50歳過ぎたら帯状疱疹に要注意!
こんな言葉をよく聞きます。
以前、皇太后時代に上皇美智子様が帯状疱疹に罹られたという報道を見て、
初めてこの病気を知りました。
その後、私のまわりでも、友人、知人、家族など、帯状疱疹に罹る人がいました。
体の左右どちらかに赤い発疹が帯状に出て、
チクチクピリピリそれはそれは痛いそうなんです。
顔に症状が出た知人もいて、
化粧でごまかしづらく外出するのがつらかったと言います。
帯状疱疹に罹った人たちは、
「とにかく痛いし、なかなか治らなくて大変だった」
こう口を揃えて言いました。
ところで、帯状疱疹ってなんなの?
そのメカニズムはこうです。
水ぼうそうのウイルスが帯状疱疹の原因です。
水ぼうそうが治った後も、このウイルスは長い間体内に潜伏しています。
普段は体に備わる免疫機能によってウイルスの活動が抑えられていますが、加齢や疲労、病気などで免疫機能が低下するとウイルスが再活性化し、皮膚に痛みの伴う発疹が現れることがあります。
これが帯状疱疹と呼ばれる病気なのです。
水ぼうそうにかかったことのある人の体内には、生涯にわたって帯状疱疹の原因となるウイルスが潜んでおり、日本人成人の九十%以上は、帯状疱疹を発症する可能性があるといわれています(1)。
(1)国立感染症研究所 帯状疱疹ワクチンファクトシート 平成29年2月10日
出典:「50歳を過ぎたら帯状疱疹に要注意」(グラクソ・スミスクライン株式会社制作の広告より)
ちょうど自治体から「帯状疱疹の予防接種費用の一部助成」の案内が届いていました。
「生ワクチン」と「不活化ワクチン」、どちらか一方を選択します。
早速、受けに行きました。
「筋肉注射ですよ。
すごく腫れる人もいるから、今日は運動もお酒もやめて、お家でゆっくりしてねー」
「少し痛いわよー」
こう看護婦さん言われながら打ってもらいましたが、それほど痛くはありません。
「ああ、ひと安心、ひと安心」
念のため、鎮痛剤を飲んで就寝しました。
ところがどっこい、それだけでは終わらなかった。
夜中に腕と注射したほうの背中がジンジン、ジンジン痛くなってきて、
翌日もかなりだるいし痛い。
けれどこの注射のおかげで100%防げるわけではないそうではありますが、
発症確率は低下しているはずだから、ガマンガマン。
帯状疱疹を防ぐためには、
・栄養バランスを配慮した食事
・適度な運動
・良質の睡眠
などをとって、 免疫機能を低下させないようにするのがよいそうです。
人生後半に向けて、しっかり体調管理を心がけていきたいと感じる予防接種でした。
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