【スポンサーリンク】
<< 2015年06月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
検索
ファン
最新コメント
写真ギャラリー
最新記事
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール
おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)さんの画像
おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)
バークリー方式の音楽理論ならってます レッスン内容こっそり書いてくのでいっしょに詳しくなりましょ(´・ω・)ノ★*゚*ヨロシクデス*゚*☆

広告

posted by fanblog

2015年04月14日

0014. 平行するモード

こんばんわ。おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です












♪♪今回はモードの平行調について書いていきます




ここの後半で、12Keyに対応できるように、
平行するモードの計算問題いれてます。

でもちょっとむずかしいところなので

ここは解けなくても、先に進んでも大丈夫です

気にせず、次回からの内容を呼んで行ってね


先に進んで、また戻ったら

案外、できるようになってると思います




それではっどうぞおおおおおおヾ(*・ω・)ノ゜+.゜





【スポンサーリンク】












C major とA natural minorが同じ構成音でできているように、

モードでも、それぞれに平行する組み合わせがあります






C major scale = C Ionian

同様に、A natural minor = A Aeolian なので



C Ionian と A Aeolianも平行の関係です。







今回はここを

【転回】という手法で確認してみます





C Ionianは ドレミファソラシド の並びです


たとえばこれを

レの位置から並べなおして 

レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ とした場合、


トニックが「D」音の
何らかの音階ができあがります



こうした配列を並び替える手法を【転回】といい、

転回によってできた音階やコードのことを【転回形】といいます






この転回を繰り返し、

ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ...
ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ...

と数回、音階の並び替えを行えば、いずれは

A Aeolian の形になります


theory0037_relativemode.gif



単純にC Ionianを並び替えていっただけなので


A Aeolian は キーも音階も違うけど、構成音が同じ


C Ionian と平行のモードであることがわかります










次に確認したいのは
A Aeolian以外の、並び替えた音階も


A Aeolianと同様にC Ionianと平行に関係にあるので

それぞれの何の音階なのかを考えてみます





 ●それぞれの転回形の配列

  【C】 ■■▲■■■▲ 
  【D】  ■▲■■■▲■
  【E】   ▲■■■▲■■
  【F】    ■■■▲■■▲
  【G】     ■■▲■■▲■
  【A】      ■▲■■▲■■    
  【B】       ▲■■▲■■■






上の表の配列を確認すると

Ionian、Aeolian以外の配列も、

7種類のモードと一致するのがわかります




そこで、それぞれのダイアトニックごとに、

配列に対応するモードを書いていくと
次のようになります




【C】■■▲■■■▲ → C Ionian
theory0038_ionian.gif


【D】 ■▲■■■▲■ → D Dorian
theory0039_dorian.gif

【E】  ▲■■■▲■■ → E Phrygian
theory0040_phrygian.gif

【F】   ■■■▲■■▲ → F Lydian
theory0041_lydian.gif

【G】    ■■▲■■▲■ → G Mixolydian
theory0042_mixolydian.gif

【A】     ■▲■■▲■■ → A Aeolian
theory0043_aeolian.gif

【B】      ▲■■▲■■■ → B Locrian
theory0044_locrian.gif






まとめ)

7種類のモードは、
実は、それぞれが転回形の関係で並んでいる。










なので今回大事なのは、つぎの2点です。



?@転回していくモードの順番をおぼえること。

上から何番目が、何のモードか

その順番とともにおぼえること




語呂合わせだと、

『 井戸振り、見えろ 』とかでどうです?(●´艸`)

特に意味のない語呂ですけど ←


【C】 Ionian     ・・・ イ(1番目)
【D】 Dorian     ・・・ ド(2番目)
【E】 Phrygian   ・・・ フ(3番目)
【F】 Lydian     ・・・ リ(4番目)
【G】 Mixolydian   ・・・ ミ(5番目)
【A】 Aeolian    ・・・ エ(6番目)
【B】 Locrian    ・・・ ロ(7番目)






?A 【 】の並びがmajor scaleであることに注目


なので、たとえばKeyが変わっても

それぞれのKeyに、この表で変換できます




やりかた。

1.【そのKeyのmajor scale(Ionian)をつくる】
2.【知りたいモードが、何番目かを数える】

これで完成\(○^ω^○)/







★問 題) F Ionian のときの Locrianは?




こたえ)


【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)


→ F G A B♭C D E F (もしくは)

→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ

   1 2 3 4 5 6 7



【2】.知りたいモードが何番目かを数える

Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目


→音階より、7番目の音は【E】音



なので答えは

◎ 「  E Locrian  」となります




ここらへんから
だんだん難しくなってくるよね

もう1問いきましょう
















★問 題) G Dorian のときの Locrianは?




こたえ)


まず、G Dorian が Ionianだと何かを考えます。

Ionianの配列は ■■▲ ■■■▲なので


数字で書くと

1■2■3▲4■5■6■7▲・・・で、

Dorianは2番目なので、
  ↓
1■G■3▲4■5■6■7▲・・・こうなります。


1番が何の音かというと

G音の全音手前の音なので【F】音になります。


→このモードのIonianは、【F Ionian】です


【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)


→ F G A B♭C D E F (もしくは)

→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ

  1 2 3 4 5 6 7





【2】.知りたいモードが何番目かを数える

Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目


→音階より、7番目の音は【E】音



なので答えは

◎ 「  E Locrian  」となります











実は1問目と同じ問題でした


聞かれ方変わると急に難しくなりますよね

ε-(;-ω-`A) フゥ…







こういた変換は、アドリブなどの演奏で利用しない限り

瞬間的にわからなくても大丈夫なので



ゆっくり考えて、解けるなら、

どんなKeyの曲でも準備できるから十分使いこなせます


まずは、このやり方になれて



12Keyに強くなりましょ(●´艸`)フ゛ハッ










それではまた次回



もうすこしだけ平行するモードは続きます


(つc_,- 。)ノ"=зオヤスミ-。.:*:・'☆














この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3543864
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: