ノット強化のキモ!「ハーフヒッチ」のやり方を解説




ラインやリーダーを編み込んでいく 『ハーフヒッチ』


ハーフヒッチ単体で使われることはほとんどありませんが、摩擦系ノットや金属パーツとラインの結束強化に、ハーフヒッチの編み込みが使われます。


簡単にマスターできて、ノット強化のキモであるハーフヒッチを、解説していきます。




「ハーフヒッチ」



「ハーフヒッチ」は、ラインやリーダーを 編み込む方法です。


単独で使われることは少なく、摩擦系ノットや金属パーツとの 接続の強化・ほどけ防止にハーフヒッチの編み込みが活躍します。


FGノットやハーフヒッチがメインになるイモムシノットには、必ず覚えておきたい編み込みの方法です。


初心者の方でもハーフヒッチは 簡単にマスターできる ので、ノットを組んだときにちょっと不安だなと思ったら、ハーフヒッチで補強すると良いですよ。











どんな用途・ラインに向いているか



ハーフヒッチはPEライン本線や、ナイロン・フロロ素材のリーダーの編み込みに用いられます。


FGノットなどの摩擦系ノットの仕上げとして、スナップなど金具と接続するノットの補強として使います。


PEラインでハーフヒッチを行う際は、PEラインを濡らすなどして余計な摩擦が掛からないようにしましょう。


また、太いリーダーでの編み込みは、1回1回しっかりと編み込むことで、より強度が出せるのが特徴です。




ハーフヒッチの手順



ハーフヒッチの手順を解説していきます。

※画像はイモムシノットのハーフヒッチ部分になります。










手順?@

PA280110.JPG


ハーフヒッチはノットの補強やほどけ防止に編み込んでいきます。

リーダーの端線を本線の下から上にくぐらせループを作り、その中を通します。



手順?A

PA280112.JPG



次は上から下にくぐらせループを作り、その中に通します。

テンションを張った状態でするとやりやすいです。



手順?B

PA280113.JPG


手順?@と手順?Aを交互に繰り返します。

6〜8回ほど繰り返し、1回1回しっかりと締め込みましょう。



手順?C

PA280114.JPG



余分なラインをカットしたら完成です。

ナイロンラインやフロロラインなら、ハーフヒッチの緩み防止のために、付け根の部分をプライヤーなどで潰しておくのも良いですよ。











結び方をおさらい



ライン先端を本線の下から上にくぐらせ、できたループに通す。


次は上から下にくぐらせ、できたループに通す。


これを6〜8回編み込めばOK。



コツとしては、

・ラインを張った状態だと編み込みがしやすい

・1回1回締め込むことで強度を出せる

・同じ方向でも問題はないですが、交互にする方が編み込み部分が綺麗に仕上がります




ハーフヒッチでノットの強化!



イモムシノットやTNノットなどハーフヒッチがメインのノットもありますが、ノット自体の強度を上げてくれる重要な手段。


簡単にマスターできるので、ハーフヒッチを活用していきましょう。




最後までご覧いただきありがとうございます。



posted by くさふぐ at 09:15 | TrackBack(0) | 釣り

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2024年02月20日

ライトゲームにおすすめ!『トリプルサージェンスノット』




釣り人の必修科目 “ノット(糸の結び方)”


『トリプルサージェンスノット』は、アジングなどのライトゲームやエリアトラウトにおすすめのノットです。


簡単で素早く結べて、細いラインに適しています。


強度を増す方法も含め紹介していきます。




『トリプルサージェンスノット』って?



トリプルサージェンスノットは、PEラインやエステルラインとリーダーを簡単に結束できるノットです。


太いラインでは強度が出づらく、 0.6号以下の極細PEやエステルラインを使うライトゲームやエリアトラウトにおすすめです。


強度の高いノットではないですが、素早く結べるのが魅力のノットになります。



今回は、強度を増す方法も含めて紹介します。











『トリプルサージェンスノット』の結び方



画像を交えながら、トリプルサージェンスノットの結び方を解説していきます。



手順?@

P2250305.JPG


メインラインとリーダーを20センチほど重ねます。

※赤がメインライン、青がリーダーの想定です。



手順?A

P2250306.JPG


重ねた2本のラインでループを作ります。



手順?B

P2250307.JPG


出来たループに重ねたラインをくぐらせます。



手順?C

P2250308.JPG


ループを整え、3回ほどループに重ねたラインをくぐらせていきます。



手順?D

P2250309.JPG


通したラインがずれないように、ゆっくり左右に引っ張り締め込みます。

最期に余分な糸をカットしたら完成です。










強度アップの方法



ここからは、トリプルサージェンスノットの強度を増す方法を紹介します。


といってもとても単純で、トリプルサージェンスノットをして、 最期にエンドノット を施すだけ。


これだけで、すっぽ抜けにくくなるので、細めのPEラインにもおすすめ。


こちらも画像を交えながら解説していきます。



手順?@

P2250310.JPG


トリプルサージェンスノットの締め込んだ状態から、右側に伸びたリーダーにメインラインを巻き付け、結び目の方向にエンドノットをしていきます。



手順?A

P2250311.JPG


3回ほどエンドノットを終えたら、締め込みます。



手順?B

P2250312.JPG


メインラインとリーダーの余分をカットしたら完成です。

メインラインがPEラインの時は、焼きコブも作りましょう。











結び方のコツ



締め込み時は、 ラインが均一になるようにゆっくり締め込みましょう。

ラインが重ならないように、ループが偏らないように締め込むと強度がだせます。


ラインを湿らせてから締め込みましょう。


最期にエンドノットを施すことで、すっぽ抜けに強くなります。




簡単に結べるライトゲームの強い味方!



釣り場で簡単にできるトリプルサージェンスノットは、ライトゲームの強い味方!


ラインブレイク・リーダーの組み直し、でも時合が来ててすぐに結ばないと、というような状況にも最適なノットです。


トリプルサージェンスノット、是非覚えてみてください。


きっと、助けられるときが来ますよ。




最後までご覧いただきありがとうございます。



posted by くさふぐ at 09:19 | TrackBack(0) | 釣り
このブログは アフィリエイトプログラム を利用しています
検索
プロフィール
くさふぐさんの画像
くさふぐ
初めまして、くさふぐと申します。                             小中高校と発達障害により人が多いところが苦手で、コミュニケーションを取ることも苦手で、まともに通えず。                       バイトや仕事をしても、鬱になり長続きしない。                  こんなどうしようもない人生の中で、唯一の救いが「釣り」でした。                 小学校の時に父親に初めて連れて行ってもらい、かれこれ15年位。                 未だに飽きることがない釣りの魅力を、釣りへの感謝も込めて広めていけたらなと思います。
最新記事
リンク集
各種リンク
<< 2024年02月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29
記事ランキング
    タグクラウド
    カテゴリーアーカイブ
    Mobilize your Site
    スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
    Share by: