人は一生懸命しゃべるのだが、その内容より、話している顔の表情や手ぶり身ぶりに真実が出るものなのだ。今回は終始、トランプ大統領が「よき父親」、金委員長が「よき息子」を演出したことがわかるだろう。さらにこの2人の星から見ると面白いだろう。トランプ今年72歳の双子座であり、金正恩は山羊座の34歳だ。今回の2人の振舞いには、この2人の星座の性格がくっきりと出た感じがする。双子座は口八丁、手八丁で、話している内容はそのまま受け取れない二枚舌タイプだ。これに対して山羊座は健実で、恐らく金正恩は努力に努力を重ねて、米朝2国間交渉まで漕ぎつけたのだろう。その様子は声を消して、2人の態度をじっと見ていると、はっきり出ていた。恐らく2人だけの間では、トランプ上位の型で話が進んだのではなかろうか? ここまでもってきて、金正恩としては、また振り出しに戻ることはできまい。意外にあるレベルまでは、素直に約束を守るのではあるまいか。トランプが金正恩を気に入ったことだけは確実だ。オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲 著『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/06/15
ぼっち飯が広がっている。当初は朝の電車内で見られた光景だった。「寝坊して朝食を食べる時間がなくなった」と好意的に見ていた人がほとんどだった。ところがそうではなかったのだ! いまや四六時中、電車の中で見られる当たり前の光景になっている。ぼっち飯――つまり一緒に食べる人のいない1人ぼっちの食事風景なのだが、最近では誰にも見られないですむ便所飯まで登場している。これはさすがに痛々しい話だが、多くの中学、高校で実際に行なわれているらしい。これらの生徒の中には、いじめから逃げるために、そこに篭る生徒もいるとか。1人ぼっち飯の定番はベンチ飯だという。とはいえ、ぼっち飯は食べる側も、四方から刺すような視線を受けるので、いろいろな工夫が必要だという。中には絶対禁止の図書館で食べる涙ぐましい努力型もいる。「あいつ、絶対食べている!」と思わせないスタイルをつくって食べるというのだが、みんなと一緒に食べられない生徒や一般人の心の中は辛いだろう。最近では歩き飯も盛んらしい。歩きタバコ、歩きスマホ、歩きゲームにつづいての新風景だが、意外にも歩き飯は堂々と食べているらしい。ネットによると、ぼっち飯を考えた人たちは、一種の天才ではないかという。この世の中にないものを生み出したというのだ。さらにいえば、ぼっちになることで自信をもつことにもなる。これまでは近くに誰かいないと生活ができない人が当たり前だった。それだけ人間は孤独に弱かったともいえるのだ。ところがぼっち飯で習練を積むと、ぼっちが怖くなくなるという。たしかにそういわれると、その通りかもしれない。それにしても、便所飯だけはやめられないものか、と思うのだが。オンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズ櫻井秀勲Facebook
2018/06/08
いまの子どもの半数は100歳まで生きるそうだ。これは清家篤慶大客員教授の話だが、たしかにいまでもすでに100歳以上は6万人を超えている。1971年にはわずか339人しかいなかったが、この調子でこれから90年以上経ったら、何百万人、何千万人が100歳まで生きてしまうだろう。いまはそこまでいかなくても、100歳まで生きてしまうことを考えないと、生活していけなくなりそうだ。私自身も早くから、いまの健康状態がつづけば、100歳まで生きてしまうのではないかという不安(?)があった。生きるのはかまわないのだが、寝たきり老人となり、周りに友人知人がいなくなった寂しい生活をつづけなければならないかと思うと、長生きが幸せとはかぎらない。そんな状況に変化が表われはじめたのは、100歳まで生きる人は相当多そうだ、とわかったからだ。そのためには職業寿命と資産寿命を延ばさなければならないという。といっても政府が職業も資産も保証してくれるわけではない。個人として備えなければならないというのだ。清家教授は、現役での活躍は70歳までが最低となるという。たしかに最低で、私自身は80歳まで働く道を個人で考えないと、生活が苦しい道がつづくのではあるまいか? 恐らく刑務所は高齢者で一杯になるだろう。どこかに住む場所がなければならないのだから。80歳、90歳、100歳の男女の生き方を真剣に考えないと、仕事なし、収入なしの老人になっていまいそだ。どの家庭でも、あまり老人を甘やかさないほうがよさそうだ。ともかく定年、引退という言葉を廃止しないと、そこで意欲が止まってしまう。社会のためでもあるが、個人として生きていくことを優先いないと。來夢×櫻井秀勲 スペシャル公開対談 「12星座で変わる!男と女のつき合い方」早稲田運命学研究会 著『12星座別男子の取扱説明書』シリーズオンラインサロン 「櫻井秀勲のすべて~いくつでも輝ける人生のつくり方~」櫻井秀勲 音声コラム『文壇爺の文豪日記』早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/06/01
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