よく勘違いしている人がいますが、 現代文は正しい方法で勉強すれば必ず点数が伸びる科目 です。
偏差値40の学校に通う生徒が、東大の現代文で7割以上取れるようになるなんて今までの指導経験からいっても普通にあることです。
現代文の正しい指導法はほとんど世の中に出回っていません。
学校の教師に絞るとほとんどゼロです。
実際、自分は兵庫県内有数の私立高校(灘ではないです笑)に通っていましたが、現代文の教師はまあひどいものでした。ただ教科書の文章を扱うだけで、入試に必要なことは何も教えてくれませんでした。
まあでも仕方がない部分があって、そもそもその先生だって、ちゃんとした現代文の指導を受けてきていないんだから、知らないことは教えられないですからね。
だから、 今、この記事を見ている皆さんは非常にラッキー です。
ぜひ正しい現代文の解き方を身に着けてほしいと思います。
そして、ここで身に着けた文章を読む能力は、一生使える能力です。
現代文上達のための道はきちんと示します。
きちんとその道を歩んできてもらえれば、東大入試の現代文も解けるようになります。
ぜひ一緒に勉強していきましょう。
今回は初回ということで、まず現代文を正しく読んでいくための方法をまとめます。
なお、センター現代文の心得と言うタイトルで同じようなことを詳しく書いているので、とりあえずこの記事に来たけど、現代文が苦手っていう人は先にセンター編を見ることをおすすめします。
センター編はこちら
センター現代文基礎編第0回「現代文という科目の誤解」
センター現代文基礎編第1回「現代文の三角関係を理解しよう」
センター現代文基礎編第2回「大きな視点で読めるようになろう」
センター現代文基礎編第3回「読むべき場所を限定しよう」
センター現代文基礎編第4回「正しい選択肢を選べるようになろう」
センター現代文基礎編第5回「小説独特の攻略を知ろう」
記述現代文を攻略する手順をまとめます。
各手順については、あとの記事で詳しく解説していきます。
手順?@
本文を傍線部と同じ数だけパートに分ける
手順?A
各パートのテーマをまとめて、本文の大きな流れをつかむ
手順?B
傍線部を分析して、傍線部を要素に分ける
手順?C
パートごとに、文と文の関係性を正確にまとめる
手順?D
?Cでまとめたものを参考に、傍線部の各要素を言い換える。
手順?E
本文の文章構造の保存を意識して、答案にまとめる。
手順?F
過不足ない言いかえや説明になることを意識しつつ字数を調節する。
手順?G
丁寧な字を意識して、解答用紙に答案を正確に記入する。
このような感じです。
これから、数回に分けて各手順を詳しく説明していきます。
更新予定は以下の通りです。(更新次第リンクを貼ります)
第1回(手順?@〜?B)
本文を読むまでの準備をおろそかにしないようにしよう
第2回(手順?C)
本文を読んで、文章構造を正確にとらえられるようになろう
第3回(手順?D)
各設問の要求に正確に答えられるようになろう
第4回(手順?E〜?G)
無駄な失点を避ける答案の作り方を知ろう
なぜ現代文で点が取れないか?
なぜ過去問を解いても点数が伸びないのか?
なぜ読書が好きなのに高得点が取れないのか?
それは正しい方法を知らないからです。
正しい方法で勉強すれば誰だって東大入試も解けます。
また、基礎編で解き方を説明した後は実践編ということで、
実際の二次試験を使いながら詳しく解説をしていきます。
教材は主にこちらを使います。
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