1.はじめに
本日は、全国の報道にて「8月に電車にはねられ死亡した青森市の中学生」が写っていた写真のコンテストの授賞を取りやめた事案について、記事に掲載します。私はこのような体質の黒石市の観光協会の考えに疑問符が付きます。
・ 2.授賞まで至る経緯
・ 3.この報道をみた私見
・ 4.(全国の批判を受けて)授賞の取り消しを撤回
・ 5.女子中学生が自殺に至った原因
新聞記事やNHKの報道の引用ですが、自殺から授賞、授賞のとりやめに至った経緯について、以下に示します。
・写真を撮影したのは、亡くなる10日前の8月15日に撮影
・撮影場所は、青森県黒石市で開かれた祭り
・いじめを訴える文書をスマホに残して、中学2年生の女子生徒が8月に電車にはねられて死亡
・10月11日に、祭りの写真コンテストで黒石観光協会が黒石市長賞の授賞を選定
・その後に、 写っていたのが自殺した中学生と判り、ご遺族の了解を取ったうえで、市長賞の授賞を決定(以下の写真がその写真です)
出典:朝日新聞
・10月13日:「亡くなった人を審査対象にするべきではない」などの指摘を受けて再協議し、一転して授賞を取りやめた
黒石観光協会(黒石市)は、市長賞の授賞を選定し、ご遺族を了解を取ったにも関わらず、その2日後に「亡くなった人を審査対象にすべきではない」という(市民?役所内?の声が大きい)意見を優先して、授賞と取りやめるというのは理由にならないと思います。しかも選定した黒石観光協会は「祭りを盛り上げる狙いを考えると違和感があった」と説明しています。ご遺族に説明する前に違和感はなかったのでしょうか。違和感があれば、遺族には了解を取らないと思います。
それとも、 別の圧力がかかり、授賞を取り下げた のでしょうか。ご遺族の意向を踏みにじる行為だと思います。対応もダメダメ。情けない市です。
前項で掲載した授賞の取り消しの件ですが、高樋憲黒石市長は10月19日、記者会見で、改めて市長賞を授与することを明らかにしました。授賞取り消しの報道が全国に流れたのは10月18日です。1日も経たずに「授賞の取り消しを撤回」。何とも対応が素早い市長です。
記者会見の内容の詳細内容が地元紙の東奥日報の記事に掲載されていました。この記事を引用します。取り消しの理由が微妙に前項と異なることが分かります。
・内定を取り消した理由について
関係機関が(自殺の)原因を究明中で、名前も写真も一切公表されておらず、被写体の方の人権を十分に配慮しないといけないと考えた。
「私どもの事業で公表するのは控えるべきとの気持ち」で、実行委に再考を促した。
・方針を一転させた理由
「(報道で)氏名や写真が公表されたため、われわれの一番の懸念がなくなった」と述べた。
・面倒なことになることを避けたのでは?
「全くない」と断言。今後あらためて、遺族や撮影者の意向を確認する。
出典:東奥日報の記事を一部引用
写真の被写体の女性は、上記に記載するとおり、8月25日に奥羽本線・北常盤駅に飛び込み自殺した青森市浪岡中学校の女子中学生です。
列車に飛び込んで自殺する行為は、全く関係のない第三者の方々に迷惑をかける行為です。その行為に関して、私は同情する気持ちは全くありません。
ただし、自殺に至った原因はいじめであること、下記の生徒内アンケートの内容が事実であれば、かなり酷いものだと憤りを感じます。
・トイレで暴力を振るわれていた
・持ち物がゴミ箱に捨てられていた
・答案用紙を黒板に貼られた
・お金を取られたりしていた
・万引きをしないと殴られた
・部屋をめちゃくちゃにされた
・自殺の練習をさせられていた
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