(2015年投稿記事です。)
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最近、日韓関係がようやく落ち着いたと思ったらまたぞろ韓国国内が騒がしいですね。
そんな状況下で韓国海軍と海上自衛隊の戦力はどのようになっているのでしょう?
今度韓国がイージス艦をさらに増強するとどうなるのか?
今日はそんな戦力比較をしてみましょう!
(前回記事):『 襲い来る脅威!!自衛隊の結婚生活によくあることあること! 』
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(1)数の上では韓国海軍が海上自衛隊を上回る!!
まずは、数の上での日本と韓国の状況を見てみましょう。
図1 日本と韓国の軍事力比較(2012年の比較)
引用URL:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e4/c35325ddd20b5d5c703c49b3b25892d3.jpg
海空戦力で言えば数の上では、韓国が上のところも結構ありますね。
海の艦艇の数は韓国海軍が上になっています。
しかし、艦艇の大半が哨戒艇や警備艇であることを考慮する必要もあります。
韓国海軍はご自慢のイージス艦を3隻就役させ、さらに3隻建造計画を持っています。
図2 韓国イージス艦の概要
引用URL:http://sound.jp/sodaigomi/kankoku/gun/kankoku/910552442527350536.jpg
KDX-?Vと称される韓国イージス艦は、かなりの重装備です。
搭載される国産対艦ミサイルや国産巡航ミサイルなど、日本のイージス艦を超える重武装です!
もう韓国海軍は海上自衛隊を上回る戦力を持った!!といえるのでしょうか?
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(2)C4ITARを軽視する韓国海軍
韓国海軍において、顕著にみられる傾向として個艦重武装主義があります。
これは、個艦に詰め込めるだけの武器を搭載する傾向にあります。
その反動としてKDX−?Vなどについては、艦艇としてトップヘビー(重心上昇)の傾向があります。
また、批評にさらされるとき武装に目が行きがちになります。
韓国海軍のもうひとつの大きな問題として、C4ISTARの軽視が挙げられます。
以前から、韓国イージス艦の問題として挙げられていたリンクシステムの問題があります。
現状においては、リンクシステムが衛星と接続できるようになったと報道されています。
ただ、この報道の裏に隠れた本当の問題がいまだに残っています。
私が現職の頃に聞いた話として
『韓国のイージス艦にはCDMLSとC2Pが搭載されていない』
という話がありました。
米国がこれらのC4ISRに関係するシステムの供与を拒んだと聞いています。
詳しい話は避けますが、このシステムはC4ISRに大変関係のあるシステムです。
『リンクシステム』は主要なものでLink-16・Link-11があります。
この2つをうまく使い分けるのがCDMLS・C2Pになります。
韓国軍でも遅まきながらC4ISRに関する動きが出てきているようです。
図3 韓国海軍のNCW
引用URL:http://image02w.seesaawiki.jp/t/v/taekwon_v/d776e4a78af24be2.JPG
また、韓国空軍がLink-16を使用しているため、これらのシステムにも対応する必要があります。
図4 韓国軍の戦術データリンク概念
引用URL:http://image02w.seesaawiki.jp/t/v/taekwon_v/fe865c2bbcbe4f81.JPG
しかしながら、目に見える派手な武器とは違いリンクシステムは地味なものです。
そのため、現在も韓国海軍では、リンクシステムがうまく構築されていない状況です。
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(3)韓国海軍は目標を捕捉して射撃することができない!!
元々LINK-16とLink-11は異なる通信方式になっています。
その上データ量が違うため、通信するためのシステムが必要になってきます。
空軍がリンク16でデータを送信してきても、海軍のイージス艦が他の船に情報を分配することになります。
図5 リンク16とリンク11の違い
引用URL:http://i267.photobucket.com/albums/ii292/cabatli_53/milsoftlink.jpg
この時、艦艇でリンク11のみの場合だとリンク16の艦から情報をもらう必要があります。
しかし、韓国海軍ではこの両者をうまく処理できるシステムがありません。
そのため、空軍が海上自衛隊艦艇を捕捉して、韓国イージス艦にデータを転送したとします。
イージス艦ではこの情報を艦上で処理したうえで再度リンク11で送信する必要が出てきます。
この処理の遅れは、現代の海戦において非常に問題となる遅れです。
海上自衛隊は、この問題をすでにリンクシステムを持つ艦艇・航空機にてクリアしています。
韓国海軍が現状の見た目派手主義から脱却しない限りは、戦力的に比較して劣る存在になります。
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