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平成最後の日ということもあり、以前から気になっていた既刊本の写真を差し替えさせてもらいます。と言っても、実際の差し替えは次に増刷されるときになりますが、ブログだけは一足早く差し替えさせていただきます。差し替える写真は、2012年に出版された『正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド1』のカラー口絵写真の一枚「月の光輪」です。おかげさまで、昨年8月に新装版が発売され、累計9000部になった秋山、竹内両氏との鼎談シリーズ一冊目です。その新装版出版の際、その写真を差し替えようと思っていたのですが、タッチの差で間に合わなかった、残念ないきさつがあります。掲載されている写真では、コントラストを調整しなかったため、月の暈(光環)が分からないんですね。こちらが、コントラストを調整した差し替え写真です。実に見事な月の光環です。2011年11月9日夜、出雲の玉造温泉で撮影しました。後にも先にも、これほど大きな月の暈を見たことはありません。28日に撮影した太陽の光環を見た際に思い出したので、紹介することにしました。
2019.04.30
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久しぶりに太陽の巨大な光の輪(光環)を見ました。日暈とも言います。最初は水平に虹が出ていましたから、何かと思って、外に出ます。すると、水平の虹の上に円い環が・・・ 太陽の周りに光の輪が出ていたんですね。下に彩雲、上に光環です。綺麗ですね。二重の虹のようです。このように美しい光の輪を見るのは、ペルとゲルが和解(再調整)したという2008年6月24日以来です。何か特別な日のようですね。4月10日のブラックホールの撮影成功以来、シンクロニシティの連鎖が激しく起きているように思います。本日(4月28日)午前11時33分に撮影しました。
2019.04.28
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アフの第17サイクルが終わった後も、サイクルは続きます。2万4000年ですから、第17サイクルを含めて8サイクルが経過して現在に至っているわけですね。合計すると、人間(イヒン)が誕生してから24サイクル経ちました。現在は第25サイクルに突入したことになっています。ここで面白いのは、最初の16サイクル、4万8000年を担当した16人の大天使が、「竹内文書」に記載された万国に派遣された16人の皇子と対比することができ、かつ上古25代の天皇が24サイクルの大天使と現在の大天使を入れた25人の大天使と呼応することです。では上古25代に続く、ウガヤフキアエズ朝の73代の天皇は何に対応するのでしょうか。それは、それぞれ歴代の大天使のサイクル期間中に、地球の神に抜擢された地球出身の天使たちの数だったのではないかと思われるんですね。こういうことです。たとえば第一サイクルでは、最初の200年は大天使セザンテスが地球の神に就任しますが、次の400年は副神のハジャが地球の神を担当、その次の600年とさらにその次の500年間は地球出身の天使が担当するなど、一サイクル当たり地球出身の天使が三人ほど地球の神に就任しています。これが24サイクルあるわけですから、3×24=72とほぼウガヤフキアエズ朝の73人と一致します。もともと「竹内文書」のウガヤフキアエズ朝は、上古25代の後にとってつけたような架空の王朝である可能性が高いんですね。あるいは、上古25代の天皇と別系統のオオゴトオシオ王朝(日本からシュメールに旅立って、再び戻ってきた王朝)であった可能性もあります。そう考えると、25人プラス73人の天皇の存在とオアスペに出てくる24(25)の大天使の関係は、なんとなく辻褄が合うように思われます。結構、二つの奇書には、類似点があることが分かりますね。このシリーズは一応、ここで終了しますが、何か面白いことを発見したら、再びこのテーマを取り上げることにします。
2019.04.26
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『オアスペ』と「竹内文書」の比較で、最後に年代記について言及しておきましょう。『オアスペ』の年代は、非常にはっきりしています。今から7万2000年前に人類が誕生すると、エーテリア界から最初の大天使(神)が派遣されます。その神の名がセザンテスです。セザンテスが直接地球の神であったのは、200年間なのですが、基本的にエーテリア界から派遣された神は3000年間、地球のことを任されます。つまり残りの2800年間は自分の配下にいた天使たちに、地球の神職をまかせるんですね。この3000年間を1サイクルと呼びます。ですから、セザンテスは第一サイクルの担当大天使であったことになります。セザンテスの後、アーショング、フー・リ、スペ・アバンなどと15の大天使が地球担当となります。