たまに「エビとアボカドのカクテルサラダ」など
外食で食べると、素直においしいと思っていた。
でも、世の中には(私にとって)もっとおいしいものがたくさんある。
わざわざ自分で買って食べようとまで思ったことはなかった。
成り行きで糖質制限が始まってしまい、
大好物のバナナ、さつまいも、かぼちゃなど果実系のものを急に食べられなくなってしまった。
そのショックはとても一言では表せない。
でも、現実は現実として受け入れるしかないので、
私は「何か代わりに食べられるもの」を無意識に探していた。
糖質制限のレシピをネットで検索していると、
やたら「アボカド」を使ったレシピが出てくる。
どうもアボカドは食べてもいいらしいと当たりをつけ、
ググってみるとアボカドの糖質は100g当たり0.7gだという。
(こりゃすごい。お腹いっぱい食べても大丈夫!)
私は喜び勇んで、アボカドを3つ買い込んだ。
しかし、なかなか手が出ない。
やっと思い立って切ってみると、中が悪くなっていた。
すごく反省して、次こそはちゃんと食べよう、と思い、
次回スーパーに行ったときに今度は1つ買った。
でもなかなか手が出ず・・・ということを5回ほど繰り返して
ようやく気が付いた。
それほどアボカドが好きではないということを。
そうなのだ。
今までの人生で率先してアボカドを食べたことなどない。
ただ糖質制限で食べられるものが限定されたため、
急にアボカドに脚光が当たっただけのことだ。
それなのに、無理して食生活に組み込もうとしたのがダメだった。
そのことに気が付いて、アボカドに手を伸ばすのをやめてみたら、
とても気持ちが楽になった。
糖質制限に追い詰められて自分を見失っていたなぁ、と反省している。
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