2014年03月31日
マナドのハイパーマート内でヘアカット
髪を切ろうと、8年ぶりくらいにメナドのヘアカットサロン探し。
以前数回行った事のある、メナドにしては昔から一番まともな”ビューティーサロン”ぽかった「スタイナー」の掲示板サイトを見ると、
「ここに行くなら最低でも2ジュタ(2万円程度)は必要ね。」
「お金持ちの行くサロン」
などなど、ローカル女性達の料金の件が大半を占めるコメントが載っていて、以前からお願いしても一切料金表も見せてくれず、いきなり最後に高い料金を提示してくるような恐怖美容室で、どうやら今もそれは健在の様子。
構えも立派になってるし、料金を心配するような客はうちには来ない、というサロンなのでしょうね。
あきらめて、ショッピングモール内のサロンへ。
ここはスーパーのある”ハイパーマート”、いつも昼間っからにぎわっている巨大ショッピングモールの一つです。
地元の掲示板サイトで見つけたサロン 「d'Redz」にヘアカットの飛び込み。
料金表がカウンターに置いてありましたが、カウンターの男性に、カットとシャンプー、ブロードライで幾ら?と尋ねたら、Rp110,000(千円程度)ってことだったので、すぐにお願いすることに。
空いてたので待つ事なくシャンプー台へ。
みなさん、もうご存知かもしれませんが、こちらでは温水を使うサロンは殆ど無いみたいですよー。 いきなり ヒヤッ!!とくる、はい、 冷水シャンプー のみです。
黙々と切るカット担当。 メナドにありがちなおしゃべりな人でなくて良かった。
長髪を7センチほど切りそろえるだけで、前髪なども自分で切る、と断言したので、カットはあっけなく5分くらいで終了。
「髪が多過ぎて、軽くしたいので髪を少しすいて下さい」ってインドネシア語で言えれば良かったけれど、言語能力不足で取り返しつかない事になるのが怖くて言えませんでした〜。
ブロードライをしてくれたお兄さん(右の人かな)のほうが、カットなんか比べモンにならん位、えらく時間をかけて丁寧にしてくれたので、総合的にみてかかった時間は、シャンプー1割、カット1割、ブロー8割、 って感じでした。 頭のうしろの温風が気持ち良くて時々眠りこける始末。
日本円にして約千円が、高いのか、安いのかは、この土地では微妙なとこですが、さっさとできたのが良かったです。 もう少し安めだとカットは4〜5万ルピア(400〜500円程度)というところも。
こんな音楽もソフトにかかっている美容室に来てると、なんだかメナドにいる、って感じがしない。 メナドの、何も無かった時代(期間)があまりに長過ぎたせいでしょうかね...
選挙ポスターってどの人も同じに見えるけど..コレはぁ???
こちらでは、もうすぐ選挙が始まります。 そのせいか、例の港の道路工事もすっかり停止中。 町中のあちこちに選挙のポスターがデカデカと!
今朝友人が送ってくれた写真のこの方も、立候補者の一人のようですが..
いいんですかねェ...
このお名前...Σ( ̄ロ ̄lll)
カルチャーショックとはよくいったもんで...
インドネシアに長く住めば住む程、直面お付き合いをしていかなきゃならんのが、この”カルチャーショック”? インドを旅した方などからも聞いたことがありますが、 ”比較的几帳面な日本人なら気が狂っちゃうかも” というご意見もごもっともかもしれません。 今日もそんな”カルチャーショック”をひとつご紹介。
キッチンからお米、油等のお家に”お持ち帰り”
” 古い油を下さい
”と、こちらに移住した当初から言われ、「そんな古い油は体によくないから止めたほうが良い」と何年も言い聞かせても、彼らは古い油を使いこなす達人??
