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おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)
バークリー方式の音楽理論ならってます レッスン内容こっそり書いてくのでいっしょに詳しくなりましょ(´・ω・)ノ★*゚*ヨロシクデス*゚*☆

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2015年04月12日

0010. 3つのマイナースケールの違いについて

こんばんわ。おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です









♪♪ 今回は3つのマイナースケールの違いです





?@ Natural Minorは自然なマイナーの雰囲気を持っている


でもこのスケールでコードを作ろうとすると、
トニックで終わった感じを出すためのコード進行があまりはっきりしない。



原因はスケールの7番目の音。

theory0021_3min1.gif



また後日、コード理論で詳しい説明はするけど、



トニックで曲が終わった感じを強く出すための方法として
ドミナントモーションって方法がよく利用されます

そのためには、そのスケールの5番目の音が、

【ドミナント7th】コードじゃないとダメなんですが、




Natural minor scaleの音は、7番目が『シ♭』になるので
G7コードになりません

そのせいで、Natural minor scaleで曲をつくると
ハーモニーがあまりよくない曲になります








ジャズにおける作曲の理論と実践 ジャズ・コンポジション











?A Harmonic minorはそこを修正するために作られた



マイナーのコードでハーモニーを良くするために、
スケールの7番目の音を修正したスケールができました


それがHarmonic minorです



theory0022_3min2.gif



これでハーモニーが改善されたので、

完ぺきなマイナースケールの完成!っていいたいところなんだけど



Harmonic minorは、逆に



スケールの6番目と7番目が広くなりすぎて、


メロディが自然じゃなくなります。








ビッグバンドジャズ編曲法












?Bそこでメロディを修正したMelodic minorができた



Melodic minorは


・G7のコードを残すため7音目はそのままにして

・広がりすぎた感覚を狭めるため6音目を修正している




theory0023_3min3.gif





ところが、このスケールも

構成音がほぼMajor scaleと同じであるため

マイナーの雰囲気があまり出ないっていう欠点ができてしまいます


なかなかうまくいかないものです(ノД`)・゜・。







バークリー スモール&ミディアムアンサンブルのための モダンジャズヴォイシング















■ここは余談ですヾ(*・ω・)ノ゜+.気にしなくていい



そこでMelodic minorは、対応策として

メロディが下降するときに

Natural minorの形に変化させて使われてました




この意味から

通常、melodic minorといった場合は

上昇・下降の形をあわせて
1つのmelodic minor scaleと考えます


C melodic minorの場合

上昇時(ドレミ♭ファソラシド)
下降時(ドシ♭ラ♭ソファミ♭レド)の形のスケール


Berklee ハーモニーに新しいカラーを加える リハーモナイゼーションテクニック








が!( ゚д゚ )

現代の曲において、上昇や下降をし続けるだけのメロディっていうのはあまりないので

今は、その場面にあった音使いで使わることが多く


上昇・下降に関係なく

上昇時のほうの形だけをMelodic minorと捉え、


これを正式名でReal melodic minor scaleと呼ぶようになってます



また、今では

通常melodic minorといった場合は

Real melodic minorを省略していうことのほうが多いので、


こっちの形をイメージしておいてください。










まとめ)


この3つのマイナースケールは

それぞれに特徴と欠点を持っているので

3つスケールをうまく組み合わせて使うのが一般的です



ただし、

3つのスケールを合体させて1つのスケールにするわけではないので、

使い方には気を付けること




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