夏になるとアメリカ熱が復活してくる
世界一周もしたいのだけど
アメリカももう一度横断したい
前回は大学3年生のとき
North Carolina 州 Charlotte からグレイハウンドで New Orleans 経由 Los Angelse
一緒にとの年に留学していたメンバー3人で、帰国前の旅行を計画した
女二人と男一人
妙な組み合わせだったけど、お互いにお金もないし、チープな旅だった
ニューオリンズではバーボンストリートをジャズを楽しみながらあるいたり
ちょっといかがわしいエリアを物珍しそうに、見て回った
フレンチクオーターまでバス停からタクシーで行った記憶がある
にぎやかで、風情あふれる街だった
最近は、ヴァンパイアダイアリーズのスピンオフ 『オリジナルズ』の舞台がニューオリンズなので
見ていて思い出すことがある
次に覚えていることは
Interstate 10を西に向かうバスにのっていると
後ろの座席からマリファナのにおいがただよってきた
乗客が騒ぎ出したが、私たち3人は何が起きているのかあまり理解ができていなかった
するとバスは突然ある建物の前で止まった
それは警察署の前だった
ドアがあくと警察が中に入ってきて、数名が最後部の座席から連れられてバスを降りていった
次に覚えているのは
メキシコとの国境に近いエルパソ付近をバスが運行しているとき、
道のはじにバスが停車し、やはり数名のユニフォームを着た人が乗り込んできた
今度は乗客全員にバスから降りることを要求されて、
私たちも全員バスから降りた
まあ、朝ご飯を食べる場所(大きなバスの停留所でレストランがあるところ)や昼におみやげやお昼を食べる場所、おなじく夕飯を食べる場所以外はバスから降りることができなかったので、足が伸ばせるので降りることに別段抵抗はなかった
日本人の私たちだけがおろされるなら少々怖い気持ちもわいてくるであろうが、
何しろ全員だから。
ただし、米国市民でないひとはパスポートを持って降りるように要請された
私と女友達はパスポートが入っているバックをもっておりたが、男友達は手ぶらでおりた
「パスポートもってるの?」
ときくと
「もってるから大丈夫だ」
といっていた
バスから降りると、ライフルを肩から下げた軍隊の人が5〜6名バスの外に立っていた
内心この人たちを怒らせたら、逮捕されちゃうのかなとか、こんな何もない砂漠地帯で
人を殺したって、誰にもばれないだろうなぁなどと、妄想が膨らむと同時にちょっと怖かった
そしてその男友達が
「パスポートを見せて」
と一人の国境警備隊の人から要求されると
突然シャツを脱ぎ、T-シャツをめくり
腹に巻いていたストッキングをぐるぐると外し始めた
そしてすっかりストッキングを外すと、中に入れてあったパスポートを取り出し、警備隊の人に見せた
きっと国境警備隊の人も、この日本人は少しおかしいと思ったに違いない
笑うこともできず、まじめな顔をして本人確認をして、表情を崩すことなく本人にパスポートを返却した
グレイハウンドの密入国のチェックはランダムで、運転手によると今日はたまたまだと言っていたように記憶している
きっとトランプ政権になり、今では毎日やっているのではないかと思う
なぜならば、グレイハウンドのバス料金はやはりお安い
所得のある人ならば、飛行機を選ぶだろうし、時間に余裕があるひとは、アムトラックなどの電車を選ぶだろうから
今となってはいい思い出だが、知らないということは怖いことだと思う
そしてロスからレンタカーでサンディエゴへ。そこからティワナ(メキシコ国境を出てすぐの町)へも
日帰り旅行をした
本当にすぐにメキシコに行って、昼食を食べて、戻ってきただけだったが
ほんの数キロ離れただけで、雰囲気が変わり少々怖かった
サンディエゴのマクドナルドではオレンジジュースを頼んだが、
相手は英語のわからないふりをしたのかどうかわからないが、
氷の解けたあきらかにオーダーミスで放置してあったにちがいないオレンジジュースを出してきた
人種差別的な対応で、スペイン語でジョークを言い合っているように見えた従業員に
若干傷つけられた
店の中を見渡すと、従業員もお客も私たち以外の人はみなメキシコ人だったので
アウェイ感満載で、また怒らせたら何をされるかわからないなあとも思ったので
文句も言わず、ほとんど日本語も話せず、そそくさと食べてそのマクドナルドから
出てきた。エリアによっては危険を感じる体験だった
南部の湿地帯、ミシシッピー河を超えたり、ディープサウスの州をいくつか横断してきたが、
本当にトレーラーハウスばかりあるエリアのそばを走ったり、西部に入ると
道中赤土の大地をみたり、羊の群れをみたり、大きなサボテンをみたり、砂漠を走ったり
変化の富んだ風景を堪能した
もしまたアメリカ横断をすることがあったら、ルート66を北上して、オハイオ州あたりのアーミッシュの村にステイしてみたいと思っている
そんな機会が果たして訪れるかどうか・・・・
でもいろいろな資料を読んで準備だけはしておこうと思っている
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