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Umeko
シニア世代のUmekoです。 本好き、漫画好き、ゆるランニングが趣味です。 ブログ一年生のあれこれや、てくてく歴史散歩をゆる〜く紹介しています。

【経歴】新卒でアパレル営業職/業界新聞社勤務/出版社で書籍企画と編集/ただいまデジタル学習中。趣味はゆるマラソンと山歩き。

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NHK『ニュースきん5時』の「シニアが主人公のマンガが人気」特集で紹介されました。
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2023年12月24日

傑作漫画『かくかくしかじか』(東村アキコ) ハンカチを用意して読んでください

私には小学生からのマンガ友達がいます。
下校後にはいつもどちらかの家で一緒にマンガを読んだり、漫画の話をしたり、貸し借りして遊んでいました。

大人になって彼女とは住む町が離れ、リアルにはなかなか会えなくなりました。
けれど還暦を過ぎたいまでも、漫画友達なんです。
今でも頻繁に交流できるのは、ネット時代のおかげ。
ありがたいです!

そんな彼女から一通のメールがきました。

「このマンガ読んでたらUmekoちゃんを思い出した! 絶対、読んでみて」


もう、名前に"ちゃんづけ”してくれるだけで嬉しいんです

こうして出会った大傑作が、東村アキコ先生がマンガ家になるまでの自伝的作品、
『かくかくしかじか』(東村アキコ/集英社)


かくかくしかじか.JPG






ショーゲキ的に型破りな謎の絵画教室の先生と、マンガ家を目指す根拠なき自信家の主人公の織りなす物語です。

若いときって、大切な人との関係を大事にできなかったりするんですよね。
無鉄砲、無謀、自由、身勝手さ……
後悔もいっぱいある。
感謝しそこなったこともいっぱいある。

振り返ると、若いって、そういうことだったんだな。
おバカだなと笑っちゃうんだけれど、切なくなる。
還暦世代にこそ読んでほしい。
自分の若いときとリンクして、いろんな感情があふれてくる作品 です。

でも、こういう気持ちになれるのって年を重ねたからこそ。
歳を取るのも悪くないって気持ちにもなっています。

※注 ハンカチを用意してお読みください
能力開発の魔術師、 西田文郎先生の『10人の法則』 との併せ読みもおススメです。
これまで出会った人たちへの感謝の気持ちが、もっとあふれてくると思いますよ。




10人の法則【電子書籍】[ 西田文郎 ]

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2023年12月21日

私の大切な1冊 『流れる星は生きている』藤原てい・著

yukimiti.jpg

非常識な読書のすすめでも有名な篠崎の書店、 「読書のすすめ」 https://dokusume.shop-pro.jp/ 清水店長 におすすめいただいて出会った壮絶な記録です。

『流れる星は生きている』藤原てい・著







著者の藤原ていさんは、新田次郎さんの奥様。
つまり、藤原正彦さんのお母さんです。

終戦間際、気象台で働いていた夫に付き従い、家族で満洲で暮らしていた藤原一家。
しかし突然のソ連参戦で、妻と小さな子ども3人は、夫と別行動で言語に絶する逃避行をしながら、日本に帰り着くことを目指すのです。

逃避行の恐怖、飢え、疲労、寒さ、、、
疲れ果てた行程でふと後ろを振り返ると、仲良くしていたご近所の奥さんが、倒れて動かなくなっていたり、凍てつく満洲の道を逃げて日本をめざすなかで、精神がおかしくなっていく人や、いつも優しいあの奥さんが「まさか」というように、まわりを考えなくなる人……。
逆に自分が限界なのに自分の命を削ってまで人に優しくい続けられる人……。
ギリギリの限界まで追い詰められると、日常では現れない心の奥のほうにある人間の本性のようなものが、炙り出されていきます。

この本は戦後、空前の大ベストセラーになったそうです。
実家の母からも「絶対読め」と言われてこの本を勧められました。

藤原ていさんの本をもっと読みたくなり、エッセイ集を読みました。
そうしたらこれがまた、別の意味での衝撃がありました。

突然ベストセラー作家となった藤原ていさん。
『流れる星は生きている』発売は昭和24年ということなので、当時は家庭の奥様が外でお仕事されるのは珍しかったでしょう。

家のことをきちんとすることを条件に、夫から作家活動の了解を得ていたそうです。 やっとの思いで満洲から帰国して、家族一緒に暮らせるようになったというのに、妻の大活躍のそばで、家事をきちんとすれば仕事をしていいと言いながら、夫は不機嫌だったそうです。
口もきかず、食卓は暗くなり、次第に食事をすると自分の部屋に引き揚げてしまったようです。