当時は働いていなかった家族も多かったせいか、油はボスからタダで貰うのが一番!と決め込んでいたようで、どんどんお持ち帰りしていきます。
今は働く人も増え、いい加減、自分の給料で調理用油を買っているのかと思いきや、今度はスタッフ同士で、うちの廃油のとりあい...。
「廃油」といっても、ゲストの食事用に たった1回程度使った油 ゆえ、多少茶色に色がついても、まだまだ実は全然使える油です。
もったいないけれど、こちらでは”クルプック(エビせん)”やら、肉にしても、なかなか匂いが強いモノが多いため、油の使い回しは殆どできません。
どんどんうちが油を新たに購入するので、スタッフも”当然”のごとく、惜しげもなく使ってくれてムダも多い。まだ未使用の油がガロン容器に多少残っていても、古い油をジャーッと入れ、「これは廃油だからもういらないでしょ?」 と平気な顔。
お持ち帰り用の油の色が、放っておくとどんどん 薄茶色 に。
「 未使用油と廃油、五分五分 じゃないんかそれぇ〜ッ??」
とたまに当方が喝を入れると、 今度は御丁寧にも、ゴミ箱用の黒いプラスチック袋を勝手にどんどん使用、ガロン容器をその中に入れて、「 見えない...見えない...色も見えない...誰にも見えない....
」 とやってくれます。 当然了解なども得ないうちに、です。
他のスタッフに対しても、自分の” お持ち帰り
”が目立たないから、 体裁も保てる
ため、相当都合が良い様子。 少々の注意だけでは止めないため、時々見兼ねて袋を開けさせてチェックするまでは、ずっとこのスタイル。 あんまり酷くなって来たので、「 事前了解もなく、ガロン容器の持ち出し禁令」を出したんですが、それは当然ながら、廃油の持ち出しも禁止、という意味で理解してると思いきや、
あワワワワワワワァァァァァッ〜[E:shock]
遂に発見しちまった!!!
名前入り ”油持ち帰り用ガロン容器”
がキッチンの油置き場にさりげなく置かれてるぅ〜!!!
「油は、これからは直接こっちにいれてくれよな!」
ってことっすね。
ちなみにこの方、チャチャスタッフではなく、うちの日雇い大工さん。 しばらくしてわかったのですが、彼は同僚大工の間でも、”建築資材のお持ち帰り”でも有名な人。 表面上は一番優しくいい人顔してるってのに、かなりの厚顔人物。
この人がうちに仕事を探しにきた際は、 「別のリゾートで働いてたが、コーヒもたったコップ1杯しか出さず、それをスタッフ全員で分けろ、なんていう非常にケチなオーナーだったから辞めてこっちに来た」 ということでしたが、この彼の行動、 長年経験している子供っぽいスタッフ達の行動からして、そんな話は大ウソであることくらいは既に察しがついてましたが、この厚顔レベルはなかなか最大級。
こんなくだらん事につきあってる暇はないし、使用済油くらい、皆でケンカせずに、一言断ってお持ち帰りしてくれれば文句は言わないけど、形式的な ”お伺い” もなしに、必要以上にモノが消費され、油以外のお米やら何やら他にも消えて行く、ってのは、どうにも気持ちのいいものではないし、目をつぶるってたって限界もある。
というわけで、毎日直面する”カルチャーショック”のうちのひとつをご紹介してみました。
空だった容器はキッチの外へ アウトスウィングキィ〜ック !!
怒った後は、むっちゃ疲れるわぁ〜...
ゴンゾー君、そしてチロちゃんが恋しくなる毎日
うちのゴンゾー君、昨年彼の母が逝ってから特に人恋しくなってるのか、歳のせいもあるのか、どんどんどんどん丸くなって、彼本来の可愛らしいキャラクターが全面に。 チンちゃん、花ちゃんもそうですが、やっぱりチロちゃんという頭の良く性格が最高に良かったお母さんから受け継いだ血が、このファミリーには流れているなぁ〜...
チロちゃんが恋しいよッ...
孫の花ちゃんが、彼女の生まれ変わりみたいに、私の顔もジィ〜っと見て、私の手を口にいれて甘える仕草を堪能させてくれると、余計にチロちゃんがそこにいるみたいで...。