食べたことない、という方もおられるかもしれないので、作り方をおさらいしよう。
まず、油揚げはキッチンペーパーに挟み、しっかり押さえつけて油を抜く。ここで「油抜きだから・・・」と茹でたり洗ったりすると出来上がりがふにゃふにゃになってしまうので、キッチンペーパーで良い。
それから正方形になるように3方を切りおとし、開く。
(食べやすくするなら4等分に切っておく)
内側が上になるように、アルミホイルの上に置く。
トマトペーストや糖質ハーフケチャップを薄く塗る。(厳密に糖質を制限したい場合は何も塗らないか、好みでマヨネーズを塗る)
ミニトマト・スライスたまねぎ、薄切りのピーマンをほどよく散らし、上からピザ用チーズをたっぷり載せ、オーブントースターでチーズがとろけるまで(5分位〜焦げないように見張ること)焼いたら出来上がり!
食べてみたらわかるが、小麦のクラストよりも軽く、こっちの方が好きという人も多い。
糖質制限を始めた当初は、食べるものが無く、毎日ランチはこれだった。
本当に油揚げには足を向けて寝られない。(←大袈裟)
他にも、餃子の皮になってくれる。
餃子の皮と言えば、代用品として大根も使えるし、とてもおいしいのだが、薄くスライスしたり、塩をかけて水を抜いたりと結構手がかかるので、時間がないときは専ら油揚げだ。九州の油揚げは7cm角位の正方形なので、それを半分にすると餃子サイズの袋が2つできるので、そこにタネを詰め、焼くだけ。欲張ってぎゅうぎゅうに詰めると、なかなか火が通らないので軽く詰めよう。それで失敗して生焼けになってしまった人がここにいるのだ。
他には、例えばキッシュの皮。今まではパイ生地を伸ばしたり、食パンを薄く延ばして型に敷いていたが、油揚げなら開いて型に敷けばよい。
また、シュー生地として代用できる。油揚げをいなり寿司を作るときの要領で開いてトースターでカリカリに焼いておく。焦げるのが心配なら上にアルミホイルをかぶせておこう。
シューアイスなら、生クリームに卵黄、甘味料を入れ、泡立て、冷ましておいた油揚げに入れて冷凍する。
シュークリームなら、牛乳・卵黄・甘味料・バニラエッセンス・ゼラチンを入れ沸騰直前まで温める。(沸騰したら分離するので注意!)
冷めたら油揚げに包む。
そのほかにも、スナック菓子風。
耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、細く切った油揚げを載せて、ラップはせず600wで7〜9分ほどチンしよう。放っておくと発火することがあるので、5分を過ぎたら絶対にその場を離れないで見守っておく。
冷めたら塩を少々、好みで青のりを少々振る。(味付けはお好みで)
スナック菓子と縁を切って寂しい方には朗報だと思う。
油揚げの糖質は100gで1.4g。
こんなに使えるヤツなのに、1.4g。
油揚げを一気に100gも食べる猛者はなかなかいないので、実際の摂取量はもっと少ないわけで・・・。
小麦粉で作った生地=油揚げと考えてみると、いろいろ使えそうだ。
・・・と思って、ふと「キッシュがイケるのならミルフィーユもイケるのでは?」と思いつき、試しにググってみると、やっぱりやっている人がいる!
やっぱり「油揚げ」の可能性は計り知れない。
油揚げ先輩、これからもついて行きます!!
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