そんな生活が一年も続いたある日、いつものように自室に引き揚げた夫が、階段をどんどんいわせてまた居間に戻ってきた。
そして卓袱台にバンッと雑誌をたたき置いたそうです。

そして、 「俺だってやればできるんだ」 と叫んだそうなんです。

その雑誌には夫の作品が掲載されていました。
作家・新田次郎の誕生です。

妻の活躍への嫉妬と悔しさが新田次郎を生んだのですね。
1年間、家族には何も言わずに自室にこもって作品を書いては投稿する生活をしてたんですね。
なんだか、大作家誕生のきっかけが、妻への競争心だったとは、クスっと笑ってしまいました。 ホントにもう、子どもだなー(笑)

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2023年12月20日

言葉の魔法使い

温かい木.png

ふと、気づきました。

言葉

なんて美しい単語なのでしょうか!
言の葉っぱ です。
大木に言の葉っぱたちが 青々と繁り、 ひらひらと頭上から舞い落ちてくるイメージ。

太古の人たちは 必要な事しか話さなかったらしい。
言挙げした約束の言葉を裏切ったら 命にかえたと本で読みました。

口から出る人の言葉は、 命のかけらのような 神聖なものなんですね。
大切な人と気持ちを分かち合うために、言の葉を使いたい。
エネルギーに満ちた言葉を誰かが笑顔になるために、そっと使えるようになりたいです。

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爽やかな若さにホッコリした話

sawayakadanshi.png

昼間の電車に乗りました。
隣の座席に座っていた高校生と思われる、テニスラケットを持った男子2人組。
子どもができるメカニズムについて、生物学的に熱く語り合う声が聞こえてきた。
お互いの知識を出し合って、理解を深め合っていく。

聞いちゃ悪いと思いながら、私しゃあ、耳ダンボだよ

「いや、それはこうだよ」
「いや、こうじゃないか?」

2人ともまじめな表情で、真摯な追求を重ねている。
聞こえてくる会話に心が洗われる思いだった。

ああ、若い子はなんて爽やかなんでしょ!
未来は明るいぞ。

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2023年12月14日

浅野忠信主演・映画『剱岳 点の記』に圧倒された!

剱岳.jpg

山頂に必ず設置されている基準石。
登山者の多い人気山だけでなく、ハイキングコースの低山でも必ず見かける。
昨年立ち寄った標高197mの飯能の天覧山山頂にも石はあった。

映像などを見ていると、どんなに高い山でも人里離れた山頂にも、この基準石があるように思う。

この石って、誰が設置したんだろう?
こう思うのだけれど、調べてみることもなかった石。

映画 「剱岳 点の記」 を見て、この謎が初めて解けた。


なんと、明治陸軍の仕事だったんですね。
明治時代の人たちのおかげで、日本中の山の標高がわかるとは。
先人のおかげで、今の時代を生きている。
そのひとつを実感することができ、しみじみとしてくる。

日露戦争直後、前人未踏といわれた北アルプス、剱岳山頂に三角点埋没の至上命令を受けた測量官、浅野忠信さん演じる柴崎芳太郎。
彼らは、次々と立ちはだかる困難に立ち向かいながら、ミッションを遂行していく。

映画はちょっと忍耐がいる部分もあったけれど、とにかくとにかくリアルな自然をおさめた映像に圧倒された!
原作も命がけの物語だけれど、役者もまさに命がけ。
その気迫が静かに伝わってきた。
浅野忠信さんの、演技に見えない演技の素晴らしさ。

早速、原作 『剱岳〈点の記〉』 を買った。
剱岳〈点の記〉.jpg

劒岳〈点の記〉新装版 新田次郎著(文春文庫)


お久しぶりの 新田次郎先生。
読むのが楽しみだ。

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2023年12月09日

言葉の魔力と悪魔力

egao-nag.jpg

少し前になりますが、実家が購読している毎日新聞の読者投稿欄に「瞳の色」という短い文章が掲載されていました。
投稿者さんは茅ヶ崎にお住まいの48歳の女性の方です。

今から20年ほど前の20代の頃、美容院で 「目の色がきれいですね」 と美容師さんが褒めてくれたそうなんです。

彼女は目が細くて、幼い頃は「細目ちゃん」というあだ名までつけられていた。
子どもですから、言う方は面白がって軽い気持ちで言っていたことでしょう。
しかし言われた方は深く傷つき、コンプレックスになっていたんじゃないかと思うんです。
それが、優しく温かい美容師さんの一言で、サーっと暗闇が消えて花園のような気持ちになった。