つまり人間が誕生してから、16サイクル、4万8000年が経ちました。それがパン大陸が沈没した2万4000年前となるわけです。そのときの神、つまり16サイクル目の担当大天使はネフでした。ネフの時代には人間のみならず、地球の天国の天使たちも堕落してしまったことは、すでに述べたとおりです。地球はそのころ、ネフの力だけでは、どうにもならないほどひどい状態になってしまったので、第17サイクルの神として派遣されることになったアフが地球の大手術に着手します。それがパン大陸の沈没と、堕落した天使や人間たちの救済でした。その後も地球の人間は、環境に適応すべく強くなるのですが、同時に戦争や快楽に浸り、堕落も続けます。(続く)
2019.04.24
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『オアスペ』「竹内文書」のどちらにも、神々や天使の乗り物として船が登場します。宇宙船とかUFOのことですね。オアスペでは、炎の船とか星の船とかエーテリアの船などと記載され、竹内文書では天空浮船、天浮船などと書かれています。ですが、残念ながらそれを描いたイラストはほとんどないんですね。ただ一つだけ例外があって、二人の女神エティシャイとオネシーの船だけは掲載されています。それがこちら。何と、この三日月をひっくり返したような物体が「炎の船」なんだそうです。茶色く書かれた部分が地球の大地で、その上に雲のようなところが、地球の天国。青と赤と黄色の光が集まっているところが、天国の中心であるホアドです。その下が、パン大陸ということになりますね。(続く)
2019.04.23
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で、どこかで聞いたことがあるプロットというのは、太平洋の大陸が沈んだ時に大勢の人が宇宙船に救われて、別の惑星に連れていかれたというプロットです。パン大陸沈没の際、実は他の惑星から無数の宇宙船が地球にやってきたと書かれています。その理由の一つは、パン大陸の地殻を破壊して沈没させるのに、多くの宇宙船の力を結集しなければならなかったからですが、もう一つの理由は、救助です。パン大陸にいたイヒンは、事前に船を造るように言われていましたから、船団を組んで脱出します。ところが脱出できなかった人間は海で亡くなり、その例は宇宙船に救われるんですね。そして宇宙の別の領域に連れていかれて、再教育を受けることになりました。これが、実は秋山氏が語ったアトランティス沈没の時に救助されたという記憶とほぼ一致するんですね。秋山氏も別の惑星で再教育されて、地球に戻された一人であったと言います。面白い符合です。オイカイワタチの人たちも、同じような記憶を持っているような気がします。何か大昔において、同じような出来事があったような気がしてならないんですね。どういう理由化はわかりませんが、大陸が沈没し、大洪水となった。その際、無数の宇宙船が地球を訪れていた。多くの人間および霊が宇宙船に救助され、一部は再教育された。船に乗って生き残った人たちは、それぞれ別の地域に漂着して、大変動を生き延びた。と、まあ、このようなプロットでしょうか。これ以外にも、面白い話が『オアスペ』には書かれています。このパン大陸沈没後、一部の宇宙人(別の星系から来たエーテリア人)が地球に残ることを許されて、地球の未開人(主にドルークとみられる)と一緒に暮らし、彼らを導くボランティアとなったようなことが書かれていることでしょうか。なんとも奇想天外な物語です。(続く)
2019.04.21
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パン大陸が水没して、世界は大洪水に見舞われた、と「オアスペ」には書かれています。その失われたパン大陸の地図がこちらです。今日本がある位置を一部にして、見事に巨大な大陸パンが描かれています。パン大陸の沈没は、聖書で言うところのノアの大洪水に相当するわけですが、もう一つ呼応するのが、アトランティスやムー大陸の沈没とその後に起きた大津波、大洪水の話ですね。「竹内文書」には、アトランティスとムーに相当するとみられるミヨイ(国)とタミアラが沈没したと書かれています。そのミヨイ、タミアラが描かれた地図がこちら。地図の左が東で右が西です。当然、上が南で下が北です。日本の東南にタミアラが、北東にミヨイクニが描かれています。日本はそのミヨイ、タミアラとだけでなく、北米大陸やオーストラリア大陸とも陸続きであったように描かれています。どちらの地図がより正確なのか、果たして同じ時代の地図なのか、といったところはわかりませんが、少なくとも太平洋上に失われた大陸があったことでは一致しますね。ちなみにパンタ陸沈没後の地図がこちらです。パン大陸がかつては、日本はもちろん、東はハワイ、南はパプアニューギニアまであったことがわかります。パン大陸沈没前と後では、世界地図がガラッと変わっています。(続く)
