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おばさんだけど、挑戦することを放棄したくない。 この年だから広い視野で物事をとらえられる。 少々からだはポンコツで、記憶力もときどき怪しい時があるけれど、いろいろなことにチャレンジしていきたい。悪あがき?でも等身大の私のジャーナルです。

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2018年12月17日

野蛮だったアメリカ人 Outlander から

大好きなOutlander
それもイギリスから舞台はアメリカに移ってのお話
しかし、シーズン4の2話目にして
かなりお話を見るのがしんどい

奴隷と所有者の差が激しい時代
アメリカがいかに野蛮だったかが描かれている
白人が黒人奴隷を人として扱っていない様が描かれていて、許せない思いが駆け巡る

話の中にクエーカーという単語が何度もでてくる。

平等、平和(戦いの拒否)質素、コミュニティー、総合(Integrity)を大切にして
社会が黒人支配が当たり前だったころから、平等を訴え戦っていたクエーカーの存在に
改めて敬服してしまう

ダイアナガバルトン(アウトランダー著者)が何を伝えようとしているのかはわからないが
ただのパラノーマル(タイムトラベル)と大恋愛物語ではなさそうだ

そのときどきの社会の通年、あり方に対するアンチテーゼなのか
体制に対する疑念を投げかけているのか
ただいま8巻目までいっているが、話は完結していない
ガバルトンいわく、10巻目までの構想はもうできているとのことらしい

8巻目は日本語訳が出版されていないので、
英語の原書で読むか、テレビシリーズが続くことを祈るかのどちらかだ
現在シーズン4が放映されている。そしてシーズン5,6までの制作は決定したらしい

壮大な歴史の史実を織り込みながらの超大作なことは間違いない
2000年ぐらいに1巻目が出版され、2018年の未だに話が終わっていないからだ

アメリカの歴史、さらに、ノースカロライナ州は1年滞在していた場所なので思い入れが深い
赤土に緑の森、南部と北部のボーダーステイとして、洗練された南部といった印象がある
イギリス出身の移民たちが、プランテーションを持ち、奴隷を所有し、白人至上主義的な生き方をする
そういったコミュニティーの中に、ジェイミー、クレア、イアンたちが入植し、自分たちの価値観を大事に家族として協力して生きていこうとする力強さが際立つ

黒人がリンチされるシーンや、KKKの基となるような暴動が恐ろしく描かれている
だけど、そういった抑圧、恐怖、脅しにも屈せずに、新年をもって生きようとする彼らに
惹かれてしまうのだ

この話が通常のテレビで放送されないわけがわかる
あまりにも残酷で強烈なシーンが多いからだ
本能が呼び起される感じがする
疲れているとき、精神的に弱っているときにはあまり見ることができない

いくらジェイミーに会いたくてもだ
たった今、2話目を見たけれど、体が緊張してしまって、どっと疲れてしまった・・・・・

だけど、やめられない・・・・・
タグ: outlander
posted by seeker at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ドラマ
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