20年以上経っても忘れられないいい話ってステキだなぁと思うと同時に、言葉の魔力を感じる恐ろしい話でもあります。
私にも、軽い気持ちで言われたひと言がガッツリと脳の奥に刻み込まれてしまった経験があります。

たったひと言、されどひと言。
言葉は人生に大きな影響力、他人にかける言葉の持つエネルギーの重大さを改めて感じます。

この新聞投稿をされた人のように、美容師さんに目の色を褒めてもらって、たったひと言で人生が好転することもある。
いいエネルギーを増やす言葉かけは、どんどん広がるといいなぁと思います。
でも、逆のこと。不用意な言葉や、悪気がない無自覚な口撃、誹謗、中傷、悪いエネルギーの言葉もある。
悪魔言葉は恐ろしい。

昔の日本人は口数が少ないと、本で読んだことがあります。
けれど、いったん口にして言挙げしたら、命をかけると読みました。
言葉にはそれだけのエネルギーがある。
昔の人は言魂と言っていたそうなので、魔力に気づいていたんだと思います。

生きていればイラっとすることもありますが、悪魔に心を乗っ取られないように、良い言葉を使って良いエネルギーで生きたいと思います。

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2023年12月08日

忍び寄る老化に気づくとき

madam.png


内館牧子さんの 『すぐ死ぬんだから』 (講談社文庫)を読んでいる。

すぐ死ぬんだから (講談社文庫) [ 内館 牧子 ]

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感想(3件)




麻布十番と思われる商店街に住んでいる79歳の主人公。
若さを保とうといつもより頑張ってスクワット。
そうしたら、逆に膝が痛くなるという惨状が発生!
これって、シニアあるあるです。
若い主治医に診せたら 「それは老化です」 とスッパリ言い切られる場面があります。

経年劣化と言われた主人公は平静を装ってかなり驚くわけですが、読んでるワタシも驚いた!

だって若い主治医は、続けてこう言うんです。
「手の甲に血管が青く浮いてたら、それも老化です」

思わず我が手の甲を見る。
えー! 浮いてるよ、青い血管!!

内館さん、きっとリアル体験なんだろうな。
毒舌で面白おかしくなんでもネタにしちゃう貪欲な内館節、健在!
歳を取るのもネタ、老化もネタ、何でもネタ!エネルギーを感じます。
見習いたい!

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2023年12月07日

「すぐやる人」

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平日の昼下がり、地元書店に漫画を買いに行きました。
すると、書店入口近くに「すぐやる」テーマの陳列コーナーができています。

「すぐやる」「はやくやる」は、20代、30代のビジネスパーソンに関心を持たれそうなテーマです。
でもそのためにわざわざ一冊の本を買って読む人ってどんな人?
どんなことに困っているんだろ?

などと思い巡らせていましたら、そこに80オーバーと思われる大先輩の女性二人組がやってきました。

「あらぁ!すぐやるだって」
「いいじゃない」
「読んでみようか」

こう、まるで女子高校生みたいに2人でキャアキャア話しながら「すぐやる」本を手に取っていました。
意外な展開に、「え!」と耳がダンボになりちょっと接近しました。

「すぐやる人」陳列の近くには、なんと
「70歳は老化の分かれ目」とか、「80歳でも元気な人」みたいな、高齢元気本が陳列されているではありませんか。

「ふむふむ、世の中、こういうことになっているのか」と目から鱗が一枚パラリと落ちた。

「すぐやる」目的が若い人と大先輩では違うかもしれませんが。
確かに、シニア世代になるとすぐやらないと、「そのうち」はないかもしれない。
きっと、80代になるとなおさらのはず。
歳を取って思うように動けなくなったときの後悔は「やった後悔」より「やらなかった後悔」だと聞きます。

それにしても、今の時代の80代は若々しいです。
これから人生後半に向かう身としては、励みになります。
高齢世代も確実に変わってきていると肌で感じた昼下がりの書店でした。

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2023年12月06日

『新装版 凍りの掌(こおりのて) シベリア抑留記』(おざわゆき/講談社)