2019.04.20
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「竹内文書」には地球人類史については詳しく書かれていませんが、地球史に関しては、特に天変地異に関しては何度も触れられています。たとえば、上古第3代の時代に、地球大変動があり、神々は天空浮船で一時避難しています。上古第4代にも地球大変動が二度もあり、その後も上古第7代、第9代、第11代、第14代、第17代、第18代、第21代、第22代と何度も地球大変動に見舞われていると書かれています。その後、ウガヤフキアエズ朝になっても、天変地異は続きます。第20代の時に、世界各地で大地震が起こり、第69代の時には、とうとう太平洋にあったミヨイ、タミアラという二つの大陸(地図では日本と線で結ばれていることから、日本と地続きであった島とも解釈ができる)が海に沈んでしまいます。第71代の時代にには、日本列島で大地震が発生したと書かれています。そしてこうした天変地異があるたびに、万国が土(泥)の海となり、そこにいる五色人が全滅したりします。で、なぜこのような天変地異が発生するかというと、五色人が神の言うことを聞かず、神の教えに背いたからだと「竹内文書」には書かれています。このモチーフが、非常に『オアスペ』に似ているんですね。『オアスペ』によると、エーテリア界の大天使たちは、地球および太陽系がこの広大無辺なエーテリア界を移動する領域ごとに約3000年間、地球を担当することになっています。そこで3000年ごとに、担当する大天使が宇宙船でやってきて地球とその天国(霊界)に大変革をもたし地球の人間を「神の道」へ導こうとします。で、当初は改革がうまくいって、軌道に乗るのですが、たいてい3000年間持たずに、霊界、地上(人間)界とも堕落してしまうので、荒療治の大改革が必要になるんですね。すると、堕落した霊も人間も、大天使の乗る巨大宇宙船(天空浮船)を見て、驚天動地の大騒ぎになります。この描写が地球大変動と一致します。宇宙船(天空浮船)はまさに救助船の役割を演じるところも、「竹内文書」の記述と合致します。また宇宙船は神々による万国巡行に使われていますから、これも記述がそっくりです。さて、その3000年サイクルが終わると、毎回、このような大変革、大騒ぎが起こり、大天使の任務交代が行われるのですが、16サイクル(3000×16で4万8000年)が終わった時点で、もうにっちもさっちもいかなくなり、とうとう地球の中心であるパン大陸のプレートを破壊し、沈没させることが決まりました。これが2万4000年前のパン大陸沈没とそにれ伴う大洪水です。ミヨイ、タミアラの沈没と符合しますね。ここでも巨大宇宙船が、堕落した霊や人間たちを救助するのに大活躍します。さらに大天使たちは、地球の堕落した霊たちを別の宇宙に持って行って、そこで彼らを再教育するんですね。「神ながらの道」をもっと学べ、と。この教育プログラムは有効であったようです。このプロットもどこかで聞いたことがありますね。次回はその話をしましょう。(続く)
2019.04.19
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再び「竹内文書」を見ると、神人が黒人祖など人類と交配して五色人(イヒン、ドルーク、イフアン、ヤック、オングウィー・ガン?)が誕生したことが暗に書かれている後は、『オアスペ』ほど詳しく地球人類史については描いてありません。日本の天皇(おそらくイヒンの長)が五色人を統治したと書かれているだけです。しかも天空浮舟で万国を巡行したと書かれていますから、もしかしたら、地球の天国(アトモスフェリア界)の神様の歴史とタブらせている可能性もあります。とにかく、日本は『オアスペ』の言うところの沈没したパン大陸の北の残骸のような場所です。名前もパン大陸の残骸という意味で「ザ・パン」と名付けられました。だけど、地球の神はかつてパン大陸が地球の文明の中心であったことを示す証拠として、パン大陸沈没とそれに伴う大洪水の際、アジア(中国とインド)、アフリカ、アメリカに散った4船団のほかに、二隻だけを日本に漂着させるんですね。そしてどうやら、他の大陸ではかなりイフアンによる戦争がはびこるのですが、日本(ザ・パン)だけはイヒンの種族がイフアンらによる迫害を逃れ、穏やかに暮らしたかのように書かれています。とにかく、ほかの大陸では、イヒンが全滅するような事態もあったようです。確かに日本を見ると、縄文時代は1万年以上もの間、大規模な戦争もなく、比較的穏やかに文明を維持していたように思われます。『オアスペ』の記述をみると、イヒンと縄文人はほぼ一致するんですね。背が小さいことや、肌の色が黄色というのも同じです。しかしその平和な縄文時代も紀元前1000年ごろから、大陸から別の人種である弥生人が流入してくることによって、大きな摩擦が生じます。私はこの弥生人がイヒンとイフアンの混血であるオングウィー・ガンだと思っています。(続く)
2019.04.18
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『オアスペ』によると、現在地上で生きている人間はだれもが神に選ばれたイヒンの血と、野蛮で戦争好きなドルークの血を持っているそうです。ドルークの血が濃いと破壊的になり、人を殺したり、戦争をしたりします。一方、イヒンの血が濃いと、人間には永遠の命があるという神の言葉を理解したり、エーテル界のことがわかったりするそうです。ではなぜ、イヒンだけの地球にせずに、ドルークと混血させたのか、という疑問が湧くと思います。その疑問に対する答えも『オアスペ』には書かれていて、イヒンだけではとてもこの地球の過酷な環境で生きていくことができなかった、とあります。それで創造主と地球の神は一計を案じ、イヒンとドルークをあえて交配させてイフアンという強い人種を作ったわけです。やがてイフアンは地上で最強の生物になります。でもイフアンも、ドルークに負けず劣らず野蛮な人種で、すぐに破壊と殺し合いをします。特に近親憎悪的にドルークが大嫌いで、ドルークを殺しまくるんですね。やがてドルークは滅亡します。最初のころは、イフアンは神の掟を守り、神に選ばれた民であるイヒンを攻撃したりません。しかしながら、イフアンの横暴ぶりには歯止めがかからず、イヒンすら迫害するようになります。そこで、何とかイフアンを「神の教え」に導くために、イヒンの血が濃いオングウィー・ガンというイフアンとイヒンの混血を生み出すんですね。そして誕生したパン大陸沈没後の最初の「公式預言者」が、昨日紹介したツァラトゥストラだったというわけです。(続く)
2019.04.17
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9000年前のに現れたペルシャの預言者ツァラトゥストラ。9000年前というのがすごいですね。ゾロアスター教の開祖ツァラトゥストラが存在したとされるのは紀元前6世紀ですから、6500年ほど時代に開きがあります。『オアスペ』では、彼こそが元祖ツァラトゥストラで、彼によって最初の宗教と聖典が地上にもたらされたとしています。キリスト教も仏教も、主にこの預言者の数々の奇跡や教えから作られた宗教だそうです。その教えと歴史は長い間、エジプトのアレクサンドリア図書館に保存されていましたが、西暦390年と640年にキリスト教聖職者によって焼かれ、葬り去られました。ルーイスという人間にインスピレーションを与える天使(いわゆる恋の女神キューピッド)によって、神の民であるイヒンと、イフアンを交配させ、その子孫とイヒンをさらに交配させることを6世代繰り返したことによって、誕生したハイブリッドです。巨大な体を持っていたといいます。また神の計画によって誕生したハイブリッドであるため、性別を持たない中性でした。中性の人間のことを「イエス(i-e-su)」と呼ぶのだと『オアスペ』には書かれています。(続く)
2019.04.16
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これが『オアスペ』に描かれている、出エジプトで有名なモーゼのイラストです。紀元前16~13世紀の人物とされていますが、面白いことに『オアスペ』ではもっと新しい時代の紀元前13~11世紀ごろの人物だとされています。さらに面白いのは、大きな体をした純粋なイフアンであると書かれていることですね。里子で、エジプト王の王子として教育を受けて、何か国語も話すことができた、とあります。迫害を免れるために、神の名を隠した、とも。古代イスラエル人(ヘブライ人)のリーダーであったことは間違いなさそうです。アブラムもそうでしたが、本当にきれいな目をしています。(続く)
2019.04.15
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『オアスペ』に掲載されているアブラムのイラストです。現在アブラハムとして知られているペルシャ(シュメール)の預言者ですね。体は大きく、茜色の肌を持つイフアン(赤人)でした。黒髪で長い顎髭をはやしていましたが、心は女性のように優しかったといいます。ヘブライ人の祖で、信者をエジプトへ導いたとあります。(続く)
2019.04.14
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イヒンを数で圧倒するようになったイフアンですが、イフアンは都市を築いては戦争をして、破壊してばかりいます。やがて神の掟に背き、イヒンとも交配を始めます。それで誕生したのが、第六の人種であるオングウィー(ガーン)です。選ばれし民であるイヒンと、ドルークの血の影響を受けて戦争ばかりしているイフアンの混血ですね。オングウィーは、肌の色は茶色で、イヒンのように腕は短く、長い黒髪でした。またイヒンのように均整の取れた体系で、イフアンのような荒々しさも持っていました。オングウィーは神の教えに従い、イヒンともイフアンとも交わりませんでした。オングウィーはまた、イヒンから儀礼や神の法を学びます。そして、オングウィーはとうとう、数でもイフアンたちを凌駕しました。ここに来て、イヒン以外からも神の言葉を聞くことができる預言者が出るようになります。主にオングウィーからですが、中にはイフアンの預言者も出てきます。現在アブラハムとして知られているアブラムや、出エジプトで有名なモーゼは純粋なイフアンであったと『オアスペ』には書かれています。(続く)
2019.04.13
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再び『オアスペ』の地球人類史に話を戻しましょう。聖書に出てくるアベルを殺したカインとは、ドルークというアスとイヒンの間に生また種族のことだというところまで話しました。『オアスペ』によると、イヒンは創造主に選ばれた民で、永遠の命を約束された種族なのですが、ドルークは選ばれた民ではありません。だから永遠の命は与えられていないんですね。ここで永遠の命とは何かという説明をすると、肉体が死んでも霊として生き、創造主のことを理解して進化しながら存続できるのが永遠の命という意味だそうです。肉体が死んで霊となるのを「第一の復活」。霊となって働きながら学び、他者のために生きることが喜びとなったときに「第二の復活」を遂げ、エーテリア界(より高い天国)に旅立つことができるのだと『オアスペ』は言います。死んだばかりの人間の霊をエスヤンと呼びます。ところが永遠の命を持たないアスやドルークは、神のことを理解できないので、死んでも霊にはなれないのだと言います。永遠の霊になれるのは、イヒンだけ。ところが問題がありました。イヒンは力が弱くて、従順で、欲望が希薄な優等生。でも、それでは地球の環境では生き残ることは難しかったのだと創造主は言います。つまり、創造主はあえてドルークの血をイヒンに入れることによって、よりたくましい人間を創造しようとします。それが先日のイラストの中央に描かれたイフアンです。そのイラストを再掲しましょう。左端がイヒン、真ん中がイフアンです。イヒンがドワーフだとしたら、イフアンは現在の人間に近いでしょ。これが創造主の神慮です。ドルークはイフアンとしてなら永遠の生命を得ることができるようになりました。一方、ドルークの中には創造主の意に反して、アスと交配した者もいたわけです。それで生まれたのが、右のヤックであることはすでに説明したとおりです。で、ヤックとアスはお役御免となって、人間の歴史から消えます。ここまで来て、お気づきと思いますが、これはまさにトールキンの『指輪物語』の世界でもあるんですね。妖精や天使、人間や小人(ドワーフ)、堕天使と野獣のような人間が登場しますよね。これらに近いキャラクターは、『オアスペ』にすでに登場していたことになります。そして『オアスペ』では、人間に極めて近いイフアンが飛躍的に増えてイヒンを圧倒し、神の教えにも背くようになりました。(続く)
2019.04.12
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一方、「竹内文書」には「黒石の黒人祖」という記述の後は、何が書かれているのでしょうか。実は、ほとんど何も書かれていません。黒人祖がその後どうなったか、まったく説明がないんですね。唯一の説明らしきものは、その後五色人が誕生し、その一つが黒人であったと書かれていることです。ではどうやって、五色人が誕生したかですが、これに関しても詳しい説明はありません。でも推測することはできます。五色人誕生までのいきさつは次の通りです。まず上古第一代の時代に、天皇は月神の娘と結婚して、たくさん子供を生みます。その子供たちを世界中に派遣して、彼らの名前を国名にしたといいます。上古第二代の時代には、25人の皇子(編注:系図上は第二代天皇の子供になっているが、実際は第二代天皇の弟妹とみられる)が世界各国に派遣され、各地の統治者に就任していきます。そのうち特に優れた16人の皇子が主要16の地域を統治する民王(みっとそん)や祖氏に任命されます。この民王や祖氏が「五色人の祖」なんですね。つまり現地の妻と結婚して、それぞれの地域の人種の祖になったと書かれているわけです。その16人の称号から何人の祖であるかがわかるようになっています。(1)黄美王氏(2)黒人民王(3)黒人民王(4)赤人女祖氏(5)赤人祖氏(6)赤人民王(7)白人祖民王(8)青人民王(9)赤人民王(10)青人民王(11)赤人祖民王(12)黄人祖民王(13)黄人祖民王(14)赤人民王(15)赤人民王(16)赤人民王で、面白いのは、赤人祖、白人祖、黄人祖の付く皇子はいますが、黒人祖と青人祖はいないことです。つまり黒人祖と青人祖は天皇(神人・天使)が天孫降臨する前にすでに存在していたからだと考えられるわけですね。私の考えでは、黒人祖が『オアスペ』に出てくるアスです。そして青人祖がドルーク。ただし、『オアスペ』ではドルークは茶色、黒色の肌であったと書かれていますから、ほかにもいた可能性はあります。