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おばさんだけど、挑戦することを放棄したくない。 この年だから広い視野で物事をとらえられる。 少々からだはポンコツで、記憶力もときどき怪しい時があるけれど、いろいろなことにチャレンジしていきたい。悪あがき?でも等身大の私のジャーナルです。

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2019年09月28日

アメリカでのボランティア経験 ウエストバージニア その1 

 1985年の夏、約一年のアメリカ留学が終わる少し前、
プロテスタント教会が主催するボランティアツアーに参加した
ホストマザーが「良い経験になるだろう」と参加を申し込んでいてくれた

文化的背景がわからなかったことと、英語力のなさで、当初はまったっく理解できていなかった
その活動は約半年かけて行っていた

ホストマザーがある日冷凍ピザを10枚私に渡して「あなたがこれを一枚20ドルで売りなさい」
と私に言った。そして「本当は1枚15ドルの冷凍ピザだけど、1枚につき5ドル教会に寄付されるから」と。
はじめにその話を聴いたときは、十枚で50ドル寄付することになるんだな〜 と思っただけだった

ホストマザーの協力もあり、なんとか10枚売り切った。もちろん夕食に食べたこともあった

さて、ホストマザーはカソリックなので別のプロテスタントの教会の情報がそれほど頻繁に入ってきていた
わけではなかっただろうと思うけど、ある日「目標金額がたまったらしいわよ」と町の新聞の写真を見せられて教えられた。新聞には、この1年間、教会のバザーやピザの販売、寄付を募って、ウエストバージニアへのボランティアへ行くための資金を貯めてきたが、目標金額に達したというようなことが書かれていた。

あの冷凍ピザはこの資金の1部になっていたんだなとその時理解した。
そしてホストマザーは学校が5月末に終わって6月の2週目に、あなたはこの教会のみんなと一緒に
キャンプに行ってきなさいと伝えられた。
ま、帰国まで1か月以上あるし、学校もないし、そのキャンプとやらにいくのも悪くないなと思って
快諾した。今思えば、ホストマザーも家を空けることができないから、私のことを旅行へ連れて行くこと
などができない状況だったため、そうやっていろいろなアメリカを見せてあげようという親心から
自分の教会ではないけれど、知り合いに頼んでメンバーに入れてくれるように計画をしてくれていたんだ
と理解した。ありたがき幸せ。

それにしても、ミネソタ州からウエストバージニア州までボランティアで出かけるというプランは
驚いた。自分の町でボランティアではないわけだし。恐るべしキリスト教会のボランティアの行動力。
そして30年以上たった今でも、あの1週間の出来事は記憶の残るものとなる・・・・つづく

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