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おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)
バークリー方式の音楽理論ならってます レッスン内容こっそり書いてくのでいっしょに詳しくなりましょ(´・ω・)ノ★*゚*ヨロシクデス*゚*☆

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posted by fanblog

2015年05月05日

0053. アナライズを利用してダイアトニックリハモニゼーションしてみる。?X7(sus4)の解釈がポイント。あと解決はディセプティブレソリューションできることも知っておくとアレンジの幅が広がります

おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です




♪♪今回はアナライズの方法です

diatonic reharmonizationのアナライズは
それぞれの役割をアルファベットで書きます


theory0163_reharm2.gif


dominant root subdominant
upper structure(SD/D)とは

?X7(sus4)のことです。


このSD/Dは
その曲での使われ方で
その役割はSDともDとも解釈できます



復習)

以前にも触れましたが
Dominant7th(sus4)コードは

その構造は演奏上
SDコード/5 of key(←bass音)の形で

?X7(sus4)コードとなり

また
その利用の方法は

?@?X7の代わりとして用いられるもの
 →直接ドミナントモーションする

?A?X7の前に一度猶予を持たせるもの
 →直接はドミナントモーションしない


の2つがあります。


くわしくはここで
?X7(sus4)の説明?@ドミナントモーションについて
?X7(sus4)の説明?A演奏上のヴォイシング例

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そこを踏まえながら、
diatonic reharmonizationをすると
次のようなやり方が考えられます


例)この曲をreharmonizationしていきます

theory0163_reharmo3.gif



まず、各コードの
diatonic reharmonizationの
アナライズを書いていきます


theory0164_reharmo4.gif


?X7(sus4)の?@は、
ドミナントモーションしているので
→「D」と捉える


?X7(sus4)の?Aは、
?X7の前で猶予を持たせているだけで
ドミナントモーションは直接していない
→なので「SD」と捉えてみる



以上から
コードの役割をまもりつつ
Diatonic reharmonizationしてみます


reham.例)
theory0165_reharmo5.gif


Diatonic reharmonizationは
フレーズの音価なども考慮して
同じ役割のコードから選択していきますが
今回は進行だけなので

前半は5度進行をベースに組み替えてます
よく使われる3625進行のパターンです

後半はそのまま?T?W?X進行の流れのまま
一部を?Y−にして組み立ててます



前後半とも、
元々の?X7(sus4)コードの位置にも
うまくD、SDのコードが入ってます


コード進行感はずいぶん変わりましたが

小節ごとの役割は
おなじものなのでこの変化を
楽しんでみてください


(●´艸`)フ゛ハッ









■deceptive resolutionに注意


reharmonization後の
2小節目?X7thコード?@と
4小節目さいごの?X7(sus4)コード?Aは

どちらも「D」の役割なので
本来ならドミナントモーション
しているはずの進行なのですが、

theory0166_reharmo6.gif

Point!!)

reharmonizationにより解決先が変わったため
解決先が「?T」でなくなった結果

→ドミナントモーションではなくなってます





このような
本来の解決先以外に向かう
コード進行のことを
→deceptive resolutionといいます

(ゴマカシカイケツとも呼ばれる)







Diatonic reharmonizationによって
進行を組み替えていくと
deceptive resolutionすることも増えますが

このdeceptive resolutionは
ディセプティブの効果を
意図的に狙って進行を組み立てるものなので

ここから先のコード進行は
より複雑な組み立てが可能になります



●deceptive resolutionの強さにも注意  


 ?X7コードが?Tへ向かう代わりに

 ?V−や?Y−などの
 おなじTonicの仲間に進行する場合は
 ディセプティブ感はあまり強くなく



 ?Wや?U−などの
 ほかの役割に進行する場合は
 ディセプティブ感は強くなります





その結果
コード進行のアナライズは
判断がだんだん難しくなるので

ここからは注意して
曲全体を見るようにしましょう

(●´∀`)ノ+











ひとまず今回は以上です
次回は、何曲か実例をはさんで
reharmonizationの練習をしましょうか


連休明けたら更新遅れるとおもうから

がんばるよおおヾ(*・ω・)ノ゜



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