それでも、ここから一つの物語が浮かび上がってきます。天から降りてきた「神人」が黒人祖のアスと交配して、黄人祖(イヒン)、白人祖(イヒン)が誕生したというストーリーです。イヒンの肌の色は白と黄でしたからね。で、天使の子であるイヒンと黒人祖のアスが交配して青人祖のドルークが生まれ、イヒンとドルークが交配して赤人祖のイフアンが生まれた(イフアンの肌色は銅のような赤であると書かれています)。なんとなく辻褄が合いますね。一応ここで、『オアスペ』に出てくる人種の肌の色をまとめて記しておきましょう。アス:何色か不明だが、イラストを見ると、猿に近い黒っぽい色だったと思われます。イヒン:黄色、白色。ドルーク:茶色、黒色。イフアン:銅のような赤色。青色以外はすべて説明がつくように思われます。(続く)
2019.04.11
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アスから生まれた三種類の人間。一番左がアスと天使の掛け合わせで誕生したイヒンです。小柄で、黄色もしくは白色人種です。では、隣の二種類の人間は何かというと、ここには描かれていませんが、アスとイヒンの間にドルークという人種が生まれ、そのドルークとイヒンを掛け合わせて誕生したのが真ん中のイフアンです。右に描かれているのは、ドルークとアスが交配して生まれたヤックという人種ですが、彼らは去勢され、アスの滅亡と相前後して滅んでしまいます。『オアスペ』では、イヒンが誕生したのは、今から7万2000年前で、アスが滅んだのは7万年前であるとしています。つまり、2000年間、アスとイヒンは共存していたことになりますね。ちなみにイヒンとアスとの間に生まれたドルークは体が大きく、結構狂暴で、兄弟を殺します。聖書に登場するアベルを殺したカインは、このドルークのことであると、『オアスペ』には書かれています。(続く)
2019.04.10
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聖書ではイヴはアダムの肋骨から創造されたそうですが、『オアスペ』では物質化した異星人の霊とアスが関係して新しい人類が創造されたと書かれています。いきさつは次の通りです。創造主が最初の人種であるアスを造った後、宇宙に広がる天国を見回すと、地球が創造される前に他の惑星で存在していて、物質世界を全うできずに亡くなった何百万人もの無数の死者の霊が散見されたのだそうです。そこで創造主は彼らに呼びかけます。「私は新しい世界(地球)を創造した。来て、新しい世界を楽しみなさい。他の世界(エーテリア界)との関係を、その新しい世界で学びなさい」この呼びかけに応じて、無数の死者の霊(天使)が地球の行く手に現れました。彼らの多くは、肉体の人生を全うしたことがなく、幼年期に亡くなった他の惑星の天使たちだったそうです。遊び場を創造主からもらった天使たちは地球に舞い降りました。そのとき、創造主から命令が下されます。「地球の最初の人類アスを闇から救済しなさい。彼ら(アス)もまた、霊的に進化して、やがては私のエーテリア界を引き継ぐことになるからだ」そこで天使たちは、自らの意志力によって肉体をまとい、アスのそばに現れました。その時創造主は地上に降りた天使たちに、一つだけ注意事項(掟)を伝えます。「地球上にあるすべてのものを食べてもよい。だが、生命の樹の果実は食べてはならない。食べたら元いた天国のことが分からなくなるからだ」ところが、天使たちは肉体や物質のことについて未熟だったので、この掟の意味がよくわかりませんでした。天使たちはやがてアスと共に住むようになり、誘惑されて生命の樹の果実を食べます。それで、イヒンと呼ばれる新しい人種がアスから生まれたと書かれています。「生命の樹の果実」が具体的に何だったかは説明されていませんが、快楽(甘い蜜)を伴う生殖行為だったことが示唆されています。(続く)
2019.04.09
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これが『オアスペ』によるところの、地球で最初に誕生した「人間」です。その名はアス(Asu)。腕が異常に長いサルのような恰好をしていますね。我々のご先祖様です。秋山氏がかつて、地球で最初に誕生した人間はなんと言うのかと宇宙人に聞いたところ、「アシュ」とか「アス」と言っていたそうですから、「アス」という名の動物(人間)が人類最初の祖先であった可能性がかなり高いのではないかと思います。これが、「竹内文書」でまだ人類が誕生する前にいたとみられる「黒石の黒人祖」ではないでしょうか。地球に生物が誕生した初期のころにいきなり出てきて、その後言及のない不思議な存在です。『オアスペ』では、アスは7万8000年前から7万年前までの8000年間地球に生息していたことになっています。また、アスのことを『オアスペ』では『旧約聖書』のアダムのことであると言っています。で、聖書ではそのアダムのあばら骨からイヴが造られたことになっていますね。ところが『オアスペ』はそうではありません。アス(アダム)からイヒンという新たな人種が誕生するのですが、そのきっかけとなったのは、宇宙から来た天使(別の生命体)であったと書かれているんです。これはいったいどういうことでしょうか。(続く)
2019.04.08
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『オアスペ』と「竹内文書」の間には、共通する表現や考えが多々見られます。まず『オアスペ』では、エーテリア界、アトモスフェリア界、コーポリアル界という三つの世界があり、エーテリア界は密度が希薄で、アトモスフェリア界はより凝り固まった世界で、コーポリアル界が完全に凝縮した物質界となっています。そして物質界ができるには、エーテリア界の材料を凝り固まらせる必要があると書かれています。「竹内文書」を見てみましょう。天神第一代においては、宇宙も地球もエネルギーだけの混とんとした世界として描かれています。このエネルギーの海のことを「泥の海」と表現しています。そして天神第二代になると、その泥が固まり始め、石のようなものが出現したと書かれています。天神第三代においては、天と地が分かれ、「大空の中」(大気)が生まれたとあります。この天が「アトモスフェリア界」で、地が「コーポリアル界」であると解釈できますね。で、天神第四代のとき、大陸がほぼできあがり、そこへ男女の神様が現れ、生命が誕生します。その後ちょっと飛ばすと、天神第七代の後半、黒石に黒人祖が登場します。これが『オアスぺ』のアス(アダム)に相当すると思うんですね。次回はその地球人類史を取り上げましょう。
2019.04.07
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スピリチュアル関連の本の共著者・秋山眞人氏と話しているとよくわかるのですが、この世界には「時代霊」のような、「流行」を司るスピリット、あるいは天使のような存在がいて、人間にさまざななインスピレーションを与えて、人類の進むべき道を示唆しているように感じます。実は『オアスペ』にはこの時代霊の存在のことが書かれています。「ルーイス」という天使がそれです。地球の神の政策や計画に応じて、ルーイスがインスピレーションで聞く耳を持つものに示唆を与えていきます。このほかに人間にはアシャールという守護天使がいて、かれらも日常的に人間にインスピレーションを与えているというんですね。私の経験から言っても、この地上にいる作家や音楽家、芸術家は、かなり彼らからのインスピレーションの影響を受けているように思われます。思うに19世紀は、スピリチュアルなことが一般社会に受け入れられるようになる重要な時代であったのではないでしょうか。それまでは、特に西洋社会では「魔女狩り」が流行っていましたからね。教会などの権威のお墨付きがなければ、スピ的なものは「野蛮な異教徒」、それに悪魔や魔女の行いとされた時代でした。しかしながら、オカルト的なことやスピリチュアルなことは誰もが持つもの、だれもが当然持っているものとして受け入れられる必要があったのではないでしょうか。実は宗教のお墨付きがなくても、人間一人一人は神と直接つながることが簡単にできるからです。『オアスペ』ではそれを「コスモン時代」として、1849年が始まりの年(元年)であったとしています。それを受けてニューブローは1882年に『オアスペ』を出版したわけです。ヨーロッパで交霊会が流行りだしたのもこのころです。一方、すでにオカルト的なことを受容していた日本では何が起こったかというと、明治維新の後、西洋文明の流入によりオカルト的なことが否定される風潮が入ってきたように思われます。同時に、幕末から明治にかけて、黒住、天理、金光、大本という新しい宗教が出てきて、一般大衆でも神と直接交流できたり、ヒーリングできたりすることができることが知られるようになりました。この物質的な西洋文明と新しい宗教運動の狭間で、竹内巨麿が現れ、天津教の教祖となり、竹内文書を公開したわけですね。そしてこの二つの書は非常によく似ています。もちろんそれぞれにバイアスがかかっている可能性がありますので、真実の歴史ではない可能性もあります。それでも、それぞれの書からエッセンスを取り出して、実際には古代の地球で何が起こったのか、その超古代史の真相に迫るのも面白いのではないかと思っています。(続く)
2019.04.06
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1984年にサンデー毎日が「日本にピラミッドがあった」という取材をしていたころ、私もちょうど当時富山大学で万葉集を教えていた山口博教授とともに、富山の尖山は太古の神殿・ピラミッドだったのではないかという取材をしていました。このことは何度も書いています。サンデー毎日と私が事前に連絡を取り合って取材していたわけではなく、同時発生的に起きた現象でした。つまり、そのとき初めて、この宇宙には何か目に見えない大きな流れがあって、人間はそれを感知してい動くようになっているのだということを知るわけです。その同じことが、『オアスペ』と「竹内文書」にはあったのではないか、と思われるんですね。まあ、それはともかく、今日ご紹介するのは、エーテリア界の炎の船に乗って、地球に近づくアーショングの天使団のイラストです。出典は『オアスペ』です。Eが地球で、Bがアーショングの宇宙船ですから、その大きさにびっくりですね。BはCの距離で停泊して、何日間か地球の人間に見えるようにした、と書かれています。Aは地球を取り巻くアトモスフェリア界(の境界)です。
