まだ警戒感は残る

8日のNYダウは274.83ドル高の16994.22ドルでした。連日の乱高下をしています。過去のアメリカの中間選挙年の10月は上旬で底打ちする傾向があったようです。この後は底打ちできたか、もうしばらく時間をかけて確かめる必要があるでしょう。
懸念すべき点としてはヨーロッパや日本の景気が弱いことです。そして、日経平均と連動性の高いアメリカの10年債利回り(長期金利)が低下しています。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code= ^TNX
また、NYダウの先行指標と言われるダウ輸送株指数も調整基調に見えます。
http://www.investwalker.jp/shisuu/stock-us003-dow-t.shtm
このあたりの動きを見ると、株価の調整基調がまだ続く可能性はありそうです。
ここからの下値余地は大きくないとしても、上値は限られて弱い保ち合いのような動きになる可能性もあると思います。
今はアメリカ企業の決算発表が本格化しています。今月下旬からは日本企業の決算発表時期になります。日米企業の決算で安心感が出て来るのか確認する相場展開で今月中は株価は上下に振れやすいのかもしれません。
今週末時点で13週線や週足の転換線の上に日経平均株価が戻れると良いと思います。ただし、TOPIXは弱いので日経平均だけ戻っても半信半疑という感覚は残るでしょう。











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2014年10月09日

8月以来の75日移動平均線割れ

朝はNYダウの大幅反発を好感して値上がりして始まりました。しかし、TOPIXが前場の内にマイナスに転じて、日経平均株価も追随するように後場からマイナスになりました。そのまま反発力を見せることなく引けにかけて下げる形でした。今月に入って2,3度見られた後場に弱い展開でした。
その結果として日経平均株価は昨日は下げ止まった75日移動平均線や13週移動平均線を下回ってしまいました。これは8月第2週や第3週以来です。8月の場合はそこから反発を見せましたが、今の相場は外部環境も含めて直ぐに反発力を見せるのは難しいのかもしれません。世界の景況感に懸念が高まっています。国内の景気も消費税増税の影響がまだ続いています。これを払拭するには企業決算が良好なことを証明する必要があるでしょう。今月下旬以降の決算発表に期待したいです。
日経平均株価は米国株式の下落が止まれば下げ止まると思うので少し時間をかけてもみ合って下値を固めてほしいと思います。











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