デジタルはあくまで方法論。 うまく使えば様々なことが合理的、効率的に進められるようになるだろう。あくまでもうまく使えばの話だ。今回の新型コロナ禍で「 デジタル音痴JAPAN」が判明したわけで、賢い経営者は今後うまくITという道具を使いこなすためにいろいろ考えるだろう。
ハンコを無くしてペーパーレスにするのが大変であるのは事実だ。その中核となる事務員は、デジタルを身に付けていないのが当たり前。デジタルを前提にその会社を選び、面接を受け、採用試験へ挑戦したわけではない。入社後研修も一切してきていない世代が主なのだ(無論、IT企業など一部業種を除くが)。せいぜい、SNS でツイッターやってます!LINEやってます!という程度で得意です
と勘違いしている人たちだ。これまで当たり前のように扱っていた「紙」をデジタル化しようとすると、ツイッターやってます!というレベルでどうにかできる問題ではない。会社として、変革に取り組むべきことなのだ。大きなエネルギーと時間、いわば「喧嘩」をする勇気がない人には無理なのだ。
だが、従業員とは違い、経営者が本気で「 やる」と覚悟を決めれば、ほとんどのものは何とかなる。しかし、無能な経営者は何もしない、言わない、知ろうとしない、これが一番の問題なのだ。
今後デジタル化が進み、リモートワークが基本になれば、合理的で効率的な職場になるのは明らかだ。ただ問題は、ハンコが無くなりペーパーレスにもなり、効率化が図れたとしても、それで「 快適」なのか?売上と利益は確保できるのか、極論かもしれないが、経営としては、そこが重要なのだ。
なんだかんだ言っても企業は 従業員へ給料を支払って雇用を維持、 設備投資して事業を継続、 営業活動で収益を生み出す、そこに繋げなければ、なんのためにデジタル化するのか?という疑問だけが残り、いずれフェードアウトするだろう
仕事が楽しい、仕事は楽しくなく休日だけを楽しみにすごしている、というように会社員はどちらかにパターンに分かれる。どちらであっても、そんなの当たり前だと一刀両断することもできるが、確かに遊びに比べれば仕事は定年退職したら0だ。リセットされ、基本的になにも自分には残らない(ちょっとした学びと知恵、自負心は残るが、、、)。企業とはそういうものだ。(一部の特殊な方は除き)
だから、プライベートには一生懸命な人も仕事では「 言われたことだけやってます」化してしまうのかもしれない。
考えてみると、もうそろそろ、給料のために我慢をして嫌な仕事をする、という固定概念から卒業すべきではないか。これからは仕事の中にこそ喜びを感じ、プライベートと仕事をコラボできるスタイルが必要ではないか。
まだだ、まだ終わらんよ!(シャア・アズナブル談)
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2020年09月18日
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