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2008.01.31
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テーマ: いい言葉(574)
カテゴリ: 文学・芸術
▼フランスの薔薇7(マラルメ7)


当初は「L’Image Grotesque(グロテスクなイメージ)」とか「Les Lèvres roses(薇色の唇)」という題でしたが、後に「黒人の女・・・」というタイトルが付けられました。フランスの伝統的猥褻詩集「新サティリック詩集」に掲載された唯一のマラルメの詩でもあります。


Une négresse...

Une négresse par le démon secouée
Veut goûter une enfant triste de fruits nouveaux
Et criminels aussi sous leur robe trouée
Cette goinfre s'apprête à de rusés travaux:

悪魔に操られた一人の黒人女が
穴の開いた服の下にある、初々しいが罪深い

その貪欲な女は悪巧みを画策する。

À son ventre compare heureuse deux tétines
Et, si haut que la main ne le saura saisir,
Elle darde le choc obscur de ses bottines
Ainsi que quelque langue inhabile au plaisir

恵まれた二つの乳房と少女の腹を見比べ、
その腹を手でつかもうとしても高くて届かないので、
彼女は自分のブーツであいまいな衝撃を与える。
快楽とは無縁の言葉を漏らしながら。

Contre la nudité peureuse de gazelle
Qui tremble, sur le dos tel un fol éléphant

En riant de ses dents naïves à l'enfant;

ガゼルのように臆病な、震える裸身に身を寄せて、
錯乱した象のように仰向けになり、
彼女は待ち望み、そして情熱的な自己陶酔に陥る。
無垢な歯をみせ、少女に微笑みかけながら。


Levant une peau noire ouverte sous le crin,
Avance le palais de cette étrange bouche
Pâle et rose comme un coquillage marin.

そして、自分の足の間にいけにえの少女を横たわらせ、
茂みの下に開いた黒い肌をめくりながら、
海辺の貝のような、青白くなったり薔薇色になったりする、
この奇妙な唇の口蓋を突き出すのだ。

いや~、ちょっと凄い肉欲的な描写のある詩です。かなり露骨な表現がたくさん出てきますが、薔薇は女性器の高潮した色として使われています。純情にして無垢な私としては、これ以上深くは解説できません(笑)。

それでも意を決して簡単に説明すると、黒人女性がレズビアンのパートナーとなりそうな若い女性を物色しています(第一節)。おそらく酒場でしょうか、これはと思った少女に近づき、ブーツでさりげなく触ったり、それらしい言葉を投げかけたりして、少女の興味を引きます(第二節)。

交渉が成立したのでしょうか、次の場面ではベッドで裸になって絡み合う二人の女性が描かれています(第三節)。そして最終節では、まさにその行為の具体的な描写となっているわけですね。

とても中学の英語教師が書く詩ではありませんね。現代の日本で英語教師がこのような詩を雑誌に発表したら、たちまちPTAがものすごい剣幕で学校に殴りこみ、その教師を首にしてしまうでしょう。そうならなかったところが、さすが芸術の国フランスです。乱れた性の伝統・・・ではなく、性に対して大らかな伝統を持っています。その伝統は、歴代の大統領に見事に引き継がれていますね。

宇宙の薔薇

三ツ星近く、冬に輝くオリオンの薔薇。





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最終更新日  2008.01.31 12:09:25
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