今日は誰かの誕生日。
たんたんたんたん誕生日。
小さい頃は誕生日が近づいてくるとそわそわして、その日が来るのを指折り数えたものだ。
誕生日の日にはケーキやプレゼントでみんなから「誕生日おめでとう」とお祝いをして貰える、一年のうち誰でもが主役になれる日である。
それはこの年齢になってもじわっと来る特別な日だ。Facebookでも毎年ちゃんと教えてくれる。
自分がこの世に生を受けた日であるがもうひとつ特別な日である事にお気づきだろうか?
それは
一人の女性が母親になった日である。
そう、あなたのお母さんが命懸けであなたを産んでくれた日なのだ。
僕は長男なのでウチの母にとっても初めての出産が僕だった。
ここ数年、僕の誕生日には母に
「今日は誕生日です、僕を産んで頂いてありがとうございます」
と言っている。
僕の誕生日の日にこの言葉を伝えると少し前までは顔を赤くして照れていたが、今年は
「そうやったかなぁ?私があんたを産んだんかなー?覚えてないわー」
と返ってきた。
来年は覚えてくれてるといいが、僕が覚えているからどっちでもいい。
僕は生涯、自分の誕生日に母にお礼を言い続けるだろう。
あなたを産んでくれたその人がいなければあなたは存在していない。
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