しばらくは津軽線を走り
途中から津軽海峡線となって
青函トンネルを目指します。
以前乗った【海峡】は
頻繁に青函トンネルのアナウンスがあり、
青函トンネルのことを含めて
いろいろと知ることができましたが、
この特急【白鳥】に初めて乗って
全くアナウンスが無いことに
びっくりすると同時に
もう当たり前になりつつあるのだ
ということを認識しました。
それと同時に、ただの特急列車なので
青函トンネルの表示などもなくなり、
【海峡】に比べサービス面では
かなり落ちたような気がしてしまいました。
青函トンネルに入り
途中の吉岡海底で見学客を乗せ、
トンネルを出るとそこは北海道の大地でした。
陽の向きが逆になり
今度は過ごしやすい車内に感じます。
知内、木古内と列車は進み
函館に定刻14時19分に到着しました。
1ヶ月前の切符購入前の予定では
この列車より1時間早く到着して
函館の魚河岸でサシミでも
食おうと思っていたので
函館でやっと当初の予定通りの時間を
取り戻したものの
今一パッとしない気分でもありました。
隣ホームに停車中の
【スーパー北斗13号】に
乗る以外なく、
ホームを駆け回り北海道限定の
サッポロドラフトを購入して乗り込みました。
1ヶ月前の予約時は
この列車の指定席を購入できたことはできたのですが、
なんと喫煙席しか空いていませんでした。
ところが、しばらくしてから窓口で
席交換を頼んでみると
禁煙席に変更ができてしまったのです。
そして、今は
ガラガラの列車に乗ることになりました。
というのも、
2003年9月26日に
十勝沖地震が発生しました。
かなりの大きさでマグネチュード8.0でした。
その地震の影響がここまで響いているとは
夢にも思いませんでした。
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