2019.04.04
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私の著書やこのブログでも何度か取り上げた、19世紀の奇書『オアスペ』について、ちょっと語っていきましょう。1882年に出版されたこの本は、アメリカの歯医者ジョン・ニューブローが天使の啓示を受けて書いたとされている壮大な地球の歴史物語です。キリスト教文化圏の人らしく、『聖書』の別解釈がそこには書かれています。もちろん本当かどうかはわかりません。だけど、一度読んだらやめられなくなる面白さがそこにあります。そして、そこに描かれているのは、まさに「竹内文書」的世界です。竹内文書では、もともと地球の神様は宇宙から来たことになっています。それも「天の日球の国」からおそらく天空浮船に乗って、大挙して地美(地球)にやってきました。神々は、日本の飛騨に天孫降臨します。で、その神は飛騨・位山に「地の日玉の国」を建国し、五色人の棟梁となり、地球を統治します。オアスペもまさにそうなんですね。宇宙全体を司る「創造主」が住むエーテリア界の天国から、コーポリアル界(物質世界)にある地球に人間を誕生・進化させるため、大天使(あるいは神)が天使の大船団を連れて赴任します。創造主から「地球の神」に任命されたその大天使セザンテスは、パン大陸(その残骸が日本)の上空に「ホアド」という地球の天国を築き、地球の5大陸・地域を担当する首長を決めて、彼らと一緒に地球を統治するんですね。で、竹内文書ではこうなっています。五色人の棟梁である神(天皇)は、天空浮舟に乗って五色人の住む万国を巡回した、と。セザンテスも炎の船に乗って地球を巡回、5大国の首長をたずねて、現状の報告を受けます。さらに言えば、地球に最初に偵察にやってきたのは、竹内文書では「ホドノ神」と書かれているのですが、セザンテスらはホアドの神でもあります。場所や名称など、ほとんどパクリと言っていい位、似ています。竹内文書が竹内巨麿にわたったのは、1892年とされていますから、1882年に出版された『オアスペ』を参考にして竹内文書が書かれた可能性はあります。でも、実際問題として、『オアスペ』のような、ほとんど知られていない本が当時、日本に紹介されていたとは思えません。もう一つの可能性として、ほぼ世界同時発生的(あるいはシンクロニシティ的)に、このような歴史が語られ始めたということも考えられるんですね。次回はその可能性について、考察していきましょう。(続く)
2019.04.03
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ある年齢を過ぎると、やたらに同窓会が多くなります。先日は大学院の同窓会でしたが、その約1週間前には中学の同窓会がありました。その同窓会が開かれたのが、こちらです。東京・青山の神宮外苑前です。写真は外苑のイチョウ並木ですね。11月中旬から下旬にかけて美しく色づきます。で、こちらは新国立競技場。来年のオリンピックに向けて、急ピッチで建設が進められています。神宮球場の近くには、熊野神社(青山)もあります。ご祭神は、スサノオの息子である五十猛命こと大屋彦、その妹であるオオヤツヒメとツマツヒメ姉妹、それにイザナミです。イザナミはスサノオの母親です。イザナミ以外はいずれも植樹や製材など植物と関係のある、言わずと知れた紀(木)ノ國の神々ですね。神宮の杜にふさわしい神社です。熊野神社の境内です。そして本殿。この熊野神社のすぐそばで、小学校の同級生が飲食店をやっていましたが、いまでは引っ越してしまいました。その小学校の同窓会は2月、高校の同窓会は1月にありましたから、あとやっていないのは、大学と幼稚園だけとなりました(笑)。
2019.04.02
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東京の桜は満開だというので、3月30日は代々木公園に桜を愛でに出かけました。だけど、お花見に行ったはずなのですが・・・目につくのは人込みばかり。大変な混雑でした。もちろん桜も綺麗でしたけどね。あまりの人混みに、短時間で退散します。目黒川のそばを通った時も、車道にあふれんばかりの歩行者でごった返しておりました。東京の花見パワーはすごいですね。
2019.04.01
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