小学校のときから漫画好きで、
今でも漫画大好きの私です。
今日は、シニア女子におススメの漫画を紹介します!
ある日のことです。
帰宅ラッシュの電車の中で、ドア近くに押しつぶされていました。
そのとき、ドア横に貼ってあった漫画ステッカー広告に「えっ」と目がとまりました。
そこには、こんなコピーがおどっていました。
西尾維新、絶賛!
「漫画史上、最高(齢)傑作!
まりこ先生は国の宝だ!」
その本は、
『傘寿まり子』(おざわゆき著、講談社) 。
価格: 693円
(2022/10/9 23:54時点)
感想(11件)
主人公は80歳の傘寿(さんじゅ)女子、まり子さん!
この漫画を読んだ私は、
「これだよ」
「こういう生き方をしたい」
と思いました!
80歳のベテラン作家、まり子さんの挑戦と冒険!
主人公の幸田まり子さんは 80歳!!
ベテラン作家さんです。
若い頃から書き続けてきた老舗文藝誌での掲載が続いていました。
しかし、リニューアルに伴う刷新で、
80歳の作家の掲載は打ち切りとなってしまいます。
家庭も穏やかではありません。
まり子さんは夫亡き後、
持ち家に息子、孫夫婦と4世代同居していました。
夫と建てた家です。
当然、終の住処(ついのすみか)として穏やかな晩年を過ごすものと思っていたところ、
「自分は家族の邪魔?!」と思い至る事件が発生。
冒頭からの少し残酷な展開に、
「家族がいるからといって、安泰なワケじゃないよ」という
女友だちの言葉が思い出され、
読むのが止まらなくなりました。
仕事も家庭も80歳で行き詰ったまり子さん。
家出してネットカフェで暮らし始めます。
まり子先生、なんて素敵な決断なんでしょう。
かっこいいです。
「もう年なんだから仕方ないと諦める」のではなく、
世間の常識をふんわり越えていくところに
スカッとして大喝采したくなります。
これは、漫画の世界だけの話ではないなと胸に迫ってきます。
「年齢だから」とあきらめればババアになり、
柔軟に今を楽しめれば輝ける。
あたりまえかもしれないけれど。
あたりまえのことが、
なかなかできないときもあるかもしれないけれど。
この心意気だけはキープしていたい!
あらためて、
まり子さんに気づかせてもらいました。
決断した80歳、まり子さんの人生が、面白いように回り始める!
継続という、一種の「マンネリ」を捨てて、
ワクワクを選び始めると
80歳のまり子さんの人生が、面白いように回り始めます。
「ロマンス」「友情」「仕事」「ファッション」「ペット」……、
80歳の冒険と挑戦が描かれていきます。
枯れる80歳ではなく、燃える80歳。
高齢者のコワイモノ知らずの
思いっきりのよさが、かっこかわいく描かれてる!
まり子さんは80歳だけれど、
とってもかわいいおばあちゃんです。
かわいさの源は、
挑戦したり冒険する勇気とパワー。
そこから生まれるたくさんの笑顔と涙。
まり子さんのエネルギーが
まわりを巻き込んでいきます。
まり子さんは80歳だけれど、
まっすぐな生き方は「女子」のまんま!
だから、コミックのなかでは、見た目も女子なんですね。
女子を自ら引退する必要なんてないし、
常識に振り回される必要もないんですね。
私が特に好きなのは
シャッター商店街を盛り上げるべく
ファッションショーを企画するエピソードです。
第7〜9巻に描かれています。
こういう企画を私もやりたいです。
本日、紹介した「傘寿まり子」は第1巻〜第16巻。
16巻の発行日が2021年07月13日ですが、
現在は電子版での発売のようです。
最近は紙版が品切れ重版未定になるのが本当に早いです。
公式サイトでは、第1話が無料で読めます。
講談社「傘寿まり子」公式サイト
https://comic-days.com/episode/13932016480029657864
公式サイトには
『傘寿まり子』の作者である漫画家のおざわゆきさんの
インタビュー記事も掲載されています。
↓
「仕事もするし、恋だって! 傘寿まり子に見る老いの新しいリアリティ」
おざわゆきさんインタビュー記事
https://news.kodansha.co.jp/20161111_c01
この漫画を読んでまり子さんが大好きになりました。
自分のこれからの生き方の
ロールモデルにしたい!と思っています。
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今回の記事は加筆して、メインで運営しているブログ「【シニア副業】ブログ生活のすすめ:シニアがブログをやりながら「お金」も「幸せ」も増やす計画」にも公開しています。
よろしければ、加筆版もご覧いただけたら幸いです。
https://umekotokyo.com/recommended-manga-for-senior-girls-sanju-mariko/
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タグ: 漫画
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