この作品は私が大好きな『傘寿まり子』の著者、おざわゆき先生が、お父さまのシベリア抑留の実体験を聞き書きし、描かれた作品です。
戦況が悪化する末期に学徒出陣で北満洲に送られて停戦となり、その後、シベリア抑留されて帰国するまでのお話です。

koorinote ozawayuki.jpg





見果てぬ大地の凍るような収容所に連れて行かれて、
奴隷のように働かされ、人が人として扱われない過酷な状況、、、
生還するのは並大抵なことでははなかったと。
その現実は、絵にすることもできないほどであったろうと想像できます。

おざわ先生のお父さまは、戦後はシベリア抑留の記憶を封印して、一切、お話されなかったそうです。
そういうお年寄りは多いように思います。
あまりにも、恐ろしい体験だから。。。

しかし、娘が父のシベリア抑留を描きたいと思うことにより、心の箱がひらいた。

おざわ先生が最初に漫画化したいと思ってから、数十年の月日がかかり作品に昇華されたそうなのです。
シベリア抑留された方は帰国後も大変なご苦労があったと聞きます。

山崎豊子さんの『不毛地帯』にも、詳しく書かれていて、衝撃を受けました。

不毛地帯(一) (新潮文庫 新潮文庫) [ 山崎 豊子 ]

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不毛地帯の主人公壹岐正(いきただし)は軍の最高統統帥機関の大本営で参謀をつとめたのち、シベリア抑留されます。
ようやく帰国後、その経歴から巨大商社の幹部となり、ドロドロした世界に巻き込まれていく模様が描かれた超力作です。
単行本で全4巻の長編小説なのですが、物語の展開に惹きこまれて寝不足になりながら読みました。
フジテレビで唐沢寿明さん主演でドラマ化され、それ以前には仲代達也さん主演で映画化もされています。

FOD「不毛地帯」 https://fod.fujitv.co.jp/title/4137/

不毛地帯 [ 仲代達矢 ]

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感想(0件)




『凍りの掌』と『不毛地帯』の大きな違いは、主人公が地位ある人ではなく、学生さんだということです。
『凍りの掌』の主人公はおざわ先生のお父様ですが、抑留された日本人は57万人もいたといわれているのです。
その57万人のおひとりなのです。
帰国してからも、当初は偏見で苦労されながらも、実直に実直に目の前に一生懸命に生きてこられたことが描かれています。

ある日、突然起こった、過酷な不条理。
恐ろしい歴史の事実。
この世の中には、見えない歴史や体験がたくさん秘められたままなんだと、改めて感じます。
今の日本はこれまでの多くの方の言い尽くせない艱難辛苦のうえにある、
もう二度と知ることができなくなる前に、知らなくてはいけないことがある。
いろいろな感情がわいてきます。
知らないことばかりです。

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2023年12月05日

これはいい。時代小説と時代劇のおともに役立つ地図帳を見つけた!『旧国名でみる日本地図帳』(平凡社)

面白い地図帳を見つけました。

『旧国名でみる日本地図帳』(平凡社)

kyukokumei tizu.JPG



旧国名でみる日本地図帳 お国アトラス [ 平凡社 ]

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旧国とは律令制に基づいた行政区分のことで、この地図は江戸時代の「天保郷帳」に基づいて編集したそうです。

私が探していたのは、もちろん戦国時代、永禄、元亀、天正年間の信長様の覇権地図帳でしたが見つからず、この地図帳に出会ったのでした。

この地図帳にある武蔵国は、すでに徳川幕府によってお江戸は開発されていたわけですが、家康公がお江戸の大開発を行う前もイメージできます。
秩父や川越など、山中の盆地が中心だった時代の感じがよくわかります。

『のぼうの城』(和田竜)の舞台となった忍城も熊谷の近くにありますね!行ってみたい!
小説を読んでいると、武蔵国に小田原城から北条氏が攻め込んできたり、甲斐の武田家を警戒していたりしますが、旧国の地図で見ると、南北に騎馬軍団が疾走していたことがイメージできます。

のぼうの城(上) [ 和田 竜 ]

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和宮様が公武合体で徳川家へ嫁ぐとき、「東へいくのはイヤじゃ!イヤじゃ!」などとおっしゃった様子が小説やドラマに出てきます。当時を想像すると、西の雅な方々が坂東武者はコワイというのも頷ける。
秩父や川越に寺社仏閣が多いのも、そういうわけですよね。

戦国時代の東京23区は葦の生える湿地帯だったんだろうなぁ。
それを家康さんが「どうする?」と大整備して今の大東京につながっていく。
いやあ、歴史って面白いです。

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