専制的なリーダーでも、短期良いなら業績はあがる
みんなそんな話が大好きです。
戦国時代の武将の話がビジネス誌をにぎわせ、
「リーダーシップ論」と称する某大学の人気授業では、
経営者を次々招いては、とにかく武勇伝を聞くのだとか。
実際、第二次世界大戦のころまでは
リーダーの資質が注目されていました。
それが年代になるとリーダーの資質ではなく、
リーダーシップのスタイルを科学的に研究する
リーダーシップ論がでてきます。
アメリカのミシガン大学では、
リッカート 氏が中心になって
リーダーの行動と業績に関係を調べました。
その結果、例えば、 階級階層的に上下関係でガンガンやれば、
短期的に業績は高くなっても長期では悪化し、
不満がたまり人は辞めていき
対照的に、参加的にやれば、
長期的に業績が上昇していくことがわかりました、
アメリカのオハイヨ州立大では、
部下の仕事環境を整える
構造づくりと部下への 配慮の二次元で
リーダーシップをとらえ両方とも
高いリーダーシップ行動が
良い結果につながるという、
ある意味当たり前の事がわかりました。
日本でも三隅二不二氏が集団における目標達成や
課題解決に関するP行動集団の維持に関するM行動の
両方を兼ね備えたリーダーが望ましいとする
PM理論を提唱しました。
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